4.1 SAX2のフィーチャーおよびプロパティの使用方法

SAX2規格では,フィーチャーおよびプロパティという機構によって,SAXパーサのオプション機能を使用する方法を規定しています。

フィーチャー名およびプロパティ名は,SAXパーサのオプション機能に対応したURIです。フィーチャー名,プロパティ名の形式は次のとおりです。

[図データ]

Cosminexus XML ProcessorがサポートしているSAX2のフィーチャーを表4-1に,Cosminexus XML ProcessorがサポートしているSAX2のプロパティを表4-2に示します。

表4-1 Cosminexus XML ProcessorがサポートしているSAX2のフィーチャー一覧

項番フィーチャー名
1http://xml.org/sax/features/external-general-entities
2http://xml.org/sax/features/external-parameter-entities
3http://xml.org/sax/features/namespaces
4http://xml.org/sax/features/namespace-prefixes
5http://xml.org/sax/features/use-attributes2
6http://xml.org/sax/features/use-locator2
7http://xml.org/sax/features/use-entity-resolver2
8http://xml.org/sax/features/validation

表4-2 Cosminexus XML ProcessorがサポートしているSAX2のプロパティ一覧

項番プロパティ名
1http://xml.org/sax/properties/declaration-handler
2http://xml.org/sax/properties/lexical-handler

それぞれのフィーチャー,およびプロパティの意味については,Simple API for XML (SAX) 2.0.2 (sax2r3)のJavadocの次に示す個所を参照してください。

<この節の構成>
(1) SAX2のフィーチャーの使用方法
(2) SAX2のプロパティの使用方法

(1) SAX2のフィーチャーの使用方法

SAX2のフィーチャーを設定するには,org.sax.xml.XMLReaderクラスのsetFeatureメソッドを使用します。フィーチャーの設定方法を次に示します。

[図データ]

(2) SAX2のプロパティの使用方法

SAX2のプロパティを設定するには,org.sax.xml.XMLReaderクラスのsetPropertyメソッドを使用します。プロパティの設定方法を次に示します。

[図データ]