2.1 Cosminexusアプリケーション属性ファイル(cosminexus.xml)の指定内容

Cosminexusアプリケーション属性ファイル(cosminexus.xml)は,アプリケーションサーバ独自の情報を取得,編集する場合に使用するファイルです。Cosminexusアプリケーション属性ファイル(cosminexus.xml)で定義する属性を次に示します。

なお,Cosminexusアプリケーション属性ファイル(cosminexus.xml)はアプリケーションサーバのバージョンが08-00以降の場合に使用できます。

Cosminexusアプリケーション属性ファイル(cosminexus.xml)の形式および格納先を記します。

形式
xml形式です。
格納先
<EARのルート>/META-INF/cosminexus.xml

Cosminexusアプリケーション属性ファイル(cosminexus.xml)の表中で定義する項目について説明します。

項目名説明
タグ名設定するタグを表します。
出現パターンタグが出現する回数を示します。
内容タグに定義する内容を示します。
指定可能値タグに指定できる値を示します。
デフォルトタグ,またはタグに指定する内容が省略されている場合に有効になる指定値を示します。デフォルト値がない場合は"なし"を記述します。
特定キーDDおよびモジュールを特定するためのキーであるかどうかを示します。凡例を次に示します。
D:DDの要素を特定するキーです。
K:モジュールを特定するためのキーです。
-:特定するキーではありません。

各タグの詳細,およびキーの省略,値の省略,ほかのタグとの依存関係については,「2.2 Cosminexusアプリケーション属性ファイル(cosminexus.xml)で指定する各属性の詳細」を参照してください。

Cosminexusアプリケーション属性ファイル(cosminexus.xml)は次に示すDOCTYPE宣言を持ちます。なお,DOCTYPE宣言を編集する必要はありません。

<!DOCTYPE cosminexus-app PUBLIC '-//Hitachi, Ltd.//DTD Cosminexus 8.0//EN' 'file:///<Cosminexusのインストールディレクトリ>/CC/admin/dtds/cosminexus_8_0.dtd'>

cosminexus.xmlの構成および指定内容について説明します。

タグ名出現パターン内容指定可能値デフォルト特定キー
<cosminexus-app>0または1回ルートタグ。なし






<security-prop>0または1回cosminexus-appのセキュリティの管理方法を指定します。なし














┃┃


┃┃


┃┃


<security-method>1回セキュリティ設定を有効にするかどうかを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • disable_methods_without_roles
  • map_methods_without_roles
  • no_security_for_methods_without_roles
  • no_security_for_all_methods
no_security_for_methods_without_roles






<default-security-role>0または1回<security-method>にmap_methods_without_rolesを指定した場合のデフォルトセキュリティロールを指定します。入力は制限されません。なし









<start-order>0または1回J2EEアプリケーションの開始および停止の順番を指定します。
開始した場合は昇順で開始処理が実行され,終了した場合は降順に停止処理が実行されます。
0~2147483647の整数値を指定します。10





<scheduling-unit>0または1回キューの配置モデルを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • Application
  • Bean
Application





<scheduling>0または1回CTM連携関連の情報を設定します。なし










<queue-name>0または1回スケジューリングを行うキュー名を指定します。英数字,およびアンダースコア「_」を指定できます。
指定できる文字数は1~63文字です。
アプリケーション名










<parallel-count>0または1回CTMスケジューラがアプリケーションを呼ぶために用意するスレッド数を指定します。1~127の整数値を指定します。1



















<queue-length>0または1回キューの長さを指定します。1~32767の整数値を指定します。CTMデーモンで保持しているCTMキューの生成時の長さ(-CTMMaxRequestCountオプションで指定した長さ)





<managed-by-ctm>0または1回CTM連携をするかどうかを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
false





<ref-libraries>0または1回参照するライブラリJARを指定します。なし



<classpath>1回以上参照ライブラリのクラスパスを指定します。入力は制限されません。なし





<method-observation-recovery-mode>0または1回メソッド時間監視機能の障害回復モードを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • thread
なし



<ejb-jar>0回以上EJB-JARについて定義します。なし






































<module-name>1回EJB-JARを特定できるモジュール名を指定します。入力は制限されません。なしK






<security-role>0回以上セキュリティロールについて定義します。なし












<role-name>1回ロール名。入力は制限されません。なしD






<linked-to>1回cjaddsecコマンドで定義したロール名を指定します。リンク解決はされません。






<session>0回以上SessionBeanについて定義します。なし








































































<ejb-name>1回ejbの名称を指定します。
なお,このキーはSessionBeanを特定するためのキーとなります。
ejb-jar.xmlの<ejb-jar>-<enterprise-beans>-<session>-<ejb-name>の設定値を指定します。
ejb-jar.xmlを含まないアプリケーションの場合,@Stateless/@Statefulのnameの設定値を指定します。
nameが指定されていない場合は,EJB実装クラス名のパッケージ名を取り除いたクラス名を指定します。
なしD















<security-identity>0または1回SessionBeanのセキュリティアイデンティティを定義します。なし



<run-as>1回実行時アイデンティティを定義します。なし






 <user-name>1回ユーザ名を指定します。なし









<resource-ref>0回以上SessionBeanから参照するリソースを定義します。なし




<res-ref-name>1回リソース参照の名称を指定します。なしD






























<linked-to>1回対応するリソースアダプタ表示名,メール表示名を指定します。
クラスタコネクションプールのメンバリソースアダプタは指定できません。
入力は制限されません。リンク解決はされません。









<resource-env-ref>0回以上SessionBeanから参照するリソース環境変数を定義します。なし








<resource-env-ref-name>1回リソース環境変数参照の名称を指定します。なしD



















┃┃
<linked-queue>1回キュー名称を指定します。なし















<resource-adapter>1回リソースアダプタの表示名を指定します。入力は制限されません。なし
















<queue>1回キュー名称を指定します。入力は制限されません。なし




















<linked-adminobject>1回管理対象オブジェクトを指定します。なし




















<resourceadapter-name>1回リソースアダプタの表示名を指定します。入力は制限されません。なし




























<adminobject-name>1回管理対象オブジェクト名を指定します。英数字,およびアンダースコア「_」を指定できます。
ただし,連続してアンダースコア「_」を指定することはできません。
なし



























<linked-to>1回JavaBeansリソースの表示名を指定します。
DD要素<resource-env-ref-type>に「JavaBeansリソースのクラス名」が指定された場合だけ有効です。
リンク解決はされません。




































<lookup-name>0または1回クライアントからEJBをルックアップする時に使う名前を指定します。HITACHI_EJB/SERVERS/<サーバ名>/EJB/<アプリケーションのルックアップ名>/<EJBのルックアップ名>の<EJBのルックアップ名>に相当します。英数字,アンダースコア「_」,ピリオド「.」を使用できます。
指定できる文字数は1~255文字です。
リソース名






























<optional-name>0または1回リモートインタフェースの別名を指定します。英数字,アンダースコア「_」,ピリオド「.」,ハイフン「-」および階層区切り文字としてスラント「/」を使用できます。
指定できる文字数は1~255文字です。
別名は付きません。






























<local-optional-name>0または1回ローカルインタフェースの別名を指定します。英数字,アンダースコア「_」,ピリオド「.」,ハイフン「-」および階層区切り文字としてスラント「/」を使用できます。
指定できる文字数は1~255文字です。
別名は付きません。
























<maximum-sessions>0または1回セッションの最大数またはBeanインスタンスの最大数を指定します。
Stateless Session Beanの場合,この設定値は無効になります。
0(無制限)または1≦maximum-sessions≦2147483647の整数値。0
























<stateless>0または1回Session Beanの種別がStatelessの場合に指定します。
<stateless>または<stateful>のどちらかを指定するか,またはどちらも指定しません。
なし












<pooled-instance>0または1回プール内のインスタンスを定義します。なし

























<minimum>0または1回プール内のインスタンスの最小数を指定します。
ただし,プーリングの動作は最大数を指定することでカスタマイズできるため,このタグの設定値は無視されます。
0または1≦minimum≦maximumの整数値。0












































































































































<maximum>0または1回プール内のインスタンスの最大数を指定します。0(無制限)または1≦maximum≦2147483647の整数値。
また,<enable-scheduling>の値がtrueかつアプリケーション属性<managed-by-ctm>の値がtrueの場合は,指定可能範囲が異なります。
アプリケーション属性<scheduling-unit>の指定値がBeanの場合:
0または<scheduling>-<parallel-count>以上の整数値。
アプリケーション属性の<scheduling-unit>の指定値がApplicationの場合:
0またはアプリケーション属性<scheduling>-<parallel-count>以上の整数値。
0















<instance-timeout>0または1回インスタンス取得タイムアウト時間(秒)を指定します。
0を指定するとタイムアウトしません。
0~86400の整数値。0
























<stateful>0または1回Session Beanの種別がStatefulの場合に指定します。
<stateless>および<stateful>のどちらか一つを指定するか,もしくはどちらも指定しません。
なし




































































<maximum-active-sessions>0または1回アクティブセッションの最大数を指定します。maximum-sessionsが0(無制限)の場合,0(無制限)≦maximum-active-sessions≦2147483647の整数値。
maximum-sessionsが0(無制限)以外の場合,1≦maximum-active-sessions≦maximum-sessionsの整数値。
0




















<inactivity-timeout>0または1回再びアクティブ化するまでに非アクティブ状態に保持しておく時間(分)を指定します。0(無制限)または1≦inactivity-timeout≦2147483647の整数値。0















<removal-timeout>0または1回セッションが削除されるまでに非アクティブ状態に保持しておく時間(分)を指定します。0(無制限)または1≦removal-timeout≦2147483647の整数値。0


















<enable-scheduling>0または1回該当するBeanをスケジューラのGateとして使用するかどうかを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
false















<pass-by-reference>0または1回pass-by-referenceでのEJB呼び出しを行うかどうかを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
false















<scheduling>0または1回CTM連携関連の情報を設定します。なし




















<queue-name>0または1回スケジューリングを行うキュー名を指定します。英数字,アンダースコア「_」を使用できます。
指定できる文字数は1~63文字です。
ejb名




















<parallel-count>0または1回CTMスケジューラがアプリケーションを呼ぶために用意するスレッド数を指定します。1~127の整数値。1

























































<queue-length>0または1回キューの長さを指定します。1~32767の整数値。CTMデーモンで保持しているCTMキューの生成時の長さ(-CTMMaxRequestCountオプションで指定した長さ)















<front-ejb>0または1回フロントEJB(クライアントが直接呼び出すEJB)かどうかを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
false





















<start-order>0または1回J2EEアプリケーション開始時・停止時の順番を指定します。開始時は昇順で開始処理が行われ,終了時は降順に停止処理が行われます。0~2147483647の整数値。10





































































<ejb-method-observation-timeout>0回以上EJBメソッドに仕掛中メソッド監視用タイムアウト時間を設定する場合に指定します。<ejb-method-observation-timeout>の指定が複数あり,<method>タグ以下の設定値(<description>タグを除く)が同じ場合,一つにマージされます。その場合,ワーニングメッセージ(KDJE42377-W)が出力され,先に定義された<ejb-method-observation-timeout>の<method-observation-timeout>の値が有効となります。なし












<method>1回以上メソッドについて定義します。なし













































<method-intf>0または1回メソッドが属するインタフェース種別を特定する場合に指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • Home
  • Remote
  • LocalHome
  • Local
Home,Remote,LocalHome,Localのすべて。






























<method-name>1回対象となるメソッド名を指定します。
アスタリスク「*」を指定した場合,すべてのメソッドを意味します。
入力は制限されません。なし




















<method-params>0または1回メソッドが多重定義されている場合,メソッドを特定するために指定します。なし




















 <method-param>0回以上引数のデータ型を指定します。空白区切り文字,行区切り文字,および段落区切り文字以外を指定します。なし


















<method-observation-timeout>1回仕掛中メソッド監視用タイムアウト時間(秒)を指定します。
0を指定した場合,タイムアウトしません。
0~86400の整数値。0










































<ejb-transaction-timeout>0回以上EJB(CMT)のメソッドにトランザクションタイムアウト時間を設定する場合に指定します。
<ejb-transaction-timeout>の指定が複数あり,<method>タグ以下の設定値が同じ場合,一つにマージされます。その場合,ワーニングメッセージ(KDJE42377-W)が出力され,先に定義された<ejb-transaction-timeout>の<transaction-timeout>の値が有効となります。
なし






 


<method>1回以上メソッドについて定義します。なし


















 

















<method-intf>0または1回メソッドが属するインタフェース種別を特定する場合に指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • Home
  • Remote
  • LocalHome
  • Local
Home,Remote,LocalHome,Localのすべて。












 











<method-name>1回対象となるメソッド名を指定します。
アスタリスク「*」を指定した場合はすべてのメソッドを意味します。
なし










 




<method-params>0または1回メソッドが多重定義されている場合,メソッドを特定するために指定します。なし






 


 <method-param>0回以上引数のデータ型を指定します。なし


















 <transaction-timeout>1回トランザクションタイムアウト時間(秒)を指定します。
0(ゼロ)を指定した場合は,J2EEサーバに設定されたデフォルトのタイムアウト値で動作します。
0~2147483647の整数値。0






<entity>0回以上EntityBeanについて定義します。なし

































<ejb-name>1回ejbの名称を指定します。
なお,このキーはEntityBeanを特定するためのキーとなります。
ejb-jar.xmlの<ejb-jar>-<enterprise-beans>-<entity>-<ejb-name>の設定値を指定します。
入力は制限されません。なしD















<security-identity>0または1回EntityBeanのセキュリティアイデンティティを定義します。なし



<run-as>1回実行時アイデンティティを定義します。なし









 <user-name>1回ユーザ名を指定します。入力は制限されません。なし









<resource-ref>0回以上EntityBeanから参照するリソースを定義します。なし












<res-ref-name>1回リソース参照の名称を指定します。入力は制限されません。なしD
























<linked-to>1回対応するリソースアダプタ表示名,メール表示名を指定します。
クラスタコネクションプールのメンバリソースアダプタは指定できません。
入力は制限されません。リンク解決はされないままです。









<resource-env-ref>0回以上EntityBeanから参照するリソース環境変数を定義します。なし
















<resource-env-ref-name>1回resource-env-refの名称を指定します。入力は制限されません。なしD




























<linked-queue>1回キュー名称を指定します。DD要素<resource-env-ref-type>に「javax.jms.Queue」が指定された場合だけ有効です。なし




















<resource-adapter>1回リソースアダプタの表示名を指定します。入力は制限されません。なし
















<queue>1回キュー名称を指定します。入力は制限されません。なし












<linked-adminobject>1回管理対象オブジェクトを指定します。なし




















<resourceadapter-name>1回リソースアダプタの表示名を指定します。入力は制限されません。なし




























<adminobject-name>1回管理対象オブジェクト名を指定します。英数字,およびアンダースコア「_」を指定できます。
ただし,連続してアンダースコア「_」を指定することはできません。
なし



























<linked-to>1回JavaBeansリソースの表示名を指定します。
DDの要素<resource-env-ref-type>に「JavaBeansリソースのクラス名」が指定された場合だけ有効です。
入力は制限されません。リンク解決はされません。




































<lookup-name>0または1回クライアントからEJBをルックアップする時に使う名前を指定します。HITACHI_EJB/SERVERS/<サーバ名>/EJB/<アプリケーションのルックアップ名>/<EJBのルックアップ名>の<EJBのルックアップ名>に相当します。英数字,アンダースコア「_」,ピリオド「.」を使用できます。
指定できる文字数は1~255文字です。
リソース名






























<optional-name>0または1回リモートインタフェースの別名を指定します。英数字,アンダースコア「_」,ピリオド「.」,ハイフン「-」および階層区切り文字としてスラント「/」を使用できます。
指定できる文字数は1~255文字です。
別名は付きません。






























<local-optional-name>0または1回ローカルインタフェースの別名を指定します。英数字,アンダースコア「_」,ピリオド「.」,ハイフン「-」および階層区切り文字としてスラント「/」を使用できます。
指定できる文字数は1~255文字です。
別名は付きません。


















<maximum-instances>0または1回Enterprise Beanインスタンスの最大数を指定します。0(無制限)または1≦maximum-instances≦2147483647の整数値。0












<pooled-instance>0または1回インスタンスプールのプロパティを指定します。なし
















<minimum>0または1回プール内のインスタンスの最小数を指定します。0(無制限)または1≦minimum≦maximum。0










































<maximum>0または1回プール内のインスタンスの最大数を指定します。【maximum-instancesが0(無制限)の場合】
0(無制限)≦maximum≦2147483647の整数値。
【maximum-instancesが0(無制限)以外の場合】
1≦maximum≦maximum-instancesの整数値。
0


















<caching-model>0または1回キャッシングモデルを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • full-caching
  • caching
  • no-caching
caching















<entity-timeout>0または1回EJBオブジェクトの存在時間(秒)を指定します。
0を指定した場合はタイムアウトしません。
0~2147483647の整数値。0















<pass-by-reference>0または1回pass-by-referenceでのEJB呼び出しをするかどうかを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
false















<instance-timeout>0または1回インスタンス取得タイムアウト時間(秒)を指定します。0を指定した場合はタイムアウトしません。0~86400の整数値。0















<front-ejb>0または1回フロントEJB(クライアントが直接呼び出すEJB)かどうかを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
false









<cmp-map>0または1回Entity Beanのフィールドをデータベース上にマッピングします。なし
























<datasource-name>1回Enterprise Beanフィールドのマッピング先として開始されたリソースアダプタの表示名を指定します。入力は制限されません。リンク解決はされません。




















<catalog-name>0または1回Enterprise Beanフィールドのマッピング先としてデータベースのカタログ名を指定します。入力は制限されません。なし




















<schema-name>0または1回Enterprise Beanフィールドのマッピング先としてデータベースのスキーマ名を指定します。入力は制限されません。なし




















<table-name>1回Enterprise Beanフィールドのマッピング先としてデータベースのテーブル名を指定します。入力は制限されません。なし
















<read-only-access>1回アプリケーションからデータベースへの書き込みを許可するかどうかを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
なし












































<transaction-isolation>0または1回トランザクション遮断レベルを指定します。
省略した場合,デフォルトのトランザクション遮断レベルが使われます(使用するデータベースおよびJDBCドライバによって異なります)。
指定できる文字列を次に示します。
  • none
  • read_committed
  • read_uncommitted
  • repeatable_read
  • serializable
なし




















<concurrency-protection>0または1回データベースに書き込むデータとレコードとの照合方法を指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • primary-key
primary-key












<field-impl>0回以上Entity Beanのフィールドとテーブルのカラムとのマッピングを指定します。なし




















<field-name>1回Entity Beanのフィールド名を指定します。入力は制限されません。なし
















<column-name>1回テーブルのカラム名を指定します。入力は制限されません。なし









<finder-impl>0回以上ejbFindByPrimaryKey以外のFinderメソッドの検索条件を指定します。なし












 



<method-name>1回Finderメソッドのメソッド名を指定します。入力は制限されません。なし












 <where-clause>1回テーブルの検索条件を指定します。指定できる値はシャープ「#」以外です。なし



























<start-order>0または1回J2EEアプリケーションの開始および停止の順番を指定します。
開始した場合は昇順で開始処理が実行され,終了した場合は降順に停止処理が実行されます。
0~2147483647の整数値。10




























































<ejb-method-observation-timeout>0回以上EJBメソッドに仕掛中メソッド監視用タイムアウト時間を設定する場合に指定します。<ejb-method-observation-timeout>の指定が複数あり,<method>タグ以下の設定値が同じ場合,一つにマージされます。その場合,ワーニングメッセージ(KDJE42377-W)が出力され,先に定義された<ejb-method-observation-timeout>の<method-observation-timeout>の値が有効となります。なし








<method>1回以上メソッドについて定義します。なし













































<method-intf>0または1回メソッドが属するインタフェース種別を特定する場合に指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • Home
  • Remote
  • LocalHome
  • Local
Home,Remote,LocalHome,Localのすべて。






























<method-name>1回対象となるメソッド名を指定します。
アスタリスク「*」を指定した場合はすべてのメソッドを意味します。
入力は制限されません。なし




















<method-params>0または1回メソッドが多重定義されている場合に,メソッドを特定するために指定します。なし




















 <method-param>0回以上引数のデータ型を指定します。入力は制限されません。なし















<method-observation-timeout>1回仕掛中メソッド監視用タイムアウト時間(秒)を指定します。0を指定した場合,タイムアウトしません。0~86400の整数値。0










































<ejb-transaction-timeout>0回以上EJB(CMT)のメソッドにトランザクションタイムアウト時間を設定する場合に指定します。
<ejb-transaction-timeout>の指定が複数あり,<method>タグ以下の設定値が同じ場合,一つにマージされます。その場合,ワーニングメッセージ(KDJE42377-W)が出力され,先に定義された<ejb-transaction-timeout>の<transaction-timeout>の値が有効となります。
なし






 


<method>1回以上メソッドについて定義します。なし




















 



















<method-intf>0または1回メソッドが属するインタフェース種別を特定する場合に指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • Home
  • Remote
  • LocalHome
  • Local
Home,Remote,LocalHome,Localのすべて。












 











<method-name>1回対象となるメソッド名を指定します。
アスタリスク「*」を指定した場合はすべてのメソッドを意味します。
入力は制限されません。なし










 




<method-params>0または1回メソッドが多重定義されている場合,メソッドを特定するために指定します。なし








 



 <method-param>0回以上引数のデータ型を指定します。入力は制限されません。なし


















 <transaction-timeout>1回トランザクションタイムアウト時間(秒)を指定します。
0(ゼロ)を指定した場合は,J2EEサーバに設定されたデフォルトのタイムアウト値で動作します。
0~2147483647の整数値。0



<message>0回以上Message-driven Beanについて定義します。なし











 










<ejb-name>1回ejbの名称を指定します。
なお,このキーはMessage-driven Beanを特定するためのキーとなります。
ejb-jar.xmlの<ejb-jar>-<enterprise-beans>-<message-driven>-<ejb-name>の設定値を指定します。
入力は制限されません。なしD





 




<security-identity>0または1回Message-driven Beanのセキュリティアイデンティティを定義します。なし

 
<run-as>1回実行時アイデンティティを定義します。なし




 



 <user-name>1回ユーザ名を指定します。入力は制限されません。なし


 

<message-ref>0または1回リソースアダプタを指定します。なし



 





<connection-factory>0または1回リソースアダプタの表示名を指定します。入力は制限されません。なし



 


<connection-destination>1回リソースアダプタについて定義します。なし



 


 


<resource-adapter>1回リソースアダプタの表示名を指定します。入力は制限されません。なし



 


 <queue>0または1回キュー名称を指定します。入力は制限されません。なし



 


<resource-ref>0回以上Message-driven Beanから参照するリソースを定義します。なし




 







<res-ref-name>1回リソース参照の名称を指定します。入力は制限されません。なしD








 







<linked-to>1回対応するリソースアダプタ表示名,メール表示名を指定します。
クラスタコネクションプールのメンバリソースアダプタは指定できません。
入力は制限されません。リンク解決はされません。



 


<resource-env-ref>0回以上Message-driven Beanから参照するリソース環境変数を定義します。なし



 





<resource-env-ref-name>1回resource-env-refの名称を指定します。入力は制限されません。なしD







 













<linked-queue>1回キュー名称を指定します。DDの要素<resource-env-ref-type>に「javax.jms.Queue」が指定された場合だけ有効です。なし



 








<resource-adapter>1回リソースアダプタの表示名を指定します。入力は制限されません。なし




 







<queue>1回キュー名称を指定します。入力は制限されません。なし





 









<linked-adminobject>1回管理対象オブジェクトを指定します。なし



 








<resourceadapter-name>1回リソースアダプタの表示名を指定します。入力は制限されません。なし







 













<adminobject-name>1回管理対象オブジェクト名を指定します。英数字,およびアンダースコア「_」を指定できます。
ただし,連続してアンダースコア「_」を指定することはできません。
なし









 








<linked-to>1回JavaBeansリソースの表示名を指定します。
DD要素<resource-env-ref-type>に「JavaBeansリソースのクラス名」が指定された場合だけ有効です。
入力は制限されません。リンク解決はされないままです。



 


<pooled-instance>0または1回プール内のインスタンスを定義します。なし




 







<minimum>0または1回プール内のインスタンスの最小数を指定します。入力は制限されません。1





 




<maximum>0または1回プール内のインスタンスの最大数を指定します。1~2147483647の整数値。
0が指定された場合は1とみなされます。
1





 




<front-ejb>0または1回フロントEJB(クライアントが直接呼び出すEJB)かどうかを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
false








 







<start-order>0または1回J2EEアプリケーション開始時・停止時の順番を指定します。
開始時は昇順で開始処理が行われ,終了時は降順に停止処理が行われます。
0~2147483647の整数値。10





















 




















<ejb-method-observation-timeout>0回以上EJBメソッドに仕掛中メソッド監視用タイムアウト時間を設定する場合に指定します。<ejb-method-observation-timeout>の指定が複数あり,<method>タグ以下の設定値が同じ場合,一つにマージされます。その場合,ワーニングメッセージ(KDJE42377-W)が出力され,先に定義された<ejb-method-observation-timeout>の<method-observation-timeout>の値が有効となります。なし


 



<method>1回以上メソッドについて定義します。なし









 


























<method-intf>0または1回メソッドが属するインタフェース種別を特定する場合に指定します。
Message-driven Bean属性の設定では,このタグに値を指定できません。
なし






 

















<method-name>1回対象となるメソッド名を指定します。
アスタリスク「*」を指定した場合はすべてのメソッドを意味します。
入力は制限されません。なし




 







<method-params>0または1回メソッドが多重定義されている場合,メソッドを特定するために指定します。なし




 







 <method-param>0回以上引数のデータ型を指定します。入力は制限されません。なし






 





<method-observation-timeout>1回仕掛中メソッド監視用タイムアウト時間(秒)を指定します。0を指定した場合,タイムアウトしません。0~86400の整数値。0





















 <ejb-transaction-timeout>0回以上EJB(CMT)のメソッドにトランザクションタイムアウト時間を設定する場合に指定します。
<ejb-transaction-timeout>の指定が複数あり,<method>タグ以下の設定値が同じ場合,一つにマージされます。その場合,ワーニングメッセージ(KDJE42377-W)が出力され,先に定義された<ejb-transaction-timeout>の<transaction-timeout>の値が有効となります。
なし


  

<method>1回以上メソッドについて定義します。なし










  



















<method-intf>0または1回メソッドが属するインタフェース種別を特定する場合に指定します。
Message-driven Bean属性の設定では,このタグに値を指定できません。
なし






  











<method-name>1回対象となるメソッド名を指定します。
アスタリスク「*」を指定した場合,すべてのメソッドを意味します。
入力は制限されません。なし




  



<method-params>0または1回メソッドが多重定義されている場合,メソッドを特定するために指定します。なし




  



 <method-param>0回以上引数のデータ型を指定します。入力は制限されません。なし









  <transaction-timeout>1回トランザクションタイムアウト時間(秒)を指定します。
0(ゼロ)を指定した場合は,J2EEサーバに設定されたデフォルトのタイムアウト値で動作します。
0~2147483647の整数値。0


<war>0回以上WARについて定義します。なし




















































































<module-name>1回WARを特定するためのキーとなります。
次の条件に従い設定値を指定します。
application.xmlを含むアプリケーションの場合
  • アーカイブ形式・展開ディレクトリ形式共通
    application.xmlの<application>-<module>-<web>-<web-uri>に指定した文字列を指定します。
application.xmlを含まないアプリケーションの場合
  • アーカイブ形式(cjimportappコマンド(-f/-d))
    J2EEアプリケーション中のWARファイルの場所をEARのルートからの相対パスで指定します。
  • 展開ディレクトリ形式(cjimportappコマンド(-a))
    WARディレクトリの,アプリケーションディレクトリからの相対パスの末尾の"_war"を".war"に置き換えた値を指定します。
入力は制限されません。なしK




<security-role>0回以上セキュリティロールを定義します。なし












<role-name>1回セキュリティロール名を指定します。入力は制限されません。なしD










<linked-to>1回アクセスコントロールリスト(cjaddsecコマンドで定義したロール名)を指定します。入力は制限されません。なし






<resource-ref>0回以上Servletから参照するリソースを定義します。なし












<res-ref-name>1回リソース参照の名称を指定します。入力は制限されません。なしD
















<linked-to>1回対応するリソースアダプタ表示名,メール表示名を指定します。
クラスタコネクションプールのメンバリソースアダプタは指定できません。
入力は制限されません。なし






<resource-env-ref>0回以上Servletから参照するリソース環境変数を定義します。なし









<resource-env-ref-name>1回リソース環境変数参照の名称を指定します。入力は制限されません。なしD





















<linked-queue>1回キュー名称を指定します。DDの要素<resource-env-ref-type>に「javax.jms.Queue」が指定された場合だけ有効です。なし












<resource-adapter>1回リソースアダプタの表示名を指定します。入力は制限されません。なし












<queue>1回キュー名称を指定します。入力は制限されません。なし









<linked-adminobject>1回管理対象オブジェクトを指定します。なし












<resourceadapter-name>1回リソースアダプタの表示名を指定します。入力は制限されません。なし





















<adminobject-name>1回管理対象オブジェクト名を指定します。英数字,およびアンダースコア「_」を指定できます。
ただし,連続してアンダースコア「_」を指定することはできません。
なし


















<linked-to>1回JavaBeansリソースの表示名を指定します。
DDの要素<resource-env-ref-type>に「JavaBeansリソースのクラス名」が指定された場合だけ有効です。
入力は制限されません。リンク解決はされないままです。






<thread-control>0または1回Webアプリケーションのスレッド制御の設定をします。なし















<thread-control-max-threads>1回Webアプリケーション単位の最大同時実行スレッド数を指定します。
占有スレッド数以上の値を指定します。
1~1024の整数値。なし















<thread-control-exclusive-threads>1回占有スレッド数を指定します。
Webアプリケーション単位の最大同時実行スレッド数以下を指定します。
0~1024の整数値。0









<thread-control-queue-size>1回Webアプリケーション単位の実行待ち行列数を指定します。0~2147483647の整数値。なし















<resource-watcher>0または1回Webアプリケーション単位のリクエスト実行待ちキュー格納数の監視に関するプロパティを指定します。なし




















<watcher-threshold>0または1回アラートメッセージを出力するしきい値を指定します。1~100の整数値。80




















<watcher-interval>0または1回監視間隔を指定します。1~2147483647の整数値。30




















<watcher-enabled>0または1回Webアプリケーション単位のリクエスト実行待ちキュー格納数の監視を有効にするかどうかを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
true















<watcher-writefile-enabled>0または1回リソース使用状況をファイルに出力するかどうかを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
true






<urlgroup-thread-control>0回以上URLグループ単位の同時実行スレッド数制御の設定をします。なし




















 









<urlgroup-thread-control-name>1回URLグループ単位の同時実行スレッド数制御の定義名を指定します。
URLグループ単位の同時実行スレッド数制御の定義名はWebアプリケーション内で,一意な名称を指定します。
英数字,ハイフン「-」,アンダースコア「_」を使用できます。
文字の長さは1~64で指定します。
なし










 




<urlgroup-thread-control-max-threads>1回URLグループ単位の最大同時実行スレッド数を指定します。1~thread-control-max-threadsの整数値。なし














 






<urlgroup-thread-control-exclusive-threads>0または1回URLグループ単位の占有スレッド数を指定します。0~urlgroup-thread-control-max-threadsかつthread-control-exclusive-threads以下の整数値。0








 



<urlgroup-thread-control-queue-size>0または1回URLグループ単位の実行待ちキューのサイズを指定します。0~2147483647の整数値。なし






 


<urlgroup-thread-control-mapping>0回以上制御対象となるURLのマッピング情報を設定します。なし




























 













<url-pattern>1回制御対象となるURLパターンを指定します。
一つのWebアプリケーション内で同じURLパターンを指定することはできません。
指定例を次に示します。

/soda/grape/*
/foo/*
/contents
*.foo

入力は制限されません。なし








 <stats-monitor>0または1回稼働統計の監視の設定をします。なし






  <waiting-request-count>0または1回URLグループ単位の実行待ちリクエスト数の監視をします。なし










   




<enabled>0または1回URLグループ単位の実行待ちリクエスト数の監視のしきい値イベントを有効にするかどうかを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
true










   




<high-threshold>0または1回しきい値イベントを出力する上限しきい値(単位:%)を指定します。1~100の整数値。
low-threshold以上でなければなりません。
80










   <low-threshold>0または1回しきい値イベントを出力する下限しきい値(単位:%)を指定します。0~99の整数値。
high-threshold以下でなければなりません。
0








<http-request>0または1回HTTPリクエストに関する各種設定をします。なし






























<encoding>1回リクエストボディ,およびクエリのデコードに使用するデフォルトのエンコーディングを指定します。
ただし,Servlet仕様に準拠した設定(ServletAPIおよびweb.xml)がある場合,無効となります。
JavaVMがサポートしている文字エンコーディングを指定します。
入力は制限されません。なし








<http-response>0または1回HTTPレスポンスに関する各種設定をします。なし






























<encoding>1回レスポンスボディのエンコードに使用するデフォルトのエンコーディングを指定します。
ただし,Servlet仕様に準拠した設定(ServletAPIおよびweb.xml)がある場合,無効となります。
JavaVMがサポートしている文字エンコーディングを指定します。
入力は制限されません。なし






<jsp>0または1回JSPに関する各種設定をします。なし




























<page-encoding>1回JSPファイルの読み込みに使用するデフォルトのエンコーディングを指定します。
ただし,Servlet仕様に準拠した設定(ServletAPIおよびweb.xml)がある場合,無効となります。
JavaVMがサポートしている文字エンコーディングを指定します。
入力は制限されません。なし










<http-session>0または1回Webアプリケーション単位のHttpSession数の監視に関する情報を設定します。なし















<http-session-max-number>0または1回使用可能なHttpSessionの最大数を指定します。
-1を指定した場合は無制限となります。
-1~2147483647の整数値。-1









<resource-watcher>0または1回HttpSession数の監視に関するプロパティを設定します。なし
















<watcher-threshold>0または1回アラートメッセージを出力するしきい値を指定します。1~100の整数値。80
















<watcher-interval>0または1回監視間隔を指定します。1~2147483647の整数値。30
































<watcher-enabled>0または1回HttpSession数の監視を有効にするかどうかを指定します。
ただし,<http-session-max-number>に0を指定した場合,この指定に関係なく監視は無効となります。
指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
true















<watcher-writefile-enabled>0または1回リソース使用状況をファイルに出力するかどうかを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
true










<dbsfo>0または1回データベースセッションフェイルオーバ機能を設定します。なし


















 








<enabled>0または1回データベースセッションフェイルオーバ機能を有効にするかどうかを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
J2EEサーバのプロパティ値(webserver.dbsfo.enabled)


















 








<application-id>0または1回アプリケーション識別子を設定します。英数字,およびアンダースコア「_」を使用できます。
指定できる文字数は最大16文字です。
アプリケーションのコンテキストルート名から作成します。


























 












<attribute-data-size-max>0または1回グローバルセッション情報に含めることが可能なHTTPセッションの属性情報の最大サイズを設定します。128~10485760の整数値。J2EEサーバのプロパティ値(webserver.dbsfo.attribute_data_size.max)


















































 <exclude-extensions>0または1回データベースセッションフェイルオーバ機能を抑止する拡張子を設定します。
複数の拡張子を指定する場合,コンマ「,」で区切って指定します。
次に示す文字を使って,512文字以内で指定します。
  • 英数字
  • 括弧「( )」
  • エクスクラメーション「!」
  • パーセント「%」
  • ドル「$」
  • アンパサンド「&」
  • シングルクオート「'」
  • プラス「+」
  • ハイフン「-」
  • イコール「=」
  • 単価記号「@」
  • アンダースコア「_」
  • チルダ「~」
  • ピリオド「.」
  • コンマ「,」
J2EEサーバのプロパティ値(webserver.dbsfo.exclude.extensions)












































<start-notify-error>0または1回J2EEアプリケーションの開始時にスタートアップ時のロードが指定されているServlet/JSPの初期化処理中や,taglibの解析中にエラーが発生した場合,エラーを通知してアプリケーションの開始を中断するかどうかを指定します。
初期表示値は,アプリケーションサーバ06-00以降で新規に作成したJ2EEアプリケーションの場合はtrue,それ以外のJ2EE アプリケーションはfalseとなります。
指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
true


















<start-order>0または1回J2EEアプリケーションの開始および停止の順番を指定します。
開始した場合は昇順で開始処理が実行され,終了した場合は降順に停止処理が実行されます。
0~2147483647の整数値。10










<filter>0回以上Filterについて定義します。
web.xmlを含まない場合,このタグは指定できません。
なし


















<filter-name>1回Filterを特定するためのキーとなります。
web.xmlの<web-app>-<filter>-<filter-name>の設定値を指定します。
入力は制限されません。なしD
















<method-observation-timeout>1回リクエストの延長で呼び出されるフィルタのdoFilterメソッドの監視用タイムアウト時間(秒)を指定します。
0を指定した場合,タイムアウトしません。
0~86400の整数値。0





<servlet>0回以上Servletについて定義します。
web.xmlを含まない場合,このタグは指定できません。
なし






 





<servlet-name>1回Servletを特定するためのキーとなります。
web.xmlの<web-app>-<servlet>-<servlet-name>の設定値を指定します。
入力は制限されません。なしD



 


<run-as>0または1回実行時アイデンティティを定義します。なし




 



<user-name>1回ユーザ名を指定します。入力は制限されません。なし











 <method-observation-timeout>0または1回リクエストの延長で呼び出されるサーブレットのserviceメソッド/JSPの_jspServiceメソッドの監視用タイムアウト時間(秒)を指定します。
0を指定した場合,タイムアウトしません。
0~86400の整数値。0
<rar>0回以上rarに関する情報を定義します。なし
 









































<module-name>1回リソースアダプタを特定するためのキーとなります。
次の条件に従って,設定値を指定します。
application.xmlを含むアプリケーションの場合
  • アーカイブ形式・展開ディレクトリ形式共通
    application.xmlの<application>-<module>-<connector>に指定した文字列を指定します。
application.xmlを含まないアプリケーションの場合
  • アーカイブ形式(cjimportappコマンド(-f/-d))
    J2EEアプリケーション中のRARファイルの場所をEARのルートからの相対パスで指定します。
  • 展開ディレクトリ形式(cjimportappコマンド(-a))
    アプリケーションディレクトリ中のRARファイルの場所をアプリケーションディレクトリからの相対パスで指定します。
入力は制限されません。なしK
 



<resourceadapter>0または1回リソースアダプタについての情報を定義します。なし
 







<outbound-resourceadapter>0または1回アウトバウンド方向へのリソースアダプタを定義します。なし
 





























































<connection-definition>1回以上コネクションインタフェース・クラスを定義します。
補足
  • 下位タグの<connector-property>について
    <property-value>は<property-name>ごとに設定値の範囲が異なるため,それぞれのプロパティごとに記載しています。
    <property>の指定が複数あり,<property-name>の設定値が同じ場合,一つにマージされます。その場合,ワーニングメッセージ(KDJE42377-W)が出力され,先に定義された<property>の<property-value>の値が有効となります。
なし
 







 



<connectionfactory-interface>1回リソースによってサポートされるConnectionFactoryインタフェースのクラス名を指定します。入力は制限されません。なしD
 





 


<connector-property>0回以上コネクションインタフェース・クラスに関する独自情報を設定します。なし
 





 





<property-name>1回MaxPoolSizeプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • MaxPoolSize
なし
 





 


<property-value>1回プロパティ値として,
プールの最大値を指定します。
-1(無制限)または0
~2147483647の整数値。
10
 





 


<connector-property>0回以上コネクションインタフェース・クラスに関する独自情報を設定します。なし
 





 





<property-name>1回MinPoolSizeプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • MinPoolSize
なし
 





 


<property-value>1回プロパティ値として,
プールの最小値を指定します。
0~2147483647の整数値。10
 





 


<connector-property>0回以上コネクションインタフェース・クラスに関する独自情報を設定します。なし
 







 







<property-name>1回LogEnabledプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • LogEnabled
なし
 







 



<property-value>1回プロパティ値として,
LogWriterによるログ出力の要否を指定します。
指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
true
 





 


<connector-property>0回以上コネクションインタフェース・クラスに関する独自情報を設定します。なし
 





 





<property-name>1回Userプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • User
なし
 





 


<property-value>1回プロパティ値として,
ユーザ名を指定します。
入力は制限されません。なし
 





 


<connector-property>0回以上コネクションインタフェース・クラスに関する独自情報を設定します。なし
 







 







<property-name>1回Passwordプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • Password
なし
 





 


<property-value>1回プロパティ値として,パスワードを指定します。入力は制限されません。なし
 





 


<connector-property>0回以上コネクションインタフェース・クラスに関する独自情報を設定します。なし
 







 







<property-name>1回ValidationTypeプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • ValidationType
なし
 



















 









<property-value>1回プロパティ値として,コネクションチェック契機を指定します。指定できる値を次に示します。
  • 0:コネクションチェック機能オフ
  • 1:コネクション取得時にチェック
  • 2:一定間隔でチェック
1
 





 


<connector-property>0回以上コネクションインタフェース・クラスに関する独自情報を設定します。なし
 







 







<property-name>1回ValidationIntervalプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • ValidationInterval
なし
 





 


<property-value>1回プロパティ値として,
コネクションチェック間隔(秒)を指定します。
1~2147483647の整数値。3600
 





 


<connector-property>0回以上コネクションインタフェース・クラスに関する独自情報を設定します。なし
 







 







<property-name>1回RetryCountプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • RetryCount
なし
 





 


<property-value>1回プロパティ値として,コネクション取得リトライ回数を指定します。0~2147483647の整数値。0
 





 


<connector-property>0回以上コネクションインタフェース・クラスに関する独自情報を設定します。なし
 







 







<property-name>1回RetryIntervalプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • RetryInterval
なし
 





 


<property-value>1回プロパティ値として,コネクション取得リトライ間隔(秒)を指定します。1~2147483647の整数値。10
 





 


<connector-property>0回以上コネクションインタフェース・クラスに関する独自情報を設定します。なし
 







 







<property-name>1回ConnectionTimeoutプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • ConnectionTimeout
なし
 





 


<property-value>1回プロパティ値として,コネクション解放までのタイムアウト値(秒)を指定します。0~2147483647の整数値。0
 





 


<connector-property>0回以上コネクションインタフェース・クラスに関する独自情報を設定します。なし
 







 







<property-name>1回ConnectionPoolAdjustmentIntervalプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • ConnectionPoolAdjustmentInterval
なし
 









 




<property-value>1回プロパティ値として,コネクション数のソフトランディング動作調節間隔(秒)を指定します。0~2147483647の整数値。600
 





 


<connector-property>0回以上コネクションインタフェース・クラスに関する独自情報を設定します。なし
 







 







<property-name>1回SweeperIntervalプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • SweeperInterval
なし
 





 


<property-value>1回プロパティ値として,コネクションスイーパ動作時間間隔(秒)を指定します。0~2147483647の整数値。0
 





 


<connector-property>0回以上コネクションインタフェース・クラスに関する独自情報を設定します。なし
 







 







<property-name>1回RequestQueueEnableプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • RequestQueueEnable
なし
 







 



<property-value>1回プロパティ値として,コネクション枯渇時のコネクション取得待ち行列の要否を指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
true
 





 


<connector-property>0回以上コネクションインタフェース・クラスに関する独自情報を設定します。なし
 







 







<property-name>1回RequestQueueTimeoutプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • RequestQueueTimeout
なし
 











 





<property-value>1回プロパティ値として,コネクション枯渇時のコネクション取得待ち行列のとどまることのできる最大値(秒)を指定します。0~2147483647の整数値。30
 





 


<connector-property>0回以上コネクションインタフェース・クラスに関する独自情報を設定します。なし
 







 







<property-name>1回WatchEnabledプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • WatchEnabled
なし
 







 



<property-value>1回プロパティ値として,
コネクションプール監視を有効にするかどうかを指定します。
指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
true
 





 


<connector-property>0回以上コネクションインタフェース・クラスに関する独自情報を設定します。なし
 







 







<property-name>1回WatchIntervalプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • WatchInterval
なし
 





 


<property-value>1回プロパティ値として,コネクションプール監視間隔(秒)を指定します。1~2147483647の整数値。30
 





 


<connector-property>0回以上コネクションインタフェース・クラスに関する独自情報を設定します。なし
 







 







<property-name>1回WatchThresholdプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • WatchThreshold
なし
 









 




<property-value>1回プロパティ値として,コネクションプール使用状態を監視するしきい値(%)を指定します。1~100の整数値。80
 





 


<connector-property>0回以上コネクションインタフェース・クラスに関する独自情報を設定します。なし
 







 







<property-name>1回WatchWriteFileEnabledプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • WatchWriteFileEnabled
なし
 







 



<property-value>1回プロパティ値として,コネクションプール監視結果をファイル出力するかどうかを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
true
 





 


<connector-property>0回以上コネクションインタフェース・クラスに関する独自情報を設定します。なし
 







 







<property-name>1回Warmupプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • Warmup
なし
 











 





<property-value>1回プロパティ値として,
コネクションプールのウォーミングアップ機能を有効にするかどうかを指定します。
指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
true
 





 


<connector-property>0回以上コネクションインタフェース・クラスに関する独自情報を設定します。なし
 







 







<property-name>1回NetworkFailureTimeoutプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • NetworkFailureTimeout
なし
 







 



<property-value>1回プロパティ値として,ネットワーク障害検知機能のタイムアウトを有効にするかどうかを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
true
 







 <resource-external-property>0回以上リソースについて定義します。なし
 



















  









<optional-name>1回リソースの別名を指定します。英数字,アンダースコア「_」,ピリオド「.」,ハイフン「-」および階層区切り文字としてスラント「/」を使用できます。
指定できる文字数は1~255文字です。
なし
 











  





<res-auth>0または1回リソースを使用するための認証元を,アプリケーション上で行うか,コンテナに任せるかを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • Application
  • Container
Container
 









  <res-sharing-scope>0または1回リソース接続を共有できるようにするかどうかを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • Shareable
  • Unshareable
Shareable
 

















<adminobject>0回以上リソースアダプタが提供する管理対象オブジェクトを定義します。
DDの<adminobject>と同じ数分,同じ順番で設定する必要があります(設定しない場合,空タグ<adminobject/>を指定します)。
すべての<adminobject>に<adminobject-name>を設定する必要がなければ省略できます。
なし
 





 <adminobject-name>1回管理対象オブジェクト名を指定します。リソースアダプタ内でユニークでなければなりません。英数字,アンダースコア「_」を使用できます。
連続したアンダースコア「_」は指定できません。
なし
 


<resourceadapter-property>0回以上Connector 1.5仕様に対応するリソースアダプタを定義します。なし
 







<property-name>1回MaxTPoolSizeプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • MaxTPoolSize
なし
 



<property-value>1回プロパティ値として,スレッドプールで同時に実行される最大スレッド数を指定します。1~2147483647の整数値。10
 


<resourceadapter-property>0回以上Connector 1.5仕様に対応するリソースアダプタを定義します。なし
 







<property-name>1回MinTPoolSizeプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • MinTPoolSize
なし
 


<property-value>1回プロパティ値として,スレッドプールに存在する最小スレッド数を指定します。0~1024の整数値。0
 <resourceadapter-property>0回以上Connector 1.5仕様に対応するリソースアダプタを定義します。なし
  



<property-name>1回TPoolKeepaliveプロパティを指定します。指定できる文字列を次に示します。
  • TPoolKeepalive
なし
  <property-value>1回プロパティ値として,スレッドプールのスレッド解放までのタイムアウト値(秒)を指定します。1~2147483647の整数値。300
(凡例)
-:該当なし。