Management Serverを初めて使用するホストでは,まず,Management Serverをセットアップしてください。一度セットアップしたホストでは,この作業は不要です。
Management Serverのセットアップには,mngsvrctlコマンドの引数setupを使用します。Management Serverを利用するユーザのアカウント情報(管理ユーザアカウント)は,Management Serverのセットアップ時にも設定できます。なお,管理ユーザアカウントの設定は任意です。管理ユーザアカウントを設定しない場合については,「7.6.5 管理ユーザアカウントを設定しない場合の設定」を参照してください。
また,mngsvrctlコマンドについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「mngsvrctl(Management Serverの起動/停止/セットアップ)」を参照してください。
- Management Serverのセットアップ時に,管理ユーザアカウントを設定する場合
セットアップ時に管理ユーザアカウントを設定する場合は,-uオプションと-pオプションでユーザのアカウント情報を指定します。なお,セットアップ時に設定した管理ユーザアカウントは,mngsvrctlコマンドで変更できます。
- Windowsの場合
<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥manager¥bin¥mngsvrctl setup <サーバ名> -u 管理ユーザID -p 管理ユーザパスワード
- UNIXの場合
/opt/Cosminexus/manager/bin/mngsvrctl setup <サーバ名> -u 管理ユーザID -p 管理ユーザパスワード
ユーザID(cosmi_admin),パスワード(cosmi_admin_passwd)を設定して,Management Serverを起動する場合の例を,OSごとに示します。
- Windowsの場合
<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥manager¥bin¥mngsvrctl setup -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd |
- UNIXの場合
# /opt/Cosminexus/manager/bin/mngsvrctl setup -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd |
- Management Serverのセットアップだけを実施する場合
Management Serverのセットアップだけを実施する場合は,管理ユーザアカウントを設定するオプションを省略します。この場合,セットアップ完了後に,管理ユーザアカウントを設定してください。管理ユーザアカウントの設定方法については,「7.6.3 Management Serverの動作環境の設定」を参照してください。
- Windowsの場合
<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥manager¥bin¥mngsvrctl setup
- UNIXの場合
/opt/Cosminexus/manager/bin/mngsvrctl setup
- 参考
- mngsvrctlコマンドの使用方法は,引数の指定を省略すると表示できます。
- Windowsの場合
<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥manager¥bin¥mngsvrctl
- UNIXの場合
/opt/Cosminexus/manager/bin/mngsvrctl