3.9.1 サーブレット属性ファイルの指定内容

サーブレット属性ファイルは,次に示すDOCTYPE宣言を持ちます。

<!DOCTYPE hitachi-servlet-property PUBLIC '-//Hitachi, Ltd.//DTD Servlet Property 7.0//EN' 'file:///<Cosminexusのインストールディレクトリ>/CC/admin/dtds/hitachi-servlet-property_7_0.dtd'>

サーブレット属性ファイルは,次に示すタグを持つxmlファイルです。また,属性ファイルのバージョンは,以前のバージョンのものでも使用できます。

タグ名出現パターン説明
<hitachi-servlet-property>1回ルートタグ。

<description>※10回以上※2サーブレット/JSPの説明。












<display-name>※11回以上※2サーブレット/JSPの表示名。
xml:lang属性が"en"のdisplay-nameを必ず指定します。該当するリソースの表示名をコマンドの引数で指定する場合も,xml:lang属性が"en"のdisplay-nameを指定します。
1≦文字列長
xml:lang属性が"en"のタグの場合,英数字(0~9,A~Z,a~z),およびアンダースコア(_)を使用できます。
xml:lang属性が"en"のタグ以外の場合,文字の制限はありません。



<icon>※10回以上※2Deployツール上に表示されるServletのアイコンの定義。




<small-icon>0または1回スモールアイコン(16×16)のファイル名。

<large-icon>0または1回ラージアイコン(32×32)のファイル名。

<init-param>0回以上初期化パラメタについての定義。


<description>※10回以上※2init-paramの説明。


<param-name>1回初期化パラメタの名称。

<param-value>1回初期化パラメタの値。















<load-on-startup>0または1回スタートアップ時のロード指定。
指定できる整数値を次に示します。
-2147483648≦load-on-startup≦-1
必要になった時点でロードされます。
-1以外を指定しても-1として扱われます。
0
スタートアップ時にロードします。
ロードする順番は,Containerが決定します。
1≦load-on-startup≦2147483647
スタートアップ時にロードします。
ロードする順番は,小さな値から大きな値の順となります。
なお,Servlet2.5以降より,空文字も指定できます。

<run-as>0または1回実行時アイデンティティについての定義。※3


<description>※10回以上※2run-asの説明。※3


<role-name>1回セキュリティロール名。※3

<user-name>1回ユーザ名を指定します。

<security-role-ref>0回以上セキュリティロールについての定義。


<description>※10回以上※2security-role-refの説明。


<role-name>1回security-role-refの名称。

<role-link>0または1回リンク先のロール名。

<url-pattern>0回以上サーブレットのURL。
<method-observation-timeout>0または1回サーブレット内のメソッド共通の仕掛かり中メソッド監視用タイムアウト時間。
指定できる値は,0~86400(単位:秒)です。0を指定した場合,タイムアウトしません。デフォルト値は0です。
注※1
xml:lang属性を指定できます。xml:lang属性を指定しない場合は,「en(英語)」が仮定されます。なお,xml:lang属性が同じタグを複数指定できません。
注※2
Servlet2.3以前のWARに対して,このタグを複数指定できません。
注※3
アノテーションの設定値だった場合,値の変更は無視されます。