9.5.2 モニタページに関する注意事項

モニタページに関する注意事項を次に示します。

<この項の構成>
(1) モニタページの複数同時使用の禁止についての注意事項
(2) サポートしない操作
(3) モニタページに表示されるURLのディレクトリについての注意事項
(4) 性能データの削除と取得の同時実行の禁止についての注意事項
(5) モニタページに表示されるコンテキストルートについての注意事項

(1) モニタページの複数同時使用の禁止についての注意事項

クライアント性能モニタ機能では,複数のWebブラウザでモニタページを同時に表示することはできません。クライアント性能モニタ機能を複数のWebアプリケーションに適用している場合でも,一つのマシン上に表示できるモニタページは一つだけです。複数のWebブラウザで同時に操作した場合の動作はサポートしません。

(2) サポートしない操作

次に示す操作はサポートしません。

(3) モニタページに表示されるURLのディレクトリについての注意事項

モニタページに表示される性能情報で,URLのディレクトリについては,情報が記録されない場合があります。この場合,URLは「[dir]/ファイル名」という形式で表示されます。

(4) 性能データの削除と取得の同時実行の禁止についての注意事項

性能データの削除を実行しているときに性能データが更新されると,Webブラウザに保存されている性能データが破壊される場合があります。性能データを削除する場合は,操作を実行する前に性能データを取得しているWebアプリケーションの画面を閉じて,性能データが更新されないようにしてください。

(5) モニタページに表示されるコンテキストルートについての注意事項

モニタページに表示されるコンテキストルートは,Webブラウザから見た場合のパスです。そのため,リバースプロキシのパス変換などによってサーバ側のコンテキストルートのパスが変換されている場合は,サーバ側とは異なる内容が表示されます。