2.2.14 J2EEアプリケーションのインポートと開始

J2EEアプリケーションのインポートと開始の手順について説明します。

J2EEアプリケーションのインポートと開始には,サーバ管理コマンドを使用します。

サーバ管理コマンドの詳細についてはマニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」,サーバ管理コマンドでのJ2EEアプリケーションの操作の詳細についてはマニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」を参照してください。

なお,ここで説明するJ2EEアプリケーションは作成済みであることを前提としています。また,cosminexus.xmlを含むアプリケーションであることを前提としています。J2EEアプリケーションは,アプリケーション開発時に作成しておいてください。アプリケーションの作成については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション開発ガイド」を参照してください。

ここでは,次のJ2EEアプリケーションをインポートして開始する手順を例にして説明します。

表2-35 J2EEアプリケーションのファイル名と表示名

種別名前
ファイル名MyApp.ear
表示名MyApp
  1. J2EEアプリケーションをインポートします。
    サーバ管理コマンドを使用して,J2EEアプリケーションをJ2EEサーバへインポートします。
    Windowsの場合

    <Cosminexusのインストールディレクトリ>¥CC¥admin¥bin¥cjimportapp MyJ2EEServer -f MyApp.ear

    UNIXの場合

    # /opt/Cosminexus/CC/admin/bin/cjimportapp MyJ2EEServer -f MyApp.ear

  2. J2EEアプリケーションを開始します。
    サーバ管理コマンドを使用して,J2EEアプリケーションを開始します。
    Windowsの場合

    <Cosminexusのインストールディレクトリ>¥CC¥admin¥bin¥cjstartapp MyJ2EEServer -name MyApp

    UNIXの場合

    # /opt/Cosminexus/CC/admin/bin/cjstartapp MyJ2EEServer -name MyApp

    注意
    システムをセットアップしているホストと別のホストからサーバ管理コマンドを実行する場合は,-nameserverオプションを指定する必要があります。-nameserverオプションの詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjimportapp(J2EEアプリケーションのインポート)」および「cjstartapp(J2EEアプリケーションの開始)」を参照してください。
    参考
    次に示す場合,J2EEアプリケーションのプロパティは,属性ファイル(アプリケーション統合属性ファイル)で設定できます。
    • インポート済みのJ2EEアプリケーションのプロパティを編集する場合
    • cosminexus.xmlを含まないアプリケーションの場合
    設定方法については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「9.2 アプリケーション統合属性ファイルによるプロパティ設定」を参照してください。