3.5.1 Entity Bean属性ファイルの指定内容

Entity Bean属性ファイルは,次に示すDOCTYPE宣言を持ちます。

<!DOCTYPE hitachi-entity-bean-property PUBLIC '-//Hitachi, Ltd.//DTD Entity Bean Property 7.6//EN' 'file:///<Cosminexusのインストールディレクトリ>/CC/admin/dtds/hitachi-entity-bean-property_7_6.dtd'>

Entity Bean属性ファイルは,次に示すタグを持つxmlファイルです。また,属性ファイルのバージョンは,以前のバージョンのものでも使用できます。

タグ名出現パターン説明
<hitachi-entity-bean-property>1回ルートタグ。



<description>※10回以上※2Entity Beanの説明。













<display-name>※11回以上※2Entity Beanの表示名。
xml:lang属性が"en"のdisplay-nameを必ず指定します。該当するリソースの表示名をコマンドの引数で指定する場合も,xml:lang属性が"en"のdisplay-nameを指定します。
1≦文字列長
xml:lang属性が"en"のタグの場合,英数字(0~9,A~Z,a~z),およびアンダースコア(_)を使用できます。
xml:lang属性が"en"のタグ以外の場合,文字の制限はありません。



<icon>※10回以上※2GUIツール上に表示されるEntity Beanのアイコンの定義。




<small-icon>0または1回スモールアイコン(16×16)のファイル名。



<large-icon>0または1回ラージアイコン(32×32)のファイル名。




<persistence-type>1回永続性管理種別。※3
指定できる文字列を次に示します。
  • Bean
  • Container










































<prim-key-class>1回プライマリキークラス。
単一プライマリキー,複合プライマリキーとして指定できるクラス・インタフェース,プリミティブ型を指定できます。
永続性管理種別が「Bean」の場合は,具象クラス,抽象クラスおよびインタフェースが指定できます。
永続性管理種別が「Container」の場合は,具象クラスだけが指定できます。
単一プライマリキーとして扱われるクラスを次に示します。
  • java.lang.Boolean
  • java.lang.Byte
  • java.lang.Character
  • java.lang.Short
  • java.lang.Integer
  • java.lang.Long
  • java.lang.Float
  • java.lang.Double
  • java.lang.String
複合プライマリキーとして扱われるクラスとインタフェースを次に示します。
クラスの場合
  • java.lang.Object
  • java.io.Serializableを実装し,boolean equals(Object obj)とint hashCode()をオーバーライドしたクラス(親クラスがjava.io.Serializableを実装していても可)
インタフェースの場合
java.io.Serializableを実装し,boolean equals(Object obj)とint hashCode()をオーバーライドしたクラス(親クラスがjava.io.Serializableを実装していても可)に実装されるインタフェース。








<reentrant>1回同一トランザクション内での再帰呼び出しの可否。
指定できる値を次に示します。
true
false
不可



<abstract-schema-name>0または1回EntityBeanの抽象スキーマ名。
スキーマ名が複数の場合は,それぞれ一意な値にしてください。








<cmp-field>0回以上
persistence-typeにContainerを指定した場合
必須
persistence-typeにBeanを指定した場合
cjsetappprop,cjsetrespropで無視されます。




<description>※10回以上※2cmp-fieldの説明。

<field-name>1回永続性管理をするBeanのフィールド名。















<primkey-field>0または1回プライマリキーとなるEntity Beanのフィールド名を指定します。
persistence-typeにContainerが指定されていて,かつprim-key-classに単一プライマリキーとなるクラスが指定された場合は必須。それ以外の場合はcjsetappprop,cjsetrespropで無視されます。
指定できる値はcmp-fieldのfield-nameに指定されている文字列。
primkey-fieldに指定したフィールドのデータ型はprim-key-classの文字列と一致していなければいけません。


<env-entry>0回以上環境エントリについての定義。




<description>※10回以上※2環境エントリの説明。
<env-entry-name>1回環境エントリの名称。
























<env-entry-type>1回環境エントリのデータ型。
指定できる文字列を次に示します。
  • java.lang.Boolean
  • java.lang.Byte
  • java.lang.Short
  • java.lang.Integer
  • java.lang.Long
  • java.lang.Float
  • java.lang.Double
  • java.lang.String
  • java.lang.Character





<env-entry-value>1回環境エントリの値。
env-entry-typeで指定した型に適合した値を指定します。
env-entry-typeにjava.lang.String以外を指定した場合,空文字の指定はできません。


<ejb-ref>0回以上リモートインタフェースを持つEnterprise Beanへの参照情報についての定義。


<description>※10回以上※2ejb-refの説明。


<ejb-ref-name>1回ejb-refの名称。








<ejb-ref-type>1回リンク先のEnterprise Beanの種別。
指定できる文字列を次に示します。
  • Entity
  • Session


<home>1回リンク先のEnterprise BeanのRemote Homeインタフェース名。




<remote>1回リンク先のEnterprise BeanのRemote Componentインタフェース名。


<ejb-link>0または1回リンク先のejb-name。


<ejb-local-ref>0回以上ローカルインタフェースを持つEnterprise Beanへの参照情報についての定義。




<description>※10回以上※2ejb-local-refの説明。
<ejb-ref-name>1回ejb-local-refの名称。








<ejb-ref-type>1回リンク先のEnterprise Beanの種別。
指定できる文字列を次に示します。
  • Session
  • Entity


<local-home>1回リンク先のEnterprise BeanのLocal Homeインタフェース名。


<local>1回リンク先のEnterprise BeanのLocal Componentインタフェース名。

<ejb-link>0または1回リンク先のejb-name。


<security-role-ref>0回以上セキュリティロールについての定義。






<description>※10回以上※2security-role-refの説明。


<role-name>1回security-role-refの名称。

<role-link>0または1回リンク先のロール名。



<security-identity>0または1回セキュリティアイデンティティについての定義。


<description>※10回以上※2security-identityの説明。










<use-caller-identity>1回実行時security-identityを使用するかどうかの指定。なお,このタグは値を持ちません。
<use-caller-identity>と<run-as>のどちらか一つを指定します。


<run-as>1回実行時security-identityの定義情報。
<use-caller-identity>と<run-as>のどちらか一つを指定します。

 
<description>※10回以上※2実行時security-identityの説明。

 
<role-name>1回実行時security-identityのroleの名称。

 <user-name>0または1回プリンシパル名。


<resource-ref>0回以上リソースへの参照情報についての定義。


<description>※10回以上※2resource-refの説明。
<res-ref-name>1回resource-refの名称。
































<res-type>1回リソース種別。
指定可能な文字列は次のとおり。
  • javax.mail.Session
  • javax.sql.DataSource
  • javax.jms.QueueConnectionFactory
  • javax.jms.ConnectionFactory
  • javax.resource.cci.ConnectionFactory
  • org.omg.CORBA_2_3.ORB(DDで定義しなくてもlookupできるリソース)
  • javax.jms.TopicConnectionFactory
参照先がConnector1.5のリソースアダプタの場合,参照先リソースアダプタのコネクション定義識別子(<connectionfactory-interface>タグの設定値)を指定します。












<res-auth>1回認証方式。
指定できる文字列を次に示します。
  • Application
  • Container










<res-sharing-scope>0または1回参照したリソースを共有するかどうかの指定。
指定できる文字列を次に示します。
  • Shareable
  • Unshareable








<mapped-name>0または1回対応するリソースアダプタ表示名,またはメール表示名。※3
<linked-to>タグと同時に指定した場合は,<linked-to>タグが有効となります。



















<linked-to>0または1回対応するリソースアダプタ表示名,データソース表示名,またはメール表示名。
リソースアダプ表示名の指定方法はリソースアダプタのバージョンによって異なります。
Connector1.0以前
<リソースアダプタの表示名>
Connector1.5以降のOutboundリソースアダプタ
<リソースアダプタ表示名>!<コネクション定義識別子>
<コネクション定義識別子>とは,ra.xmlの<connectionfactory-interface>タグで指定した値のことです。
クラスタコネクションプールのメンバリソースアダプタは指定できません。
cjsetrespropでは無視されます。


<resource-env-ref>0回以上リソース環境変数への参照情報についての定義。


<description>※10回以上※2resource-env-refの説明。


<resource-env-ref-name>1回resource-env-refの名称。














<resource-env-ref-type>1回リソース環境変数の値のクラスタイプ。
指定できる文字列を次に示します。
  • javax.jms.Queue
  • javax.jms.Topic
  • JavaBeansリソースのクラス名
<linked-adminobject>を指定した場合は,任意のクラス名が表示されます。






























<mapped-name>0または1回<resource-env-ref-type>が「javax.jms.Queue」の場合,対応するキュー※3を次の形式で表示します。
"<リソースアダプタの表示名>#<Queue名称>"
<linked-Queue>タグと同時に指定した場合は,<linked-Queue>タグが有効となります。
<resource-env-ref-type>が「JavaBeansリソースのクラス名」の場合,対応するJavaBeansリソースの表示名を表示します。<linked-to>タグと同時に指定した場合は,<linked-to>タグが有効となります。










<linked-queue>0または1回queue名称。
cjsetrespropでは無視されます。
<resource-env-ref-type>が「javax.jms.Queue」の場合だけ有効となります。












<resource-adapter>1回リソースアダプタの表示名を指定します。
Connector1.5のリソースアダプタは指定できません。
<queue>1回キューの表示名を指定します。




<linked-adminobject>0または1回管理対象オブジェクト。
cjsetrespropでは無視されます。









<resourceadapter-name>1回リソースアダプタの表示名を指定します。
Connector1.0以前のリソースアダプタは指定できません。


<adminobject-name>1回管理対象オブジェクト名を指定します。




<linked-to>0または1回JavaBeansリソースの表示名。
<resource-env-ref-type>が「JavaBeansリソースのクラス名」の場合だけ有効となります。
cjsetrespropでは無視されます。


<query>0回以上EJB QLについての定義。






<description>0または1回queryの説明。
<query-method>1回クエリメソッドについての定義。



<method-name>1回クエリメソッド(finderまたはselectメソッド)。


<method-params>1回クエリメソッドの引数。




 <method-param>0回以上finderまたはselectメソッドの引数のJavaタイプ。










<result-type-mapping>0または1回selectメソッドでEntityオブジェクトが返される場合のオブジェクトのタイプ。
「Remote」,「Local」のどちらかを指定します。デフォルトはLocalです。
<ejb-ql>1回EJB QLのクエリ文。


<method-permission>0回以上メソッドパーミッションについての定義。






<description>※10回以上※2method-permissionの説明。






<role-name>1回以上メソッドに割り当てるロール名。
<role-name>と<unchecked>のどちらか一つを指定します。












<unchecked>1回メソッド実行時の認証チェック。
このタグを使用する場合,認証チェックはしません。メソッドに割り当てるロール名。
<role-name>と<unchecked>のどちらか一つを指定します。
なお,このタグは値を持ちません。


<method>1回以上メソッドについての定義。



 


<description>0回以上※2メソッドの説明。









 








<method-intf>0または1回メソッドが属するインタフェース種別。
指定できる文字列を次に示します。
  • Home
  • Remote
  • LocalHome
  • Local
省略時は,すべてを表します。


 

<method-name>1回メソッド名。
*を指定した場合,すべてのメソッドを表します。











 <method-params>0または1回method-nameが*以外の場合に有効。
method-paramsの指定あり
method-intfで指定したインタフェースにある,method-paramsで指定したパラメタを持つmethod-nameのメソッド。
method-paramsの指定なし
method-intfで指定したインタフェースにある,すべてのmethod-nameのメソッド。

















  <method-param>0回以上パラメタのデータ型。
プリミティブ型またはクラスの名称を指定します。
配列の場合は名称の後ろに[]を指定します(名称と [ の間,[ と ] の間を空けないようにしてください)。多次元配列の場合は[]を続けて指定します( ] と [ の間を空けないようにしてください)。配列の内部形式名(int[]の場合[I,java.lang.String[]の場合[Ljava.lang.String;)は指定できません。

  • int
  • short[][]
  • java.lang.String[]


<container-transaction>0回以上コンテナのトランザクションについての定義。






<description>※10回以上※2container-transactionの説明。




<method>1回以上メソッドについての定義。









<description>※10回以上※2メソッドの説明。

┃┃








┃┃

















<method-intf>0または1回メソッドが属するインタフェース種別。
指定できる文字列を次に示します。
  • Home
  • Remote
  • LocalHome
  • Local
省略時は,すべてを表します。






<method-name>1回メソッド名。
*を指定した場合,すべてのメソッドを表します。※4
























<method-params>0または1回method-nameが*以外の場合に有効。
method-paramsの指定あり
method-intfで指定したインタフェースにある,method-paramsで指定したパラメタを持つmethod-nameのメソッド。
method-paramsの指定なし
method-intfで指定したインタフェースにある,すべてのmethod-nameのメソッド。


































 <method-param>0回以上パラメタのデータ型。
プリミティブ型またはクラスの名称を指定します。
配列の場合は名称の後ろに[]を指定します(名称と[の間,[と]の間を空けないようにします)。
多次元配列の場合は[]を続けて指定します(]と[の間を空けてはいけません)。
配列の内部形式名(int[]の場合は[I,java.lang.String[]の場合は[Ljava.lang.String;)は指定できません。

  • int
  • short[][]
  • java.lang.String[]











<trans-attribute>1回メソッドに割り当てるトランザクション属性。
指定できる文字列を次に示します。
  • Mandatory
  • Never
  • NotSupported
  • Required
  • RequiresNew
  • Supports



<exclude-list>0または1回呼び出しをしないメソッドのリストの定義。






<description>※10回以上※2exclude-listの説明。


<method>1回以上呼び出しをしないメソッドの定義。



 


<description>※10回以上※2呼び出しをしないメソッドの説明。








 







<method-intf>0または1回メソッドが属するインタフェース種別。
指定できる文字列を次に示します。
  • Home
  • Remote
  • LocalHome
  • Local
省略時は,すべてを表します。



 


<method-name>0または1回メソッド名。
*を指定した場合,すべてのメソッドを表します。












 <method-params>0または1回method-nameが*以外の場合に有効。
method-paramsの指定あり
method-intfで指定したインタフェースにある,method-paramsで指定したパラメタを持つmethod-nameのメソッド。
method-paramsの指定なし
method-intfで指定したインタフェースにある,すべてのmethod-nameのメソッド。

















  <method-param>0回以上パラメタのデータ型。
プリミティブ型またはクラスの名称を指定します。
配列の場合は名称の後ろに[]を指定します(名称と [ の間,[ と ] の間を空けないようにしてください)。多次元配列の場合は[]を続けて指定します( ] と [ の間を空けないようにしてください)。配列の内部形式名(int[]の場合[I,java.lang.String[]の場合[Ljava.lang.String;)は指定できません。

  • int
  • short[][]
  • java.lang.String[]




<runtime>0または1回
cjsetapppropで使用する場合
必須
cjsetrespropで使用する場合
無視されます。








































<lookup-name>1回クライアントからEJBをルックアップに使う名前。
HITACHI_EJB/SERVERS/<サーバ名称>/EJB/<アプリケーションのルックアップ名>/<EJBのルックアップ名>の<EJBのルックアップ名>に相当します。
ルックアップ名には,英数字(0~9,A~Z,a~z),アンダースコア(_),ピリオド(.)が使用できます。ただし,次に示す名前は指定できません。
・先頭または末尾にピリオド(.)を付けた名前
・ピリオド(.)だけの名前
文字列の前後に空白,改行がある場合はエラーにならないで,取り除かれて設定されます。また,文字列の途中に空白,改行がある場合はエラーとなります。
1≦文字列長≦255










































<optional-name>0または1回リモートインタフェースの別名。
設定値には,英数字(0~9,A~Z,a~z),アンダースコア(_),ピリオド(.),ハイフン(-),および階層区切り文字としてスラント(/)を使用できます。ただし,次の名前は指定できません。
  • 予約語の"HITACHI_EJB"(大文字・小文字を区別します)で始まる名前
  • 名前の先頭または末尾に,スラント(/)またはピリオド(.)を指定した名前
  • スラント(/)だけ,またはピリオド(.)だけの名前
  • スラント(/)が連続している名前
また,文字列の前後に空白,改行がある場合はエラーとならないで,取り除かれて設定されます。文字列の途中に空白,改行がある場合はエラーとなります。
1≦文字列長≦255










































<local-optional-name>0または1回ローカルインタフェースの別名。
設定値には,英数字(0~9,A~Z,a~z),アンダースコア(_),ピリオド(.),ハイフン(-),および階層区切り文字としてスラント(/)を使用できます。ただし,次の名前は指定できません。
  • 予約語の"HITACHI_EJB"(大文字・小文字を区別します)で始まる名前
  • 名前の先頭または末尾に,スラント(/)またはピリオド(.)を指定した名前
  • スラント(/)だけ,またはピリオド(.)だけの名前
  • スラント(/)が連続している名前
また,文字列の前後に空白,改行がある場合はエラーとならないで,取り除かれて設定されます。文字列の途中に空白,改行がある場合はエラーとなります。
1≦文字列長≦255








<maximum-instances>1回Enterprise Beanインスタンスの最大数。
0(無制限)または1≦maximum-instances≦2147483647




<pooled-instance>1回インスタンスプールのプロパティ。





















<minimum>1回プール内のインスタンスの最小数。
0(無制限)または1≦minimum≦maximum
maximumに上限を指定した場合,minimumにも上限を指定しなければいけません。














<maximum>1回プール内のインスタンスの最大数。
0(無制限)または1≦maximum≦maximum-instances
maximum-instancesに上限を指定した場合,maximumにも上限を指定しなければいけません。
























<caching-model>1回データのキャッシュ方法。
次のどれかを指定します。
full-caching
メソッド起動間のすべての状態情報をキャッシュします。
caching
メソッド起動間で最も頻繁に使用された状態情報をキャッシュします。
no-caching
状態情報をキャッシュしません。






<entity-timeout>0または1回EJBObjectの存在時間(秒)を指定します。0:タイムアウトなし。1≦設定値≦2147483647






<pass-by-reference>0または1回Bean単位でのデータの参照渡し(pass by reference)を指定します。








<instance-timeout>0または1回インスタンス取得タイムアウト時間を,0~86400(単位:秒)で指定します。
0を指定した場合,タイムアウトしません。デフォルト値は0です。












<front-ejb>0または1回フロントEJB(クライアントが直接呼び出すEJB)かどうかを指定します。フロントEJBの場合はtrueを指定し,フロントEJBでない場合はfalseを指定します。デフォルト値はfalse。






<ejb20-cmp>0または1回EJB1.1,EJB2.0でのEntityBeanのCMPについて設定します。※3
cjsetapppropでは無視されます。






<sql-statement>0回以上メソッドとSQL文を関連づけます。※3
メソッドは「finder」と「ejbSelect」です。






 


<method>1回メソッドについての定義。※3
<method>と<operation>のどちらか一つを指定します。


















 

















<method-intf>0または1回メソッドが属するインタフェース種別。※3
指定できる文字列を次に示します。
  • Home
  • Remote
  • LocalHome
  • Local
省略時は,すべてを表します。




 



<method-name>1回メソッド名。※3
*を指定した場合,すべてのメソッドを表します。
























 











<method-params>0または1回method-nameが*以外の場合に有効。※3
method-paramsの指定あり
method-intfで指定したインタフェースにある,method-paramsで指定したパラメタを持つmethod-nameのメソッド。
method-paramsの指定なし
method-intfで指定したインタフェースにある,すべてのmethod-nameのメソッド。


































 
















 <method-param>0回以上パラメタのデータ型。※3
プリミティブ型またはクラスの名称を指定します。
配列の場合は名称の後ろに[]を指定します(名称と [ の間,[ と ] の間を空けないようにしてください)。多次元配列の場合は[]を続けて指定します( ] と [ の間を空けないようにしてください)。配列の内部形式名(int[]の場合[I,java.lang.String[]の場合[Ljava.lang.String;)は指定できません。

  • int
  • short[][]
  • java.lang.String[]








 



<operation>1回CMPのオペレーション名を指定します。※3
<method>と<operation>のどちらか一つを指定します。
 <sql>1回SQL文を指定します。※3





<cmp-map>0または1回
persistence-typeがBeanの場合
cjsetapppropで無視されます。
persistence-typeがContainerの場合
必須




















 



















<datasource-name>1回Enterprise Beanフィールドのマッピング先とするデータソース,または開始されたリソースアダプタの表示名。
リソースアダプ表示名の指定方法はリソースアダプタのバージョンによって異なります。
Connector1.0以前
<リソースアダプタの表示名>
Connector1.5以降のOutboundリソースアダプタ
<リソースアダプタ表示名>!<コネクション定義識別子>
<コネクション定義識別子>とは,ra.xmlの<connectionfactory-interface>タグで指定した値のことです。
クラスタコネクションプールのメンバリソースアダプタは指定できません。



 


<catalog-name>0または1回Enterprise Beanフィールドのマッピング先とするデータベースのカタログ名。



 


<schema-name>0または1回Enterprise Beanフィールドのマッピング先とするデータベースのスキーマ名。


 

<table-name>1回Enterprise Beanフィールドのマッピング先とするデータベースのテーブル名。







 






<read-only-access>1回アプリケーションからデータベースへの書き込みの許可/禁止。
次のどちらかを指定します。
true
書き込みを禁止します。
false
書き込みを許可します。


 

<available-transaction-isolations>1回指定できるトランザクションについての定義。

























 
























<transaction-isolation>0回以上指定できるトランザクション遮断レベル。※3
次のどれかが指定されます(cjgetapppropでプロパティファイル生成時にデータベースにアクセスして自動的に生成されます)。
none
トランザクションがサポートされていません。
read committed
ダーティー読み取りが抑制されます。
read uncommitted
ダーティー読み取り,繰り返し不可の読み取り,およびファントム読み取りが起こります。
repeatable_read
ダーティー読み取りおよび繰り返し不可の読み取りが抑制されます。
serializable
ダーティー読み取り,繰り返し不可の読みおよびファントム読み取りが抑制されます。







 






<transaction-isolation>0または1回トランザクション遮断レベル。
available-transaction-isolationsにある中から一つを指定します。
省略した場合,デフォルトのトランザクション遮断レベルが使われます(使用するデータベースおよびJDBCドライバによって異なります)。





















 




















<concurrency-protection>0または1回データベースに書き込むデータとレコードとの照合方法。
指定できる値を次に示します。
primary-key
プライマリキーと照合してデータを更新します。
modified-data
プライマリキーと照合して変更対象のデータの値が最後の読み出し操作以降に変更されているかどうかをチェックします。
whole-row
プライマリキーと照合して変更対象の値を含む行内のすべての値が最後の読み出し操作以降に変更されているかどうかをチェックします。
read-only-accessがtrueの場合は省略できます。また,値が指定されていても無視します。


 

<field-impl>0回以上Entity Beanのフィールドとテーブルのカラムとのマッピングについての定義。※3

 

<field-name>1回Entity Beanのフィールド名。※3

 
<column-name>1回テーブルのカラム名。



 <finder-impl>0回以上ejbFindByPrimaryKey以外のFinderメソッドの検索条件。※3

  
<method-name>1回Finderメソッドのメソッド名。※3




























































































  <where-clause>1回テーブルの検索条件。指定できる値は"#"以外です。
  • 検索条件に指定できる演算子を次に示します。なお,<や>を値に使うことはXMLの構文上許されていないため,テキストエディタで属性ファイルを編集する場合は,表内()のようにエンティティを使用してください。
IS NULL
NULLです。
IS NOT NULL
NULLではありません。
=
等しい(Finderメソッドのパラメタが1個以上の場合に使用できます)。
!=
等しくない(Finderメソッドのパラメタが1個以上の場合に使用できます)。
< (&lt;)
~より小さい(Finderメソッドのパラメタが1個以上の場合に使用できます)。
> (&gt;)
~より大きい(Finderメソッドのパラメタが1個以上の場合に使用できます)。
<= (&lt;=)
~以下(Finderメソッドのパラメタが1個以上の場合に使用できます)。
>= (&gt;=)
~以上(Finderメソッドのパラメタが1個以上の場合に使用できます)。
LIKE
検索パターンに一致する(Finderメソッドのパラメタが1個以上の場合に使用できます)。
NOT LIKE
検索パターンに一致しない(Finderメソッドのパラメタが1個以上の場合に使用できます)。
BETWEEN
範囲に含まれる(Finderメソッドのパラメタが2個以上の場合に使用できます)。
NOT BETWEEN
範囲に含まれない(Finderメソッドのパラメタが2個以上の場合に使用できます)。
  • 検索条件の構文を次に示します。
IS NULL,IS NOT NULL演算子を使用する場合
フィールド名 演算子
BETWEEN,NOT BETWEEN演算子を使用する場合
フィールド名 演算子 ?番号 AND ?番号
そのほかの演算子を使用する場合
フィールド名 演算子 ?番号
  • 検索条件は,ANDまたはORで接続できます。
  • 検索条件,AND,OR,フィールド名は大文字小文字を区別します。
  • ?番号には,Finderメソッドの引数の場所(左から1,2,...)を指定します。
id &lt;= ?1 AND value IS NOT NULL OR name BETWEEN ?3 AND ?4
  • 検索条件,AND,OR,フィールド名,?番号の間は1文字以上の空白を入れてください。
  • 空文字列の場合は,テーブルのすべての行が検索パターンに一致するものと見なします。
DISABLEが指定されている場合はアプリケーションからこのメソッドを使用できません。





<start-order>0または1回J2EEアプリケーション開始時・停止時の順番を指定します。開始時は昇順で開始処理が行われ,終了時は降順に停止処理が行われます。
0≦start-order≦2147483647













<ejb-method-observation-timeout>0回以上EJBのメソッドに仕掛かり中メソッド監視用タイムアウト時間を設定する場合に指定。
<ejb-method-observation-timeout>の指定が複数あり,<method>タグ以下の設定値(<description>タグを除く)が同じ場合,一つにマージされます。その場合,ワーニングメッセージ(KDJE37601-W)が出力され,先に定義された<ejb-method-observation-timeout>の<method-observation-timeout>の値が有効になります。




<method>1回以上









<description>0または1回メソッドの説明。このタグは複数指定できません。



























<method-intf>0または1回メソッドが属するインタフェース種別を特定する場合に指定します。
次の値が指定できます。
  • Home
  • Remote
  • LocalHome
  • Local
省略時は,すべてを表します。






<method-name>1回対象となるメソッド名を指定します。*を指定した場合はすべてのメソッドを表します。※4






<method-params>0または1回メソッドが多重定義されている場合,メソッドを特定するために指定します。




 <method-param>0回以上引数のデータ型を指定。



┃┃
<method-observation-timeout>1回仕掛かり中メソッド監視用タイムアウト時間を,0~86400(単位:秒)で指定します。0を指定した場合は,タイムアウトしません。デフォルト値は0。
<ejb-transaction-timeout>0回以上EJB(CMT)のメソッドにトランザクションタイムアウト時間を設定する場合に指定します。
<ejb-transaction-timeout>の指定が複数あり,<method>タグ以下の設定値(<description>タグを除く)が同じ場合,一つにマージされます。その場合,ワーニングメッセージ(KDJE37601-W)が出力され,先に定義された<ejb-transaction-timeout>の<transaction-timeout>の値が有効になります。
 

<method>1回以上メソッドについての定義
 





<description>0または1回メソッドの説明。このタグは複数指定できません。
 





















<method-intf>0または1回メソッドが属するインタフェース種別を特定する場合に指定します。
次の値が指定できます。
  • Home
  • Remote
  • LocalHome
  • Local
省略時は,すべてを表します。
 



<method-name>1回対象となるメソッド名を指定します。*を指定した場合,すべてのメソッドを表します。※4
 


<method-params>0または1回メソッドが多重定義されている場合,メソッドを特定するために指定します。
 

 <method-param>0回以上引数のデータ型を指定。
 <transaction-timeout>1回トランザクションタイムアウト時間を,0~2147483647(単位:秒)で指定します。デフォルト値は0。0を指定した場合,またはタグがない場合は,J2EEサーバに設定されたデフォルトのタイムアウト値で動作します。
注※1
xml:lang属性を指定できます。xml:lang属性を指定しない場合は,「en(英語)」が仮定されます。なお,xml:lang属性が同じタグを複数指定できません。
注※2
EJB2.0以前のEJBに対して,このタグを複数指定できません。
注※3
cjgetappprop,cjgetrespropコマンドで出力されたものに対し,タグ名の変更,タグの追加・削除,値の変更をしてはいけません。
注※4
サーバ管理コマンド用のusrconf.propertiesファイルのejbserver.cui.checkmethod.compatibleに「false」を指定している場合にこのタグで指定されたメソッドが存在しないとき,属性の設定でエラーになります。usrconf.propertiesファイルのejbserver.cui.checkmethod.compatibleキーについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「5.4 usrconf.properties(サーバ管理コマンド用システムプロパティファイル)」を参照してください。