7.5.3 仮想サーバの閉塞と閉塞解除

仮想サーバを閉塞または閉塞解除します。

<この項の構成>
(1) 仮想サーバの閉塞(業務の閉塞)
(2) 仮想サーバの閉塞解除(業務の閉塞解除)

(1) 仮想サーバの閉塞業務の閉塞

仮想サーバを閉塞する機能です。特定の仮想サーバの業務を一時的に閉塞したいときに使用します。

負荷分散機を利用している場合には,負荷分散機連携機能を呼び出します。詳細は,「7.6 仮想サーバマネージャから負荷分散機を制御するための機能(負荷分散機連携機能)」を参照してください。

●実行方法
実行できるユーザ
  • 仮想サーバマネージャ管理者アカウントを持つユーザ
  • システム構築者アカウントを持つユーザ
実行するコマンドまたは呼び出し元の機能
vmiunitコマンドのサブコマンド「block」を実行します。
●実行結果

負荷分散機が操作され,閉塞された仮想サーバに対するリクエストが振り分けられなくなります。仮想サーバ上の業務では,リクエストを受け付けられなくなります。

(2) 仮想サーバの閉塞解除業務の閉塞解除

仮想サーバの閉塞を解除する機能です。閉塞していた業務を特定の仮想サーバで再開させるときに使用します。

負荷分散機を利用している場合には,負荷分散機連携機能を呼び出します。詳細は,「7.6 仮想サーバマネージャから負荷分散機を制御するための機能(負荷分散機連携機能)」を参照してください。

●実行方法
実行できるユーザ
  • 仮想サーバマネージャ管理者アカウントを持つユーザ
  • システム構築者アカウントを持つユーザ
実行するコマンドまたは呼び出し元の機能
vmiunitコマンドのサブコマンド「unblock」を実行します。
●実行結果

負荷分散機が操作され,閉塞を解除された仮想サーバに対するリクエストが振り分けられるようになります。仮想サーバ上の業務では,リクエストを受け付けられるようになります。