ここでは,システムの運用で使用する機能の概要について説明します。システムの運用で使用する機能には,サーバプロセスを操作する機能と,リソースを操作する機能の二つがあります。それぞれの機能の概要について次に説明します。
サーバプロセスを操作する機能について説明します。
Smart Composer機能で構築したシステムに対して,Webシステム単位,サービスユニット単位に運用操作を実行するコマンドです。
Management Serverの運用管理の対象となる,論理サーバの運用操作を実行するコマンドです。
Webブラウザに表示されるポータル画面を通して,Management Serverの運用管理の対象となる論理サーバの運用操作を実行する機能です。
バッチサーバを起動,停止するためのコマンドです。cjstartsvコマンド,およびcjstopsvコマンドがあります。
バッチアプリケーションの実行をスケジューリングするための機能を提供している,CTMを操作するためのコマンドです。CTMは,構成ソフトウェアにCosminexus Component Transaction Monitorを含む製品だけで利用できます。利用できる製品については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 概説」の「2.3.1 製品と構成ソフトウェアの対応」を参照してください。
システムの処理性能を解析するときに使用する,性能解析トレース情報を編集してファイルに出力したり,PRFトレースファイルの取得レベルを設定したりするコマンドです。
バッチサーバで管理しているリソースの設定をするためのコマンドです。
バッチアプリケーションを開始,強制停止,一覧表示するためのコマンドです。cjexecjobコマンド,cjkilljobコマンドおよびcjlistjobコマンドがあります。