付録B.1 JAXBの機能のサポート範囲

JAXBの機能のサポート範囲を次の表に示します。

表B-1 JAXBの機能のサポート範囲

JAXBの機能機能の概要サポートの可否
スキーマコンパイラデフォルトバインディングデフォルトの変換をします。
カスタムバインディングバインディング宣言によって変換をカスタマイズします。

インライン注釈付きスキーマスキーマ文書内にバインディング宣言を記述します。

外部バインディング宣言外部ファイルにバインディング宣言を記述します。
バインディング言語の拡張ベンダ固有の拡張バインディング宣言を定義します。×
スキーマジェネレータデフォルトマッピングデフォルトの変換をします。
カスタムマッピングJavaのアノテーションによって変換をカスタマイズします。
バインディングフレームワークマーシャルJavaのオブジェクトをXML文書として出力します。

イベントコールバックマーシャル時に発生するイベントのコールバックメソッドです。









クラス定義されたコールバックメソッドマーシャルの前後に呼び出される,JAXBによってマッピングされたクラス内部のコールバックメソッドです。
外部リスナーマーシャル時に発生するイベントによって呼び出される,外部のコールバックメソッドです。

マーシャリングプロパティマーシャルを制御するための各種プロパティです。
妥当性検証マーシャル時に妥当性を検証します。
アンマーシャルXML文書をJavaのオブジェクトとして読み込みます。

イベントコールバックアンマーシャル時に発生するイベントのコールバックメソッドです。









クラス定義されたコールバックメソッドアンマーシャルの前後に呼び出される,JAXBによってマッピングされたクラス内部のコールバックメソッドです。
外部リスナーアンマーシャル時に発生するイベントによって呼び出される,外部のコールバックメソッドです。
妥当性検証アンマーシャル時に妥当性を検証します。
イントロスペクタJAXBによってマッピングされたJavaオブジェクトのマッピングに関する情報にアクセスするための機能です。
バインダーJAXBによってマッピングされたJavaオブジェクトとXML情報セットの同期を取るための機能です。
(凡例)
○:機能をすべてサポートしています。
×:未サポートです。