2.3.3 JSP ELの実行

アプリケーションサーバでは,JSP 2.0以降で規定されているELの構文に従って作成されたEL式を実行できます。JSP ELを使用すると,JSPファイルやタグファイル内でJavaBeans属性へのアクセスなどを記述できます。

JSP 2.1仕様で追加されたELの機能では,Java SEのEnum型への対応,JavaBeansの属性への値の設定,メソッドを示すELが記述できます。また,JSP 2.1仕様では,JSP 2.0仕様が規定したELに加え,JSF1.1仕様で規定されているELがJSP 2.1仕様のELとして記述することができます。

JSP 2.0仕様で規定されたELを特に指す場合,JSP 2.0仕様のELと呼びます。JSP 2.1仕様のELを特に指す場合,EL2.1と呼びます。