ここでは,setup.cfg(セットアップウィザード用設定ファイル)の形式,格納先,機能,指定できるキー,および注意事項について説明します。
次のようにキーを指定します。
<キー名称>=<値>
ファイルの格納先をOSごとに説明します。
セットアップウィザードのログファイルの出力先,最大ファイルサイズ,最大ファイル面数などを指定します。
指定できるキーとデフォルト値を次に示します。
キー名称 | 内容 | デフォルト値 |
---|---|---|
setup.log.dir | ログファイルの出力先ディレクトリを指定します。ファイルセパレータには「/」を使用してください。範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が仮定されます。 UNIXの場合,指定した出力先ディレクトリの上位のディレクトリが存在している必要があります。 |
|
setup.log.filenum | ログファイル面数を1~16の整数で指定します。範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が仮定されます。 | 4 |
setup.log.filesize | ログファイル一つ当たりの上限サイズ(単位:バイト)を,4096~2147483647の数値で指定します。範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が仮定されます。 | 262144 |
setup.maintenance.log.filenum | 保守ログのファイル面数を1~16の整数で指定します。範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が仮定されます。 | 4 |
setup.maintenance.log.filesize | 保守ログのファイル一つ当たりの上限サイズ(単位:バイト)を,4096~2147483647の整数で指定します。範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が仮定されます。 | 16777216 |
セットアップウィザード実行時に,setup.cfgファイルの読み込みに失敗した場合は,メッセージKEOS28056-Eが出力され,セットアップウィザードは終了します。