Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス 定義編(サーバ定義)

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付録C.4 論理SFOサーバで指定できるパラメタ(互換用)

論理SFOサーバに共通で指定できる互換用のパラメタについて,次の表に示します。「省略値」とは,パラメタの指定がない場合に仮定される値です。「推奨のparam-name指定値」とは,互換用のパラメタに対応する,推奨のパラメタです。

表C-5 論理SFOサーバで指定できるパラメタ(互換用)

param-name指定値 param-value指定値 省略値 推奨のparam-name指定値
add.jvm.arg.m 拡張起動パラメタを設定します。
JavaVMを起動するときに指定できるJavaVMのオプションを指定します。
なし add.jvm.arg
ejbserver.rmi.naming.host.value マルチホームドホスト環境で,SFOサーバが使用するRMIレジストリやMBeanサーバのホストを指定します。
true:「運用管理ドメインの構成定義」で定義したホストのネットワーク参照ができるホスト名またはIPアドレスが設定されます。
false:ホスト名またはIPアドレスを設定しません。
etc:ループバックアドレス(localhost)を設定します。
false ejbserver.rmi.naming.host
ex.param.m SFOサーバの拡張パラメタをSFOサーバで使用する任意のオプションで指定します。 なし ex.param
ex.properties.m JavaVMのシステムプロパティを指定します。 なし ex.properties
http 管理用サーバ(簡易Webサーバ)のポート番号を1〜65535の範囲で指定します。 8080 ejbserver.http.port
inprocess.ns.port インプロセスのネーミングサービス用のポート番号を1〜65535の範囲で指定します。 900 ejbserver.naming.port
jvm.ms.size JavaVMのメモリ使用量の初期サイズを0〜9999999999の範囲(単位:メガバイト)で指定します。
jvm.ms.size ≦ jvm.mx.sizeの関係が成り立つ値を設定してください。
128 add.jvm.arg
jvm.mx.size JavaVMのメモリ使用量の最大サイズを0〜9999999999の範囲(単位:メガバイト)で指定します。
jvm.ms.size ≦ jvm.mx.sizeの関係が成り立つ値を設定してください。
128 add.jvm.arg
LogFile.Console.filenum コンソールログのファイル面数を指定します。
指定できる値は,1,2,4,8,16です。
2 ejbserver.logger.channels.define.ConsoleLogFile.filenum
LogFile.Console.filesize コンソールログのファイルサイズをバイト単位で指定します。
指定できる値は,4096,65536,262144,524288,1048576,2097152,4194304,16777216,67108864です。
1048576 ejbserver.logger.channels.define.ConsoleLogFile.filesize
LogFile.EJBContainer.filenum EJBコンテナ保守ログのファイル面数を指定します。
指定できる値は,1,2,4,8,16です。
2 ejbserver.logger.channels.define.EJBContainerLogFile.filenum
LogFile.EJBContainer.filesize EJBコンテナ保守ログのファイルサイズをバイト単位で指定します。
指定できる値は,4096,65536,262144,524288,1048576,2097152,4194304,16777216,67108864です。
1048576 ejbserver.logger.channels.define.EJBContainerLogFile.filesize
LogFile.Exception.filenum 例外ログのファイル面数を指定します。
指定できる値は,1,2,4,8,16です。
2 ejbserver.logger.channels.define.ExceptionLogFile.filenum
LogFile.Exception.filesize 例外ログのファイルサイズをバイト単位で指定します。
指定できる値は,4096,65536,262144,524288,1048576,2097152,4194304,16777216,67108864です。
1048576 ejbserver.logger.channels.define.ExceptionLogFile.filesize
LogFile.Maintenance.filenum 保守ログのファイル面数を指定します。
指定できる値は,1,2,4,8,16です。
4 ejbserver.logger.channels.define.MaintenanceLogFile.filenum
LogFile.Maintenance.filesize 保守ログのファイルサイズをバイト単位で指定します。
指定できる値は,4096,65536,262144,524288,1048576,2097152,4194304,16777216,67108864です。
16777216 ejbserver.logger.channels.define.MaintenanceLogFile.filesize
LogFile.Message.filenum メッセージログのファイル面数を指定します。
指定できる値は,1,2,4,8,16です。
2 ejbserver.logger.channels.define.MessageLogFile.filenum
LogFile.Message.filesize メッセージログのファイルサイズをバイト単位で指定します。
指定できる値は,4096,65536,262144,524288,1048576,2097152,4194304,16777216,67108864です。
1048576 ejbserver.logger.channels.define.MessageLogFile.filesize
loglevel ログの出力レベルを指定します。
Error:通常運用
Error,Warning:通常運用(verbose)
Error,Warning,Information:テスト時
Error,Warning,Information,Debug:障害調査
Error ejbserver.logger.enabled.*
manager.mevent.sender.bind.host.value Managementイベント発行機能のローカルアドレスを固定するかどうかを指定します。
true:固定します。
false:固定しません。
false manager.mevent.sender.bind.host
mngagent.connector.host.value J2EEコンテナの運用監視エージェントのホストを固定するかどうかを指定します。
true:固定します。
false:固定しません。
false mngagent.connector.host
mngagent.connector.port.value J2EEコンテナの運用監視エージェントのポート番号を0〜65535の範囲で指定します。
0は「自動」を表します。
0(自動) mngagent.connector.port
vbroker.se.iiop_tp.host.value EJBコンテナでのホストを固定するかどうかを指定します。
true:固定します。
false:固定しません。
etc:ループバックアドレス(localhost)に対して接続を受け付けます。
false vbroker.se.iiop_tp.host
WatchFile.FileDescriptor.filenum ファイルディスクリプタ数の監視結果出力ファイルのファイル面数を指定します。
指定できる値は,1,2,4,8,16です。
2 ejbserver.logger.channels.define.FileDescriptorWatchLogFile.filenum
WatchFile.FileDescriptor.filesize ファイルディスクリプタ数の監視結果出力ファイルのファイルサイズをバイト単位で指定します。
指定できる値は,4096,65536,262144,524288,1048576,2097152,4194304,16777216,67108864です。
1048576 ejbserver.logger.channels.define.FileDescriptorWatchLogFile.filesize
WatchFile.Memory.filenum メモリの監視結果出力ファイルのファイル面数を指定します。
指定できる値は,1,2,4,8,16です。
2 ejbserver.logger.channels.define.MemoryWatchLogFile.filenum
WatchFile.Memory.filesize メモリの監視結果出力ファイルのファイルサイズをバイト単位で指定します。
指定できる値は,4096,65536,262144,524288,1048576,2097152,4194304,16777216,67108864です。
1048576 ejbserver.logger.channels.define.MemoryWatchLogFile.filesize
WatchFile.Thread.filenum スレッド数の監視結果出力ファイルのファイル面数を指定します。
指定できる値は,1,2,4,8,16です。
2 ejbserver.logger.channels.define.ThreadWatchLogFile.filenum
WatchFile.Thread.filesize スレッド数の監視結果出力ファイルのファイルサイズをバイト単位で指定します。
指定できる値は,4096,65536,262144,524288,1048576,2097152,4194304,16777216,67108864です。
1048576 ejbserver.logger.channels.define.ThreadWatchLogFile.filesize
WatchFile.Threaddump.filenum スレッドダンプファイル数の監視結果出力ファイルのファイル面数を指定します。
指定できる値は,1,2,4,8,16です。
2 ejbserver.logger.channels.define.ThreaddumpWatchLogFile.filenum
WatchFile.Threaddump.filesize スレッドダンプファイル数の監視結果出力ファイルのファイルサイズをバイト単位で指定します。
指定できる値は,4096,65536,262144,524288,1048576,2097152,4194304,16777216,67108864です。
1048576 ejbserver.logger.channels.define.ThreaddumpWatchLogFile.filesize
webserver.connector.ajp13.bind_host.value WebコンテナのWebサーバとの接続設定でホストを固定するかどうかを指定します。
true:固定します。
false:固定しません。
etc:ループバックアドレス(localhost)に対して接続を受け付けます。
false webserver.connector.ajp13.bind_host
webserver.connector.http.bind_host.value Webコンテナの管理用サーバ(簡易Webサーバ)の設定でホストを固定するかどうかを指定します。
true:固定します。
false:固定しません。
false webserver.connector.http.bind_host

注※
値を複数指定する際は,複数の<param-value>で指定します。
また,パラメタを有効にする場合は,文字列の先頭に’.’を付加して指定します。無効にしたい場合は,文字列の先頭に’#’を付加して指定します。
(例)
  <param-name>ex.param.m</param-name>
  <param-value>.ssss</param-value>
  <param-value>#rrrr</param-value>