11.6 vmiclient.properties仮想サーバマネージャのクライアント共通設定プロパティファイル

<この節の構成>
(1) 形式
(2) ファイルの格納先
(3) 機能
(4) 指定できるキー

(1) 形式

J2SEのプロパティファイル形式です。

(2) ファイルの格納先

次のテンプレートファイルをコピーして利用してください。

(3) 機能

仮想サーバマネージャで提供するコマンドの共通引数のデフォルト値を設定します。すべてのクライアントに,共通のデフォルト値を設定したい場合に使用します。

(4) 指定できるキー

指定できるキーを次に示します。なお「省略値」とは,キーの指定がない場合に仮定される値です。「VR」とは,キーが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。

キー名称内容指定可能値省略値VR
vmi.apply_userこのファイルを適用するクライアントのOSのユーザIDを指定します。ユーザIDはコンマ「,」で区切って指定します。
また,WindowsのサービスからSmart Composer機能のコマンドが呼び出される場合に,このプロパティファイルを適用するには,Windows XPまたはWindows Server 2003のときは「SYSTEM」を,それ以外のときは「<ホスト名>$」(<ホスト名>は,Management Serverが稼働するホストのホスト名)を指定してください。
OSに登録されているユーザ名なし08-53
vmi.connect.m共通引数の-mオプション省略時に仮定するホスト名とポート番号を指定します。
ポート番号は省略できます。
指定できる値を次に示します。
  • ホスト名 [:ポート番号]
  • IPv4ドット記法[:ポート番号]
なし08-53
vmi.connect.u共通引数の-uオプション省略時に仮定するユーザIDを指定します。ユーザアカウントのユーザIDなし08-53
vmi.connect.p共通引数の-pオプション省略時に仮定するパスワードを指定します。ユーザアカウントのパスワードなし08-53
vmi.connect.wait共通引数の-waitオプション省略時に仮定する実行待ち時間(単位:秒)を指定します。0~2147483647なし08-53