14.8 ResultSetMetaDataクラス

説明
ResultSetMetaDataクラスでは,主に次の機能を提供します。
  • ResultSetの各列に対する,データ型およびデータ長のメタ情報の返却
ResultSetMetaDataクラスの提供する各メソッドの詳細および使用方法については,JavaSoft提供のJDBC関連ドキュメントを参照してください。
制限事項
Cosminexus DABroker Libraryで使用するResultSetMetaDataクラスの制限事項を,次に示します。

表14-12 ResultSetMetaDataクラスの制限事項

メソッド名制限事項JDBC1.0での制限JDBC2.0での制限
getCatalogNamecolumnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。それ以外の場合,無条件にnullを返却します。
getColumnClassNamecolumnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。それ以外の場合,無条件にfalseを返却します。
getColumnDisplaySizecolumnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。
getColumnLabelcolumnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。それ以外の場合,カラムのラベル(カラムヘッダ)をサポートしていないため,カラム名を返却します。
getColumnNamecolumnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。データベースから返される列名称を返却します。
getColumnTypecolumnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。
getPrecisioncolumnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。列属性がDECIMAL,NUMERICの場合は精度を返却し,それ以外は列長を返却します。
getScalecolumnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。列属性がDECIMAL,NUMERICの場合は小数点以下のけた数を返却し,それ以外は0を返却します。
getSchemaNamecolumnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。それ以外の場合,無条件にnullを返却します。
getTableName
isAutoIncrementcolumnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。それ以外の場合,無条件にfalseを返却します。
isCaseSensitive
isCurrency
isDefinitelyWritable
isNullablecolumnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。
isReadOnlycolumnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。それ以外の場合,無条件にfalseを返却します。
isSearchablecolumnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。
isSignedcolumnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。列属性が数値属性の場合trueを返却し,それ以外の場合はfalseを返却します。
isWritablecolumnが0以下,またはカラム数を超えている場合はSQLExceptionをスローします。それ以外の場合,無条件にfalseを返却します。
(凡例)
○:該当します。
-:該当しません。