10.1 J2EEアプリケーションの実行の概要

J2EEアプリケーションとして必要なプロパティや動作の定義が終わったら,J2EEアプリケーションは実行できます。

J2EEアプリケーションの実行の概要について次に示します。

表10-1 J2EEアプリケーションの実行の概要

設定項目内容J2EEアプリケーションの形式参照先
アーカイブ形式展開ディレクトリ形式
J2EEアプリケーションの開始と停止J2EEアプリケーションを,通常開始またはJSPをコンパイルして開始します。
J2EEアプリケーションを,通常停止または強制停止します。
10.2
J2EEアプリケーションの一覧の参照インポートされているアプリケーションの一覧を参照します。10.3
J2EEアプリケーションの削除J2EEアプリケーションを削除します。※110.4
テストモードによるJ2EEアプリケーションの実行実行中のアプリケーションをテストモードに切り替えます。10.5
J2EEアプリケーションの入れ替えJ2EEサーバ上の,次のJ2EEアプリケーションを入れ替えます。
  • アーカイブ形式のアプリケーション
  • 展開ディレクトリ形式のアプリケーション
※2※210.6
J2EEアプリケーション名の変更J2EEアプリケーションの名前を変更します。10.7
RMI-IIOPスタブとインタフェースの取得J2EEアプリケーションのRMI-IIOPスタブおよびインタフェースを取得します。10.8
トランザクション一覧の参照トランザクションの情報の一覧を参照します。
J2EEサーバが稼働中の場合は,稼働状況や,開始してからの経過時間などのトランザクションの情報を表示します。
J2EEサーバが停止中の場合は,ステータスファイルにある,仕掛かり中のまま残っている未決着トランザクションの状況を表示します。
10.9

(凡例) ○:実行できる △:実行条件がある

注※1 アプリケーションからコンポーネントの削除はできません。

なお,フィルタの追加は,アプリケーションの属性変更であるため実行できます。

注※2 J2EEアプリケーションの入れ替えは,次のコマンドを使用します。