V7互換モードを選択した場合の設定手順を次に示します。J2EEアプリケーションの形式には,アーカイブ形式のJ2EEアプリケーションと,展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーションがあります。J2EEアプリケーションの形式ごとに設定手順を説明します。
●アーカイブ形式のJ2EEアプリケーションの場合
アーカイブ形式のJ2EEアプリケーションを設定する手順を次に示します。
- アーカイブ形式のJ2EEアプリケーションを作成します。
J2EEアプリケーション開発時,cosminexus.xmlにJ2EEアプリケーションのプロパティを設定します。J2EEアプリケーションのプロパティは,cosminexus.xmlに定義します。cosminexus.xmlについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「2. Cosminexusアプリケーション属性ファイル(cosminexus.xml)」を参照してください。
また,J2EEアプリケーションにサーブレットフィルタを追加する場合は,web.xmlで定義します。詳細は,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」の「2.9 リクエストおよびレスポンスのフィルタリング機能」を参照してください。
- J2EEアプリケーションをManagement Serverが稼働しているホストに配置します。
任意の場所に作成したJ2EEアプリケーションをManagement Serverが稼働しているホストに配置します。
- 運用管理ポータルにログインし,[運用管理ポータル]画面で「論理サーバのアプリケーション管理」をクリックします。
- J2EEアプリケーションをManagement Serverに登録します。
[J2EEアプリケーションの登録]画面で,手順2.で配置したJ2EEアプリケーションをManagement Serverに登録します。登録したJ2EEアプリケーションはManagement Serverの管理対象となります。
- J2EEアプリケーションをインポートします。
[J2EEアプリケーションのインポート]画面で,手順4.でManagement Serverに登録したJ2EEアプリケーションをJ2EEサーバにインポートします。Management Serverによってインポート履歴が管理され,J2EEアプリケーションは5バージョンまで世代管理されます。
- 参考
- 同一のJ2EEアプリケーションは,同一のJ2EEサーバにインポートできません。
●展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーションの場合
展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーションを設定する手順を次に示します。
- 展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーションを作成します。
J2EEアプリケーション開発時,cosminexus.xmlにJ2EEアプリケーションのプロパティを設定します。J2EEアプリケーションのプロパティは,cosminexus.xmlに定義します。cosminexus.xmlについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「2. Cosminexusアプリケーション属性ファイル(cosminexus.xml)」を参照してください。
また,J2EEアプリケーションにサーブレットフィルタを追加する場合は,web.xmlで定義します。詳細は,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)」の「2.9 リクエストおよびレスポンスのフィルタリング機能」を参照してください。
- J2EEアプリケーションをJ2EEサーバに配置します。
任意の場所に作成したJ2EEアプリケーションのアプリケーションディレクトリを動作しているJ2EEサーバに配置します。
- 運用管理ポータルにログインし,[運用管理ポータル]画面で「論理サーバのアプリケーション管理」をクリックします。
- J2EEアプリケーションのアプリケーションディレクトリをManagement Serverに登録します。
[アプリケーションディレクトリの登録]画面で,手順2.で配置したJ2EEアプリケーションのアプリケーションディレクトリをManagement Serverに登録します。登録したアプリケーションディレクトリはManagement Serverの管理対象となります。
- J2EEアプリケーションをインポートします。
[アプリケーションディレクトリのインポート]画面で,手順4.で指定したアプリケーション名でJ2EEアプリケーションをインポートします。Management Serverによってインポート履歴が管理され,J2EEアプリケーションは5バージョンまで世代管理されます。
- 参考
- 同一のJ2EEアプリケーションは,同一のJ2EEサーバにインポートできません。