データベースセッションフェイルオーバ機能を使用する場合,負荷分散機を使用した,複数のJ2EEサーバにリクエストを振り分けるシステム構成が前提となります。また,各J2EEサーバで作成されたHTTPセッションの情報を格納するためのデータベースの配置が必要です。
負荷分散機の使用については,「5.2.3 セッションフェイルオーバ機能の前提条件」を参照してください。
HTTPセッション情報の格納先として使用できるデータベース,JDBCドライバ,およびリソースアダプタの対応について次の表に示します。
表6-6 使用できるデータベース,JDBCドライバおよびリソースアダプタの対応
データベース | JDBCドライバ | リソースアダプタ※ |
---|---|---|
HiRDB | HiRDB Type4 JDBC Driver | DBConnector_HiRDB_Type4_CP.rar |
Oracle | Oracle JDBC Thin Driver | DBConnector_Oracle_CP.rar |
DBConnector_CP_ClusterPool_Root.rar | ||
DBConnector_Oracle_CP_ClusterPool_Member.rar |
注※ データベースセッションフェイルオーバ機能で使用するリソースアダプタはDB Connectorです。データベースセッションフェイルオーバ機能で使用するDB Connectorに必要な設定については,「6.13 DB Connectorの設定」を参照してください。
なお,データベースセッションフェイルオーバ機能を使用するための詳細なシステム構成については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ システム設計ガイド」の「3.10.1 データベースを使用する構成(データベースセッションフェイルオーバ機能)」を参照してください。