2.2.1 バッチアプリケーションを実行するシステム

バッチアプリケーションを実行するシステムには,バッチサーバが必要です。また,バッチアプリケーションを実行するシステムは,JP1/AJS2やBJEXと連携する運用もできます。JP1/AJS2やBJEXと連携すると,バッチサーバの起動・停止や,バッチアプリケーションの開始をジョブとして定義して,バッチアプリケーションを自動実行できます。また,BJEXと連携すると,バッチアプリケーションの実行コマンドの戻り値を使用したジョブステップの条件付き実行機能を使用できます。

ここでは,バッチアプリケーションを実行するシステムのシステム構成について説明します。スケジューリング機能を使用したシステムについては,「4. バッチアプリケーションのスケジューリング」を参照してください。

バッチアプリケーションを実行するシステムの構成例を次の図に示します。

図2-2 バッチアプリケーションを実行するシステムの構成例

[図データ]

この図の場合,バッチアプリケーションを実行するシステムは,JP1/AJS2およびBJEXと連携しています。JP1/AJS2およびBJEXと連携しない場合は,図中の運用管理クライアント,JP1ジョブ運用管理サーバ,ならびにバッチサーバのBJEX,JP1/AJS2 - AgentおよびJP1/Baseは必要ありません。