2.1 この章の構成

Javaで開発したバッチジョブを実行するためのアプリケーションをバッチアプリケーションといいます。バッチアプリケーションは,常駐型のJavaVMプロセスであるバッチサーバで実行します。

バッチサーバによるアプリケーションの実行の概要については,「2.2 バッチアプリケーション実行環境の概要」を参照してください。また,バッチアプリケーションでのリソース接続の概要については,「2.6 リソース接続とトランザクション管理の概要」を参照してください。

アプリケーションサーバで提供するバッチサーバの機能と参照先を次の表に示します。

表2-1 アプリケーションサーバで提供するバッチサーバの機能

機能名参照先
バッチアプリケーション実行機能2.3
EJBアクセス機能2.4
ネーミング管理機能2.5
リソース接続機能2.7
トランザクション管理2.8
ガーベージコレクション制御機能2.9
コンテナ拡張ライブラリ2.10
日立固有のJavaVMの機能2.11
Javaアプリケーションからの移行2.12
JP1/AJS2との連携2.13

表2-1の機能のほかに,バッチサーバでは,バッチアプリケーションのスケジューリング機能を提供しています。以降,この機能をスケジューリング機能といいます。スケジューリング機能については,「4. バッチアプリケーションのスケジューリング」を参照してください。