4.4 データソース属性ファイル

データソース属性ファイルは,次に示すDOCTYPE宣言を持ちます。

<!DOCTYPE hitachi-datasource-property PUBLIC '-//Hitachi, Ltd.//DTD DataSource Property 6.0//EN' 'file:///<Cosminexusのインストールディレクトリ>/CC/admin/dtds/hitachi-datasource-property_6_0.dtd'>

データソース属性ファイルは,次に示すタグを持つxmlファイルです。

タグ名出現パターン説明
<hitachi-datasource-property>1回ルートタグ。

<description>0または1回データソースの説明。





<display-name>1回データソース表示名。
1≦文字列長≦240
変更する場合,英数字,およびアンダースコア「_」を使用できます。







<property>0回以上各種プロパティ。※1
<property>の指定が複数あり,<name>の設定値が同じ場合,一つにマージされます。その場合,ワーニングメッセージ(KDJE37600-W)を出力し,後ろに定義された<XADataSource>の値が有効になります。
<name>1回プロパティ名。




<XADataSource>0または1回XADataSourceインタフェースのプロパティ値。
値は変更できます。
タグの追加,削除は禁止です。
<PoolConfiguration>0または1回コネクションプールの設定。※1,※2
 

<MinimumSize>1回最小サイズ。
0≦MinimumSize≦MaximumSize
 

<MaximumSize>1回最大サイズ。
-1(無制限)または0≦MaximumSize
 




<Threshold>1回しきい値。
0または1≦Threshold≦MaximumSize
0を指定した場合,使用できるコネクションがない場合にだけプールにコネクションを追加します。
 



<GrowthIncrement>1回増分値。
0または1≦GrowthIncrement≦2147483647
0を指定した場合,プールは増加しません。
 



<WaitTimeout>1回コネクション取得待ち時間(単位:秒)。
-1または0≦WaitTimeout≦2147483647
-1を指定した場合,取得できるまで待ち続けます。
 




<ConnectionTimeout>1回接続タイムアウト(単位:秒)。
0または1≦ConnectionTimeout≦2147483647
0を指定した場合,アクティブではないコネクションがあってもプールから削除されません。
 



<SweeperInterval>1回スイーパ起動間隔(単位:秒)。
0または1≦SweeperInterval≦2147483647
0を指定した場合,アクティブではないコネクションがあってもプールから削除されません。
 

<RetryCount>1回コネクション取得リトライ回数。
0~2147483647
 <RetryInterval>1回コネクション取得リトライまでの待ち時間(単位:秒)。
1~2147483647
注※1
cjgetrespropコマンドで出力されたものに対し,タグ名の変更,タグの追加・削除,値の変更をしてはいけません。
注※2
MinimumSizeタグを0に設定した場合,コネクションプールは機能しません。