Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス 定義編(サーバ定義)
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-XX:[+|-]HitachiReserveSwapSpace(スワップ領域の予約オプション)
形式
- -XX:+HitachiReserveSwapSpace
- JavaVMの実行に必要となる最大のスワップ領域をすべて予約します。
- -XX:-HitachiReserveSwapSpace
- JavaVMの実行に必要となる最大のスワップ領域を予約しません。
説明
JavaVMの実行に必要となる最大のスワップ領域を,JavaVM起動時に,OSに対して予約するかどうかを指定します。
なお,必要となる最大のスワップ領域のサイズは,次の式で算出できます。
(-Xmx指定値)※1+(-XX:MaxPermSize指定値)※1+(JITコンパイルしたコードを格納する領域)※2 |
- 注※1
- -XmxおよびMaxPermSizeのデフォルト値は次のようになっています。
- ・-Xmx:64MB
- ・MaxPermSize:64MB
- 注※2
- HP-UX(IPF)の場合:128MB
- デフォルト値
- -XX:-HitachiReserveSwapSpace
注意事項
- JavaVMによって予約されたスワップ領域を,ほかのプロセスから利用(予約)できません。JavaVMがその領域を使用していなくても同様に利用できません。このため,JavaVMの実行中にスワップ領域の確保に失敗してJavaVMが停止することはありません。
- スワップ領域を予約できなかった場合は,標準出力に次のメッセージが出力され,終了します。
Error occurred during initialization of VM
Could not reserve enough space for object heap
- このオプションの指定値によって,JavaVMが異常終了した場合に生成されるcoreのサイズが変わることはありません。
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