2.2.1 Webアプリケーションのデプロイとアンデプロイ

Webアプリケーションは,デプロイすることによって,実行可能な状態になります。

WAR形式のWebアプリケーションを実行可能な状態に配置するには,WebアプリケーションをEAR形式にパッケージ化してアーカイブ形式のJ2EEアプリケーションにするか,または展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーションにしてデプロイする必要があります。実行できるJ2EEアプリケーションの形式については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「12.2 実行できるJ2EEアプリケーションの形式」を参照してください。

複数のWebアプリケーションのデプロイを実行した場合,Webアプリケーションごとに独立のクラスローダが作成されます。このため,異なるWebアプリケーションで同一のクラス名のクラス(Loginサーブレットなど)を用いた場合でも,別々のクラスローダ上で独立に扱われます。

なお,J2EEアプリケーションとしてデプロイしたWebアプリケーションをアンデプロイする場合は,J2EEアプリケーションごとアンデプロイします。WAR単位でアンデプロイすることはできません。