8.10 明示管理ヒープ機能APIを使ったJavaプログラムの実装

この節では,アプリケーションで明示管理ヒープ機能を使用する場合の実装について説明します。明示管理ヒープ機能は,明示管理ヒープ機能APIを使用して実装します。

明示管理ヒープ機能は,JP.co.Hitachi.soft.jvm.MemoryAreaパッケージ内のクラスで使用できます。APIの詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス API編」を参照してください。なお,明示管理ヒープ機能APIは,すべてスレッドセーフです。

明示管理ヒープ機能APIでは,次の2種類の処理を実装します。

<この節の構成>
8.10.1 オブジェクトをExplicitヒープに配置するための実装
8.10.2 明示管理ヒープ機能の稼働情報を取得するための実装