CTMを使用する場合に,ほかのアプリケーションサーバ上のJ2EEサーバからCTM経由でStateless Session Beanを呼び出すときの構成について説明します。
クライアント側のアプリケーションサーバから,CTM経由でサーバ側のアプリケーションサーバを呼び出す構成です。クライアント側のアプリケーションサーバでは,サーブレット,JSP,Entity Bean,Session BeanまたはMessage-driven Beanで構成されるアプリケーションが動作します。サーバ側のアクセスポイントになるコンポーネントは,Stateless Session Beanです。クライアント側のアプリケーションからの呼び出しは,RMI-IIOPで実行されます。
CTM経由でStateless Session Beanを呼び出すサーバ間連携の構成の例を次の図に示します。
図3-33 Stateless Session Beanを呼び出すサーバ間連携の構成の例
これ以外の凡例については,「3.2 システム構成の説明について」を参照してください。
CTM経由でStateless Session Beanを呼び出すサーバ間連携の場合に,それぞれのマシンに必要なソフトウェアと起動するプロセスについて説明します。なお,リソースと接続するために必要なプロセスについては,「3.6 トランザクションの種類を検討する」を参照してください。
サーブレットおよびJSPを動作させるクライアント側のアプリケーションサーバマシンには,Application Server StandardまたはApplication Server Enterpriseをインストールする必要があります。
起動するプロセスは次のとおりです。
Session Beanを動作させるクライアント側のアプリケーションサーバマシンには,Application Server StandardまたはApplication Server Enterpriseをインストールする必要があります。
起動するプロセスは次のとおりです。
サーバ側のアプリケーションサーバマシンには,Application Server Enterpriseをインストールする必要があります。
起動するプロセスは次のとおりです。
運用管理サーバマシンには,Application Server StandardまたはApplication Server Enterpriseをインストールする必要があります。
起動するプロセスは次のとおりです。