Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス 定義編(サーバ定義)
次に示す要素と属性は,要素や属性の対象である埋め込み可能クラスだけに適用されます。
embeddable要素は,永続化ユニットの埋め込み可能クラスを定義します。
機能および属性の詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス API編」の「2.6 javax.persistenceパッケージ」を参照してください。
指定できる属性を次の表に示します。
表6-50 <embeddable>の属性
属性名 | 型 | 任意/必須 | 説明 |
---|---|---|---|
class | xsd:string | 必須 | 埋め込み可能クラスのクラス名。 |
access | orm:access-type | 任意 | access属性は,埋め込み可能クラスのアクセスタイプを定義します。access属性は,埋め込み可能クラスに与えたpersistence-unit-defaults要素(デフォルトとして指定した要素)やentity-mappings要素(永続化ユニット全体に有効な要素)で指定したアクセスタイプを上書きします。※1 |
metadata-complete※2 | xsd:boolean | 任意 | metadata-complete属性がembeddable要素自身に指定されたら,埋め込み可能クラスや,埋め込み可能クラスのフィールドやプロパティに指定されたアノテーションは無視されます。 metadata-completeがembeddable要素に指定され,XML要素が省略されると,デフォルト値が有効になります。 |
注※1 指定値には,PROPERTYまたはFIELDを指定します。エンティティクラスのフィールドに対するアクセス方法の指定については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「6.12.3 エンティティクラスのフィールドに対するアクセス方法の指定」を参照してください。
注※2 アノテーションが指定されている場合,この要素を指定することによって,KDJE55532-Wのメッセージが出力されることがあります。
basic要素は,フィールドやプロパティで指定したマッピングを上書きします。
機能および属性の詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス API編」の「2.6 javax.persistenceパッケージ」を参照してください。
指定できる属性を次の表に示します。
表6-51 <basic>の属性
属性名 | 型 | 任意/必須 | 説明 |
---|---|---|---|
name | xsd:string | 必須 | 型をマッピングするメソッドまたはフィールド。 |
fetch | orm:fetch-type | 任意 | マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス API編」の「2.6.5 @Basic」のfetch属性を参照してください。 |
optional | xsd:boolean | 任意 | マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス API編」の「2.6.5 @Basic」のoptional属性を参照してください。 |
transient要素は,フィールドやプロパティで指定したマッピングを上書きします。
機能および属性の詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス API編」の「2.6 javax.persistenceパッケージ」を参照してください。
指定できる属性を次の表に示します。
表6-52 <transient>の属性
属性名 | 型 | 任意/必須 | 説明 |
---|---|---|---|
name | xsd:string | 必須 | 永続的でないプロパティまたはフィールド。 |
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