シングルサインオンライブラリが提供するAPIを使用してアプリケーションを作成し,そのアプリケーションを使用してユーザ情報を登録します。
APIを利用するアプリケーションは,最初にLdapSSODataManagerオブジェクトを生成します。このクラスのコンストラクタにはレルム名を指定します。なお,LdapSSODataManagerオブジェクトは定義ごとに一つ生成するようにしてください。
シングルサインオン情報リポジトリの内容をAPIで更新した場合に,それを通知するシングルサインオン用認証情報リスナクラスを実装すれば,シングルサインオン情報リポジトリの更新に同期して接続先システムのリポジトリの更新もできます。
ユーザ認証の実装については,「10.10 APIを使用したユーザ認証の実装」を参照してください。また,統合ユーザ管理フレームワークで使用するAPIについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス API編」の「8. 統合ユーザ管理フレームワークで使用するAPI」を参照してください。