この節では,Permanent領域のメモリサイズの見積もりについて説明します。Permanent領域は,ロードされたclassなどが格納される領域です。
Permanent領域のメモリサイズは,「7.1.2 JavaVMで使用するメモリ空間の構成とJavaVMオプション」で示したとおり,-Xmxオプションで指定したメモリサイズ(Javaヒープ)とは別に確保されます。
デフォルト値については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「19.4 Cosminexusで指定できるJava HotSpot VMのオプションのデフォルト値」を参照してください。
次に,Permanent領域の使用量の見積もり方法を示します。
Permanent領域でのメモリ使用量は,大体,J2EEサーバにロードされるクラスファイルの合計サイズになります。アプリケーションサーバの場合,次に示すクラスファイルのサイズの総和から見積もることができます。
Permanent領域のメモリサイズは,-XX:MaxPermSize=<size>オプション,および-XX:PermSize=<size>オプションで指定します。これらのオプションのデフォルト値については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「19.4 Cosminexusで指定できるJava HotSpot VMのオプションのデフォルト値」を参照してください。
なお,アプリケーションのインポート時に一時的にPermanent領域の使用量が増加する場合があります。