5.1 インタフェースおよびクラスの一覧

Webサービスセキュリティ機能を使用する場合,SOAPアプリケーション開発支援機能またはJAX-WS機能のどちらを使用してWebサービスを開発するかによって,使用できるAPIが異なります。Webサービスセキュリティ機能が提供するインタフェースおよびクラスの一覧を次に示します。

表5-1 提供するインタフェースおよびクラスの一覧

インタフェース名およびクラス名説明サポート状況
SOAPアプリケーション
開発支援機能
JAX-WS機能
WSSElementProxyBuilderセキュリティ項目操作クラスのビルダクラス×※1
WSSElementProxyFactoryセキュリティ項目操作クラスのファクトリクラス×※2
WSSElementProxyセキュリティ項目操作クラス
WSSConstants定数定義インタフェース×
WSSUsernameTokenUsernameToken要素の操作クラス
WSSUsernameToken.PasswordTypeUsernameToken要素のパスワード種別を示す列挙定数
WSSException例外情報を保持するクラス
(凡例)
○:使用できます。
×:使用できません。
注※1
使用した場合,コンパイルは正常に終了しますが,実行時にエラーが発生します。
注※2
使用した場合,コンパイル時にエラーが発生します。

なお,これらのAPIを使用してSOAP通信基盤上またはJAX-WSエンジン上で動作するWebサービスまたはWebサービスクライアントを開発する場合は,クラスパスに<Cosminexusのインストールディレクトリ>/wss/lib/cwssec.jarを追加してコンパイルする必要があります。