J2EEアプリケーションのインポートと開始について説明します。J2EEアプリケーションのインポートと開始には,サーバ管理コマンドを使用します。サーバ管理コマンドの詳細についてはマニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「2.3 J2EEアプリケーションで使用するコマンド」,サーバ管理コマンドでのJ2EEアプリケーションの操作の詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の次の個所を参照してください。
また,Smart Composer機能のコマンドを使用したJ2EEアプリケーションのインポートと一括開始についても説明します。
ここで説明するJ2EEアプリケーションは作成済みであることを前提としています。また,cosminexus.xmlを含むアプリケーションであることを前提としています。J2EEアプリケーションは,アプリケーション開発時に作成しておいてください。アプリケーションの作成については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション開発ガイド」を参照してください。
表8-7 論理サーバの種類と<種別>との対応
論理サーバの種類 | <種別> |
---|---|
論理Webサーバ | HTTP |
論理J2EEサーバ | J2EE |
論理パフォーマンストレーサ | PRF |
論理SFOサーバ | SFO |
論理CTMドメインマネジャ | CTMDM |
論理CTM | CTM |
論理スマートエージェント | SA |
論理ユーザサーバ | USER |
ここでは,次に示すJ2EEアプリケーションをインポートして開始する手順を例にして説明します。
表8-8 例で使用するJ2EEアプリケーションのファイル名と表示名
種別 | 名前 |
---|---|
ファイル名 | MyApp.ear |
表示名 | MyApp |
J2EEアプリケーションのインポートと開始の手順を次に示します。なお,説明では「8.6 システムの一括構築」で構築したシステムを使用します。
<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥CC¥admin¥bin¥cjimportapp cmx_MyWebSystem_unit1_J2EE_01 -nameserver corbaname::192.168.1.11:900 -f MyApp.ear |
# /opt/Cosminexus/CC/admin/bin/cjimportapp cmx_MyWebSystem_unit1_J2EE_01 -nameserver corbaname::192.168.1.11:900 -f MyApp.ear |
<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥CC¥admin¥bin¥cjstartapp cmx_MyWebSystem_unit1_J2EE_01 -nameserver corbaname::192.168.1.11:900 -name MyApp |
# /opt/Cosminexus/CC/admin/bin/cjstartapp cmx_MyWebSystem_unit1_J2EE_01 -nameserver corbaname::192.168.1.11:900 -name MyApp |