HiRDB Type4 JDBC Driverを使用してHiRDBに接続する場合の設定について説明します。なお,データベースとしてHiRDBを使用する場合は,HiRDBをインストールして初期設定を済ませておいてください。詳細については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。
ここでは,HiRDB Type4 JDBC Driverを使用して,HiRDBでJ2EEリソースを扱う場合に必要な次の設定について説明します。
ここでは,HiRDB Type4 JDBC Driverの準備について説明します。
<param-name>タグの指定値 | <param-value>タグの指定値 |
---|---|
add.class.path | <pdjdbc2.jarのクラスパス> |
HiRDBクライアント環境変数グループを使用するには,HiRDBのクライアント環境変数グループの設定ファイルを作成します。この場合,DB Connectorのプロパティ定義内のHiRDBクライアント環境変数グループ名を指定する部分には,ここで作成した設定ファイルのパスを指定してください。設定ファイルの作成方法については,マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」を参照してください。
なお,グローバルトランザクションを使用する場合には,必ずHiRDBクライアント環境変数グループを設定する必要があります。グローバルトランザクションを使用しない場合には,HiRDBクライアント環境変数グループの使用は任意です。
HiRDBのタイムアウトは,次に示すHiRDBのクライアント環境変数を,DB ConnectorのenvironmentVariablesプロパティまたはHiRDBのクライアント環境変数グループの設定ファイルに追加することで設定します。
なお,コネクション確立時のタイムアウトは,DB ConnectorのloginTimeoutプロパティに設定します。ただし,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetLoginTimeoutメソッドに値を設定した場合でも,ログイン時のタイムアウトができないことがあります。
DB Connectorのプロパティは,システム構築前,またはシステム構築後のリソースアダプタのデプロイ時に設定します。リソースアダプタのデプロイについては,「8.8.3 リソースアダプタのインポートと開始」または「10.6.2 リソースアダプタのインポートと開始」を参照してください。
また,タイムアウトの設定の詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ システム設計ガイド」の「8.6.5 データベースでのタイムアウトを設定する」を参照してください。DB Connectorのプロパティの設定については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「4.2.2 DB Connectorのプロパティ定義」を参照してください。