10.4 共通定義ファイルの設定

サーバおよびクライアント共通の動作を制御するファイルです。ファイル名は「c4webcom.cfg」固定とし,SOAPアプリケーション開発支援機能およびSOAP通信基盤のインストール時に次の場所に格納されます。

Windowsの場合

<Cosminexusのインストールフォルダ>¥c4web¥conf

Windows以外の場合

/opt/Cosminexus/c4web/conf

次の表に設定するキー名称と値の一覧について示します。

表10-3 共通定義ファイルの設定項目

設定項目キー名称デフォルト値
(値省略時の仮定値)
トレースファイル出力の重要度c4web.logger.log_levelERROR,WARN,INFO,DEBUGのどれかを設定します。トレースファイル出力の重要度については,「14.4.3 トレースファイル出力の重要度」を参照してください。WARN
アプリケーションログ出力の重要度c4web.logger.aplog_levelWARN,INFO,DEBUGのどれかを設定します。アプリケーションログ出力の重要度については,「14.5.2 アプリケーションログ出力の重要度」を参照してください。WARN
異常発生時のアプリケーションログ出力c4web.logger.aplog_error_recordALL,SEND,RECV,NONEのどれかを設定します。異常発生時のアプリケーションログについては,「14.6 異常発生時のアプリケーションログの出力」を参照してください。NONE
トレースファイルの面数c4web.logger.log_file_num1~16の数値を設定します。2
トレースファイルのサイズc4web.logger.log_file_size4,096~16,777,216(単位:バイト)の数値を設定します。2,097,152
アプリケーションログの面数c4web.logger.aplog_file_num1~16の数値を設定します。2
アプリケーションログのサイズc4web.logger.aplog_file_size4,096~2,147,483,647(単位:バイト)の数値を設定します。2,097,152
コネクションプーリングの設定c4web.common.connection_pool.enableコネクションプーリングの有効/無効を設定します。
trueまたはfalseを設定します。
true:
コネクションプーリングを有効にします。
false:
コネクションプーリングを無効にします。
コネクションプーリングを有効にする場合,「7.4 コネクションプーリング」に記載されている注意事項を十分に理解した上で,設定してください。
false
コネクションの利用回数c4web.common.connection_pool.max_use0~2,147,483,647(単位:回)の数値を設定します。10,000
コネクションのタイムアウトc4web.common.connection_pool.timeout0~86,400(単位:秒)の数値を設定します。1,800
最大コネクション数c4web.common.connection_pool.max_connection1~2,147,483,647(単位:本)の数値を設定します。150