Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス 定義編(サーバ定義)
Hitachi Web Serverのログの出力方法を設定するパラメタについて,次の表に示します。「省略値」とは,パラメタの指定がない場合に仮定される値です。「VR」とは,パラメタが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
表4-9 Hitachi Web Serverのログの出力方法を設定するパラメタ
param-name指定値 | param-valueの指定内容 | 指定可能値 | 省略値 | VR |
---|---|---|---|---|
CustomDivideFileNum | HttpsdCustomMethodで「Div」を設定したときに有効になります。 分割したログファイルのファイル数を指定します。分割したファイル数がここで指定した数を超えた場合,最も古いファイルから削除されます。0を指定した場合,ファイルは削除されません。 |
0〜256の整数で指定します。 | 8 | 07-50 |
CustomDivideTimeDifference | HttpsdCustomMethodで「Div」を設定したときに有効になります。 ログファイルを分割する基準となる時間(単位:分)を,GMTに対する差として-1439〜1439の範囲で指定します。0を指定すると,1970年1月1日0時0分0秒(GMT)が基準時間となります。 |
-1439〜1439の整数で指定します。 | 540 | 07-50 |
CustomDivideTimeInterval | HttpsdCustomMethodで「Div」を設定したときに有効になります。 一つのログファイルで採取する時間間隔を1〜31536000の範囲で指定します。 |
1〜31536000の整数で指定します。 | 86400 | 07-50 |
CustomWraparoundFileNum | HttpsdCustomMethodで「Wrap」を設定したときに有効になります。 出力するログファイルの最大数を1〜256の範囲で指定します。 ログファイルのサイズがCustomWraparoundFilesizeで指定したサイズを超えた場合,ログの出力先は次のログファイルに移ります。このとき,すでにこのパラメタに指定した最大数と同じ数のログファイルが作成されていた場合,「.001」という名称がついているファイルから再度使用されます。 |
1〜256の整数で指定します。 | 5 | 07-50 |
CustomWraparoundFilesize | HttpsdCustomMethodで「Wrap」を設定したときに有効になります。 ログファイルの最大サイズ(単位:キロバイト)を1〜2097151の範囲で指定します。 ログを出力するときに,ログファイルのサイズがこのパラメタで指定した最大サイズを超えた場合,ログの出力先は次のログファイルに移ります。このとき,移動先のログファイルの内容はクリアされます。 |
1〜2097151の整数で指定します。 | 8192 | 07-50 |
ErrorDivideFileNum | HttpsdErrorMethodで「Div」を設定したときに有効になります。 分割したログファイルのファイル数を0〜256の範囲で指定します。分割したファイル数がここで指定した数を超えた場合,最も古いファイルから削除されます。0を指定した場合,ファイルは削除されません。 |
0〜256の整数で指定します。 | 8 | 07-50 |
ErrorDivideTimeDifference | HttpsdErrorMethodで「Div」を設定したときに有効になります。 ログファイルを分割する基準となる時間(単位:分)を,GMTに対する差として-1439〜1439の範囲で指定します。0を指定すると,1970年1月1日0時0分0秒(GMT)が基準時間となります。 |
-1439〜1439の整数で指定します。 | 540 | 07-50 |
ErrorDivideTimeInterval | HttpsdErrorMethodで「Div」を設定したときに有効になります。 一つのログファイルで採取する時間間隔を1〜31536000の範囲で指定します。 |
1〜31536000の整数で指定します。 | 86400 | 07-50 |
ErrorWraparoundFileNum | HttpsdErrorMethodで「Wrap」を設定したときに有効になります。 出力するログファイルの最大数を1〜256の範囲で指定します。 ErrorWraparoundFilesizeで指定したサイズを超えた場合,ログの出力先は次のログファイルに移ります。このとき,すでにこのパラメタに指定した最大数と同じ数のログファイルが作成されていた場合,「.001」という名称がついているファイルから再度使用されます。 |
1〜256の整数で指定します。 | 5 | 07-50 |
ErrorWraparoundFilesize | HttpsdErrorMethodで「Wrap」を設定したときに有効になります。 ログファイルの最大サイズ(単位:キロバイト)を1〜2097151の範囲で指定します。 ログを出力するときに,ログファイルのサイズがこのパラメタで指定した最大サイズを超えた場合,ログの出力先は次のログファイルに移ります。このとき,移動先のログファイルの内容はクリアされます。 |
1〜2097151の整数で指定します。 | 8192 | 07-50 |
HttpsdCustomLogFileDir | Webサーバが出力するアクセスログの出力先ディレクトリを指定します。 | 任意の文字列を指定します。 | logs | 07-50 |
HttpsdCustomlogFormat | Hitachi Web Serverが提供するラベル名または任意のフォーマットを指定します。 Hitachi Web Serverが提供するラベル名と対応するフォーマットは次のとおりです。
フォーマットの指定内容の詳細については,マニュアル「Hitachi Web Server」のCustomLogディレクティブに関する説明を参照してください。 |
任意の文字列を1024文字以内で指定します。 | hws_std | 07-50 |
HttpsdCustomMethod | アクセスログの出力方式として,次のどれかを指定します。
|
指定できる文字列を次に示します。
|
Div | 07-50 |
HttpsdErrorLogFileDir | Webサーバの出力するエラーログの出力先ディレクトリを指定します。 | 任意の文字列を指定します。 | logs | 07-50 |
HttpsdErrorMethod | エラーログの出力方式として,次のどれかを指定します。
|
指定できる文字列を次に示します。
|
Div | 07-50 |
HttpsdLogFileDir | Webサーバの出力するログの出力先ディレクトリを指定します。 | 任意の文字列を指定します。 | logs | 06-50 07-50 |
HttpsdRequestLogFileDir | Webサーバの出力するリクエストログの出力先ディレクトリを指定します。 | 任意の文字列を指定します。 | logs | 07-50 |
HttpsdRequestMethod | リクエストログの出力方式として,次のどれかを指定します。
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指定できる文字列を次に示します。
|
Div | 07-50 |
HWSRequestIofilter | HWSRequestLogLevelで「on」を設定したときに有効になります。 モジュールが実装している入出力フィルタ関数の,実行契機を示すI/Oフィルタトレースを出力する場合に指定します。出力量が多いため,実運用での指定は推奨しません。 次のどちらかを指定します。
|
指定できる文字列を次に示します。
|
false | 07-50 |
HWSRequestLogLevel | リクエストログに出力するかどうかを指定します。次のどちらかを指定します。
|
指定できる文字列を次に示します。なお,大文字と小文字は区別されません。
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On | 07-50 |
HWSRequestModuleDebug | HWSRequestLogLevelで「on」を設定したときに有効になります。 内部モジュールに対するモジュールトレースと,外部モジュール相当のトレースを出力する場合に指定します。出力量が多いため,実運用での指定は推奨しません。 次のどちらかを指定します。
|
指定できる文字列を次に示します。
|
false | 07-50 |
HWSRequestModuleInfo | HWSRequestLogLevelで「on」を設定したときに有効になります。 外部モジュールに対するモジュールトレースを出力する場合に指定します。 次のどちらかを指定します。
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指定できる文字列を次に示します。
|
true | 07-50 |
HWSRequestRequest | HWSRequestLogLevelで「on」を設定したときに有効になります。 次の場合に指定します。
|
指定できる文字列を次に示します。
|
true | 07-50 |
RequestDivideFileNum | HttpsdRequestMethodで「Div」を設定したときに有効になります。 分割したログファイルのファイル数を0〜256の範囲で指定します。分割したファイル数がここで指定した数を超えた場合,最も古いファイルから削除されます。0を指定した場合,ファイルは削除されません。 |
0〜256の整数で指定します。 | 8 | 07-50 |
RequestDivideTimeDifference | HttpsdRequestMethodで「Div」を設定したときに有効になります。 ログファイルを分割する基準となる時間(単位:分)を,GMTに対する差として-1439〜1439の範囲で指定します。0を指定すると,1970年1月1日0時0分0秒(GMT)が基準時間となります。 |
-1439〜1439の整数で指定します。 | 540 | 07-50 |
RequestDivideTimeInterval | HttpsdRequestMethodで「Div」を設定したときに有効になります。 一つのログファイルで採取する時間間隔を1〜31536000の範囲で指定します。 |
1〜31536000の整数で指定します。 | 86400 | 07-50 |
RequestWraparoundFileNum | HttpsdRequestMethodで「Wrap」を設定したときに有効になります。 出力するログファイルの最大数を1〜256の範囲で指定します。 ログファイルのサイズがRequestWraparoundFilesizeで指定したサイズを超えた場合,ログの出力先は次のログファイルに移ります。このとき,すでにこのパラメタに指定した最大数と同じ数のログファイルが作成されていた場合,「.001」という名称がついているファイルから再度使用されます。 |
1〜256の整数で指定します。 | 5 | 07-50 |
RequestWraparoundFilesize | HttpsdRequestMethodで「Wrap」を設定したときに有効になります。 ログファイルの最大サイズ(単位:キロバイト)を1〜2097151の範囲で指定します。 ログを出力するときに,ログファイルのサイズがこのパラメタで指定した最大サイズを超えた場合,ログの出力先は次のログファイルに移ります。このとき,移動先のログファイルの内容はクリアされます。 |
1〜2097151の整数で指定します。 | 8192 | 07-50 |
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