ここでは,システムを稼働状態で開始する方法について説明します。システムが稼働状態になると,サービスユニット内の論理サーバが起動されて,リクエストの受け付けや処理が実施されるようになります。
リソースとJ2EEアプリケーションの設定が完了したら,cmx_start_targetコマンドを使用して,Webシステム内のすべてのサービスユニットを稼働状態で起動します。稼働状態にするには,-modeオプションに「ALL」を指定します。なお,説明では「8.6 システムの一括構築」で構築したシステムを使用します。
<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥manager¥bin¥cmx_start_target -m 192.168.100.100 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -mode ALL -s MyWebSystem |
# /opt/Cosminexus/manager/bin/cmx_start_target -m 192.168.100.100 -u cosmi_admin -p cosmi_admin_passwd -mode ALL -s MyWebSystem |
cmx_start_targetコマンドの-sオプションには,簡易構築定義ファイルMyWebSystemDef.xmlの<web-system>タグの<name>タグで指定したWebシステム名を指定します。