バッチアプリケーションを実行するシステムで使用するTCP/UDPのポートについて,プロセスごとに説明します。バッチアプリケーションを実行するシステムで使用するTCP/UDPのポートを次の表に示します。
表4-1 バッチアプリケーションを実行するシステムのプロセスが使用するTCP/UDPのポート
項番※1 | プロセス | 説明 |
---|---|---|
(1) | バッチサーバ | EJBコンテナのリクエスト受付ポート。 |
(2) | 管理用通信ポート。 | |
(3) | Webサーバ(リダイレクタ)からのリクエスト受付ポート。 | |
(5) | インプロセスで起動するネーミングサービスのリクエスト受付ポート。 | |
(7) | RMIレジストリのリクエスト受付ポート。 | |
(9) | 稼働情報取得時のリクエスト受付ポート。 | |
(13) | スマートエージェント※2 | スマートエージェントの通信用ポート環境変数。 UDPによる双方向通信に必要です。 |
(25) | CTMレギュレータ※2 | CTMレギュレータがEJBクライアントからのリクエストを受け付けるポートの基底値。基底値+プロセス数だけ使用します。 CTM使用時に必要です。 |
(26) | CTMデーモン※2 | CTMデーモンがEJBクライアントからのリクエストを受け付けるポート。 CTM使用時に必要です。 |
(27) | CTMデーモンがほかのデーモンやJ2EEサーバなどと通信するポート。 CTM使用時に必要です。 | |
(28) | CTMドメインマネジャ※2 | CTMドメインマネジャがほかのCTMドメインマネジャと通信するポート。 CTM使用時に,TCPおよびUDP通信(ブロードキャスト)をするために必要です。 |
注 スマートエージェントを使用する指定をした場合,スマートエージェントと通信するために,この表で示した以外の複数のポートが使用されます。スマートエージェントの詳細については,マニュアル「Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) プログラマーズリファレンス」を参照してください。
注※1 「3.18 アプリケーションサーバのプロセスが使用するTCP/UDPのポート番号」の「表3-4 アプリケーションサーバが使用するTCP/UDPのポート番号」の項番と対応しています。
注※2 バッチアプリケーションのスケジューリング機能を使用する場合に,必要なプロセスです。
次の場合は,使用するポートが重複しないように設定してください。
各プロセスが使用するTCP/UDPのポートの詳細については,「3.18 アプリケーションサーバのプロセスが使用するTCP/UDPのポート番号」を参照してください。