14.4 トレースファイル

SOAPアプリケーション開発支援機能およびSOAP通信基盤では,障害対策に必要な情報をトレースとしてトレースファイルに出力します。トレースファイルは障害の発生個所の割り出しや原因の調査などに利用します。出力するトレースとトレースファイルの種類を次に示します。

SOAPトレース
SOAPアプリケーション開発支援機能およびSOAP通信基盤で出力するトレースです。SOAPトレースの種類を次に示します。
サーバトレース
SOAPアプリケーション開発支援機能およびSOAP通信基盤のサーバ側で出力するトレースです。サーバトレースファイルに出力します。
クライアントトレース
SOAPアプリケーション開発支援機能およびSOAP通信基盤のクライアント側で出力するトレースです。クライアントトレースファイルに出力します。
デフォルトトレース
警告メッセージなどを出力するトレースです。デフォルトトレースファイルに出力します。
Webサービスセキュリティトレース
Webサービスセキュリティ機能の実行時に出力するトレースです。サーバ側はサーバトレースファイルに,クライアント側はクライアントトレースファイルに出力します。
提供コマンドトレース
提供コマンドの実行時に出力するトレースです。提供コマンドトレースファイルに出力します。
JAXRトレース
UDDIクライアントライブラリが提供するAPIの実行時に出力するトレースです。JAXRトレースファイルに出力します。
<この節の構成>
14.4.1 トレースファイルに出力される内容
14.4.2 トレースファイルの出力先
14.4.3 トレースファイル出力の重要度
14.4.4 トレースファイルの見積もり方法