Cosminexus アプリケーションサーバ V8 機能解説 拡張編

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6.11.3 データベースのテーブルの作成

データベースセッションフェイルオーバ機能では,データベース上に3種類のテーブルを作成する必要があります。作成するテーブルと,作成手順の参照先について次の表に示します。

表6-45 作成するテーブルと,作成手順の参照先

テーブル名 データベース上の物理名称 作成手順の参照先
アプリケーション情報テーブル SFO_<APPLICATION_ID>_APP_INFO 6.11.4
セッション情報格納テーブル SFO_<APPLICATION_ID>_SESSIONS 6.11.5
空きレコード情報テーブル SFO_<APPLICATION_ID>_REC_INFO

データベースセッションフェイルオーバ機能で使用するデータベースのテーブル作成用のテンプレートファイルは次の場所に格納されています。

Windowsの場合:
<Cosminexusインストールディレクトリ>\CC\sfo\sql\

UNIXの場合:
/opt/Cosminexus/CC/sfo/sql/

テーブル作成用のテンプレートファイルは使用するデータベースごとに2種類ずつあります。使用するデータベース,ファイル,および作成するテーブルの種類の対応を次の表に示します。

表6-46 テーブル作成用テンプレートファイルと作成するテーブル

使用するデータベース テンプレートファイル 作成するテーブルの種類
アプリケーション情報テーブル セッション情報格納テーブル 空きレコード情報テーブル
HiRDB hirdb_create_apptbl.sql
hirdb_create_sessiontbl.sql
Oracle oracle_create_apptbl.sql
oracle_create_sessiontbl.sql

(凡例)○:作成できる −:作成できない


以降で,使用するデータベースごとにテンプレートファイルの詳細について示します。

また,DB Connectorに設定するユーザには,テーブルの作成者を登録してください。