Cosminexus アプリケーションサーバ V8 機能解説 拡張編
データベースセッションフェイルオーバ機能では,リクエスト処理完了時に,HTTPセッションの属性情報のシリアライズのために一時的にメモリが確保されます。このメモリ確保によって必要となるメモリ領域のサイズについて,JavaVMのチューニング時に考慮する必要があります。
チューニングでは,複数スレッドでメモリを確保する処理が重なった場合のメモリの増加量(最大増加量)を見積もります。リクエストの処理時に使用するメモリの最大増加量について,Webアプリケーション単位,およびJ2EEサーバ単位に求める式をそれぞれ次に示します。
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上記の式で求めた値を基に,JavaVMのチューニングを実施してください。
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