6.1.2 トレースの出力先

トレースの出力先を次に示します。

表6-3 トレースの出力先

トレースの種類出力先
サーバトレースSOAP通信基盤またはJAX-WSエンジンのサーバ側で出力するトレースと同じファイル上に出力されます。
JAX-WSエンジンの場合,JAX-WS機能の稼働ログにメッセージが,例外ログにスタックトレースが,保守ログに保守情報が出力されます。
クライアントトレースSOAP通信基盤またはJAX-WSエンジンのクライアント側で出力するトレースと同じファイル上に出力されます。
JAX-WSエンジンの場合,JAX-WS機能の稼働ログにメッセージが,例外ログにスタックトレースが,保守ログに保守情報が出力されます。
コマンドトレースSOAP通信基盤の場合は,モードによって出力先ディレクトリが異なります。
  • 標準モードの場合
    <Cosminexusのインストールディレクトリ>/CC/client/logs/system/ejbcl/WS
  • 互換モードの場合
    <Cosminexusのインストールディレクトリ>/wss/logs
JAX-WSエンジンの場合は,常に<Cosminexusのインストールディレクトリ>/CC/client/logs/system/ejbcl/WSが出力先となります。
 
コマンドトレースは,これらのディレクトリのうちのどちらか一つの下に,次のファイル名で出力されます。
  • 共通鍵生成コマンドの場合
    CWSSCreateSecretKey-n.log (n:1~2)
  • 定義ファイル構文チェックコマンドの場合
    CWSSConfCheck-n.log (n:1~2)
SOAP通信基盤のトレース出力先とモードについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」を参照してください。JAX-WSエンジンのトレース出力先と動作定義ファイルについてはマニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ Webサービス開発の手引」を参照してください。