7.6.2 Management Serverの環境設定

Management Serverや運用管理エージェントのプロパティで,Management Serverの環境を設定してください。

<この項の構成>
(1) Management Serverのプロパティの設定
(2) 運用管理エージェントのプロパティの設定

(1) Management Serverのプロパティの設定

Management Serverのプロパティファイル(mserver.properties)で,Management Serverが使用するポート番号や,Management Serverへのアクセスを許可するホストなどを指定できます。

mserver.propertiesに指定するキーを次に示します。キーの詳細,およびここで説明していないキーについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「10.7 mserver.properties(Management Server環境設定ファイル)」を参照してください。

これらのキーのほかに,mserver.propertiesでは次の設定ができます。

また,必要に応じて,cmxserver.properties(サーバ設定プロパティファイル)で,Smart Composer機能で使用するコマンドの実行環境を設定します。

cmxserver.propertiesに指定するキーを次に示します。キーの詳細,およびここで説明していないキーについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.2 cmxserver.properties(サーバ設定プロパティファイル)」を参照してください。

(2) 運用管理エージェントのプロパティの設定

運用管理エージェントのプロパティファイル(adminagent.properties)で,運用管理エージェントが使用するポート番号などを指定できます。

これらのキーのほかに,adminagent.propertiesでは,論理サーバの動作確認やsnapshotログの収集先などを設定できます。論理サーバの動作確認の設定については,「7.6.4 運用管理エージェントによる論理サーバの監視に関する設定」を参照してください。snapshotログの収集先の設定については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行/互換編」の次の個所を参照してください。