仮想サーバマネージャの作業ディレクトリの構成を次の図に示します。

図B-1　仮想サーバマネージャの作業ディレクトリの構成

<Cosminexusのインストールディレクトリ>
  └manager
    ├config
    │ ├mserver.properties
    │ └manager.cfg
    ├log
    │ ├mngsvr[n].log
    │ ├message
    │ │ └mngmessage[n].log
    │ ├trace
    │ │ └mngtrace [n].log
    │ └maintenance
    │    ├mngsvr[n].log
    │    └mngcmd[n].log
    └vmi
      ├bin
      │ ├vmiaccount.exe
      │ ├vmiaccount
      │ ├vmiunitadmin.exe
      │ ├vmiunitadmin
      │ ├vmiunit.exe
      │ ├vmiunit
      │ └mngutil.dll
      ├config
      │ ├lb
      │ │ └<LB接続情報の識別名>.properties
      │ ├vmi.properties
      │ └vmiclient.properties
      ├templates
      │ ├rasetup.properties
      │ ├version.properties
      │ ├vmi.properties
      │ ├.vmirc
      │ ├vmiclient.properties
      │ ├unit.properties
      │ ├unitlb.properties
      │ ├pre-setup.bat
      │ ├pre-setup
      │ └WebFront.xml
      │ ： ：
      └spool

作業ディレクトリを構成するディレクトリまたはファイルの詳細を次の表に示します。

表B-1　作業ディレクトリを構成するディレクトリまたはファイルの詳細

ディレクトリまたはファイル					説明
manager	−				Cosminexus Component Containerの提供する機能のうち，アプリケーションサーバの運用管理機能を提供するディレクトリです。
	config	−			運用管理機能で使用する定義ファイルなどの格納用ディレクトリです。
		mserver.properties			Management Server環境設定ファイルです。
		manager.cfg			Manager設定ファイルです。
	log	−			ログ出力先ディレクトリです。
		mngsvr[n].log※			Management Serverおよび仮想サーバマネージャが出力するログを格納するファイルです。
		message※	mngmessage[n].log※		Management Serverおよび仮想サーバマネージャが出力する統合メッセージログを格納するファイルです。
		trace※	mngtrace[n].log※		Management Serverおよび仮想サーバマネージャが出力する統合トレースログを格納するファイルです。
		maintenance※	mngsvr[n].log※		Management Serverおよび仮想サーバマネージャが出力する保守ログを格納するファイルです。
			mngcmd[n].log※		Management Serverおよび仮想サーバマネージャが出力するコマンドの保守ログを格納するファイルです。
	vmi	−			仮想サーバマネージャの機能を提供するディレクトリです。
		bin	−		仮想サーバマネージャのコマンドと，Manager共有ライブラリが格納されているディレクトリです。
			vmiaccount.exe		アカウント操作コマンド（Windows用）です。
			vmiaccount		アカウント操作コマンド（Linux用）です。
			vmiunitadmin.exe		管理ユニット管理コマンド（Windows用）です。
			vmiunitadmin		管理ユニット管理コマンド（Linux用）です。
			vmiunit.exe		管理ユニット運用操作コマンド（Windows用）です。
			vmiunit		管理ユニット運用操作コマンド（Linux用）です。
			mngutil.dll		Manager共有ライブラリです。Windowsの場合だけのファイルです。
		config	−		仮想サーバマネージャの設定ファイルが格納されているディレクトリです。
			lb	−	負荷分散機に関するファイルが格納されているディレクトリです。
				<LB接続情報の識別名>. properties	負荷分散機接続設定プロパティファイルです。仮想サーバマネージャが使用する負荷分散機の接続情報を設定します。仮想サーバマネージャが複数の負荷分散機と接続する場合は，接続先の負荷分散機ごとに，このファイルを設定します。
			vmi.properties		仮想サーバマネージャプロパティファイルです。
			vmiclient.properties		仮想サーバマネージャのクライアント共通設定プロパティファイルです。
		templates	rasetup.properties		Component Container管理者設定用プロパティファイルのテンプレートファイルです。
			version.properties		インタフェースバージョン定義ファイルのテンプレートファイルです。
			vmi.properties		仮想サーバマネージャプロパティファイルのテンプレートファイルです。
			.vmirc		仮想サーバマネージャのクライアント設定プロパティファイルのテンプレートファイルです。
			vmiclient.properties		仮想サーバマネージャのクライアント共通設定プロパティファイルのテンプレートファイルです。
			unit.properties		管理ユニットプロパティファイルのテンプレートファイルです。
			unitlb.properties		負荷分散機接続設定プロパティファイルのテンプレートファイルです。管理ユニットごとに，負荷分散機の接続情報を設定する場合に使用します。
			pre-setup.bat		JP1連携を自動設定するフックスクリプトのテンプレートファイル（Windows用）です。
			pre-setup		JP1連携を自動設定するフックスクリプトのテンプレートファイル（Linux用）です。
			WebFront.xml		簡易構築定義ファイルのテンプレートファイルです。
		spool	−		仮想サーバマネージャ用の処理データ格納ディレクトリです。このディレクトリのパスは，vmi.propertiesのvmi.spool.dirキーで変更できます。

（凡例）

−：該当しません。

注※

仮想サーバマネージャ起動後，構築，運用などのタイミングによって作成されるファイルまたはディレクトリです。