3.8.1 エラーページのカスタマイズの概要

エラーページをカスタマイズするには,Servlet仕様で規定されているweb.xmlの<error-page>タグを使用する方法と,Webサーバの機能を使用する方法があります。ただし,リダイレクタがWebコンテナとの通信に失敗した場合など,リダイレクタがエラーを返す場合のエラーページは,web.xmlの<error-page>タグを使用する方法ではカスタマイズできません。リダイレクタがエラーを返す場合のエラーページのカスタマイズは,Webサーバの機能を使用する方法で行ってください。エラー発生場所とエラーページのカスタマイズ方法の対応を表に示します。

表3-18 エラー発生場所とエラーページのカスタマイズ方法の対応

エラー発生場所カスタマイズ方法
Webサーバの機能を使用する方法web.xmlの<error-page>タグを使用する方法
Webコンテナ
リダイレクタ×

(凡例) ○:カスタマイズできる ×:カスタマイズできない


なお,Webコンテナでエラーが発生する条件と,対応するエラーステータスコードについては,「付録A エラーステータスコード」を参照してください。