vmiunit import(定義ディレクトリの取り込み)
形式
vmiunit import [共通引数] -unit <管理ユニット名>
-dir <定義ディレクトリ>
機能
管理ユニットの定義ファイルと業務アプリケーションを定義ディレクトリにまとめて,管理ユニットに取り込みます。
引数
- -unit <管理ユニット名>
- 取り込む対象となる管理ユニットの名称を指定します。
- -dir <定義ディレクトリ>
- 管理ユニットに取り込む定義ディレクトリを指定します。
入力例
vmiunit import -unit gyoumu01 -dir D:/temp/dir
戻り値
- 0:
- 正常終了しました。
- 2:
- 排他エラーが発生しました。
- 64:
- 異常終了しました。
エラーおよび警告条件
項番 | エラー・警告条件 | 戻り値 |
---|
1 | 指定された管理ユニットがありません。 | 64 |
2 | 指定された定義ディレクトリがありません。 | 64 |
3 | 指定された定義ディレクトリの内容に誤りがあります。 | 64 |
4 | 実行待ち時間が超過しました。 | 2 |
注意事項
- 登録できる定義ディレクトリについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 仮想化システム構築・運用ガイド」の「5.2.4 管理ユニットへの定義ディレクトリの取り込み」を参照してください。
- 定義ディレクトリ読み込み時に無視されたファイルについては,ファイルごとにワーニングメッセージが出力されますが,コマンドの出力結果には影響しません。
- 管理ユニットプロパティファイルでの負荷分散機連携機能の設定を変更する場合,または負荷分散機接続設定プロパティファイルでの負荷分散機の種類(lb.type)を変更する場合は,管理ユニットの再作成が必要です。
- サブコマンドupdateを指定したvmiunitコマンドを実行済みの管理ユニットに対して,負荷分散機連携機能の設定を誤って変更した定義ディレクトリをこのコマンドで再度取り込んだ場合,その後の操作がエラー終了することがあります。その場合は,定義ディレクトリの負荷分散機連携機能の設定を変更前に戻すか,または負荷分散機連携機能を使用しない設定に戻して,このコマンドで定義ディレクトリを取り込んでください。