ここでは,Enterprise Beanの呼び出し方法の最適化で使用するチューニングパラメタの設定方法についてまとめて示します。
アプリケーション作成時に,J2EEで定義されているローカルインタフェースを使用してください。
リモートインタフェースのローカル呼び出し機能のチューニングパラメタの設定方法について説明します。
次の表に示す項目をSmart Composer機能で設定します。パラメタは簡易構築定義ファイルに定義します。
表8-20 リモートインタフェースのローカル呼び出し機能のチューニングパラメタ
設定項目 | 設定対象 | 設定個所(パラメタ名) |
---|---|---|
ローカル呼び出し最適化機能の適用範囲 | 論理J2EEサーバ(j2ee-server) | ejbserver.rmi.localinvocation.scope |
リモートインタフェースの参照渡し機能のチューニングパラメタの設定方法について説明します。
次の表に示す項目は,Smart Composer機能で設定します。パラメタは簡易構築定義ファイルに定義します。
表8-21 リモートインタフェースの参照渡し機能のチューニングパラメタ(Smart Composer機能で設定する項目)
設定項目 | 設定対象 | パラメタ名 |
---|---|---|
リモートインタフェースの参照渡し機能の使用(J2EEサーバ単位) | 論理J2EEサーバ(j2ee-server) | ejbserver.rmi.passbyreference |
次の表に示す項目は,サーバ管理コマンド(cjsetappprop)で設定します。パラメタはSession Bean属性ファイルまたはEntity Bean属性ファイルに定義します。
表8-22 リモートインタフェースの参照渡し機能のチューニングパラメタ(サーバ管理コマンド(cjsetappprop)で設定する項目)
設定項目 | パラメタ名 |
---|---|
リモートインタフェースの参照渡し機能の使用(Enterprise Bean単位) | <pass-by-reference> |