1.2.1 バッチアプリケーション実行時に使用する機能

バッチアプリケーション実行時に使用する機能を次の表に示します。システムの目的に合った機能を選択してください。機能の詳細については,参照先を確認してください。

表1-2 バッチアプリケーション実行時に使用する機能とシステムの目的の対応

機能システムの目的Java EE標準への準拠参照先
信頼性性能運用・
保守
拡張性そのほか標準拡張
バッチアプリケーション実行機能バッチアプリケーションの実行2.3.1
2.3.2
バッチアプリケーションの強制停止2.3.3
バッチアプリケーション情報の一覧表示2.3.4
バッチアプリケーションのログ出力2.3.5
EJBアクセス機能Enterprise Beanの呼び出し2.4
JNDIによるEJBホームオブジェクト・ビジネスインタフェースのリファレンスのルックアップ
トランザクションの実装
RMI-IIOP通信のタイムアウト
RMI-IIOPスタブ,インタフェースの取得
ネーミング管理が提供する機能JNDI名前空間へのオブジェクトのバインドとルックアップ2.5
J2EEリソースへの別名付与(ユーザ指定名前空間機能)
ラウンドロビンポリシーによるCORBAネーミングサービスの検索
ネーミング管理機能でのキャッシング
CORBAネーミングサービスの切り替え
リソース接続とトランザクション管理が提供する機能コネクションプーリング2.7
2.8
コネクションプールのウォーミングアップ
コネクションプール数調節機能
コネクションシェアリング・アソシエーション
ステートメントプーリング
ライトトランザクション
DataSourceオブジェクトのキャッシング
DB Connectorのコンテナ管理でのサインオンの最適化
コネクションの障害検知
コネクション枯渇時のコネクション取得待ち
コネクションの取得リトライ
コネクションプールの情報表示
コネクションプールのクリア
トランザクションタイムアウトとステートメントキャンセル
障害調査用SQLの出力
オブジェクトの自動クローズ
コネクションプールのクラスタ化(コネクションプールの一時停止・再開・状態表示)
リソースへの接続テスト
ガーベージコレクション制御機能2.9
コンテナ拡張ライブラリ2.10
日立固有のJavaVMの機能2.11

(凡例) ○:対応する  -:対応しない

「Java EE標準への準拠」の「標準」と「拡張」の両方に○が付いている機能は,Java EE標準の機能にアプリケーションサーバ独自の機能が拡張されていることを示します。「拡張」だけに○が付いている機能はアプリケーションサーバ独自の機能であることを示します。
注※
バッチアプリケーションの場合,別名が付けられるのはJ2EEリソースだけです。Enterprise Beanの説明は該当しません。