付録H.1 uCosminexus Reliable Messaging 01-00からの移行

uCosminexus Reliable Messaging 01-00からCosminexus RM 08-00へ移行するときの手順について,次に示します。サーバ管理コマンドについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド」を参照してください。

  1. uCosminexus Reliable Messagingの停止
    uCosminexus Reliable Messagingを停止します。詳細については,「4.1.3 Cosminexus RMの停止(永続版リソースアダプタの場合)」を参照してください。
  2. J2EEサーバの停止
    サーバ管理コマンドを使用して,J2EEサーバを停止します。
  3. リソースアダプタのバージョンアップ
    サーバ管理コマンドを使用して,Cosminexus RMおよびDB Connectorをバージョンアップしてください。
  4. 環境設定の変更
    %HRMDIR%をCosminexus RM 08-00がインストールされたディレクトリに合わせて修正してください。PATH環境変数などに指定している場合は同様に修正してください。
  5. 共用キューのバージョンアップ
    共用キューを使用している場合は,共用キューをバージョンアップしてください。詳細については,「付録H.5 共用キューのバージョンアップ
  6. usrconf.cfgの修正
    キュー間転送を使用している場合,usrconf.cfgファイルをテキストエディタで開き,次の行を削除してください。

    add.class.path=<uCosminexus Reliable Messaging 01-00のインストールディレクトリ>¥conf

  7. キュー間転送用Webアプリケーションの入れ替え
    キュー間転送を使用している場合,uCosminexus Reliable Messaging 01-00のキュー間転送用Webアプリケーションがデプロイされています。これをCosminexus RM 08-00のキュー間転送用Webアプリケーションに入れ替えてください。

 

次に示す手順は,必須ではありませんが,実施することをお勧めします。

  1. uCosminexus Reliable Messaging 01-00のアンインストール
    uCosminexus Reliable Messaging 01-00のコマンドやライブラリを誤って使用しないように,アンインストールしてください。
  2. サポートされないプロパティの削除
    Cosminexus RM 08-00ではサポートされないプロパティを削除してください。Cosminexus RM 08-00ではサポートされないプロパティを次に示します。
    • RMReceiveThreadNum
    • RMLogTraceFileDir
    • RMTRTransferControl
  3. 送信用共用キューの再作成
    Cosminexus RM 08-00に移行したあと,uCosminexus Reliable Messaging 01-00で作成した送信用共用キューを削除し,新たに送信用共用キューを作成してください。

 

注意
uCosminexus Reliable Messaging 01-00で作成した転送キューをCosminexus RM 08-00に移行した場合,転送モードが互換モード(compatible)の転送キューとして扱われます。