Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス 定義編(サーバ定義)

[目次][索引][前へ][次へ]

6.3.1 entity-mappings以下の要素

<この項の構成>
(1) <entity-mappings>
(2) <package>
(3) <schema>
(4) <catalog>
(5) <access>
(6) <sequence-generator>

(1) <entity-mappings>

ルートタグ。

指定できる属性を次の表に示します。

表6-6 <entity-mappings>の属性

属性名 任意/必須 説明
version orm:versionType 必須 JPAのバージョンを指定します。

(2) <package>

package要素は,同一マッピングファイル内の要素や属性に記載されたクラスのパッケージを指定します。package要素は,パッケージ名付きのクラス名がクラスに指定され,package要素に指定されたパッケージ名と異なる場合に上書きされます。

(3) <schema>

schema要素は,同一マッピングファイル内に記載されたエンティティにだけ適用されます。

schema要素は,次の要素や属性によって上書きされます。

(4) <catalog>

catalog要素は,同一マッピングファイル内に記載されたエンティティにだけ適用されます。

catalog要素は,次の要素や属性によって上書きされます。

注意事項
catalog要素はデータベースによって,存在しない場合があります。Cosminexus JPAプロバイダでサポートしているOracleとHiRDBではcatalog要素は存在しません。そのため,catalog要素を指定できません。指定した場合は,アプリケーション実行時に例外が発生します。

(5) <access>

access要素は,同一マッピングファイル内に記載された,管理されたクラスで適用されます。

access要素は,次のアノテーションや属性によって上書きされます。

注 指定値には,PROPERTYまたはFIELDを指定します。エンティティクラスのフィールドに対するアクセス方法の指定については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「6.12.3 エンティティクラスのフィールドに対するアクセス方法の指定」を参照してください。

(6) <sequence-generator>

シーケンスジェネレータを追加します。

機能および属性の詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス API編」の「2.6 javax.persistenceパッケージ」を参照してください。

指定できる属性を次の表に示します。

表6-7 <sequence-generator>の属性

属性名 任意/必須 説明
name xsd:string 必須 マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス API編」の「2.6.56 @SequenceGenerator」のname属性を参照してください。
sequence-name xsd:string 任意 マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス API編」の「2.6.56 @SequenceGenerator」のsequenceName属性を参照してください。
initial-value xsd:int 任意 マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス API編」の「2.6.56 @SequenceGenerator」のinitialValue属性を参照してください。
allocation-size xsd:int 任意 マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス API編」の「2.6.56 @SequenceGenerator」のallocationSize属性を参照してください。