1.2.2 バッチアプリケーションを実行するシステムで使用できる機能と参照先

バッチアプリケーションを実行するシステムの場合の,運用管理ポータルで使用できるアプリケーションサーバの機能の一覧と参照先(参照先マニュアルおよび参照個所)を次の表に示します。なお,参照先マニュアルでは,マニュアル名称の「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説」を省略しています。

表1-7 運用管理ポータルで使用できるアプリケーションサーバの機能の一覧と参照先(バッチアプリケーションを実行するシステム)

項番機能名参照先マニュアル参照個所
1EJBコンテナの機能Enterprise Beanの実行基本・開発編(EJBコンテナ)2.2
2EJBのリモートインタフェースの呼び出し2.13
3Enterprise Beanの呼び出し3.4
4EJBクライアントアプリケーションでのトランザクションの実装3.5
5RMI-IIOPスタブ,インタフェースの取得3.7
6ネーミング管理の機能JNDI名前空間へのオブジェクトのバインドとルックアップ基本・開発編(コンテナ共通機能)2.3
7Enterprise BeanまたはJ2EEリソースへの別名付与(ユーザ指定名前空間機能)※12.4
8ラウンドロビンポリシーによるCORBAネーミングサービスの検索2.5
9ネーミング管理機能でのキャッシング2.6
10CORBAネーミングサービスの切り替え2.8
11リソース接続とトランザクション管理の機能コネクションプーリング3.14.1
12コネクションプールのウォーミングアップ3.14.2
13コネクションプール数調節機能3.14.2
14コネクションシェアリング・アソシエーション※23.14.3
15ステートメントプーリング3.14.4
16ライトトランザクション3.14.5
17DataSourceオブジェクトのキャッシング3.14.7
18DB Connectorのコンテナ管理でのサインオンの最適化3.14.8
19コネクションの障害検知3.15.1
20コネクション枯渇時のコネクション取得待ち3.15.2
21コネクションの取得リトライ3.15.3
22コネクションプールの情報表示3.15.4
23コネクションプールのクリア3.15.5
24トランザクションタイムアウトとステートメントキャンセル3.15.8
25障害調査用SQLの出力3.15.10
26オブジェクトの自動クローズ3.15.11
27コネクションプールのクラスタ化(コネクションプールの一時停止・再開・状態表示)3.17
28リソースへの接続テスト3.18
29コンテナ拡張ライブラリの機能コンテナ拡張ライブラリ13.3
30サーバ起動・停止フック機能13.4
31スマートエージェント経由でのCORBAオブジェクトの呼び出し13.5
32バッチアプリケーション実行時に使用する機能バッチアプリケーション実行機能拡張編2.3
33ガーベージコレクション制御機能2.9
34CTMによるEnterprise Beanのスケジューリング機能リクエストの流量制御3.4
35リクエストの閉塞制御3.7
36リクエストの負荷分散3.8
37リクエストのキューの滞留監視3.9
38そのほかの拡張機能バッチアプリケーションのスケジューリング4章
39明示管理ヒープ機能を使用したフルガーベージコレクションの抑止8章
40複数の構築済み実行環境の切り替え11章
41ユーザログ出力12章
42システムの日常運用を支援する機能システムの起動・停止運用/監視/連携編2章
43稼働情報の監視(稼働情報収集機能)3章
44リソースの枯渇監視4章
45運用管理コマンドによる稼働情報の出力8章
46Managementイベントの通知とManagementアクションによる処理の自動実行9章
47CTMの稼働統計情報の収集10章
48システムの保守を支援する機能コンソールログの出力11章
49システムの監査を支援する機能監査ログの出力機能6章
50データベース監査証跡連携機能7章
51JP1連携による運用管理機能JP1と連携したシステムの運用12章
52システムの構成定義および管理(JP1/IM - CMとの連携)13章
53システムの集中監視(JP1/IMとの連携)14章
54ジョブによるシステムの自動運転(JP1/AJS2との連携)15章
55シナリオによるシステムの自動運転(JP1/AJS2 - SOとの連携)16章
56監査ログの収集および一元管理(JP1/NETM/Auditとの連携)17章
57クラスタソフトウェアとの連携による系切り替え機能1:1系切り替えシステム19章
58ホスト単位管理モデルを対象にした系切り替えシステム22章
59システムの保守のための機能トラブルシューティング保守/移行/互換編2章,3章,4章,5章
60性能解析トレースを使用したシステムの性能解析6章,7章
61日立固有のJavaVMの機能クラス別統計機能8.3
62インスタンス統計機能8.4
63STATICメンバ統計機能8.5
64参照関係情報出力機能8.6
65統計前のガーベージコレクション選択機能8.7
66Tenured領域内不要オブジェクト統計機能8.8
67Tenured増加要因の基点オブジェクトリスト出力機能8.9
68クラス別統計情報解析機能8.10
69Survivor領域の年齢分布情報出力機能8.11
70ファイナライズ滞留解消機能8.12
71hndlwrap機能8.13
72JITコンパイル時のCヒープ確保量の上限値設定機能8.14
73スレッド数の上限値設定機能8.15
74旧バージョンの製品から移行するための機能旧バージョンのアプリケーションサーバからの移行12章
75Cosminexus DABroker Libraryを使用したデータベース接続11章

注※1 J2EEリソースへの別名付与が使用できます。Enterprise Beanへの別名付与は使用できません。

注※2 コネクションシェアリングが使用できます。コネクションアソシエーションは使用できません。