アプリケーション情報テーブルは,Webアプリケーションに設定したデータベースセッションフェイルオーバ機能に関する設定を格納するテーブルです。
アプリケーション情報テーブルの作成手順を次に示します。
- テンプレートファイルを任意の場所にコピーします。
テーブル作成用のSQLファイルとして,テンプレートファイルが用意されています。テンプレートファイルの格納場所を,使用するデータベースごとに次に示します。
- HiRDBを使用する場合のテンプレートファイルの格納場所
Windowsの場合:<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥CC¥sfo¥sql¥hirdb_create_apptbl.sql
UNIXの場合:/opt/Cosminexus/CC/sfo/sql/hirdb_create_apptbl.sql
- Oracleを使用する場合のテンプレートファイルの格納場所
Windowsの場合:<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥CC¥sfo¥sql¥oracle_create_apptbl.sql
UNIXの場合:/opt/Cosminexus/CC/sfo/sql/oracle_create_apptbl.sql
- テンプレートファイルを編集します。
Webアプリケーションの設定情報に合わせて,テンプレートファイルを編集して,テーブル作成用SQLファイルを作成します。
テンプレートファイル内の変更個所と変更内容を次の表に示します。
表6-47 テンプレートファイル内の変更個所と変更内容
変更個所 | 変更対象 | 変更内容 |
---|
HiRDB | Oracle |
---|
| | <APPLICATION_ID> | 使用するアプリケーションのアプリケーション識別子に変更してください。 |
なし | | <SCHEMA_NAME> | データベース接続ユーザのスキーマ名に変更してください。 |
6行目 | 6行目 | <HTTP_SESSION_NO> | HttpSessionオブジェクト数の最大値に変更してください。 |
- 作成したテーブル作成用SQLファイルを実行します。
SQLファイルの実行には,HiRDBを使用する場合はSQL Executer,Oracleを使用する場合はSQL*Plusなどを使用してください。