Cosminexus アプリケーションサーバ V8 Webサービス開発の手引

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15.4.1 com.sun.xml.ws.developer.StreamingAttachmentFeatureクラス

com.sun.xml.ws.developer.StreamingAttachmentFeatureクラスのサポート範囲を次の表に示します。

表15-10 com.sun.xml.ws.developer.StreamingAttachmentFeatureクラスのサポート範囲

項番 戻り値の型 メソッド名 サポート
1 StreamingAttachmentFeature() ×
2 StreamingAttachmentFeature(String dir,boolean parseEagerly,long memoryThreshold)
説明 StreamingAttachmentFeatureを作成します。
引数

dir:
一時ファイルの出力先ディレクトリパスです。存在しないディレクトリ,アクセス権のないディレクトリ,または存在するファイル名を指定した場合,メッセージを出力し,受信した添付ファイルを含むSOAPメッセージに含まれるMIMEボディをメモリ上に展開します(KDJW10026-W)。

parseEagerly:
受信した添付ファイルを含むSOAPメッセージを詳細に解析するかどうかを設定します。trueの場合,添付ファイルを含むSOAPメッセージを詳細に解析します。

memoryThreshold:
添付ファイルを含むSOAPメッセージを受信する際に,SOAPメッセージに含まれるMIMEボディをメモリ上に展開するかどうかを判定するためのしきい値(単位:バイト)です。16KB(16384L)より大きい値または-1を指定します。これら以外の値を指定した場合,動作は保証されません。-1を指定した場合,常にMIMEボディをメモリ上に展開します。
3 java.lang.String getID()
説明 StreamingAttachmentFeatureの一意の識別子を取得します。
4 org.jvnet.mimepull.MIMEConfig getConfig()
説明 ストリーミングの設定情報を表すMIMEConfigインスタンスを取得します。一度このメソッドを呼び出した場合,次のsetterメソッドを用いてストリーミングの設定情報を変更することはできません。
  • setDir(String dir)
  • setParseEagerly(boolean parseEagerly)
  • setMemoryThreshold(int memoryThreshold)
5 void setDir(String dir)
説明 ストリーミングが有効の場合に,受信した添付ファイルを含むSOAPメッセージに含まれるMIMEボディを一時ファイルとして出力するときに使用するディレクトリを設定します。このメソッドを複数回呼び出した場合,最後に指定した値が有効になります。getConfig()メソッドを呼び出した場合,このメソッドによる再設定はできません。
引数

dir:
一時ファイルの出力先ディレクトリパスです。存在しないディレクトリ,アクセス権のないディレクトリ,または存在するファイル名を指定した場合,メッセージを出力し,受信した添付ファイルを含むSOAPメッセージに含まれるMIMEボディをメモリ上に展開します(KDJW10026-W)。
6 void setParseEagerly(boolean parseEagerly)
説明 ストリーミングが有効の場合に,受信した添付ファイルを含むSOAPメッセージを詳細に解析するかどうかを設定します。このメソッドを複数回呼び出した場合,最後に指定した値が有効になります。getConfig()メソッドを呼び出した場合,このメソッドによる再設定はできません。
引数

parseEagerly:
受信した添付ファイルを含むSOAPメッセージを詳細に解析するかどうかを設定します。trueの場合,添付ファイルを含むSOAPメッセージを詳細に解析します。
7 void setMemoryThreshold(int memoryThreshold)
説明 ストリーミングが有効の場合に,添付ファイルを含むSOAPメッセージを受信するときにSOAPメッセージに含まれるMIMEボディをメモリ上に展開するかどうかを判定するためのしきい値を設定します。このメソッドを複数回呼び出した場合,最後に指定した値が有効になります。getConfig()メソッドを呼び出した場合,このメソッドによる再設定はできません。
引数

memoryThreshold:
添付ファイルを含むSOAPメッセージを受信する際に,SOAPメッセージに含まれるMIMEボディをメモリ上に展開するかどうかを判定するためのしきい値(単位:バイト)です。16KB(16384L)より大きい値または-1を指定します。これら以外の値を指定した場合,動作は保証されません。-1を指定した場合,常にMIMEボディをメモリ上に展開します。

(凡例)
−:戻り値の型がないことを示します。
○:CosminexusのJAX-WS機能でサポートしています。
×:CosminexusのJAX-WS機能でサポートしていません。