8.4 J2EEサーバ利用時にExplicitヒープに配置されるオブジェクト

この節では,J2EEサーバ利用時にExplicitヒープに配置されるオブジェクトについて説明します。

J2EEサーバでは,フルガーベージコレクションの発生を抑止するために,次のオブジェクトをExplicitヒープに配置します。

Explicitメモリブロック領域の確保やExplicitメモリブロックの解放予約は,Webコンテナが実行します。ここでは,それぞれのオブジェクトに対してWebコンテナによって実行される処理について説明します。

<この節の構成>
8.4.1 HTTPセッションに関するオブジェクト
8.4.2 リダイレクタとの通信用オブジェクト