4.1.13 <property>タグに指定できるプロパティ

<property>タグに指定できる値について説明します。

表4-18 <property>タグに設定する情報一覧

property-nameproperty-typeproperty-value指定可能値デフォルトバージョン
ConnectionPoolAdjustmentIntervalintコネクション数調節機能の動作間隔を整数(単位:秒)で指定します。
0を指定した場合は動作しません。
0~2147483647の整数で指定します。60006-70
ConnectionTimeoutintコネクション解放までのタイムアウト値を整数(単位:秒)で指定します。
コネクションの最終利用時刻からタイムアウト判定までの時間が指定値を超えるとコネクションスイーパによる削除対象になります。0を指定した場合はタイムアウトしません。
0~2147483647の整数で指定します。006-50
LogEnabledbooleanLogWriterによるログ出力をするかどうかを指定します。
trueを指定した場合:
LogWriterによるログ出力をします。
falseを指定した場合:
LogWriterによるログ出力をしません。
指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
true05-05
MaxPoolSizeintプール内のコネクションの最大数を指定します。なお,-1を指定した場合は無制限となります。指定できる値(整数)を次に示します。
  • -1
  • 0~2147483647
1005-05
MaxTPoolSizeintスレッドプールで同時に実行される最大スレッド数を整数で指定します。
ライフサイクル管理機能が有効でない場合(<resourceadapter-class>が指定されていない場合),プロパティ値は無視されます。
1~2147483647の整数で指定します。1007-50
MinPoolSizeintプール内のコネクションの最小数を指定します。0~2147483647の整数で指定します。1005-05
MinTPoolSizeintスレッドプールに存在する最小スレッド数を整数で指定します。
ライフサイクル管理機能が有効でない場合(<resourceadapter-class>が指定されていない場合),プロパティ値は無視されます。
0~1024の整数で指定します。007-50
NetworkFailureTimeoutbooleanネットワーク障害検知機能のタイムアウトを有効にするかどうかを指定します。
trueを指定した場合:
ネットワーク障害検知機能のタイムアウトを有効にします。
falseを指定した場合:
ネットワーク障害検知機能のタイムアウトを無効にします。
指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
true07-00
PasswordStringパスワード。
<property-value>タグに値が設定されている場合は,セキュリティ上の理由で表示されません。変更する場合は,<property-value>タグを追加して,変更後の値を設定してください。
cjgetresprop,cjgetrarprop実行時に,<property-name>タグに「User」または「Password」が設定されている場合,タグは次のように表示されます。
値が設定されている場合:
コメントタグ<!-- The property-value has already been set. -->
値が設定されていない場合:
空タグ<>
入力は制限されません。なし05-05
RequestQueueEnablebooleanコネクション枯渇時のコネクション取得待ち行列を有効にするかどうかを指定します。
trueを指定した場合:
コネクション枯渇時のコネクション取得待ち行列機能を有効にします。
falseを指定した場合:
コネクション枯渇時のコネクション取得待ち行列機能を無効にします。
指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
true06-50
RequestQueueTimeoutintコネクション枯渇時のコネクション取得待ち行列のとどまることのできる時間の最大値を整数(単位:秒)で指定します。
0を指定した場合,待ち行列で無制限に待ち続けます。
0~2147483647の整数で指定します。3006-50
RetryCountintコネクション取得リトライ回数を整数(単位:回)で指定します。0~2147483647の整数で指定します。005-05
RetryIntervalintコネクション取得リトライ間隔を整数(単位:秒)で指定します。1~2147483647の整数で指定します。1005-05
SweeperIntervalintコネクションスイーパ動作時間間隔を整数(単位:秒)で指定します。
指定した間隔でコネクションスイーパが動作して,タイムアウトしたコネクションを削除します。0を指定した場合は動作しません。
0~2147483647の整数で指定します。006-50
TPoolKeepaliveintスレッドプールのスレッド解放までのタイムアウト値(秒)を整数で指定します。
ライフサイクル管理機能が有効でない場合(<resourceadapter-class>が指定されていない場合),プロパティ値は無視されます。
1~2147483647の整数で指定します。30007-50
UserStringユーザ名。
<property-value>タグに値が設定されている場合は,セキュリティ上の理由で表示されません。変更する場合は,<property-value>タグを追加して,変更後の値を設定してください。
cjgetresprop,cjgetrarprop実行時に,<property-name>タグに「User」または「Password」が設定されている場合,タグは次のように表示されます。
値が設定されている場合:
コメントタグ<!-- The property-value has already been set. -->
値が設定されていない場合:
空タグ<>
入力は制限されません。なし05-05
ValidationIntervalintコネクションチェック間隔を整数(単位:秒)で指定します。1~2147483647の整数で指定します360005-05
ValidationTypeintコネクションチェック契機。指定可能な値は次のとおりです。
  • 0:コネクションチェック機能オフ
  • 1:コネクション取得時にチェック
  • 2:一定間隔でチェック
指定できる値(整数)を次に示します。
  • 0
  • 1
  • 2
105-05
Warmupbooleanコネクションプールのウォーミングアップ機能を有効にするかどうかを指定します。
trueを指定した場合:
コネクションプールのウォーミングアップ機能を有効にします。
falseを指定した場合:
コネクションプールのウォーミングアップ機能を無効にします。
指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
true07-00
WatchEnabledbooleanコネクションプール監視を有効にするかどうかを指定します。
trueを指定した場合:
有効にします。
falseを指定した場合:
無効にします。
指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
true06-50
WatchIntervalintコネクションプール監視間隔を整数(単位:秒)で指定します。1~2147483647の整数で指定します。3006-50
WatchThresholddintコネクションプール使用状態を監視するしきい値を整数(単位:%)で指定します。1~100の整数で指定します。8006-50
WatchWriteFileEnabledbooleanコネクションプール監視結果をファイル出力するかどうかを指定します。
trueを指定した場合:
ファイル出力します。
falseを指定した場合:
ファイル出力しません。
指定できる文字列を次に示します。
  • true
  • false
true06-50

(凡例)-:設定なし

注※ ライフサイクル管理機能が有効でない場合(<resourceadapter-class>が指定されていない場合),プロパティ値は無視されます。