この節では,サーバ間でMessage-driven Beanを使用して非同期通信をする場合のシステム構成について説明します。アクセスポイントはMessage-driven Beanになります。
Message-driven Beanを使って非同期通信をするシステム構成としては,Cosminexus JMSプロバイダを使用するシステム構成,TP1/Message Queueを使用するシステム構成,およびCosminexus RMを使用するシステム構成があります。JMSプロバイダとCosminexus RMは,アプリケーションサーバの構成ソフトウェアです。なお,Cosminexus RMを使用したシステムでは,Message-driven Beanのインスタンスプールを使用した負荷分散はできません。