3.7 ロードバランスクラスタによる負荷分散方式を検討する

この節では,ロードバランスクラスタによって負荷を分散するための構成について説明します。

負荷分散は次の方法で実現します。アクセスポイントになるコンポーネントの種類によって,実現できるものが異なります。

負荷分散機を利用する構成については,Webサーバ連携の場合とインプロセスHTTPサーバを利用する場合に分けて説明します。なお,アクセスポイントがMessage-driven Beanの場合の負荷分散については,「3.8.4 Message-driven Beanのインスタンスプールを利用した負荷分散(TP1/Message Queueを使用する場合)」を参照してください。

<この節の構成>
3.7.1 Webサーバ連携時の負荷分散機を利用した負荷分散(サーブレット/JSPの場合)
3.7.2 インプロセスHTTPサーバ使用時の負荷分散機を利用した負荷分散(サーブレット/JSPの場合)
3.7.3 CORBAネーミングサービスを利用した負荷分散(Session BeanとEntity Beanの場合)
3.7.4 CTMを利用した負荷分散(Stateless Session Beanの場合)