3.8 サーバ間で非同期通信をする場合の構成を検討する

この節では,サーバ間でMessage-driven Beanを使用して非同期通信をする場合のシステム構成について説明します。アクセスポイントはMessage-driven Beanになります。

Message-driven Beanを使って非同期通信をするシステム構成としては,Cosminexus JMSプロバイダを使用するシステム構成,TP1/Message Queueを使用するシステム構成,およびCosminexus RMを使用するシステム構成があります。JMSプロバイダとCosminexus RMは,アプリケーションサーバの構成ソフトウェアです。なお,Cosminexus RMを使用したシステムでは,Message-driven Beanのインスタンスプールを使用した負荷分散はできません。

<この節の構成>
3.8.1 Message-driven Beanをアクセスポイントに使用する場合の構成(Cosminexus JMSプロバイダを使用する場合)
3.8.2 Message-driven Beanをアクセスポイントに使用する場合の構成(TP1/Message Queueを使用する場合)
3.8.3 Message-driven Beanをアクセスポイントに使用する場合の構成(Cosminexus RMを使用する場合)
3.8.4 Message-driven Beanのインスタンスプールを利用した負荷分散(TP1/Message Queueを使用する場合)