管理ユニットを起動または停止します。
管理ユニットに属する仮想サーバを一括で起動する機能です。管理ユニットに属するすべての仮想サーバでアプリケーションサーバが利用できるようになり,業務が開始されます。管理ユニットに属するすべての仮想サーバを稼働状態にして,業務を開始するときに使用します。
管理ユニットを起動すると,「7.5.2(1) 仮想サーバ上の業務の開始(アプリケーションサーバの起動)」機能が呼び出され,管理ユニットに属する仮想サーバの業務を開始します。
管理ユニットに属するすべての仮想サーバ上のアプリケーションサーバが起動され,業務が開始されます。
起動処理は,非同期に並行して実行されます。一部の仮想サーバで起動処理が失敗しても,ほかの仮想サーバでは起動処理が続行されます。また,起動済みの仮想サーバの場合は,起動処理がスキップされます。
すべての仮想サーバで起動処理が完了すると,起動処理が成功した仮想サーバの数と,起動処理に失敗した仮想サーバの数によって,次の実行結果が出力されます。
ただし,起動処理がスキップされた仮想サーバは,起動処理が成功および失敗した数には含まれません。なお,すべての仮想サーバで起動処理がスキップされた場合は,正常終了します。
負荷分散機連携機能が有効になっていない場合に,負荷分散機に対して閉塞解除処理を依頼するオプション(-lbオプション)を指定すると,異常終了します。
管理ユニットに属する仮想サーバを一括で停止する機能です。管理ユニットに属するすべての仮想サーバでアプリケーションサーバが利用できなくなり,業務が停止されます。管理ユニットに属するすべての仮想サーバを停止状態にして,業務を停止するときに使用します。
管理ユニットを停止すると,「7.5.2(2) 仮想サーバ上の業務の停止(アプリケーションサーバの停止)」機能が呼び出され,管理ユニットに属する仮想サーバの業務を停止します。
管理ユニットに属するすべての仮想サーバ上のアプリケーションサーバが停止され,業務が停止されます。
停止処理は,非同期に並行して実行されます。一部の仮想サーバで停止処理が失敗しても,ほかの仮想サーバでは停止処理が続行されます。また,停止済みの仮想サーバの場合は,停止処理がスキップされます。
すべての仮想サーバで停止処理が完了すると,停止処理が成功した仮想サーバの数と,停止処理が失敗した仮想サーバの数によって,次の実行結果が出力されます。
ただし,停止処理がスキップされた仮想サーバは,停止処理が成功および失敗した数には含まれません。なお,すべての仮想サーバで停止処理がスキップされた場合は,正常終了します。
負荷分散機連携機能が有効になっていない場合に,負荷分散機に対して閉塞処理を依頼するオプション(-lbオプション)を指定すると,異常終了します。