8.5 DB ConnectorのConnector属性ファイルの編集

DB Connectorを使用する場合,システムを起動する前にConnector属性ファイルを編集できます。なお,DB Connector以外のリソースアダプタを使用する場合は,システムを起動したあと,Connector属性ファイルを取得し,編集します。DB Connector以外のリソースアダプタを使用する場合のConnector属性ファイルの取得と編集については,「8.8.3(2) DB Connector以外のリソースアダプタのインポートと開始」を参照してください。

ここでは,DBConnector_HiRDB_Type4_CP.rarを使用した場合の,DB ConnectorのConnector属性ファイルの取得,および編集手順を例に使用して説明します。DBConnector_HiRDB_Type4_CP.rar以外のRARファイルを使用する場合は,利用するDB ConnectorのRARファイルに読み替えてください。なお,提供されるRARファイルの種類や使い分けについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「3.6.4 DB Connector(RARファイル)の種類」を参照してください。

Connector属性ファイルの編集手順について次に示します。

  1. Connector属性ファイルを取得します。
    アプリケーションサーバでは,DB ConnectorのConnector属性ファイルのテンプレートファイルを提供しています。テンプレートファイルの格納先を次に示します。
    Windowsの場合
    <Cosminexusのインストールディレクトリ>¥CC¥admin¥templates
    UNIXの場合
    /opt/Cosminexus/CC/admin/templates
    DBConnector_HiRDB_Type4_CP.rarを使用する場合,DBConnector_HiRDB_Type4_CP_cfg.xmlを取得します。
    Connector属性ファイルのテンプレート,およびテンプレートファイルに関する注意事項については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「4.1 Connector属性ファイル」を参照してください。
  2. Connector属性ファイルを編集します。
    取得したConnector属性ファイルを任意の場所に保存します。ここでは,Connector属性ファイルの名称をMyDBConnectorAttr.xmlとして保存します。
    保存したConnector属性ファイルにデータベースへの接続の設定などの必要な項目を定義してください。

Connector属性ファイルを編集したあとのDB Connectorのデプロイ手順については,「8.8.3(1) DB Connectorのインポートと開始」を参照してください。