15.4.3 JDBC接続の定義情報の表示

[JDBC設定番号の詳細定義情報]画面を次の図に示します。

図15-5 [JDBC設定番号の詳細定義情報]画面

[図データ]

<この項の構成>
(1) 機能概要
(2) 表示手順
(3) 操作手順
(4) 画面詳細

(1) 機能概要

選択したJ2EEサーバで定義している,統合ユーザ管理のJDBC接続情報を参照できます。

(2) 表示手順

画面の表示手順を次に示します。

  1. 運用管理ポータルで,統合ユーザ管理の[リソース監視]アンカーをクリックします。
  2. [サーバビュー]タブ-[論理J2EEサーバ]をクリックします。
  3. 次のどちらかの操作をします。
    J2EEサーバの場合
    [J2EEサーバ]-[J2EEサーバ名]をクリックします。
    J2EEサーバクラスタの場合
    [J2EEサーバクラスタ]-[J2EEサーバクラスタ名]-[J2EEサーバ名]をクリックします。
  4. [JDBC接続モニタ]をクリックします。
  5. [定義情報]タブをクリックします。

(3) 操作手順

画面での操作はありません。

(4) 画面詳細

画面に表示される項目およびアンカーについて説明します。

JDBCドライバ名
使用するJDBCドライバ名が表示されます。
「JP.co.Hitachi.soft.DBPSV_Driver.JdbcDbpsvDriver」が表示されます。
接続先URL
接続先RDBサーバのURLが表示されます。定義されていない場合は「未定義」と表示されます。
代理接続で使用するユーザID
コンフィグレーションファイルに定義されている代理接続で使用するユーザIDが表示されます。定義されていない場合は「未定義」と表示されます。
代理接続で使用するユーザIDのパスワード
コンフィグレーションファイルに定義されている代理接続で使用するパスワードが「********」で表示されます。定義されていない場合は「未定義」と表示されます。
接続プールの使用
JDBC接続プールを利用するかどうかが表示されます。
する:JDBC接続プールを利用します。
しない:JDBC接続プールを利用しません。
JDBC接続プールの最大値
JDBC接続プールの最大数が表示されます。
[接続プールの使用]で「しない」が表示されている場合は,この項目は表示されません。
JDBC接続プールの空きプール数の最大値
JDBC接続プールの空きプール数の最大値が表示されます。
[接続プールの使用]で「しない」が表示されている場合は,この項目は表示されません。
JDBC接続プールの空きプール数の最小値
JDBC接続プールの空きプールの数が0になったとき(初期化時を含む),新たに確立されるプール数が表示されます。
[接続プールの使用]で「しない」が表示されている場合は,この項目は表示されません。
プール数を調整する時間間隔
JDBC接続プールの空きプール数を調整する時間間隔が秒単位で表示されます。
なし:プール数の調整は行いません。
1以上:表示された時間でプール数の調整を行います。
[接続プールの使用]で「しない」が表示されている場合は,この項目は表示されません。
JDBC接続失敗時のリトライ回数
JDBC接続に失敗した場合のリトライ回数が表示されます。
JDBC接続失敗時のリトライ時間間隔
JDBC接続に失敗した場合のリトライを繰り返すときの待ち時間がミリ秒で表示されます。
SQL文
パスワードを検索するためのSQL SELECT文が表示されます。定義されていない場合は「未定義」と表示されます。
パスワードの型名
パスワードが格納されている列の値の型が表示されます。型名は,Java言語で扱う場合の型が次に示す値で表示されます。
string:RDBからString型でパスワードの値を取り出します。
byte:RDBからbyte[]型でパスワードの値を取り出します。
パスワードの暗号化方式
リポジトリに格納されているパスワードの形式が表示されます。
sha1:SHA-1形式で格納されている場合に表示されます。
md5:MD5形式で格納されている場合に表示されます。
none:平文で格納されている場合に表示されます。
パスワードの暗号化拡張方式
パスワードのフォーマットが標準で用意されているもの以外の形式の場合にパスワードを変換するためのクラスが表示されます。
この項目が表示されている場合,[パスワードの暗号化方式]は表示されません。