アプリケーションが取得するコネクション(QueueSessionオブジェクト)には,JDBCコネクションが関連づけられます。
アプリケーションがコネクションを要求すると,Cosminexus RMはCosminexusのコネクションプーリング機能と連携し,プーリングされているJDBCコネクションを再利用します。JDBCコネクションがプールにないときは,DBMSから新しいJDBCコネクションを取得します。このときDBMSの接続ユーザの認証にはアプリケーションで指定した認証方法(コンテナ認証またはアプリケーション認証)が使用されます。認証情報の設定については,「3.4.5 Cosminexus RMのプロパティ定義(永続版リソースアダプタの場合)」を参照してください。
また,アプリケーションがコネクションを解放するときは,Cosminexusのコネクションプーリング機能を経由して処理されます。コネクションプーリング数(Cosminexusでの定義値)に空きがあるとJDBCコネクションは解放されないでプールされます。
アプリケーションからのコネクション取得の概要について,次の図に示します。
図2-27 アプリケーションからのコネクション取得の概要
図中の番号について,説明します。