8.6 タイムアウトを設定する

アプリケーションサーバのシステムでは,トラブル発生時にリクエストの応答が戻ってこない状態になることを防ぐために,幾つかのポイントにタイムアウトを設定できます。

この節では,システム全体でタイムアウトが設定できるポイントと,設定する場合の指針について説明します。

参考
TP1インバウンド連携機能を使用してOpenTP1からアプリケーションサーバを呼び出す場合,この節で説明する内容のほか,OpenTP1側の設定を考慮したタイムアウトの設定が必要です。詳細は,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「1.2.3 OpenTP1からのアプリケーションサーバの呼び出し(TP1インバウンド連携機能)の機能」を参照してください。
<この節の構成>
8.6.1 タイムアウトが設定できるポイント
8.6.2 Webフロントシステムでのタイムアウトを設定する
8.6.3 バックシステムでのタイムアウトを設定する
8.6.4 トランザクションタイムアウトを設定する
8.6.5 データベースでのタイムアウトを設定する
8.6.6 J2EEアプリケーションのメソッドタイムアウトを設定する
8.6.7 タイムアウトを設定するチューニングパラメタ