Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス 定義編(サーバ定義)
Management Server,J2EEサーバおよびユーザログ機能で出力するログメッセージは,メッセージマッピングファイルを使用してJP1イベントに変換されます。
Management Server用JP1イベントには,次の二つの種類があります。
Cosminexusは,次のメッセージIDを持つメッセージが出力されたときに,JP1イベントを発行します。
表10-3 Cosminexusで定義されているManagement Server用JP1イベント
イベントID | 発行契機 | メッセージID |
---|---|---|
0x00012050 | Management Serverの起動 | KEOS10101-I |
0x00012051 | Management Serverの終了 | KEOS10102-I |
0x00012060 | ドメインへのWebシステム追加 | KEOS23301-I |
0x00012061 | ドメインからのWebシステム削除 | KEOS23302-I |
0x0001206A | Webシステムへのユニット追加・削除やJ2EEアプリケーションのデプロイ・アンデプロイなど(Webシステムの変更) | KEOS23303-I |
0x00012070 | 運用管理エージェントの起動 | KEOS21100-I |
0x00012071 | 運用管理エージェントの終了 | KEOS21101-I |
Management Server用メッセージマッピングファイルのテンプレートファイル(mserver.jp1event.system.mapping.properties)で指定されているメッセージがJP1イベント発行の対象となります。
テンプレートファイルの格納先は,次のとおりです。
メッセージマッピングファイルの指定によって発行されるManagement Server用JP1イベントを次の表に示します。
表10-4 メッセージマッピングファイルの指定によるManagement Server用JP1イベント
イベントID | 発行契機 | マッピングで指定したJP1イベントの重大度 |
---|---|---|
0x00012000 | Management Serverで検出した論理サーバのEmergencyレベルの障害 | Emergency |
0x00012001 | Management Serverで検出した論理サーバのAlertレベルの障害 | Alert |
0x00012002 | Management Serverで検出した論理サーバのCriticalレベルの障害 | Critical |
0x00012003 | Management Serverで検出した論理サーバのErrorレベルの障害 | Error |
0x00012004 | Management Serverで検出した論理サーバのWarningレベルの障害 | Warning |
0x00012005 | Management Serverで検出した論理サーバのNoticeレベルの障害 | Notice |
0x00012006 | Management Serverで検出した論理サーバのInformationレベルの障害 | Information |
0x00012020 | Management ServerのEmergencyレベルの障害 | Emergency |
0x00012021 | Management ServerのAlertレベルの障害 | Alert |
0x00012022 | Management ServerのCriticalレベルの障害 | Critical |
0x00012023 | Management ServerのErrorレベルの障害 | Error |
0x00012024 | Management ServerのWarningレベルの障害 | Warning |
0x00012025 | Management ServerのNoticeレベルの障害 | Notice |
0x00012026 | Management ServerのInformationレベルの障害 | Information |
次のテンプレートファイルで指定されているメッセージがJ2EEサーバ用JP1イベント発行の対象となります。
テンプレートファイルの格納先は,次のとおりです。
メッセージマッピングファイルの指定によるJ2EEサーバ用JP1イベントを次の表に示します。
表10-5 J2EEサーバ用JP1イベント
イベントID | 発行契機 | マッピングで指定したJP1イベントの重大度 |
---|---|---|
0x00012080 | J2EEサーバのEmergencyレベルの障害 | Emergency |
0x00012081 | J2EEサーバのAlertレベルの障害 | Alert |
0x00012082 | J2EEサーバのCriticalレベルの障害 | Critical |
0x00012083 | J2EEサーバのErrorレベルの障害 | Error |
0x00012084 | J2EEサーバのWarningレベルの障害 | Warning |
0x00012085 | J2EEサーバのNoticeレベルの障害 | Notice |
0x00012086 | J2EEサーバのInformationレベルの障害 | Information |
0x00012090 | J2EEサーバで検出したアプリケーションのEmergencyレベルの障害 | Emergency |
0x00012091 | J2EEサーバで検出したアプリケーションのAlertレベルの障害 | Alert |
0x00012092 | J2EEサーバで検出したアプリケーションのCriticalレベルの障害 | Critical |
0x00012093 | J2EEサーバで検出したアプリケーションのErrorレベルの障害 | Error |
0x00012094 | J2EEサーバで検出したアプリケーションのWarningレベルの障害 | Warning |
0x00012095 | J2EEサーバで検出したアプリケーションのNoticeレベルの障害 | Notice |
0x00012096 | J2EEサーバで検出したアプリケーションのInformationレベルの障害 | Information |
ユーザログ機能で出力するメッセージがJ2EEユーザ用JP1イベント発行の対象となります。ユーザログ用JP1イベントの設定については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編」の「14.4.2 障害監視の設定」を参照してください。
表10-6 J2EEユーザ用JP1イベント
イベントID | 発行契機 | JP1イベントの重大度 |
---|---|---|
0x000120D0 | アプリケーションのEmergencyレベルの障害 | Emergency |
0x000120D1 | アプリケーションのAlertレベルの障害 | Alert |
0x000120D2 | アプリケーションのCriticalレベルの障害 | Critical |
0x000120D3 | アプリケーションのErrorレベルの障害 | Error |
0x000120D4 | アプリケーションのWarningレベルの障害 | Warning |
0x000120D5 | アプリケーションのNoticeレベルの通知 | Notice |
0x000120D6 | アプリケーションのInformationレベルの通知 | Information |
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