1.2.3 インプロセスHTTPサーバの機能

インプロセスHTTPサーバの機能を次の表に示します。システムの目的に合った機能を選択してください。機能の詳細については,参照先を確認してください。

表1-4 インプロセスHTTPサーバの機能とシステムの目的の対応

機能システムの目的Java EE標準への準拠参照先
信頼性性能運用・
保守
拡張性そのほか標準拡張
Webクライアントからの接続数の制御4.3
リクエスト処理スレッド数の制御4.4
Webクライアントからの同時接続数の制御によるリクエストの流量制御4.5
同時実行スレッド数の制御によるリクエストの流量制御4.6
リダイレクトによるリクエストの振り分け4.7
Persistent ConnectionによるWebクライアントとの通信制御4.8
通信タイムアウト(インプロセスHTTPサーバ)4.9
IPアドレス指定(インプロセスHTTPサーバ)4.10
アクセスを許可するホストの制限によるアクセス制御4.11
リクエストデータのサイズの制限によるアクセス制御4.12
有効なHTTPメソッドの制限によるアクセス制御4.13
HTTPレスポンスを使用したWebクライアントへのレスポンスのカスタマイズ4.14
エラーページのカスタマイズ(インプロセスHTTPサーバ)4.15
Webコンテナへのゲートウェイ情報の通知4.16
ログ・トレースの出力4.17

(凡例) ○:対応する  -:対応しない

「Java EE標準への準拠」の「標準」と「拡張」の両方に○が付いている機能は,Java EE標準の機能にアプリケーションサーバ独自の機能が拡張されていることを示します。「拡張」だけに○が付いている機能はアプリケーションサーバ独自の機能であることを示します。