異常が発生した場合にアプリケーションログに出力される内容を次に示します。
表14-10 異常発生時のアプリケーションログの出力内容
項目 | 内容 |
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日付 | 出力時の日付(yyyy/mm/dd形式)が出力されます。 |
時刻 | 出力時の時刻(hh:mm:ss形式)が出力されます。 |
メッセージの種類 | メッセージの種類によって,次のどちらかが出力されます。
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シーケンス番号 | シーケンス番号を出力します。「Seq:<シーケンス番号>」の形式で出力されます。 |
メッセージ | メッセージはXML形式で出力されます。ただし,メッセージが破壊されている場合,または文字コードが不正の場合は16進文字列形式で出力されます。 |
アプリケーションログが出力されるタイミングと同時に,トレースファイルにメッセージの種類およびシーケンス番号の文字列が出力されます。これによって,アプリケーションログの情報がどのタイミングで出力されたのかをトレースファイルから解析できます。
異常発生時のアプリケーションログの出力に関する注意事項を示します。
アプリケーションログに出力される送受信メッセージの文字コードは,OSのデフォルト文字コードになります。送受信されたメッセージの文字コードと,OSのデフォルト文字コードが異なる場合は,送受信されたメッセージの文字コードと,アプリケーションログに出力されるメッセージの文字コードが異なります。
アプリケーションログに出力される受信メッセージの文字参照の有無は,動作定義ファイルの設定に従います。受信されたメッセージの文字参照の有無と,定義ファイルでの文字参照の有無の設定が異なる場合は,アプリケーションログに出力されるメッセージの内容と,受信したメッセージの内容が異なります。