Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス API編

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reclaimメソッド(形式4)

説明

パラメタareasのすべての要素に対して解放予約をします。

パラメタareasがnull以外の場合は,パラメタareasのすべての要素に対して,要素をパラメタとしてExplicitMemory.reclaim(ExplicitMemory area)を呼び出した場合と同じ処理をします。処理する要素の順序は未定義とします。ある要素に対する処理で例外が発生した場合は,その例外をスローします。例外のスローまでに未処理だった要素に対する処理はしません。

形式

public static void reclaim(Iterable<ExplicitMemory> areas);

パラメタ

areas:
解放予約をするExplicitメモリブロックのイテレータを指定します。

例外

NullPointerException:
パラメタareasの値がnullです。

InaccessibleMemoryAreaException:
サポートされていない機能です。

戻り値

なし

注意事項

解放予約をするだけで,解放処理はしません。

オプションHitachiExplicitMemoryAutoReclaimがONの場合(-XX:+HitachiExplicitMemoryAutoReclaimを指定している場合),自動解放されたあとのExplicitメモリブロックは,明示管理ヒープ自動配置設定ファイルで生成されたExplicitメモリブロックと同じ動作をします。この動作をさせたくない場合は,オプションHitachiExplicitMemoryAutoReclaimをOFF(-XX:+HitachiExplicitMemoryAutoReclaimを指定しない)にしてください。