クライアント性能モニタ機能は,次の三つの要素から構成されます。
各要素について説明します。
クライアント性能測定スクリプトのコードを測定したい対象に埋め込む機能を持ったサーブレットフィルタです。また,Webブラウザから,クライアント性能測定スクリプト,またはモニタページへアクセスするためのURLがリクエストされた場合,クライアント性能測定スクリプト,またはモニタページをフィルタで生成し,出力します。
クライアントがWebアプリケーションを操作するときに,クライアント性能測定スクリプトがWebブラウザ上で動作し,各種イベントの時刻を性能データとして記録します。性能データはクライアントマシンのuser Data領域に記録されます。
クライアント性能測定スクリプトが記録した性能データをクライアントマシンのブラウザ上に表示するためのWebアプリケーションです。クライアント性能フィルタで自動的に生成されます。モニタページの操作方法については,「9.4 クライアント性能モニタ機能の運用」を参照してください。