Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス 定義編(サーバ定義)
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(1) <tier>
- 内容
- 必須定義。
- 物理ティアを定義します。
- 物理ティアには,combined-tier,http-tier,j2ee-tier,sfo-tier,ctm-tier,およびfree-tierの6種類があります。それぞれの物理ティアは,単独または複数を組み合わせて,Webシステムを構成します。
- 指定できる物理ティアの構成を次に示します。
- combined-tier構成
- http-tierとj2ee-tierの構成
- j2ee-teir構成
- combined-tierにsfo-tierを組み合わせた構成
- http-tierとj2ee-tierにsfo-tierを組み合わせた構成
- ctm-tier構成
- free-teir構成
- combined-tier構成の場合
- サービスユニット内のWebサーバとJ2EEサーバを1ホストで構成し,一つの<tier>タグで定義します。
- http-tierとj2ee-tierの構成の場合
- サービスユニット内のWebサーバとJ2EEサーバを別々のホストで構成し,二つの<tier>タグで定義します。
- j2ee-tierの構成の場合
- サービスユニット内のJ2EEサーバを1ホストで構成し,一つの<tier>タグで定義します。j2ee-tier構成を使用する場合は,インプロセスHTTPサーバ機能を有効に設定しておく必要があります。
- combined-tierまたはhttp-tierとj2ee-tierに組み合わせて構成するsfo-tierの場合
- サービスユニット内のセッションフェイルオーバサーバ(SFOサーバ)を1ホストで構成し,一つの<tier>タグで定義します。
- ctm-tier構成の場合
- ctm-tierは,combined-tier,http-tier,j2ee-tier,sfo-tierを定義するWebシステムとは別のWebシステムで定義します。ctm-tierは,統合ネーミングスケジューラサーバ用およびCTM用のWebシステムに分けて,それぞれ定義します。
- 統合ネーミングスケジューラサーバ用のWebシステム
サービスユニット内のCTM関連の論理サーバ(CTMドメインマネジャ,CTMおよびスマートエージェント)を1ホストで構成し,一つの<tier>タグで定義します。
- CTM用のWebシステム
サービスユニット内のCTM関連の論理サーバ(CTMドメインマネジャ,CTMおよびスマートエージェント)とJ2EEサーバを1ホストで構成し,一つの<tier>タグで定義します。
- free-tier構成の場合
- ほかのどの物理ティアの定義にも当てはまらない構成が,一つの<tier>タグで定義されます。
- 指定可能値
- −
- タグの省略
- 省略できません。
- 値の省略
- 省略できません。
(2) <tier-type>
- 内容
- 必須定義。
- 物理ティアの種類を指定します。物理ティアの種類は次のとおりです。
- combined-tier
- http-tier
- j2ee-tier
- sfo-tier
- ctm-tier
- free-tier
- 指定可能値
- 指定できる文字列を次に示します。
- combined-tier
- http-tier
- j2ee-tier
- sfo-tier
- ctm-tier
- free-tier
- タグの省略
- 省略できません。
- 値の省略
- 省略できません。
(3) <j2ee-server-count>
- 内容
- <tier-type>タグでctm-tierを指定した場合に,1ホストに配置するJ2EEサーバの数を0〜32の整数で指定します。
- 指定可能値
- 0〜32の整数で指定します。
- 統合ネーミングスケジューラサーバ用のWebシステムの場合
- 0を指定します。
- CTM用のWebシステムの場合
- Webシステムごとに,1ホスト内に配置するJ2EEサーバの数を指定します。
- なお,Webシステムの構成変更時,J2EEサーバの数は変更できません。
- タグの省略
- 省略できます。
- 値の省略
- 省略できます。
(4) <configuration>
- 内容
- 物理ティアに属するすべての論理サーバに適用するコンフィグレーションを,論理サーバの種類ごとに定義します。
- 例えば,WebサーバとJ2EEサーバの二つのコンフィグレーションを定義する場合は,<configuration>タグを二つ定義し,一つをWebサーバ用,もう一つをJ2EEサーバ用として定義します。
- 指定可能値
- −
- タグの省略
- 省略できます。
- 値の省略
- 省略できます。
(5) <logical-server-type>
- 内容
- 必須定義。
- コンフィグレーションを定義する論理サーバの種類を指定します。論理サーバの種類を次に示します。
- web-server:Webサーバ
- j2ee-server:J2EEサーバ
- sfo-server:セッションフェイルオーバサーバ(SFOサーバ)
- performance-tracer:パフォーマンストレーサ
- ctm-domain-manager:CTMドメインマネジャ
- component-transaction-monitor:CTM
- smart-agent:スマートエージェント
- 物理ティアの種類によって,コンフィグレーションが定義できる論理サーバが異なります。物理ティアの種類を次に示します。
- combined-tierの場合
- Webサーバ,J2EEサーバとパフォーマンストレーサ
- http-tierの場合
- Webサーバとパフォーマンストレーサ
- j2ee-tierの場合
- J2EEサーバとパフォーマンストレーサ
- sfo-tierの場合
- セッションフェイルオーバサーバ(SFOサーバ)とパフォーマンストレーサ
- ctm-tierの場合
- Webシステムごとに定義できる論理サーバが異なります。
- 統合ネーミングスケジューラサーバ用のWebシステムの場合
CTMドメインマネジャ,CTM,スマートエージェントとパフォーマンストレーサ
- CTM用のWebシステムの場合
CTMドメインマネジャ,CTM,スマートエージェント,J2EEサーバとパフォーマンストレーサ
- 注
- 物理ティアの定義では,ユーザサーバ,およびfree-tier構成に含まれる論理サーバのコンフィグレーションが設定できません。これらの論理サーバのコンフィグレーションはユニットの定義で設定してください。
- 指定可能値
- 指定できる文字列を次に示します。
- web-server
- j2ee-server
- sfo-server
- performance-tracer
- ctm-domain-manager
- component-transaction-monitor
- smart-agent
- タグの省略
- 省略できません。
- 値の省略
- 省略できません。
(6) <server-no>
- 内容
- 物理ティア内の特定のJ2EEサーバで,共通のコンフィグレーションを指定する場合に,J2EEサーバを識別するための番号を指定します。
- 指定できる範囲は,1〜<j2ee-server-count>の指定値です。物理ティア内で番号が重複しないように指定してください。
- このタグは,<tier-type>タグでctm-tierを指定して,<j2ee-server-count>タグを指定した場合にだけ指定できます。
- 物理ティア内のすべてのJ2EEサーバで,共通のコンフィグレーションを指定する場合は,このタグを指定する必要はありません。
- 指定可能値
- 1〜<j2ee-server-count>の指定値
- タグの省略
- 省略できます。
- 値の省略
- 省略できます。
(7) <param>
- 内容
- 必須定義。
- 論理サーバの環境を設定するパラメタを,パラメタ名と値で定義します。
- 1種類のパラメタごとに<param>タグで囲んで定義します。
- パラメタによっては,複数の値を設定する場合,<param-value>タグを複数指定します。
- 指定可能値
- −
- タグの省略
- 省略できません。
- 値の省略
- 省略できません。
(8) <param-name>
(9) <param-value>
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