- Management Serverの「論理サーバの起動/停止」を使用する場合は,対象となる論理サーバを必ずManagement Serverを経由して起動/停止してください。各構成ソフトウェアで提供されているコマンドなど,論理サーバ固有の機能を使用して起動または停止しないでください。論理サーバ固有の機能で起動/停止した場合,Management Serverの動作が不正になる場合があります。
- Hitachi Web Serverを使用する場合,インストール時のデフォルト設定でHitachi Web Serverサービスが自動起動するようになっているときがあります。そのときは,手動起動に設定変更しておいてください。
- Hitachi Web Serverが異常停止した場合,httpsd※プロセスが残ってしまうおそれがあります。「論理サーバの起動/停止」の画面で起動する前に,httpsd※プロセスがないかを確認してください。もしあった場合にはhttpsd※プロセスを削除してください。
- Cosminexus Component Containerの機能である,ネーミングサービスの自動起動(ejbserver.naming.startupMode=automatic)の機能は使用しないでください。
- J2EEサーバでデータベースを利用する場合など,J2EEサーバ起動時に環境変数の設定が必要になることがあります。その際は,J2EEサーバを起動するホストの運用管理エージェント設定ファイルに環境変数を追加し,追加した環境変数の内容でJ2EEサーバを起動してください。
環境変数の設定については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「10.5 adminagent.xml(運用管理エージェント設定ファイル)」を参照してください。
- 動作テストなどを行う際,論理サーバの環境設定を変更しないで一時的にエラーを回避したい場合には,[起動順序の設定]タブで,エラーの発生する論理サーバの起動順序を「指定なし」にすることで,一括起動や一括停止などの動作の対象外にできます。
注※ httpsd.exe(Windowsの場合)またはhttpsd(UNIXの場合)