データベースセッションフェイルオーバ機能では,データベース上に3種類のテーブルを作成する必要があります。作成するテーブルと,作成手順の参照先について次の表に示します。
表6-45 作成するテーブルと,作成手順の参照先
テーブル名 | データベース上の物理名称 | 作成手順の参照先 |
---|---|---|
アプリケーション情報テーブル | SFO_<APPLICATION_ID>_APP_INFO | 6.11.4 |
セッション情報格納テーブル | SFO_<APPLICATION_ID>_SESSIONS | 6.11.5 |
空きレコード情報テーブル | SFO_<APPLICATION_ID>_REC_INFO |
データベースセッションフェイルオーバ機能で使用するデータベースのテーブル作成用のテンプレートファイルは次の場所に格納されています。
テーブル作成用のテンプレートファイルは使用するデータベースごとに2種類ずつあります。使用するデータベース,ファイル,および作成するテーブルの種類の対応を次の表に示します。
表6-46 テーブル作成用テンプレートファイルと作成するテーブル
使用するデータベース | テンプレートファイル | 作成するテーブルの種類 | ||
---|---|---|---|---|
アプリケーション情報テーブル | セッション情報格納テーブル | 空きレコード情報テーブル | ||
HiRDB | hirdb_create_apptbl.sql | ○ | - | |
hirdb_create_sessiontbl.sql | - | ○ | ||
Oracle | oracle_create_apptbl.sql | ○ | - | |
oracle_create_sessiontbl.sql | - | ○ |
(凡例)○:作成できる -:作成できない
以降で,使用するデータベースごとにテンプレートファイルの詳細について示します。
また,DB Connectorに設定するユーザには,テーブルの作成者を登録してください。