3. システム構成の検討(J2EEアプリケーション実行基盤)

この章では,J2EEアプリケーション実行基盤を構築する場合のシステム構成について説明します。システムを設計する流れに沿って,それぞれの設計項目でのシステム構成の標準的なパターンを示します。また,それぞれのポイントで意識する必要があるコンポーネント,プロセスおよび処理の流れについて説明します。

バッチアプリケーション実行基盤のシステム構成を検討する場合は,「4. システム構成の検討(バッチアプリケーション実行基盤)」を参照してください。

<この章の構成>
3.1 システム構成を検討するときに考慮すること
3.2 システム構成の説明について
3.3 アプリケーションの構成を検討する
3.4 クライアントとサーバの構成を検討する
3.5 サーバ間での連携を検討する
3.6 トランザクションの種類を検討する
3.7 ロードバランスクラスタによる負荷分散方式を検討する
3.8 サーバ間で非同期通信をする場合の構成を検討する
3.9 運用管理プロセスの配置を検討する
3.10 セッション情報の引き継ぎを検討する
3.11 クラスタソフトウェアを使用した障害時の系切り替えを検討する
3.12 ファイアウォールを使用する構成を検討する
3.13 DMZへのリバースプロキシの配置を検討する
3.14 性能解析トレースファイルを出力するプロセスを配置する
3.15 アプリケーションサーバ以外の製品との連携を検討する
3.16 任意のプロセスを運用管理の対象にする
3.17 そのほかの構成を検討する
3.18 アプリケーションサーバのプロセスが使用するTCP/UDPのポート番号