cjforgettrnヒューリスティック状態のトランザクションの強制決着

形式

cjforgettrn [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>]
           -gid <グローバルトランザクションID>

機能

ヒューリスティック決着(HeuristicCommit,HeuristicRollback,HeuristicMixed,HeuristicHazard)されたトランザクションのグローバルトランザクションIDを指定して強制終了します。なお,このコマンドはTP1インバウンド連携機能を利用する場合に使用できます。

指定したトランザクションのステータスがHeuristicCommit,HeuristicRollback,HeuristicMixed,HeuristicHazardのどれとも異なる場合,KFCB40135-Eを返します。

指定したグローバルトランザクションIDが存在する場合,トランザクションを強制終了します。

指定したグローバルトランザクションIDが不正な場合,KFCB40122-EとUsage(KFCB40134-E)を返します。

指定したグローバルトランザクションIDが存在しない場合,KFCB40131-Eを返しUsageは返しません。

usrconf.properties(J2EEサーバ用ユーザプロパティファイル)の設定が,次の場合に実行できます。

引数

<サーバ名称>
接続先J2EEサーバ名称を指定します。サーバ名称を省略したときは,ホスト名称がサーバ名称として使用されます。
-nameserver <プロバイダURL>
CORBAネーミングサービスへのアクセスプロトコル,CORBAネーミングサービスが稼働しているホスト名,およびそれが使用しているポート番号を次に示す形式で指定します。

<プロトコル名称>::<ホスト名称>:<ポート番号>

指定内容の詳細については,「2.1(2) プロバイダURLについて」を参照してください。
-gid <グローバルトランザクションID>
強制決着するトランザクションの,グローバルトランザクションIDを指定します。

入力例

cjforgettrn MyServer -gid d13800010000000000000000000000fefb57e6480000000000000001

戻り値

0:
正常終了しました。
1:
異常終了しました。
3:
タイムアウトが発生しました。
9:
管理者特権がないため,コマンドが実行できません(Windows Server 2008 x86,Windows Server 2008 x64,Windows Server 2008 R2,Windows 7またはWindows Vistaの場合)。

注意事項