3.7.6 実行環境での設定

閉塞制御のうち,スケジュールキューのタイムアウト閉塞をする場合,CTMデーモンの設定が必要です。

CTMデーモンの設定は,簡易構築定義ファイルで実施します。リクエストの負荷分散の定義は,簡易構築定義ファイルの論理CTM(component-transaction-monitor)の<configuration>タグ内に指定します。

簡易構築定義ファイルでのスケジュールキューのタイムアウト閉塞の定義について次の表に示します。

表3-6 簡易構築定義ファイルでのスケジュールキューのタイムアウト閉塞の定義

指定するパラメタ設定内容
ctm.RequestCount何回タイムアウトが発生したら自動閉塞するか指定します。
ctm.RequestIntervalタイムアウト発生回数を求める時間間隔を指定します。
ctm.WatchRequestJ2EEサーバへのリクエストの送信でタイムアウトが発生したときにキューを閉塞するかどうかを指定します。

簡易構築定義ファイルおよび指定するパラメタの詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.6 簡易構築定義ファイル」を参照してください。