2.6.3 Message-driven Beanとの連携

受信用のキューにメッセージが登録されたことを契機に,Message-driven Beanを実装したアプリケーションはメッセージの配信を受けることができます。

メッセージの配信を受けるには,アプリケーションで次に示すインタフェースを実装するクラスを定義し,MessageListenerのonMessage()メソッドをオーバライドしてください。

キューにメッセージが登録されると,それを契機にCosminexus RMはonMessage()メソッドを呼び出し,その引数としてメッセージを渡します。ユーザはonMessage()メソッドの内部を実装し,業務に合わせてメッセージを処理するコードを作成してください。

Message-driven Bean実装時の注意事項については,マニュアル「Cosminexus アプリケーション開発ガイド」を参照してください。また,キューのリファレンスの解決方法については,マニュアル「Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド」を参照してください。