はじめに

このマニュアルは,Cosminexusが提供するWebサービスセキュリティ機能について説明したものです。

このマニュアルの対象となるWebサービスセキュリティ機能については,Cosminexusを構成する次のプログラムプロダクトで提供されています。

なお,XML署名・暗号処理機能については,マニュアル「Cosminexus XML Security - Core ユーザーズガイド」を参照してください。

対象読者

このマニュアルは,Cosminexusが提供するSOAPアプリケーション開発支援機能を利用して開発したSOAPアプリケーション,またはCosminexusのJAX-WS機能を利用して開発したWebサービスに対して,Webサービスセキュリティ機能を使用する方を対象としています。また,このマニュアルをご利用になる方は,XML,SOAP,およびセキュリティに関する基本的な事項を理解されていることを前提としています。

Webサービスセキュリティ機能で出力されるメッセージの説明について

Webサービスセキュリティ機能で出力されるメッセージの説明については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ メッセージ1」に記載しています。

図中で使用している記号

このマニュアルの図中で使用している記号を,次のように定義します。

[図データ]

文法で使用している記号

このマニュアルで使用している記号を次のように定義します。

記号意味
< >< >で囲まれた部分は状況に応じて変化する内容であることを示します。

このマニュアルで使用している名前空間

このマニュアルで使用するプレフィクスと名前空間URIの対応を次に示します。特に断りがないかぎり,次のプレフィクスを使用します。

プレフィクス名前空間URI
dshttp://www.w3.org/2000/09/xmldsig#
soaphttp://schemas.xmlsoap.org/wsdl/soap/
soapenvhttp://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/
soapenv12http://www.w3.org/2003/05/soap-envelope
sphttp://docs.oasis-open.org/ws-sx/ws-securitypolicy/200702
wsdlhttp://schemas.xmlsoap.org/wsdl/
wsphttp://www.w3.org/ns/ws-policy
wssehttp://docs.oasis-open.org/wss/2004/01/oasis-200401-wss-wssecurity-secext-1.0.xsd
wsuhttp://docs.oasis-open.org/wss/2004/01/oasis-200401-wss-wssecurity-utility-1.0.xsd
xsdhttp://www.w3.org/2001/XMLSchema