3.4.1 Session Bean属性ファイルの指定内容

Session Bean属性ファイルは,次に示すDOCTYPE宣言を持ちます。

<!DOCTYPE hitachi-session-bean-property PUBLIC '-//Hitachi, Ltd.//DTD Session Bean Property 7.6//EN' 'file:///<Cosminexusのインストールディレクトリ>/CC/admin/dtds/hitachi-session-bean-property_7_6.dtd'>

Session Bean属性ファイルは,次に示すタグを持つxmlファイルです。

なお,設定先のEJB-JARがDD(ejb-jar.xml)を保持していない場合,Session Bean属性ファイルのタグは変更できません。また,属性ファイルのバージョンは,以前のバージョンのものでも使用できます。

タグ名出現パターン説明
<hitachi-session-bean-property>1回ルートタグ。


<description>※10回以上※2Session Beanの説明。※4,※8















<display-name>※11回以上※2Session Beanの表示名。※4
xml:lang属性が"en"のdisplay-nameを必ず指定します。該当するリソースの表示名をコマンドの引数で指定する場合も,xml:lang属性が"en"のdisplay-nameを指定します。
1≦文字列長
英数字(0~9,A~Z,a~z),およびアンダースコア(_)を使用できます。※8


<icon>※10回以上※2GUIツール上に表示されるSession Beanのアイコンの定義。※4,※8






<small-icon>0または1回スモールアイコン(16×16)のファイル名。※4,※8



<large-icon>0または1回ラージアイコン(32×32)のファイル名。※4,※8













<mapped-name>0または1回@Statelessや@StatefulのmappedName属性に設定されているEnterprise Beanの別名。
<optional-name>タグまたは<local-optional-name>タグで別名が設定されている場合は,<optional-name>タグまたは<local-optional-name>タグに設定されている値が優先されます。
<optional-name>タグまたは<local-optional-name>タグに別名が設定されていない場合,デフォルトの別名として使用されます。※3,※8


<business-local>0回以上ローカルビジネスインタフェースを指定。※3,※4


<business-remote>0回以上リモートビジネスインタフェースを指定。※3,※4,※8






<session-type>1回Session Beanの種別。※3,※4,※8
指定できる文字列を次に示します。
  • Stateful
  • Stateless

<around-invoke>0回以上around-invokeメソッドの定義。※3,※4,※8






<class>0または1回aroundinvokeメソッドが存在するクラスをパッケージ名から表示。※3,※4,※8

<method-name>1回around-invokeメソッドの名称。※3,※4,※8



<post-construct>0回以上post-constructメソッドの設定。※3,※4,※8






<lifecycle-callback-class>0または1回post-constructメソッドが存在するクラスをパッケージ名から表示。※3,※4,※8


<lifecycle-callback-method>1回post-constructメソッド名を表示。※3,※4,※8


<pre-destroy>0回以上pre-destroyメソッドの設定。※3,※4,※8






<lifecycle-callback-class>0または1回pre-destroyメソッドが存在するクラスをパッケージ名から表示。※3,※4

<lifecycle-callback-method>1回pre-destroyメソッド名を表示。※3,※4,※8



<post-activate>0回以上post-activateメソッドの設定。※3,※4,※8
session-typeがStatefulの場合だけ表示されます。






<lifecycle-callback-class>0または1回post-activateメソッドが存在するクラスをパッケージ名から表示。※3,※4,※8


<lifecycle-callback-method>1回post-activateメソッド名を表示。※3,※4,※8




<pre-passivate>0回以上pre-passivateメソッドの設定。※3,※4,※8
session-typeがStatefulの場合だけ表示されます。




<lifecycle-callback-class>0または1回pre-passivateメソッドが存在するクラスをパッケージ名から表示。※3,※4,※8


<lifecycle-callback-method>1回pre-passivateメソッド名を表示。※3,※4,※8


<timeout-method>0または1回timeoutメソッドの設定。※3,※4,※8
session-typeがStatelessの場合だけ表示されます。


<method-name>1回timeoutメソッドの名称。※3,※4,※8


<method-params>0または1回timeoutメソッドの引数。※3,※4,※8

 <method-param>0回以上timeoutメソッドの引数。※3,※4,※8


<init-method>0回以上initメソッドの設定。※3,※4,※8
session-typeがStatefulの場合だけ表示されます。


<create-method>1回createメソッドの設定。※3,※4,※8



<method-name>1回createメソッドの名称。※3,※4,※8




<method-params>0または1回createメソッドの引数。※3,※4,※8


 <method-param>0回以上createメソッドの引数。※3,※4,※8

<bean-method>1回beanメソッドの設定。※3,※4,※8

 
<method-name>1回beanメソッドの名称。※3,※4,※8


 <method-params>0または1回beanメソッドの引数。※3,※4,※8

  <method-param>0回以上beanメソッドの引数。※3,※4,※8


<remove-method>0回以上removeメソッドの設定。※3,※4,※8
session-typeがStatefulの場合だけ表示されます。


<bean-method>1回beanメソッドの設定。※3,※4,※8



<method-name>1回beanメソッドの名称。※3,※4,※8




<method-params>0または1回beanメソッドの引数。※3,※4,※8




 <method-param>0回以上beanメソッドの引数。※3,※4,※8









<retain-if-exception>1回アプリケーション例外で異常終了した場合に除去されるかどうかの指定。※3,※4,※8
表示される文字列を次に示します。
  • true(除去されない)
  • false(除去される)






<transaction-type>1回トランザクション管理種別。※4,※8
指定できる文字列を次に示します。
  • Bean
  • Container

<env-entry>0回以上環境エントリについての定義。※4,※8




<description>※10回以上※2env-entryの説明。※4,※8


<env-entry-name>1回環境エントリの名称。※4,※8






























<env-entry-type>1回環境エントリのデータ型。※4,※8
指定できる文字列を次に示します。
  • java.lang.Boolean
  • java.lang.Byte
  • java.lang.Short
  • java.lang.Integer
  • java.lang.Long
  • java.lang.Float
  • java.lang.Double
  • java.lang.String
  • java.lang.Character










<env-entry-value>1回環境エントリの値。※4,※8
env-entry-typeで指定した型に適合した値を指定します。env-entry-typeにjava.lang.String以外を指定した場合,空文字は指定できません。

<injection-target>0回以上Dependency Injectionの設定。※3,※4,※8




 



<injection-target-class>1回injectionの対象となるクラスの名称。※3,※4,※8
パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから表示します。

 <injection-target-name>1回指定したクラスのinjection対象となる識別子。※3,※4,※8



<ejb-ref>0回以上リモートインタフェースを持つEnterprise Beanへの参照情報についての定義。※4,※8




<description>※10回以上※2ejb-refの説明。※4,※8


<ejb-ref-name>1回ejb-refの名称。※4,※8



┃┃┃





<ejb-ref-type>1回リンク先EJBの種別。※4,※8
指定できる文字列を次に示します。
  • Entity
  • Session


<home>1回リンク先のホームインタフェースクラスの名称。※4,※8


<remote>1回リンク先のコンポーネントインタフェースクラスの名称。※4,※8
















<ejb-link>0または1回リンク先のejb-name。※4,※8
ネーミングの切り替え機能でリンク先を設定する場合,次の形式で指定します。

corbaname::<名前空間のホスト名>:<名前空間のポート番号>#<EJBHomeオブジェクトリファレンスのJNDI名>


<injection-target>0回以上Dependency Injectionの設定。※3,※4,※8




 



<injection-target-class>1回injectionの対象となるクラスの名称。※3,※4,※8
パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから表示します。

 <injection-target-name>1回指定したクラスのinjection対象となる識別子。※3,※4,※8

<ejb-local-ref>0回以上EJB参照情報の設定。※4,※8
┃┃


<description>※10回以上※2ejb-local-refの説明。※4,※8
┃┃
<ejb-ref-name>1回ejb-local-refの名称。※4,※8
┃┃










<ejb-ref-type>1回リンク先EJBの種別。※4,※8
指定できる文字列を次に示します。
  • Session
  • Entity


<local-home>1回リンク先のホームインタフェースクラスの名称。※4,※8


<local>1回リンク先のコンポーネントインタフェースクラスの名称。※4,※8




<ejb-link>0または1回リンク先のejb-name。※4,※8

<injection-target>0回以上Dependency Injectionの設定。※3,※4,※8




 



<injection-target-class>1回injectionの対象となるクラスの名称。※3,※4,※8
パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから表示します。

 <injection-target-name>1回指定したクラスのinjection対象となる識別子。※3,※4,※8


<security-role-ref>0回以上セキュリティロールについての定義。※4




<description>※10回以上※2security-role-refの説明。※4,※8


<role-name>1回security-role-refの名称。※4,※8



<role-link>0または1回リンク先のセキュリティロール名。※4,※8



<security-identity>0または1回セキュリティアイデンティティについての定義。※4,※8




<description>※10回以上※2security-identityの説明。※4,※8










<use-caller-identity>1回実行時security-identityを使用するかどうかの指定。※4,※8
<use-caller-identity>と<run-as>のどちらか一つを指定します。なお,このタグは値を持ちません。



<run-as>1回実行時security-identityの定義情報。※4,※8
<use-caller-identity>と<run-as>のどちらか一つを指定します。




 



<description>※10回以上※2実行時security-identityの説明。※4,※8
<run-as>を指定した場合だけ活性状態になります。



 


<role-name>1回実行時security-identityのroleの名称。※4,※8
<run-as>を指定した場合だけ活性状態になります。

 <user-name>1回プリンシパル名。※5



<resource-ref>0回以上リソース参照についての定義。※4,※8




<description>※10回以上※2resource-refの説明。※4,※8


<res-ref-name>1回resource-refの名称。※4,※8






























<res-type>1回リソース種別。※4,※8
指定可能な文字列は以下のとおり。
  • javax.mail.Session
  • javax.sql.DataSource
  • javax.jms.QueueConnectionFactory
  • javax.jms.ConnectionFactory
  • javax.resource.cci.ConnectionFactory
  • org.omg.CORBA_2_3.ORB(DDで定義しなくてもlookupできるリソース)
  • javax.jms.TopicConnectionFactory
参照先がConnector1.5のリソースアダプタの場合,参照先リソースアダプタのコネクション定義識別子(<connectionfactory-interface>タグの設定値)を指定します。










<res-auth>1回認証方式。※4,※8
指定できる文字列を次に示します。
  • Application
  • Container












┃┃


<res-sharing-scope>0または1回参照したリソースを共有するかどうかの指定。※4,※8
指定できる文字列を次に示します。
  • Shareable
  • Unshareable














<mapped-name>0または1回@ResourceのmappedName属性に設定されている,対応するリソースアダプタ表示名またはメール表示名。※3,※4,※8
<linked-to>タグと同時に指定した場合は,<linked-to>タグが有効となります。






<injection-target>0回以上Dependency Injectionの設定。※3,※4,※8












<injection-target-class>1回injectionの対象となるクラスの名称。※3,※4,※8
パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから表示します。


<injection-target-name>1回指定したクラスのinjection対象となる識別子。※3,※4,※8





















<linked-to>0または1回対応するリソースアダプタ表示名,データソース表示名,またはメール表示名。※5
リソースアダプタ表示名の指定方法は,リソースアダプタのバージョンによって異なります。
Connector1.0以前
<リソースアダプタの表示名>
Connector1.5以降のOutboundリソースアダプタ
<リソースアダプタ表示名>!<コネクション定義識別子>
<コネクション定義識別子>とは,ra.xmlの<connectionfactory-interface>タグで指定した値のことです。
クラスタコネクションプールのメンバリソースアダプタは指定できません。
cjsetrespropでは無視されます。



<resource-env-ref>0回以上リソース環境変数についての定義。※4,※8




<description>※10回以上※2resource-env-refの説明。※4,※8


<resource-env-ref-name>1回resource-env-refの名称。※4,※8












































<resource-env-ref-type>1回リソース環境変数の値のクラスタイプを指定します。※4,※8
指定できる文字列を次に示します。
  • javax.jms.Queue
  • javax.jms.Topic
  • javax.transaction.UserTransaction
  • javax.ejb.TimerService
  • javax.ejb.EJBContext
  • javax.ejb.SessionContext
  • JavaBeansリソースのクラスの名称
javax.transaction.UserTransaction,javax.ejb.TimerService,javax.ejb.EJBContext,javax.ejb.SessionContextの値は,アノテーションを使用した場合にだけ出力されます。ただし,この値を設定することはできません。
<linked-adminobject>を指定した場合は,任意のクラス名が表示されます。




































<mapped-name>0または1回<resource-env-ref-type>が「javax.jms.Queue」の場合,@ResourceのmappedName属性に設定されている,対応するキューを次の形式で表示します。
"<リソースアダプタの表示名>#<Queue名称>"
<linked-Queue>タグと同時に指定した場合は,<linked-Queue>タグが有効となります。
<resource-env-ref-type>が「JavaBeansリソースのクラス名」の場合,@ResourceのmappedName属性に設定されている,対応するJavaBeansリソースの表示名を表示します。<linked-to>タグと同時に指定した場合は,<linked-to>タグが有効となります。※3,※4,※8






<injection-target>0回以上Dependency Injectionの設定。※3,※4,※8










┃┃
<injection-target-class>1回injectionの対象となるクラスの名称。※3,※4,※8
パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから表示します。


<injection-target-name>1回指定したクラスのinjection対象となる識別子。※3,※4,※8










<linked-queue>0または1回queue名称。※5
cjsetrespropでは無視されます。
<resource-env-ref-type>が「javax.jms.Queue」の場合だけ有効となります。









<resource-adapter>1回リソースアダプタの表示名を指定します。※5
Connector1.5のリソースアダプタは指定できません。


<queue>1回キューの表示名を指定します。※5




<linked-adminobject>0または1回管理対象オブジェクト。
cjsetrespropでは無視されます。









<resourceadapter-name>1回リソースアダプタの表示名を指定します。
Connector1.0以前のリソースアダプタは指定できません。




<adminobject-name>1回管理対象オブジェクト名を指定します。





<linked-to>0または1回JavaBeansリソースの表示名。※5
<resource-env-ref-type>が「JavaBeansリソースのクラス名」の場合だけ有効となります。
cjsetrespropでは無視されます。



<method-permission>0回以上メソッドパーミッションについての定義。※4,※8




<description>※10回以上※2method-permissionの説明。※4,※8










<role-name>1回以上メソッドに割り当てるロール名。※4,※8
<role-name>と<unchecked>のどちらか一つを指定します。














<unchecked>1回メソッド実行時の認証チェック。※4,※8
このタグを使用する場合,認証チェックはしません。
なお,このタグは値を持ちません。
<role-name>と<unchecked>のどちらか一つを指定します。


<method>1回以上メソッドについての定義。※4,※8


 

<description>※10回以上※2メソッドの説明。※4,※8









 








<method-intf>0または1回メソッドが属するインタフェース種別。※4,※8
指定できる文字列を次に示します。
  • Home
  • Remote
  • LocalHome
  • Local
省略時は,すべてを表します。




 



<method-name>1回メソッド名。※4,※8
*を指定した場合,すべてのメソッドを表します。













 <method-params>0または1回method-nameが*以外の場合に有効。※4,※8
method-paramsの指定あり
method-intfで指定したインタフェースにある,method-paramsで指定したパラメタを持つmethod-nameのメソッド。
method-paramsの指定なし
method-intfで指定したインタフェースにある,すべてのmethod-nameのメソッド。

















  <method-param>0回以上パラメタのデータ型。※4,※8
プリミティブ型またはクラスの名称を指定します。
配列の場合は名称の後ろに[]を指定します(名称と[の間,[と]の間を空けないようにします)。
多次元配列の場合は[]を続けて指定します(]と[の間を空けてはいけません)。
配列の内部形式名(int[]の場合は[I,java.lang.String[]の場合は[Ljava.lang.String;)は指定できません。

  • int
  • short[][]
  • java.lang.String[]



<container-transaction>0回以上コンテナのトランザクションについての定義。※4,※8




<description>※10回以上※2container-transactionの説明。※4,※8




<method>1回以上メソッドについての定義。※4,※8






<description>※10回以上※2メソッドの説明。※4,※8






























<method-intf>0または1回メソッドが属するインタフェース種別。※4,※8
指定できる文字列を次に示します。
  • Home
  • Remote
  • LocalHome
  • Local
省略時は,すべてを表します。






<method-name>1回メソッド名。※4,※7,※8
*を指定した場合,すべてのメソッドを表します。
























<method-params>0または1回method-nameが*以外の場合に有効。※4,※8
method-paramsの指定あり
method-intfで指定したインタフェースにある,method-paramsで指定したパラメタを持つmethod-nameのメソッド。
method-paramsの指定なし
method-intfで指定したインタフェースにある,すべてのmethod-nameのメソッド。


































 <method-param>0回以上パラメタのデータ型。※4,※8
プリミティブ型またはクラスの名称を指定します。
配列の場合は名称の後ろに[]を指定します(名称と[の間,[と]の間を空けないようにします)。
多次元配列の場合は[]を続けて指定します(]と[の間を空けてはいけません)。
配列の内部形式名(int[]の場合は[I,java.lang.String[]の場合は[Ljava.lang.String;)は指定できません。

  • int
  • short[][]
  • java.lang.String[]














<trans-attribute>1回メソッドに割り当てるトランザクション属性。※4,※8
指定できる文字列を次に示します。
  • Mandatory
  • Never
  • NotSupported
  • Required
  • RequiresNew
  • Supports





<exclude-list>0または1回呼び出しをしないメソッドのリストの定義。※4,※8




<description>※10回以上※2exclude-listの説明。※4,※8



<method>1回以上呼び出しをしないメソッド。※4,※8




 



<description>※10回以上※2呼び出しをしないメソッドの説明。※4,※8












 











<method-intf>0または1回メソッドが属するインタフェース種別。※4,※8
指定できる文字列を次に示します。
  • Home
  • Remote
  • LocalHome
  • Local
省略時は,すべてを表します。

 
<method-name>1回呼び出しを行わないメソッド名。※4,※8












 <method-params>0または1回method-nameが*以外の場合に有効。※4
method-paramsの指定あり
method-intfで指定したインタフェースにある,method-paramsで指定したパラメタを持つmethod-nameのメソッド。
method-paramsの指定なし
method-intfで指定したインタフェースにある,すべてのmethod-nameのメソッド。

















  <method-param>0回以上パラメタのデータ型。※4,※8
プリミティブ型またはクラスの名称を指定します。
配列の場合は名称の後ろに[]を指定します(名称と[の間,[と]の間を空けないようにします)。
多次元配列の場合は[]を続けて指定します(]と[の間を空けてはいけません)。
配列の内部形式名(int[]の場合は[I,java.lang.String[]の場合は[Ljava.lang.String;)は指定できません。

  • int
  • short[][]
  • java.lang.String[]










<runtime>※50または1回
cjsetapppropで使用する場合
必須
cjsetrespropで使用する場合
無視されます。














































<lookup-name>1回クライアントからEJBをルックアップする場合に使う名前。※5
HITACHI_EJB/SERVERS/<サーバ名称>/EJB/<アプリケーションのルックアップ名>/<EJBのルックアップ名>の<EJBのルックアップ名>に相当します。
ルックアップ名には,英数字(0~9,A~Z,a~z),アンダースコア(_),ピリオド(.)が使用できます。ただし,次に示す名前は指定できません。
  • 先頭または末尾にピリオド(.)を付けた名前
  • ピリオド(.)だけの名前
文字列の前後に空白,改行がある場合はエラーにならないで,取り除かれて設定されます。また,文字列の途中に空白,改行がある場合はエラーとなります。
指定可能な文字数は1~255文字。














































<optional-name>0または1回リモートインタフェースの別名。※5
設定値は,英数字(0~9,A~Z,a~z),アンダースコア(_),ピリオド(.),ハイフン(-),および階層区切り文字としてスラント(/)を使用できます。ただし,次の名前は指定できません。
  • 予約語の"HITACHI_EJB"(大文字・小文字を区別します)で始まる名前
  • 名前の先頭または末尾に,スラント(/)またはピリオド(.)を指定した名前
  • スラント(/)だけ,またはピリオド(.)だけの名前
  • スラント(/)が連続している名前
また,文字列の前後に空白,改行がある場合は,エラーとならないで,取り除かれて設定されます。文字列の途中に空白,改行がある場合はエラーとなります。
指定可能な文字数は1~255文字。














































<local-optional-name>0または1回ローカルインタフェースの別名。
設定値は,英数字(0~9,A~Z,a~z),アンダースコア(_),ピリオド(.)ハイフン(-),および階層区切り文字としてスラント(/)を使用できます。ただし,次の名前は指定できません。
  • 予約語の"HITACHI_EJB"(大文字・小文字を区別します)で始まる名前
  • 名前の先頭または末尾に,スラント(/)またはピリオド(.)を指定した名前
  • スラント(/)だけ,またはピリオド(.)だけの名前
  • スラント(/)が連続している名前
また,文字列の前後に空白,改行がある場合は,エラーとならないで,取り除かれて設定されます。文字列の途中に空白,改行がある場合はエラーとなります。
指定可能な文字数は1~255文字。










<maximum-sessions>1回セッションの最大数。※5
0(無制限)または1≦maximum-sessions≦2147483647
Stateless Session Beanの場合,この設定値は無効です。








<stateless>※61回session-typeがStatelessの場合の指定。※5
<stateless>と<stateful>のどちらか一つを指定します。



<pooled-instance>1回プール内のインスタンスについての定義。※5
























<minimum>1回プール内のインスタンスの最小数。※5
0または1≦minimum≦maximum
maximumに上限を指定した場合,minimumにも上限を指定しなければいけません。





















<maximum>1回プール内のインスタンスの最大数。※5
0(無制限)または1≦maximum≦maximum-sessions
maximum-sessionsに上限を指定した場合,maximumにも上限を指定しなければいけません。










<instance-timeout>0または1回インスタンス取得タイムアウト時間を,0~86400(単位:秒)で指定します。※5
0を指定した場合,タイムアウトしません。デフォルト値は0です。








<stateful>※61回session-typeがStatefulの場合の指定。※5
<stateless>と<stateful>のどちらか一つを指定します。
























<maximum-active-sessions>1回アクティブセッションの最大数。※5
0(無制限)または1≦maximum-active-sessions≦maximum-sessions
maximum-sessionsに上限を指定した場合,maximum-active-sessionsにも上限を指定しなければいけません。















<inactivity-timeout>1回再びアクティブ化するまでに非アクティブ状態に保持しておく時間(分)。※5
0(無制限)または1≦inactivity-timeout≦2147483647










<removal-timeout>1回セッションが削除されるまでに非アクティブ状態に保持しておく時間(分)。※5
0(無制限)または1≦removal-timeout≦2147483647














































<enable-scheduling>0または1回該当するBeanをスケジューリングの対象にするかどうか(スケジューラのGateとして使用するかどうか)の指定。※5
CTM経由で呼び出されるBeanで,statelessのMaximumの値がparallel-countの値より小さい場合エラーとなります。
なお,このタグは構成ソフトウェアにCosminexus Component Transaction Monitorを含む製品だけ有効です。それ以外の場合に指定するとエラーになります。利用できる製品については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 概説」の「2.3.1 製品と構成ソフトウェアの対応」を参照してください。
また,リモートコンポーネントインタフェースを提供しないEJB(コンポーネントローカルインタフェースまたはビジネスインタフェースで提供)に対しては指定できません。指定した場合は無視されます。










<pass-by-reference>0または1回Bean単位でのデータの参照渡し(pass by reference)を指定します。※5










<scheduling>0または1回CTM連携関連の情報。※5
Bean単位にスケジューラを配置する場合に必要です。





















<queue-name>1回スケジューリングを行うqueue名称。※5
英数字(0~9,A~Z,a~z)およびアンダースコア(_)が使用できます。デフォルト値は,ejb名(<ejb-name>タグの値)です。
























<parallel-count>1回CTMがアプリケーションを呼び出すために用意するスレッド数を,1~127の範囲で指定します。※5デフォルトは,1です。
CTM経由で呼び出されるBeanで,Maximumの値がparallel-countの値より小さい場合エラーとなります。


















<queue-length>0または1回スケジューリングをするキューの長さを,1~32767の整数値で指定します。※5
キューを共有する場合,キューを共有するアプリケーション間やBean間で設定値が異なるとき,すでに生成されているキューの長さが有効になります。







<front-ejb>0または1回フロントEJB(クライアントが直接呼び出すEJB)かどうかを指定します。※5フロントEJBの場合はtrueを指定し,フロントEJBでない場合はfalseを指定します。デフォルト値はfalse。





<start-order>0または1回J2EEアプリケーション開始時・停止時の順番を指定します。※5開始時は昇順で開始処理が行われ,終了時は降順に停止処理が行われます。
0≦start-order≦2147483647












<ejb-method-observation-timeout>0回以上EJBのメソッドに仕掛かり中メソッド監視用タイムアウト時間を設定する場合に指定します。※5
<ejb-method-observation-timeout>の指定が複数あり,<method>タグ以下の設定値(<description>タグを除く)が同じ場合,一つにマージされます。その場合,ワーニングメッセージ(KDJE37601-W)が出力され,先に定義された<ejb-method-observation-timeout>の<method-observation-timeout>の値が有効になります。


<method>1回以上※5









<description>0または1回メソッドの説明。※5



























<method-intf>0または1回メソッドが属するインタフェース種別を特定する場合に指定します。※5
次の値が指定できます。
  • Home
  • Remote
  • LocalHome
  • Local
省略時は,すべてを表します。





┃┃



<method-name>1回対象となるメソッド名を指定します。※5※7
*を指定した場合は,すべてのメソッドを表します。






<method-params>0または1回メソッドが多重定義されている場合,メソッドを特定するために指定します。※5






 <method-param>0回以上引数のデータ型を指定。※5





<method-observation-timeout>1回仕掛かり中メソッド監視用タイムアウト時間を,0~86400(単位:秒)で指定します。※50を指定した場合,タイムアウトしません。デフォルト値は0。
<ejb-transaction-timeout>0回以上EJB(CMT)のメソッドにトランザクションタイムアウト時間を設定する場合に指定します。※5
<ejb-transaction-timeout>の指定が複数あり,<method>タグ以下の設定値(<description>タグを除く)が同じ場合,一つにマージされます。その場合,ワーニングメッセージ(KDJE37601-W)が出力され,先に定義された<ejb-transaction-timeout>の<transaction-timeout>の値が有効になります。
 
<method>1回以上※5
 





<description>0または1回メソッドの説明。※5
 





















<method-intf>0または1回メソッドが属するインタフェース種別を特定する場合に指定します。※5
次の値が指定できます。
  • Home
  • Remote
  • LocalHome
  • Local
省略時は,すべてを表します。
 





<method-name>1回対象となるメソッド名を指定します。※5※7
*を指定した場合は,すべてのメソッドを表します。
 




<method-params>0または1回メソッドが多重定義されている場合,メソッドを特定するために指定します。※5
 


 <method-param>0回以上引数のデータ型を指定。※5
 <transaction-timeout>1回トランザクションタイムアウト時間を,0~2147483647(単位:秒)で指定します。※5デフォルト値は0。0を指定した場合,またはタグがない場合は,J2EEサーバに設定されたデフォルトのタイムアウト値で動作します。
注※1
xml:lang属性を指定できます。xml:lang属性を指定しない場合は,「en(英語)」が仮定されます。なお,xml:lang属性が同じタグを複数指定できません。
注※2
EJB2.0以前のEJBに対して,このタグを複数指定できません。
注※3
cjgetappprop,cjgetrespropコマンドで出力されたものに対し,タグ名の変更,タグの追加・削除,値の変更をしてはいけません。
注※4
アノテーションの設定値の場合は,値の変更をしてはいけません。
注※5
設定先のSession Beanを含むEJB-JARがDD(ejb-jar.xml)を保持していない場合でも,変更できます。
注※6
statelessまたはstatefulのどちらかを指定します。
注※7
サーバ管理コマンド用のusrconf.propertiesファイルのejbserver.cui.checkmethod.compatibleに「false」を指定している場合にこのタグで指定されたメソッドが存在しないとき,属性の設定でエラーになります。usrconf.propertiesファイルのejbserver.cui.checkmethod.compatibleキーについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「5.4 usrconf.properties(サーバ管理コマンド用システムプロパティファイル)」を参照してください。
注※8
設定先がEJB3.0以降の場合,値の変更はできません。