ここでは,決定したシステム構成ごとに必要となる論理サーバについて説明します。J2EEアプリケーションを実行するシステムの場合とバッチアプリケーションを実行するシステムの場合に分けて説明します。
J2EEアプリケーションを実行するシステム構成と配置できる論理サーバの対応を次の表に示します。この表を参照してシステムに必要となる論理サーバを確認してください。
表1-2 システム構成と論理サーバの対応(J2EEアプリケーションを実行するシステム)
項番 | システム構成 | 配置できる論理サーバ※1 | 「システム設計ガイド」の参照個所※1 |
---|---|---|---|
1 | サーブレットとJSPをアクセスポイントに使用する構成(Webサーバ連携の場合) |
| 3.4.1 |
2 | サーブレットとJSPをアクセスポイントに使用する構成(インプロセスHTTPサーバを使用する場合) |
| 3.4.2 |
3 | Session BeanとEntity Beanをアクセスポイントに使用する構成 |
| 3.4.3 |
4 | CTMを使用する場合にStateless Session Beanをアクセスポイントに使用する構成 |
| 3.4.4 |
5 | Session BeanとEntity Beanを呼び出すサーバ間連携 |
| 3.5.1 |
6 | CTM経由でStateless Session Beanを呼び出すサーバ間連携 |
| 3.5.2 |
7 | ローカルトランザクションを使用する場合の構成 |
| 3.6.1 |
8 | グローバルトランザクションを使用する場合の構成 |
| 3.6.2 |
9 | トランザクションコンテキストのプロパゲーションを使用する場合の構成 |
| 3.6.3 |
10 | Webサーバ連携時の負荷分散機を利用した負荷分散(サーブレット/JSPの場合) |
| 3.7.1 |
11 | インプロセスHTTPサーバ使用時の負荷分散機を利用した負荷分散(サーブレット/JSPの場合) |
| 3.7.2 |
12 | CORBAネーミングサービスを利用した負荷分散(Session BeanとEntity Beanの場合) |
| 3.7.3 |
13 | CTMを利用した負荷分散(Stateless Session Beanの場合) |
| 3.7.4 |
14 | Message-driven Beanをアクセスポイントに使用する場合の構成(Cosminexus JMSプロバイダを使用する場合) |
| 3.8.1 |
15 | Message-driven Beanをアクセスポイントに使用する場合の構成(TP1/Message Queueを使用する場合) |
| 3.8.2 |
16 | Message-driven Beanをアクセスポイントに使用する場合の構成(Cosminexus RMを使用する場合) |
| 3.8.3 |
17 | Message-driven Beanのインスタンスプールを利用した負荷分散(TP1/Message Queueを使用する場合) |
| 3.8.4 |
18 | 運用管理サーバにManagement Serverを配置する構成 |
| 3.9.1 |
19 | マシン単位にManagement Serverを配置する構成 |
| 3.9.2 |
20 | コマンドで運用する場合の構成※2 | - | 3.9.3 |
21 | データベースセッションフェイルオーバ機能を使用する構成 |
| 3.10.1 |
22 | メモリセッションフェイルオーバ機能を使用する構成(SFOサーバがシステムに複数存在する場合) |
| 3.10.2 |
23 | メモリセッションフェイルオーバ機能を使用する構成(SFOサーバがシステムに一つだけ存在する場合) |
| 3.10.3 |
24 | アプリケーションサーバの実行系と待機系を1:1にする構成(トランザクションサービスを使用しない場合) |
| 3.11.1 |
25 | アプリケーションサーバの実行系と待機系を1:1にする構成(トランザクションサービスを使用する場合) |
| 3.11.2 |
26 | 運用管理サーバの実行系と待機系を1:1にする構成 |
| 3.11.3 |
27 | アプリケーションサーバの実行系と待機系を相互スタンバイにする構成 |
| 3.11.4 |
28 | リカバリ専用サーバを使用する場合の構成(N:1リカバリシステム) |
| 3.11.5 |
29 | ホスト単位管理モデルの実行系と予備系をN:1にする構成 |
| 3.11.6 |
30 | サーブレットとJSPに対するファイアウォールの配置 |
| 3.12.1 |
31 | Session BeanとEntity Beanに対するファイアウォールの配置 |
| 3.12.2 |
32 | リソースマネジャに対するファイアウォールの配置 |
| 3.12.3 |
33 | Webサーバ連携時のリバースプロキシの配置 |
| 3.13.1 |
34 | インプロセスHTTPサーバ使用時のリバースプロキシの配置 |
| 3.13.2 |
35 | 性能解析トレースファイルを出力するプロセスを配置する |
| 3.14 |
36 | JP1を使用して運用する場合の構成 |
| 3.15.1 |
37 | TP1インバウンド連携機能を使用してOpenTP1のSUPからMessage-driven Beanを呼び出す場合の構成 |
| 3.15.2 |
38 | CTMゲートウェイ機能を利用してEJBクライアント以外からStateless Session Beanを呼び出す構成 |
| 3.15.3 |
39 | 任意のプロセスを運用管理の対象にする |
| 3.16 |
40 | Webサーバとアプリケーションサーバを異なるマシンに配置する構成 |
| 3.17.1 |
41 | リダイレクタを利用して負荷分散する構成 |
| 3.17.2 |
42 | CORBAネーミングサービスをアウトプロセスで起動する構成 |
| 3.17.3 |
バッチアプリケーションを実行するシステム構成と配置できる論理サーバの対応を次の表に示します。この表を参照してシステムに必要となる論理サーバを確認してください。
表1-3 システム構成と論理サーバの対応(バッチアプリケーションを実行するシステム)
項番 | システム構成 | 配置できる論理サーバ※1 | 「システム設計ガイド」の参照個所※1 |
---|---|---|---|
1 | バッチアプリケーションのスケジューリング機能を使用しないシステムのシステム構成 |
| 4.2.1 |
2 | バッチアプリケーションのスケジューリング機能を使用するシステムのシステム構成 |
| 4.2.2 |