DB Connectorを使用してデータベースに接続する場合,使用するJDBCドライバに応じたRARファイルを使用します。RARファイルは,サーバ管理コマンドを使用して操作します。サーバ管理コマンドを使用してRARファイルを操作する方法については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「4. リソースアダプタの設定」を参照してください。
JDBCドライバの種類とバッチサーバの場合に使用できるRARファイルについて次の表に示します。
表2-20 JDBCドライバとRARファイルの対応
JDBCドライバ | RARファイル | 説明 |
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HiRDB Type4 JDBC Driver | DBConnector_HiRDB_Type4_CP.rar | HiRDB,XDM/RD E2への接続に使用するRARファイルです。トランザクション管理をしない場合,またはローカルトランザクションを使用する場合に使用します。 |
Oracle JDBC Thin Driver | DBConnector_Oracle_CP.rar | Oracleへの接続に使用するRARファイルです。トランザクション管理をしない場合,またはローカルトランザクションを使用する場合に使用します。 |
DBConnector_CP_ClusterPool_Root.rar | Oracleへの接続に使用するRARファイルです。 次の場合に使用します。
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DBConnector_Oracle_CP_ClusterPool_Member.rar | Oracleへの接続に使用するRARファイルです。 次の場合に使用します。
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SQL ServerのJDBCドライバ | DBConnector_SQLServer_CP.rar | SQL Server 2000(Windowsの場合だけ)への接続に使用するRARファイルです。トランザクション管理をしない場合,またはローカルトランザクションを使用する場合に使用します。 |
DBConnector_SQLServer2005_CP.rar | SQL Server 2005(Windowsの場合だけ)またはSQL Server 2008(Windowsの場合だけ)への接続に使用するRARファイルです。トランザクション管理をしない場合,またはローカルトランザクションを使用する場合に使用します。 |
注 新規に,DB ConnectorのRARファイルを使用する場合,アプリケーションサーバで提供するConnector属性ファイルのテンプレートファイルを使用して,プロパティを定義できます。Connector属性ファイルのテンプレートファイルは,すべてのDB ConnectorのRARファイルに対して提供しています。提供しているテンプレートファイルについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「4.1.14 Connector属性ファイルのテンプレートファイル」を参照してください。