8.8.2 リソースとJ2EEアプリケーションのプロパティ定義を設定するための前提
(1) リソースアダプタのプロパティ定義を設定するための前提
- リソースアダプタのプロパティは,サーバ管理コマンドを使用して定義します。
cjgetrarpropコマンドでConnector属性ファイルを取得し,ファイル編集後に,cjsetrarpropコマンドで編集内容を反映させてください。なお,リソースアダプタをデプロイする前にプロパティを定義する場合は,cjgetrespropコマンドとcjsetrespropコマンドを使用してください。
- 項目を設定するConnector属性ファイルのタグの詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「4.1 Connector属性ファイル」を参照してください。サーバ管理コマンドでの操作については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「3.3.1 J2EEリソースのプロパティの設定手順」を参照してください。
(2) JavaBeansリソースのプロパティ定義を設定するための前提
- JavaBeansリソースのプロパティを新規に設定する場合は,JavaBeansリソース属性ファイルのテンプレートを使用してJavaBeansリソース属性ファイルを作成して,プロパティを定義します。
設定変更の場合は,サーバ管理コマンドでJavaBeansリソース属性ファイルを取得して,プロパティを定義します。cjgetjbpropコマンドでJavaBeansリソース属性ファイルを取得して,ファイル編集後に,cjsetjbpropコマンドで編集内容を反映させてください。
(3) J2EEアプリケーションのプロパティ定義を設定するための前提
- J2EEアプリケーションのプロパティは,cosminexus.xmlで定義します。cosminexus.xmlについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「10.3.1 cosminexus.xmlとは」を参照してください。
次の場合,サーバ管理コマンドを使用して定義できます。
- インポート済みのアプリケーションのプロパティを編集する場合
- cosminexus.xmlを含まないアプリケーションの場合
なお,cosminexus.xmlを含むアプリケーションをインポート後に編集する場合は,cosminexus.xmlを編集して,再度アプリケーションを作成し直すことをお勧めします。
- サーバ管理コマンドを使用して定義する場合は,cjgetapppropコマンドで属性ファイルを取得し,属性ファイル編集後に,cjsetapppropコマンドで編集内容を反映させてください。なお,ここで示した属性ファイル以外に,J2EEアプリケーションのすべての属性情報が含まれているアプリケーション統合属性ファイルも使用できます。
- 項目を設定する属性ファイルとタグについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「2. Cosminexusアプリケーション属性ファイル(cosminexus.xml)」を参照してください。サーバ管理コマンドでの操作については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「3.3.2 J2EEアプリケーションのプロパティの設定手順」を参照してください。