障害発生時に認証情報を引き継ぐ場合は,Basic認証によって認証処理をする必要があります。Basic認証を使用すると,認証されたJ2EEサーバと異なるJ2EEサーバにリクエストが振り分けられた場合でも,再度認証する必要はありません。グローバルセッション情報は正常に引き継がれ,業務を続けられます。
サーブレットAPIで定義されているForm認証によって認証処理をしている場合,認証されたJ2EEサーバと異なるJ2EEサーバにリクエストが振り分けられた場合は,認証情報が引き継がれていても,再度認証が必要です。
Basic認証およびForm認証については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「9.3 ロールに基づくWebコンテナのユーザ認証」を参照してください。