仮想サーバ上の業務を開始または停止します。
仮想サーバ上のアプリケーションサーバを起動して,業務を開始する機能です。業務を開始する仮想サーバを特定したいときや,運用によって増やした仮想サーバを個別に起動したいときに使用します。
この機能では,仮想サーバ上のアプリケーションサーバを起動するだけで,仮想サーバの電源をONにできません。
業務を開始する前に,あらかじめ次の作業を実行しておいてください。
仮想サーバ上の業務を開始すると,次のプロセスが起動されます。すべてのプロセスの起動に成功した場合に,業務の開始が成功したと判断されます。
なお,プロセスが起動済みの場合に,起動処理がスキップされたときも成功と見なされます。
指定した仮想サーバ上のアプリケーションサーバが起動されます。起動に成功した仮想サーバは,論理ステータスが「working」(仮想サーバの業務が稼働している状態)に変わります。仮想サーバのステータスは,事前のステータスや処理結果によって変わります。仮想サーバのステータスは,「7.5.4 仮想サーバごとの状態取得」機能で取得できます。
負荷分散機連携機能が有効になっていない場合に,負荷分散機に対して閉塞解除処理を依頼するオプション(-lbオプション)を指定すると,異常終了します。
仮想サーバ上のアプリケーションサーバを停止して,業務を停止する機能です。業務を停止する仮想サーバを特定したいときや,運用によって減らす仮想サーバを個別に停止したいときに使用します。
この機能では,仮想サーバ上で稼働中のアプリケーションサーバを停止するだけで,仮想サーバの電源をOFFにできません。
仮想サーバの業務を停止すると,次のプロセスが停止されます。すべてのプロセスの停止に成功した場合に,業務の停止が成功したと判断されます。
なお,プロセスが停止済みの場合に,停止処理がスキップされたときも成功と見なされます。
指定した仮想サーバ上のアプリケーションサーバが停止されます。停止に成功した仮想サーバは,論理ステータスが「stopped」(仮想サーバの業務が停止している状態)に変わります。仮想サーバのステータスは,事前のステータスや処理結果によって変わります。仮想サーバのステータスは,「7.5.4 仮想サーバごとの状態取得」機能で取得できます。
負荷分散機連携機能が有効になっていない場合に,負荷分散機に対して閉塞処理を依頼するオプション(-lbオプション)を指定すると,異常終了します。