Cosminexus RMのプロパティを定義します。Cosminexus RMをデプロイしたあとでも実行できます。なお,設定済みのCosminexus RMのプロパティを変更する場合は,該当するCosminexus RMを停止した状態で実行してください。
Cosminexus RMがデータベースと接続するには,DB Connector for Cosminexus RMのコンフィグレーションプロパティを設定する必要があります。DB Connector for Cosminexus RMのコンフィグレーションプロパティの設定については,「3.4.8 DB Connector for Cosminexus RMのプロパティ定義」を参照してください。
Cosminexus RMで提供するConnector属性ファイルのテンプレートを任意のディレクトリにコピーして,コピーしたファイルを編集します。
Connector属性ファイルのテンプレートは,次のディレクトリに格納されています。
%HRMDIR%¥conf¥rm_prop.xml
なお,cjgetrespropコマンドによって取得したConnector属性ファイルを使用することもできます。
Cosminexus RMのプロパティ設定項目を次に示します。
設定できるCosminexus RMの一般情報属性(<outbound-resourceadapter>タグ)の設定項目を次に示します。
項目 | 必須 | 対応するタグ |
---|---|---|
トランザクションサポートのレベル | ○ | <transaction-support> |
再認証のサポート有無※ | ○ | <reauthentication-support> |
(凡例) ○:必須
注※ 必ずfalseを指定してください。
プロパティの設定項目の説明については,マニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」を参照してください。
Cosminexus RMのコンフィグレーションプロパティ(<outbound-resourceadapter> - <connection-definition> - <config-property>タグ)の設定項目を次に示します。
項目 | 対応するタグ |
---|---|
コンフィグレーションプロパティ名 | <config-property-name> |
コンフィグレーションプロパティのデータ型 | <config-property-type> |
コンフィグレーションプロパティの値 | <config-property-value>※ |
定義するコンフィグレーションプロパティの数だけ上記の設定を繰り返してください。
Cosminexus RMのコンフィグレーションプロパティの設定内容については,「6. コンフィグレーションプロパティ」を参照してください。
Cosminexus RMの実行時プロパティ(<outbound-resourceadapter> - <connection-definition> - <connector-runtime> - <property>タグ)の設定項目を次に示します。
項目 | 対応するタグ |
---|---|
プロパティ名 | <property-name> |
プロパティのデータ型 | <property-type> |
プロパティの値 | <property-value> |
定義するプロパティの数だけ,上記の設定を繰り返してください。
実行時プロパティ名(<property-name>)およびコネクションプールの動作と注意事項については,マニュアル「Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド」のDB Connectorのプロパティ定義に関する内容を参照してください。
Cosminexus RMのコンフィグレーションプロパティの設定例を示します。コンフィグレーションプロパティの各項目の詳細については,「6.2 Cosminexus RMのコンフィグレーションプロパティの詳細説明」を参照してください。
表3-4 Cosminexus RMのコンフィグレーションプロパティの設定例(永続版リソースアダプタの場合)
項番 | プロパティ名 | 設定例 |
---|---|---|
1 | RMSystemName | <システム名> |
2 | RMLinkedDBConnectorName | <連携するDB Connectorの表示名> |
3 | QueueConfigFileName | 指定しない |
4 | RMDeadMessageQueueName | <デッドメッセージキュー名> |
5 | RMWaitRestoration | true |
6 | RMStartTimeout | 60 |
7 | RMAssociateJDBCFlag | true |
8 | RMSweepTimerInterval | 600 |
9 | RMDeleteMessageImmediately | false |
10 | RMPassByReference | false |
11 | RMMaxDeliveryNum | 10 |
12 | RMMethodTraceLevel | 1 |
13 | RMLineTraceLevel | 3 |
14 | RMLogTraceFileNum | 2 |
15 | RMLogTraceFileSize | 2097152 |
16 | RMSHConnectFlag | false |
17 | RMSHPort※1 | 20351 |
18 | RMSHRecoveryTimerInterval※1 | 60 |
19 | RMTRConnectFlag | false |
20 | RMTRSendThreadNum※2 | 1 |
21 | RMTRResendInterval1Num※2 | 6 |
22 | RMTRResendInterval1※2 | 10 |
23 | RMTRResendInterval2※2 | 600 |
24 | RMTRResendTimerInterval※2 | 10 |
25 | RMTRPendingNotifyInterval※2 | 600 |
26 | RMTRTransferControlDir※2 | <クライアント定義ファイルが格納されているディレクトリのパス> |
27 | RMAutoDeleteMessage | false |