7.5 転送データ相互接続用インタフェースの一覧

Cosminexus RMの転送データ相互接続用インターフェースは永続版リソースアダプタだけが使用できます。非永続版リソースアダプタでは使用できません。

転送データ相互接続用インタフェースは,次に示すパッケージによって提供されます。

jp.co.Hitachi.soft.reliablemessaging.api

Cosminexus RMが提供する転送データ相互接続用インタフェースの一覧について,次の表に示します。

表7-3 転送データ相互接続用インタフェースの一覧

項番インタフェース名機能
1BytesContainerFactoryBytesContainerを生成します。
2BytesContainer設定したデータをバイト配列で保持します。提供する機能は,次のとおりです。
  • バイト配列およびバイト配列のデータ型の設定
  • バイト配列およびバイト配列のデータ型の取得
  • 保持するバイト配列数の取得
  • 保持する全データの消去

転送データ相互接続用インタフェース使用時の例外クラスは,次に示すパッケージによって提供されます。

jp.co.Hitachi.soft.reliablemessaging.api

転送データ相互接続用インタフェース使用時の例外クラスの一覧について,次の表に示します。

表7-4 転送データ相互接続用インタフェースの例外クラスの一覧

項番例外クラス名例外が発生する状況
1HRMExceptionすべての転送データ相互接続用API例外のルートクラスであるため,特定のタイミングに該当しません。
2HRMIllegalArgumentExceptionメソッドの呼び出しで不正な引数を指定した場合

転送データ相互接続用インタフェースおよび例外のクラスは,次に示すライブラリで提供されます。

%HRMDIR%¥lib¥reliablemessaging-api.jar

転送データ相互接続用インタフェースを使用するアプリケーションのコンパイル時には,上に示すライブラリをクラスパスに含めてください。