Cosminexus アプリケーションサーバ V8 機能解説 拡張編
ここでは,データベースセッションフェイルオーバ機能について説明します。
この機能を使用すると,アプリケーションで実行中のセッション情報がデータベースに格納されます。格納されたセッション情報は,WebサーバやJ2EEサーバで障害が発生したときに,ほかのJ2EEサーバに引き渡されます。これによって,障害発生時にリクエストがほかのJ2EEサーバに転送された場合でも,障害発生前の状態で業務を続行できるようになります。
この章の構成を次の表に示します。
表6-1 この章の構成(データベースセッションフェイルオーバ機能)
| 分類 | タイトル | 参照先 |
|---|---|---|
| 解説 | データベースセッションフェイルオーバ機能の概要 | 6.2 |
| 前提条件 | 6.3 | |
| グローバルセッションを利用したセッション管理(データベースセッションフェイルオーバ機能) | 6.4 | |
| メモリの見積もり | 6.5 | |
| データベースセッションフェイルオーバ機能の抑止 | 6.6 | |
| 性能を重視したモードの選択(完全性保障モードの無効化) | 6.7 | |
| データベースセッションフェイルオーバ機能で実施される処理 | 6.8 | |
| 実装 | 実装時の注意事項 | 6.9 |
| cosminexus.xmlでの定義 | 6.10 | |
| 設定 | データベースの設定 | 6.11 |
| J2EEサーバの設定 | 6.12 | |
| DB Connectorの設定 | 6.13 | |
| Webアプリケーションの設定 | 6.14 | |
| データベースセッションフェイルオーバ機能に関する設定の変更 | 6.15 | |
| データベースのテーブルの削除 | 6.16 | |
| 注意事項 | データベースセッションフェイルオーバ機能を使用時の注意事項 | 6.17 |
注 「運用」について,この機能固有の説明はありません。
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