このマニュアルは,仮想化環境でCosminexus(コズミネクサス)のアプリケーションサーバを使用するシステム(仮想化システム)を,構築・運用する手順について説明したものです。
アプリケーションサーバでは,次に示すプログラムプロダクトを使用してシステムを構築,運用します。
このマニュアルでは,これらのプログラムプロダクトの構成ソフトウェアのうち,次に示す構成ソフトウェアについて説明しています。
なお,オペレーティングシステム(OS)の種類によって,機能が異なる場合があります。
対象読者
このマニュアルは,仮想化環境でアプリケーションサーバを使用して,Java EEに準拠したアプリケーションを実行するためのシステム(仮想化システム)を設計・構築・運用する方を対象としています。なお,このマニュアルでは,仮想サーバマネージャによる仮想化システムの運用環境を設計・構築・運用する方を仮想サーバマネージャ管理者と,仮想化システムのアプリケーション実行環境を設計・構築・運用する方をシステム構築者と定義しています。
仮想サーバマネージャ管理者の場合
仮想化システムの運用環境の設計,構築,運用で必要となる,次の内容を理解されていることを前提としています。
JP1連携機能を使用する場合は,次の内容も理解されていることを前提としています。
システム構築者の場合
仮想化システムのアプリケーション実行環境の設計,構築,運用で必要となる,次の内容を理解されていることを前提としています。
JP1連携機能を使用する場合は,次の内容も理解されていることを前提としています。
ご利用製品ごとの用語の読み替えについて
ご利用の製品によっては,マニュアルで使用している用語を,ご利用の製品名に読み替える必要があります。
次の表に従って,マニュアルで使用している用語をご利用の製品名に読み替えてください。
ご利用の製品名 | マニュアルで使用している用語 |
---|---|
uCosminexus Service Platform | Application ServerおよびApplication Server Enterprise |
図中で使用している記号
このマニュアルの図中で使用している記号について次に示します。
定義例およびコマンドの実行例で使用している記号
このマニュアルの定義例およびコマンドの実行例で使用している記号について次に示します。
記号 | 意 味 |
---|---|
< > | この記号で囲まれている項目は,該当する要素やファイルなどを指定したり,該当する要素が表示されたりすることを示します。 (例1) <プロパティ> プロパティを記述します。またはプロパティが表示されます。 (例2) <ファイル名> ファイル名を指定します。 |
「 」 | ユーザが指定または選択する内容を示します。 |
画面操作の説明で使用している記号
このマニュアルの画面操作の説明で使用している記号について次に示します。
記号 | 意味 |
---|---|
[ ] | この記号で囲まれている項目は画面名または画面に表示されている項目であることを示します。 |
[ ]-[ ] | -の前に示したメニューから,-の後ろのメニューを選択することを示します。 |
< > | この記号で囲まれている項目が可変値であることを示します。 |