9.11 システムの削除

不要になったシステムは削除できます。ここでは,不要になったシステムの削除の流れを説明します。

  1. J2EEアプリケーションやリソースアダプタを停止します。
    J2EEアプリケーションやリソースアダプタは,サーバ管理コマンドや運用管理ポータルを使用して停止します。
  2. cmx_stop_targetコマンドを使用してシステムを停止します。
    削除対象となるシステムを停止します。
    Windowsの場合

    <Cosminexusのインストールディレクトリ>¥manager¥bin¥cmx_stop_target -m 192.168.100.100 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -mode ALL -s MyWebSystem

    UNIXの場合

    # /opt/Cosminexus/manager/bin/cmx_stop_target -m 192.168.100.100 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -mode ALL -s MyWebSystem

  3. cmx_delete_systemコマンドを使用してManagement Server上からシステムを削除します。
    Management Serverで管理されているシステムの情報モデルを削除します。
    Windowsの場合

    <Cosminexusのインストールディレクトリ>¥manager¥bin¥cmx_delete_system -m 192.168.100.100 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -s MyWebSystem

    UNIXの場合

    # /opt/Cosminexus/manager/bin/cmx_delete_system -m 192.168.100.100 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -s MyWebSystem

  4. WebサーバまたはJ2EEサーバをアンセットアップします。
    cmx_delete_systemコマンドでは,サーバの環境はアンセットアップされません。ホスト上のWebサーバまたはJ2EEサーバの環境は,それぞれ次の方法でアンセットアップします。
    • Webサーバの環境のアンセットアップ
      Hitachi Web Serverのユティリティを使用して,Webサーバをアンセットアップします。Hitachi Web Serverのユティリティには,Webサーバの論理サーバ名を指定します。
    • J2EEサーバの環境のアンセットアップ
      cjsetupコマンドを使用して,J2EEサーバをアンセットアップします。cjsetupコマンドには,J2EEサーバの論理サーバ名を指定します。
    論理サーバ名はcmx_list_modelコマンドを使用して確認できます。cmx_delete_systemコマンドを実行する前に論理サーバ名を確認してください。
    ただし,システム構築時に,WebサーバやJ2EEサーバの実サーバ名を指定している場合は,アンセットアップ時には実サーバ名を指定してください。実サーバ名の指定は,簡易構築定義ファイルの物理ティアのrealservernameパラメタに指定します。
    アンセットアップ時に指定するサーバ名の詳細は,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjsetup(J2EEサーバのセットアップとアンセットアップ)」を参照してください。
    次の実行例は,実サーバ名を指定していないJ2EEサーバをアンセットアップする場合の例です。
    Windowsの場合

    <Cosminexusのインストールディレクトリ>¥CC¥server¥bin¥cjsetup -d MyServer

    UNIXの場合

    # /opt/Cosminexus/CC/server/bin/cjsetup -d MyServer