5.1 システム構成ごとに使用するリソース

システムが動作するためには,OSやデータベースなどのホスティング環境の設定が必要な場合があります。システムが必要とするリソースは,システムの構成ごとに異なるため,ここではシステム構成ごとに使用するリソースと,リソースの所要量の見積もりについて説明します。システム構成ごとに使用するリソースと,リソースの見積もりの参照先を次の表に示します。

表5-1 システム構成ごとに使用するリソースと見積もりの参照先

システム構成ごとに使用するリソース参照先
WebサーバとJ2EEサーバを同じマシンに配置する場合の使用リソース5.1.1
WebサーバとJ2EEサーバを別のマシンに配置する場合の使用リソース5.1.2
インプロセスHTTPサーバ機能を使用する場合の使用リソース5.1.3
データベースの使用リソース5.1.4
運用管理サーバの使用リソース5.1.5
メモリセッションフェイルオーバ機能を使用する場合の使用リソース5.1.6
CTMを使用する場合の使用リソース5.1.7
注※
メモリセッションフェイルオーバ機能を使用する場合,J2EEサーバが使用するメモリ量が増加します。

また,プロセスごとに使用するリソースの見積もりについては,「5.2 プロセスごとに使用するリソース」を参照してください。

仮想メモリ所要量については,「5.3 仮想メモリの使用量の見積もり」を参照してください。ディスク占有量については,アプリケーションサーバのリリースノートを参照してください。

ポイント
Windowsシステムの場合は,この節で説明する内容のうち,「5.1.4 データベースの使用リソース」だけを参照してください。
システムで利用できるプロセス数,共用メモリ,ファイルディスクリプタ数,およびWindowsシステムやプロセスで利用できるスレッド数に,特に制限はありません。
<この節の構成>
5.1.1 WebサーバとJ2EEサーバを同じマシンに配置する場合の使用リソース
5.1.2 WebサーバとJ2EEサーバを別のマシンに配置する場合の使用リソース
5.1.3 インプロセスHTTPサーバ機能を使用する場合の使用リソース
5.1.4 データベースの使用リソース
5.1.5 運用管理サーバの使用リソース
5.1.6 メモリセッションフェイルオーバ機能を使用する場合の使用リソース
5.1.7 CTMを使用する場合の使用リソース