アクセスポイントになるコンポーネントがサーブレットまたはJSPの場合に,Webサーバに登録したリダイレクタによって負荷を分散する構成について説明します。
J2EEサーバ上で動作するアプリケーションのアクセスポイントが,サーブレットまたはJSPの場合に使用できる構成です。Webサーバに登録したリダイレクタで負荷を分散します。リダイレクタの設定ファイルに対象となるアプリケーションサーバを登録することで実現できます。
リダイレクタを利用した負荷分散の構成の例を次の図に示します。
図3-72 リダイレクタを利用した負荷分散の構成の例
これ以外の凡例については,「3.2 システム構成の説明について」を参照してください。
リダイレクタを使用した負荷を分散する場合に必要なソフトウェアと起動するプロセスは,サーブレットとJSPをアクセスポイントにする構成のうち,Webサーバとアプリケーションサーバを分離して配置する構成と同じです。「3.17.1 Webサーバとアプリケーションサーバを異なるマシンに配置する構成」を参照してください。