運用管理サーバを系切り替えの対象にする場合の構成について説明します。運用管理サーバの実行系と待機系を1:1にします。
運用管理サーバの実行系と待機系を1:1にする場合の構成の例を次に示します。
図3-54 クラスタソフトウェアを使用して運用管理サーバの実行系と待機系を1:1にする場合のシステム構成の例
これ以外の凡例については,「3.2 システム構成の説明について」を参照してください。
それぞれのマシンに必要なソフトウェアとプロセスについて説明します。
アプリケーションサーバに必要なソフトウェアと起動するプロセスは,使用する機能に応じたシステム構成ごとに異なります。使用する機能に応じて必要なソフトウェアとプロセスを配置してください。
運用管理サーバマシンには,Application Server StandardまたはApplication Server Enterpriseをインストールする必要があります。
起動するプロセスは次のとおりです。
待機系のアプリケーションサーバマシンにインストールするソフトウェアの構成は,実行系と一致させてください。ただし,系切り替えが発生するまで,プロセスは起動しません。
クライアントマシンには,次のソフトウェアをインストールしてください。