Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス 定義編(サーバ定義)

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10.13 Managementイベント発行用メッセージIDリストファイル

<この節の構成>
(1) 形式
(2) ファイルの格納先
(3) 機能
(4) デフォルト
(5) サンプル
(6) 注意事項

(1) 形式

次の形式で指定します。

[<インジケータ>]<メッセージID>

(2) ファイルの格納先

格納先およびファイル名称は任意です。ファイル名には次の文字が使用できます。

英数字,ピリオド(.),円符号(\),コロン(:),プラス(+),またはハイフン(-)

(3) 機能

Managementイベントとして通知するメッセージIDを定義します。

(4) デフォルト

Managementイベントとして通知するメッセージIDのデフォルトを次に示します。

表10-2 Management発行用メッセージID(デフォルト)

機能 監視対象 メッセージID
リソース枯渇監視 メモリ使用状況 KDJE34500-W
ファイルディスクリプタ数 KDJE34520-W
スレッド数 KDJE34540-W
スレッドダンプファイル数 KDJE34580-W
KDJE34581-E
HTTPリクエスト実行待ちキュー(Webアプリケーション単位およびデフォルトの実行待ちキュー) KDJE34621-W
HTTPセッション数 KDJE34640-W
コネクションプールの使用状況 KDJE34660-W
KDJE34661-W
J2EEアプリケーション実行時間監視 J2EEアプリケーション実行時間 KDJE52702-W
KDJE52703-W
KDJE52705-W
KDJE52713-E
コネクション障害検知 コネクション障害検知のタイムアウト KDJE48602-W
コネクション管理スレッド KDJE48603-W
フルガーベージコレクション回数の監視 フルガーベージコレクション回数 KDJE53850-W
URLグループ単位の実行待ちリクエスト数の監視 URLグループ単位の実行待ちリクエスト数の上限しきい値 KDJE53860-W
URLグループ単位の実行待ちリクエスト数の下限しきい値 KDJE53861-I
コネクションプールのクラスタ化 コネクションプールの状態 KDJE49650-I
KDJE49653-I
KDJE49655-E
KDJE49657-E
KDJE49660-I
KDJE49663-E
KDJE49664-E
KDJE49669-E
コネクション管理スレッド KDJE49671-I

(5) サンプル

サンプルを次に示します。

KDJE34580-WとKDJE34660-WをManagementイベントとして通知しない場合
# Monitoring of resources
# : Status of memory(Java Heap)
KDJE34500-W
 
# : Number of file descriptors
KDJE34520-W
 
# : Number of threads
KDJE34540-W
 
# : Number of thread dump files
-KDJE34580-W
KDJE34581-E
 
# : Number of HTTP requests in queue
KDJE34621-W
 
# : Number of HTTP sessions
KDJE34640-W
 
# : Status of connection pool
-KDJE34660-W
KDJE34661-W
 
# Monitoring of execution time of user program
KDJE52702-W
KDJE52703-W
KDJE52705-W
KDJE52713-E
 

なお,ファイルを作成する場合は,次のManagementイベント発行用メッセージIDリストファイルの雛型を参照してください。

(6) 注意事項