Cosminexus アプリケーションサーバ V8 機能解説 運用/監視/連携編
データベース監査証跡との連携機能を使用する場合,J2EEサーバの設定が必要です。
J2EEサーバの設定は,簡易構築定義ファイルで実施します。データベース監査証跡との連携機能の定義は,簡易構築定義ファイルの論理J2EEサーバ(j2ee-server)の<configuration>タグ内に指定します。
簡易構築定義ファイルでのデータベース監査証跡との連携機能の定義について次の表に示します。
表7-3 簡易構築定義ファイルでのデータベース監査証跡との連携機能の定義
| 項目 | 指定するパラメタ | 設定内容 |
|---|---|---|
| データベース監査証跡機能に対応したJDBCドライバのJARファイルのパスの設定 | add.class.path | JDBCドライバのJARファイル※1をJ2EEサーバのユーザクラスパスに追加します。 パラメタの設定値には,JARファイルのパスを指定します。add.class.pathは,簡易構築定義ファイルの,J2EEサーバの拡張パラメタに設定します。 |
| データベース監査証跡連携機能の設定※2 | ejbserver.container.audit_trail.enabled | データベース監査証跡連携機能を使用するかどうかを指定します。プロパティを省略した場合,データベース監査証跡連携機能は無効になります。 パラメタは,J2EEサーバのJavaVMのシステムプロパティで定義します。 |
簡易構築定義ファイル,および指定するパラメタの詳細は,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.6 簡易構築定義ファイル」を参照してください。
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