Cosminexus アプリケーションサーバ V8 システム設計ガイド
チューニングではありませんが,Javaプログラムを変更することで,一定期間存在するオブジェクトをExplicitヒープに格納して管理する方法があります。Explicitヒープはガーベージコレクションの対象とならない領域です。Explicitヒープを利用することで,オブジェクトがTenured領域に移動することを防ぎ,フルガーベージコレクションの発生を抑えることができます。また,自動配置設定ファイルを利用することで,Explicitヒープに直接オブジェクトを配置することもできます。詳細は,「7.10 Explicitヒープのチューニング」を参照してください。アプリケーションサーバでは,HTTPセッションに関連するオブジェクトをExplicitヒープで管理しています。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2008, 2011, Hitachi, Ltd.