6.11.4 アプリケーション情報テーブルの作成

アプリケーション情報テーブルは,Webアプリケーションに設定したデータベースセッションフェイルオーバ機能に関する設定を格納するテーブルです。

アプリケーション情報テーブルの作成手順を次に示します。

  1. テンプレートファイルを任意の場所にコピーします。
    テーブル作成用のSQLファイルとして,テンプレートファイルが用意されています。テンプレートファイルの格納場所を,使用するデータベースごとに次に示します。
    • HiRDBを使用する場合のテンプレートファイルの格納場所
      Windowsの場合:<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥CC¥sfo¥sql¥hirdb_create_apptbl.sql
      UNIXの場合:/opt/Cosminexus/CC/sfo/sql/hirdb_create_apptbl.sql
    • Oracleを使用する場合のテンプレートファイルの格納場所
      Windowsの場合:<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥CC¥sfo¥sql¥oracle_create_apptbl.sql
      UNIXの場合:/opt/Cosminexus/CC/sfo/sql/oracle_create_apptbl.sql
  2. テンプレートファイルを編集します。
    Webアプリケーションの設定情報に合わせて,テンプレートファイルを編集して,テーブル作成用SQLファイルを作成します。
    テンプレートファイル内の変更個所と変更内容を次の表に示します。

    表6-47 テンプレートファイル内の変更個所と変更内容

    変更個所変更対象変更内容
    HiRDBOracle
    • 1行目
    • 5行目
    • 1行目
    • 5行目
    <APPLICATION_ID>使用するアプリケーションのアプリケーション識別子に変更してください。
    なし
    • 1行目
    • 5行目
    <SCHEMA_NAME>データベース接続ユーザのスキーマ名に変更してください。
    6行目6行目<HTTP_SESSION_NO>HttpSessionオブジェクト数の最大値に変更してください。
  3. 作成したテーブル作成用SQLファイルを実行します。
    SQLファイルの実行には,HiRDBを使用する場合はSQL Executer,Oracleを使用する場合はSQL*Plusなどを使用してください。