付録D.1 セットアップウィザードでパラメタの省略値と異なる値が設定されるパラメタ(論理Webサーバ)

セットアップウィザードでパラメタの省略値と異なる値が設定されるパラメタのうち,論理Webサーバに設定されるパラメタについて次の表に示します。パラメタの詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.13 論理Webサーバで指定できるパラメタ」を参照してください。

表D-1 パラメタの省略値と異なる値が設定されるパラメタ(論理Webサーバ)

パラメタ名パラメタの省略値セットアップウィザードで設定される値説明
HWSKeepStartServers※1OffOnサーバプロセス稼働数が維持されます。
KeepAliveTimeout153KeepAlive接続時の要求待ち時間として3(単位:秒)を指定します。
Listen80リクエストを受け付けるポート番号として80を指定します。
2.2.9 システム環境の設定」でWebサーバのポート番号を設定した場合,設定した値が有効になります。
MaxClients※115020同時に接続できるクライアントの最大数として20を指定します。
StartServers※1520Webサーバ起動時のサーバプロセス数として20を指定します。
ThreadsPerChild※25020サーバとして起動するスレッド数として20を指定します。なお,指定したスレッド数はサーバの最大同時接続数を示します。
JkMount/* <J2EEサーバ名>/* worker1Hitachi Web Serverへのすべてのリクエストがworker1に転送されるようにします。
worker.<ワーカ名>※3.host<ホスト名>※4@myhostワーカのホスト名として@myhostを指定します。
worker.<ワーカ名>※3.port<J2EEサーバのポート番号>※48007ワーカのポート番号を8007にします。
2.2.9 システム環境の設定」でajp13のポート番号を設定した場合,設定した値が有効になります。
worker.<ワーカ名>※3.receive_timeout3600120通信タイムアウト値を120秒にします。
worker.list<J2EEサーバ名>※4worker1ワーカ名としてworker1を指定します。
HttpsdCustomlogFormathws_std"%h %l %u %t ¥"%r¥" %>s %b %T ¥"%{Referer}i¥" ¥"%{User-Agent}i¥" %P"次の情報をHitachi Web Serverのカスタムログに出力します。
  • クライアントのホスト名
  • クライアントの識別情報
  • クライアントのユーザ名
  • リクエスト処理を開始した時刻
  • HTTP通信のリクエストの先頭行
  • 最終ステータス
  • 送信バイト数
  • リクエスト処理に掛かった時間
  • httpプロトコルヘッダのReferer値
  • httpプロトコルヘッダのUser-Agent値
  • HTTP通信のリクエストを処理するプロセスID
HttpsdErrorMethodDivWrapHitachi Web Serverのエラーログをラップアラウンド方式で出力します。

(凡例)-:なし

注※1 使用するOSがUNIXの場合にだけ指定されます。

注※2 使用するOSがWindowsの場合にだけ指定されます。

注※3 <ワーカ名>はworker.listパラメタでworker1が指定されるため,worker1となります。

注※4 JKMountパラメタを省略すると指定されます。