4.5 プール管理情報設定ファイル

プール管理情報設定ファイルは,次に示すDOCTYPE宣言を持ちます。プール管理情報設定ファイルは,Webコンテナのコネクションプール機能を設定する場合に使用するファイルです。

<!DOCTYPE hitachi-webconpool-configuration PUBLIC '-//Hitachi, Ltd.//DTD webconpool Configuration 6.0//EN' 'file:///<Cosminexusのインストールディレクトリ>/CC/admin/dtds/hitachi-webconpool-configuration_6_0.dtd'>
注意
サンプルファイルで提供している属性ファイルなどをサーバ管理コマンド以外の方法で使用する場合,DOCTYPE宣言内のURLの指定をURIに書き直す必要があります。
変更前
<!DOCTYPE hitachi-webconpool-configuration PUBLIC '-//Hitachi, Ltd.//DTD webconpool Configuration 6.0//EN' 'file:///C:/Program%20Files/Hitachi/Cosminexus/CC/admin/dtds/hitachi-webconpool-configuration_6_0.dtd'>
変更後
<!DOCTYPE hitachi-webconpool-configuration PUBLIC '-//Hitachi, Ltd.//DTD webconpool Configuration 6.0//EN' 'file:///<Cosminexusのインストールディレクトリ>/CC/admin/dtds/hitachi-webconpool-configuration_6_0.dtd'>

プール管理情報設定ファイルは,次に示すタグを持つxmlファイルです。

タグ名出現パターン説明
<hitachi-webconpool-configuration>1回ルートタグ。




<DatabaseID>1回DBMS名。
一意の名称で指定します。
DBMS名には,英数字,およびアンダースコア「_」を使用できます。

<ClassName>0または1回利用するJDBC実装クラス名。


<URL>0または1回利用するデータベースにアクセスするためのデータベースURL。







<UserCount>0または1回プール機能を使用できるユーザ数。
0~2147483647
ユーザ数≧0となるように指定します。
0を指定するとプール機能を使用できるユーザ数に制限がなくなります。
省略した場合は0が設定されます。




<UserID>0または1回コネクション取得要求時に,省略された場合に使用されるユーザID。
省略した場合は空文字が設定されます。




<Password>0または1回コネクション取得要求時に,省略された場合に使用されるパスワード。
省略した場合は空文字が設定されます。





<MinimumSize>0または1回プールに割り当てるデータベースコネクションの最低数。
0~2147483647
省略した場合は0を設定します。









<MaximumSize>0または1回プールで使用できるデータベースコネクションの最大数。
0~2147483647
0を指定すると無制限にコネクションを使用できます。ただし,データベースで許容される最大コネクション数によって最大数は制限されます。
省略した場合は0が設定されます。







<RetryInterval>0または1回プールからコネクションを取得するときに,コネクション取得のリトライをするまでのアプリケーションの待ち時間(単位:秒)。
0~2147483647
省略した場合は0が設定されます。
<RetryCount>0または1回プールからコネクションを取得できなかった場合のリトライ回数。
0~2147483647
コネクションが取得できない場合に,リトライを行わないようにするには0を指定します。
省略した場合は0が設定されます。

cjwebeditpoolコマンドでプール管理情報を登録・変更するときに使用するプール管理情報設定ファイルは,あらかじめエディタなどを使って作成したものを使用するか,次のディレクトリにあるサンプルファイルを使用します。サンプルファイルでは,デフォルトの設定内容が記述されています。

ディレクトリファイル
  • Windowsの場合
    <Cosminexusのインストールディレクトリ>¥CC¥examples¥webpoolconf
  • UNIXの場合
    /opt/Cosminexus/CC/examples/webpoolconf
Webconpool.xml