4.3.6 統合ネーミングスケジューラサーバマシン

統合ネーミングスケジューラサーバを配置したマシンを統合ネーミングスケジューラサーバマシンといいます。統合ネーミングスケジューラサーバマシン上では,CTMドメインマネジャ,CTMなどが動作します。統合ネーミングスケジューラサーバマシンに必要なプロセスと,インストールする製品については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ システム設計ガイド」の「3.7.4 CTMを利用した負荷分散(Stateless Session Beanの場合)」を参照してください。

Smart Composer機能で,CTMを使用するシステムを構築する場合は,統合ネーミングスケジューラサーバの使用を前提とした統合ネーミングスケジューラサーバモデルを使用します。統合ネーミングスケジューラサーバモデルは,グローバルCORBAネーミングサービスを独立したサーバマシン(ホスト)に配置する構成です。統合ネーミングスケジューラサーバモデルについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編」の「3.3.2 プロセス配置の指針」を参照してください。

参考
JP1/SC/DPMを使用して,OSやアプリケーションの一括インストールをする場合,統合ネーミングスケジューラサーバマシンには,JP1/SC/DPMをインストールする必要があります。JP1/SC/DPMでは,プロセスとしてクライアントサービス for DPMが動作します。JP1/SC/DPMを利用するシステムについては,「4.7 JP1/SC/DPMの利用」を参照してください。