Timer Serviceを実装するサンプルプログラムは,次のディレクトリに格納されます。
<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥CC¥examples¥ejb¥timerservice
サンプルの概要と実行手順を示します。
Timer Serviceのサンプルプログラム「TimerService」の構成を次に示します。
図F-30 TimerServiceの構成
このサンプルプログラムでは,Webブラウザ経由でEJBタイマの生成,一覧表示,キャンセルができます。EJBタイマがタイムアウトすると,ユーザログにメッセージを出力します。
実行例を次に示します。
図F-31 TimerServiceのサンプルプログラムの実行例
サンプルでは,次の機能を提供します。
The timeout method was invoked. (Information = MyTimer02) |
サンプルプログラムの実行手順を示します。
サンプルで提供するバッチファイル(compile.bat)を使用して,サンプルプログラムをコンパイルします。このバッチファイルで,EJB-JARファイル(timerservice.jar)とWARファイル(timerservice.war)とEARファイル(timerservice.ear)が作成されます。
「付録F.1(1) J2EEサーバのセットアップ」を参照してください。
「付録F.1(2) J2EEサーバのカスタマイズ」を参照してください。
「付録F.1(3) J2EEサーバの起動」を参照してください。
「付録F.1(5) アプリケーションのインポート,設定,および開始」を参照してください。
ブラウザを起動し,URLに次の文字列を指定します。
http://<マシン名>:<ポート番号>/<ContextRoot>/TimerServiceServlet
インプロセスHTTPサーバが使用できる場合,デフォルトでは,次のURLを指定します。
http://localhost/timerservice/TimerServiceServlet
「付録F.1(6) アプリケーションの停止,削除」を参照してください。
「付録F.1(7) J2EEサーバの終了」を参照してください。