7.4.1 仮想サーバの登録と登録解除

管理ユニットに仮想サーバを登録または登録解除します。

<この項の構成>
(1) 管理ユニットへの仮想サーバの登録
(2) 管理ユニットからの仮想サーバの登録解除

(1) 管理ユニットへの仮想サーバの登録

管理ユニットに仮想サーバを登録する機能です。新規に作成した管理ユニットに仮想サーバを登録したいときや,稼働中の管理ユニットに仮想サーバを増やしたいときに使用します。

●実行方法
実行できるユーザ
  • 仮想サーバマネージャ管理者アカウントを持つユーザ
  • システム構築者アカウントを持つユーザ
実行するコマンドまたは呼び出し元の機能
vmiunitコマンドのサブコマンド「attach」を実行します。
●実行結果

指定した仮想サーバ識別子(管理用IPアドレス),ポート番号および業務用IPアドレスの仮想サーバが,管理ユニットに登録されます。

●注意事項

(2) 管理ユニットからの仮想サーバの登録解除

管理ユニットから仮想サーバの登録を解除する機能です。管理ユニットを削除したいときや,稼働中の管理ユニットから仮想サーバを減らしたいときに使用します。

負荷分散機を利用している場合には,負荷分散機連携機能を呼び出します。詳細は,「7.6 仮想サーバマネージャから負荷分散機を制御するための機能(負荷分散機連携機能)」を参照してください。

●実行方法
実行できるユーザ
  • 仮想サーバマネージャ管理者アカウントを持つユーザ
  • システム構築者アカウントを持つユーザ
実行するコマンドまたは呼び出し元の機能
vmiunitコマンドのサブコマンド「detach」を実行します。
●実行結果

指定した仮想サーバ識別子の仮想サーバが,管理ユニットから登録を解除されます。ただし,仮想化環境にある仮想サーバそのものは削除されません。