Server Plug-inを使用するための設定を,Server Plug-inの接続先となるManagement Serverで実施します。設定をするには,Management Serverが配置されているサーバにあるmserver.properties(Management Server環境設定ファイル)に,プロパティを追加します。なお,設定した情報をManagement Serverに反映させるためには,プロパティの追加後,必ず,Management Serverおよび運用管理エージェントを再起動してください。
次に,mserver.propertiesの格納先とmserver.propertiesに追加するプロパティを示します。
- mserver.propertiesの格納先
- Windowsの場合
- <Cosminexusのインストールディレクトリ>¥manager¥config¥mserver.properties
- UNIXの場合
- /opt/Cosminexus/manager/config/mserver.properties
- 注意
- Server Plug-inがインストールされているマシンとManagement Serverが配置されているマシンが別の場合は,Management Serverが配置されているマシンにあるmserver.propertiesで設定します。
- 追加するプロパティ
com.cosminexus.mngsvr.management.enabled=true
com.cosminexus.mngsvr.management.connector.enabled=true
com.cosminexus.mngsvr.management.port=28099※
- 注※
- 設定を省略した場合,デフォルトで28099が設定されます。なお,このキーの値を28099以外に設定した場合は,Server Plug-inの「リモート管理機能に接続するための環境設定」の「接続ポート番号」の値を,com.cosminexus.mngsvr.management.portキーに設定した値に変更する必要があります。リモート管理機能に接続するための環境設定については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「11.1.1 Server Plug-inの環境設定」を参照してください。
また,Server Plug-inの画面上に,論理J2EEサーバおよび論理ユーザサーバのコンソール出力情報を表示させたい場合は,設定が必要になります。コンソール出力情報を表示するための設定については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編」の「11.3 コンソールログの取得の設定」を参照してください。