3.4 クライアントとサーバの構成を検討する

この節では,クライアントとサーバの構成の種類と,それぞれの場合に各マシンに配置するプロセスについて説明します。また,それぞれの構成の特徴についても説明します。

クライアントとサーバの構成を検討するためには,処理を呼び出す側であるクライアントと呼び出される側であるサーバの対応を決めて,サーバ側で動作するアプリケーションのアクセスポイントを明確にする必要があります。

ここでは,次のコンポーネントをアクセスポイントとするクライアントとサーバの構成について説明します。なお,サーブレットとJSPをアクセスポイントにする構成については,Webサーバ連携の場合とインプロセスHTTPサーバを使用する場合に分けて説明します。

以降,アプリケーションサーバを配置したマシンをアプリケーションサーバマシン,クライアントとして使用するマシンをクライアントマシンといいます。

<この節の構成>
3.4.1 サーブレットとJSPをアクセスポイントに使用する構成(Webサーバ連携の場合)
3.4.2 サーブレットとJSPをアクセスポイントに使用する構成(インプロセスHTTPサーバを使用する場合)
3.4.3 Session BeanとEntity Beanをアクセスポイントに使用する構成
3.4.4 CTMを使用する場合にStateless Session Beanをアクセスポイントに使用する構成