バッチアプリケーションを実行するシステムの場合の,運用管理ポータルで使用できるアプリケーションサーバの機能の一覧と参照先(参照先マニュアルおよび参照個所)を次の表に示します。なお,参照先マニュアルでは,マニュアル名称の「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説」を省略しています。
表1-7 運用管理ポータルで使用できるアプリケーションサーバの機能の一覧と参照先(バッチアプリケーションを実行するシステム)
項番 | 機能名 | 参照先マニュアル | 参照個所 | |
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1 | EJBコンテナの機能 | Enterprise Beanの実行 | 基本・開発編(EJBコンテナ) | 2.2 |
2 | EJBのリモートインタフェースの呼び出し | 2.13 | ||
3 | Enterprise Beanの呼び出し | 3.4 | ||
4 | EJBクライアントアプリケーションでのトランザクションの実装 | 3.5 | ||
5 | RMI-IIOPスタブ,インタフェースの取得 | 3.7 | ||
6 | ネーミング管理の機能 | JNDI名前空間へのオブジェクトのバインドとルックアップ | 基本・開発編(コンテナ共通機能) | 2.3 |
7 | Enterprise BeanまたはJ2EEリソースへの別名付与(ユーザ指定名前空間機能)※1 | 2.4 | ||
8 | ラウンドロビンポリシーによるCORBAネーミングサービスの検索 | 2.5 | ||
9 | ネーミング管理機能でのキャッシング | 2.6 | ||
10 | CORBAネーミングサービスの切り替え | 2.8 | ||
11 | リソース接続とトランザクション管理の機能 | コネクションプーリング | 3.14.1 | |
12 | コネクションプールのウォーミングアップ | 3.14.2 | ||
13 | コネクションプール数調節機能 | 3.14.2 | ||
14 | コネクションシェアリング・アソシエーション※2 | 3.14.3 | ||
15 | ステートメントプーリング | 3.14.4 | ||
16 | ライトトランザクション | 3.14.5 | ||
17 | DataSourceオブジェクトのキャッシング | 3.14.7 | ||
18 | DB Connectorのコンテナ管理でのサインオンの最適化 | 3.14.8 | ||
19 | コネクションの障害検知 | 3.15.1 | ||
20 | コネクション枯渇時のコネクション取得待ち | 3.15.2 | ||
21 | コネクションの取得リトライ | 3.15.3 | ||
22 | コネクションプールの情報表示 | 3.15.4 | ||
23 | コネクションプールのクリア | 3.15.5 | ||
24 | トランザクションタイムアウトとステートメントキャンセル | 3.15.8 | ||
25 | 障害調査用SQLの出力 | 3.15.10 | ||
26 | オブジェクトの自動クローズ | 3.15.11 | ||
27 | コネクションプールのクラスタ化(コネクションプールの一時停止・再開・状態表示) | 3.17 | ||
28 | リソースへの接続テスト | 3.18 | ||
29 | コンテナ拡張ライブラリの機能 | コンテナ拡張ライブラリ | 13.3 | |
30 | サーバ起動・停止フック機能 | 13.4 | ||
31 | スマートエージェント経由でのCORBAオブジェクトの呼び出し | 13.5 | ||
32 | バッチアプリケーション実行時に使用する機能 | バッチアプリケーション実行機能 | 拡張編 | 2.3 |
33 | ガーベージコレクション制御機能 | 2.9 | ||
34 | CTMによるEnterprise Beanのスケジューリング機能 | リクエストの流量制御 | 3.4 | |
35 | リクエストの閉塞制御 | 3.7 | ||
36 | リクエストの負荷分散 | 3.8 | ||
37 | リクエストのキューの滞留監視 | 3.9 | ||
38 | そのほかの拡張機能 | バッチアプリケーションのスケジューリング | 4章 | |
39 | 明示管理ヒープ機能を使用したフルガーベージコレクションの抑止 | 8章 | ||
40 | 複数の構築済み実行環境の切り替え | 11章 | ||
41 | ユーザログ出力 | 12章 | ||
42 | システムの日常運用を支援する機能 | システムの起動・停止 | 運用/監視/連携編 | 2章 |
43 | 稼働情報の監視(稼働情報収集機能) | 3章 | ||
44 | リソースの枯渇監視 | 4章 | ||
45 | 運用管理コマンドによる稼働情報の出力 | 8章 | ||
46 | Managementイベントの通知とManagementアクションによる処理の自動実行 | 9章 | ||
47 | CTMの稼働統計情報の収集 | 10章 | ||
48 | システムの保守を支援する機能 | コンソールログの出力 | 11章 | |
49 | システムの監査を支援する機能 | 監査ログの出力機能 | 6章 | |
50 | データベース監査証跡連携機能 | 7章 | ||
51 | JP1連携による運用管理機能 | JP1と連携したシステムの運用 | 12章 | |
52 | システムの構成定義および管理(JP1/IM - CMとの連携) | 13章 | ||
53 | システムの集中監視(JP1/IMとの連携) | 14章 | ||
54 | ジョブによるシステムの自動運転(JP1/AJS2との連携) | 15章 | ||
55 | シナリオによるシステムの自動運転(JP1/AJS2 - SOとの連携) | 16章 | ||
56 | 監査ログの収集および一元管理(JP1/NETM/Auditとの連携) | 17章 | ||
57 | クラスタソフトウェアとの連携による系切り替え機能 | 1:1系切り替えシステム | 19章 | |
58 | ホスト単位管理モデルを対象にした系切り替えシステム | 22章 | ||
59 | システムの保守のための機能 | トラブルシューティング | 保守/移行/互換編 | 2章,3章,4章,5章 |
60 | 性能解析トレースを使用したシステムの性能解析 | 6章,7章 | ||
61 | 日立固有のJavaVMの機能 | クラス別統計機能 | 8.3 | |
62 | インスタンス統計機能 | 8.4 | ||
63 | STATICメンバ統計機能 | 8.5 | ||
64 | 参照関係情報出力機能 | 8.6 | ||
65 | 統計前のガーベージコレクション選択機能 | 8.7 | ||
66 | Tenured領域内不要オブジェクト統計機能 | 8.8 | ||
67 | Tenured増加要因の基点オブジェクトリスト出力機能 | 8.9 | ||
68 | クラス別統計情報解析機能 | 8.10 | ||
69 | Survivor領域の年齢分布情報出力機能 | 8.11 | ||
70 | ファイナライズ滞留解消機能 | 8.12 | ||
71 | hndlwrap機能 | 8.13 | ||
72 | JITコンパイル時のCヒープ確保量の上限値設定機能 | 8.14 | ||
73 | スレッド数の上限値設定機能 | 8.15 | ||
74 | 旧バージョンの製品から移行するための機能 | 旧バージョンのアプリケーションサーバからの移行 | 12章 | |
75 | Cosminexus DABroker Libraryを使用したデータベース接続 | 11章 |
注※1 J2EEリソースへの別名付与が使用できます。Enterprise Beanへの別名付与は使用できません。
注※2 コネクションシェアリングが使用できます。コネクションアソシエーションは使用できません。