ここでは,タイムアウトの設定で使用するチューニングパラメタの設定方法についてまとめて示します。
図9-1のポイント1のタイムアウトを設定するチューニングパラメタです。
設定方法は,J2EEアプリケーション実行基盤と同じです。「8.6.7 タイムアウトを設定するチューニングパラメタ」の「(6)EJBクライアント側で設定するEnterprise Beanのリモート呼び出し(RMI-IIOP通信)とJNDIによるネーミングサービス呼び出しのタイムアウト」を参照してください。
なお,「8.6.7 タイムアウトを設定するチューニングパラメタ」の説明中の「ポイント7」が,図9-1の「ポイント1」に対応します。
図9-1のポイント2のタイムアウトを設定するチューニングパラメタです。
設定方法は,J2EEアプリケーション実行基盤と同じです。「8.6.7 タイムアウトを設定するチューニングパラメタ」の「(7)EJBクライアント側で設定するCTMからEnterprise Bean呼び出しのタイムアウト」を参照してください。
なお,「8.6.7 タイムアウトを設定するチューニングパラメタ」の説明中の「ポイント8」が,図9-1の「ポイント2」に対応します。
図9-1のポイント3のタイムアウトを設定するチューニングパラメタです。
設定方法は,J2EEアプリケーション実行基盤と同じです。「8.6.7 タイムアウトを設定するチューニングパラメタ」の「(10) J2EEアプリケーションのメソッドタイムアウト」を参照してください。
なお,「8.6.7 タイムアウトを設定するチューニングパラメタ」の説明中の「ポイント9」が,図9-1の「ポイント3」に対応します。
図9-1のポイント4のタイムアウトを設定するチューニングパラメタです。
バッチサーバ単位,Enterprise Bean,インタフェース,APIによる呼び出し単位(BMTの場合)に設定します。
トランザクションタイムアウトのチューニングパラメタを次の表に示します。
表9-3 トランザクションタイムアウトのチューニングパラメタ
単位 | 設定方法 | 設定項目 | 設定個所 |
---|---|---|---|
バッチサーバ単位 | Smart Composer機能 | トランザクションのトランザクションタイムアウト時間のデフォルト |
|
API単位(BMT) | API | トランザクションタイムアウト時間 | UserTransaction#setTransactionTimeoutメソッド※ |
注※ パッケージ名はjavax.transactionです。
図9-1のポイント5のタイムアウトを設定するチューニングパラメタです。
設定方法は,J2EEアプリケーション実行基盤と同じです。「8.6.7 タイムアウトを設定するチューニングパラメタ」の「(9)データベースのタイムアウト」を参照してください。
なお,「8.6.7 タイムアウトを設定するチューニングパラメタ」の説明中の「ポイント11」が,図9-1の「ポイント5」に対応します。