1.4.2 Cosminexus RMの機能とマニュアルでの説明個所の対応

Cosminexus RMの機能とマニュアルでの説明個所の対応を次の表に示します。

表1-1 Cosminexus RMの機能とマニュアルでの説明個所の対応

項番機能機能詳細永続版リソースアダプタ非永続版リソースアダプタマニュアルでの説明個所
1キューの種類ローカルキュー※12.2.1
  • 転送キュー
  • 受信用共用キュー
  • 送信用共用キュー
  • デッドメッセージキュー
×※22.2.22.2.32.2.42.2.5
2キューの永続性永続キュー属性×2.3.1
非永続キュー属性
3メッセージの受信制御
  • プライオリティでの順序
  • FIFOでの順序
  • メッセージセレクタでの順序
2.6.12.6.2
4メッセージ取り出しモード
  • シリアル取り出し属性
  • パラレル取り出し属性
  • パラレル取り出し属性(ただし,同一ユニット識別子の配信順序制御)
2.3.2
5メッセージの作成JMSインタフェース7章
6メッセージの受け渡し方式
  • 値渡し方式
  • 参照渡し方式
2.3.3
7サーバ間転送
  • WS-Reliability(SOAP)によるサーバ間転送
  • OpenTP1システム(TP1/EE)とのサーバ間転送
×2.4
8Message-driven Beanとの連携Message-driven Beanによるメッセージの配信2.6.3
9コマンド運用コマンド※38章
10DB Connector for Cosminexus RMの機能
  • DB Connector for Cosminexus RMとのコネクション共有(トランザクションの1相コミット化)
  • ステートメントキャンセル
  • 障害調査用SQLの出力
  • 軽微な障害時のコネクション再利用
  • コネクションIDの取得
×2.7
11J2EEインタフェース(JMS,JCA/JTA)
  • ローカルトランザクションの利用
  • トランザクションマネジャでのトランザクションの利用
※4※42.6.6
  • コンテナ管理によるセキュリティ認証(コンテナ認証)
  • コンポーネント管理によるセキュリティ認証(アプリケーション認証)
×※52.6.5
  • シェアリングによるコネクションの共有
  • アソシエーションによるコネクションの共有
2.6.7
マニュアル「Cosminexus 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」
12転送データ相互接続用API転送データ相互接続用インタフェース(BytesContainer)×7章
13キューの抑止制御キューのメッセージの送受信を抑止※64.2.55.2.28.3.27
14キューの障害閉塞不整合となったキューの部分閉塞×9.2
15J2EEサーバ(Cosminexus)の機能
  • リソースへの接続テスト
  • コネクションの障害検知
  • コネクションプーリング
※7マニュアル「Cosminexus 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」
16ログとトレース
  • 開始停止メッセージログ
  • Cosminexus用メッセージログ
  • メソッドトレース
  • PRFトレース
9.1
  • 共用キューイベントトレース
  • 回線トレース
×
17キューのJNDIネーミングサービスへの登録
  • キュー定義ファイルの使用
  • キュー定義ファイルの未使用(キュー作成時の表示名の使用)
※83.4.43.5.2
(凡例)
○:使用できます。
△:一部使用できます。
×:使用できません。
注※1
非永続キュー属性のローカルキューだけ使用できます。また,キュー間転送によるメッセージの受信はできません。
注※2
永続版リソースアダプタでデッドメッセージキューに登録されるメッセージは,非永続版リソースアダプタでは,即削除されます。
注※3
管理状態だけで実行できるコマンド,キュー間転送で使用するコマンドなどは使用できません。
注※4
トランザクションサポートレベルには,NoTransaction,LocalTransaction,およびXATransactionを指定できます。
注※5
認証情報を指定しても無視されます。
注※6
メッセージの送受信抑止だけできます。キュー間転送関連の送受信抑止は使用できません。また,Cosminexus RMの再開始後,キューの抑止状態は引き継がれません。
注※7
リソースへの接続テスト,およびコネクションの障害検知は常に成功します。また,プールされるコネクション中にJDBCリソースは保持されません。
注※8
キュー定義ファイル未使用時のキューの表示名は,キュー作成ファイルで定義します。