Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス 定義編(サーバ定義)
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(1) <define-server>
- 内容
- <hosts-for>タグで指定した物理ティアに属する論理サーバごとに,コンフィグレーションを定義します。
- 例えば,<hosts-for>タグがhttp-tierの場合は,Webサーバ用と,パフォーマンストレーサ用にぞれぞれ一つずつ論理サーバを定義できます。複数の論理サーバを定義する場合は,<define-server>タグを複数指定します。
- 指定可能値
- −
- タグの省略
- 省略できます。
- 値の省略
- 省略できます。
(2) <logical-server-name>
- 内容
- 論理サーバまたはクラスタを識別するための名称を指定します。Smart Composer機能のコマンドの-sオプションには,ここで指定した名称を指定します。
- 指定可能値
- 英数字またはアンダースコア「_」およびハイフン「-」で指定した128文字以内の文字列を指定します。
- タグの省略
- 省略できます。
- 値の省略
- 省略できます。
(3) <display-name>
- 内容
- 論理サーバの表示名を指定します。指定する文字に制限はありません。
- 指定可能値
- 128文字以内の任意の文字列を指定します。
- タグの省略
- 省略できます。
- 値の省略
- 省略できます。
(4) <description>
- 内容
- 論理サーバのコメントを指定します。指定する文字に制限はありません。
- 指定可能値
- 1024文字以内の任意の文字列を指定します。
- タグの省略
- 省略できます。
- 値の省略
- 省略できます。
(5) <logical-server-type>
- 内容
- 必須定義。
- コンフィグレーションを定義する論理サーバの種類を指定します。
- 論理サーバの種類を次に示します。
- web-server:Webサーバ
- j2ee-server:J2EEサーバ
- sfo-server:セッションフェイルオーバサーバ(SFOサーバ)
- performance-tracer:パフォーマンストレーサ
- ctm-domain-manager:CTMドメインマネジャ
- component-transaction-monitor:CTM
- smart-agent:スマートエージェント
- naming-service:ネーミングサービス
- user-server:ユーザサーバ
- ホストが属する物理ティアの種類によって,コンフィグレーションが定義できる論理サーバが異なります。物理ティアの種類を次に示します。
- combined-tierの場合
- Webサーバ,J2EEサーバ,パフォーマンストレーサとユーザサーバ
- http-tierの場合
- Webサーバ,パフォーマンストレーサとユーザサーバ
- j2ee-tierの場合
- J2EEサーバ,パフォーマンストレーサとユーザサーバ
- sfo-tierの場合
- セッションフェイルオーバサーバ(SFOサーバ),パフォーマンストレーサとユーザサーバ
- ctm-tierの場合
- Webシステムごとに定義できる論理サーバが異なります。
- 統合ネーミングスケジューラサーバ用のWebシステムの場合
CTMドメインマネジャ,CTM,スマートエージェント,パフォーマンストレーサとユーザサーバ
- CTM用のWebシステムの場合
CTMドメインマネジャ,CTM,スマートエージェント,J2EEサーバ,パフォーマンストレーサとユーザサーバ
- free-tierの場合
- Webサーバ,J2EEサーバ,セッションフェイルオーバサーバ(SFOサーバ),CTMドメインマネジャ,CTM,スマートエージェント,ネーミングサービス,パフォーマンストレーサ,Webサーバクラスタ,J2EEサーバクラスタとユーザサーバ
- 指定可能値
- 指定できる文字列を次に示します。
- web-server
- j2ee-server
- sfo-server
- performance-tracer
- ctm-domain-manager
- component-transaction-monitor
- smart-agent
- naming-service
- user-server
- タグの省略
- 省略できません。
- 値の省略
- 省略できません。
(6) <cluster-ref>
- 内容
- 論理サーバをクラスタのメンバにする場合に,クラスタ名を指定します。
- クラスタのメンバにする論理サーバがJ2EEサーバの場合はJ2EEサーバクラスタ名を,Webサーバの場合はWebサーバクラスタ名を指定します。
- J2EEサーバおよびWebサーバ以外の論理サーバは,クラスタのメンバとして設定できません。
- free-tier構成の場合だけに定義されます。
- 指定可能値
- 英数字またはアンダースコア「_」およびハイフン「-」で指定した128文字以内の文字列を指定します。
- タグの省略
- 省略できます。
- 値の省略
- 省略できます。
(7) <server-no>
- 内容
- サービスユニット内の特定のJ2EEサーバのコンフィグレーションを指定する場合に,J2EEサーバを識別するための番号を指定します。
- 1ホスト内で番号が重複しないように指定してください。このタグは,物理ティアの定義で<j2ee-server-count>タグを指定した場合に,J2EEサーバのコンフィグレーションを指定するときは,必ず指定してください。
- 指定可能値
- 1〜<j2ee-server-count>の指定値
- タグの省略
- 省略できます。
- 値の省略
- 省略できます。
(8) <configuration>
- 内容
- 論理サーバごとに適用するコンフィグレーションを定義します。
- なお,物理ティアの定義で定義した環境設定値で運用する場合は,<configuration>タグの定義は不要です。
- <logical-server-type>でJ2EEサーバクラスタまたはWebサーバクラスタを指定していた場合は指定できません。
- 指定可能値
- −
- タグの省略
- 省略できます。
- 値の省略
- 省略できます。
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