この節では,監査ログを出力するために必要な設定について説明します。監査ログを出力する機能については,「6.3 監査ログとは」を参照してください。
また,ここでは,監査ログの動作に関する情報が出力される,監査ログのメッセージログ,および監査ログの例外情報の出力に関する設定についても説明します。監査ログのメッセージログ,および監査ログの例外情報の詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行/互換編」の「4.3.4 監査ログで出力するログの取得」を参照してください。
監査ログ,監査ログのメッセージログ,および監査ログの例外情報の出力についての設定は,製品のインストール単位に設定します。
なお,監査ログの格納場所を変更したい場合は,それぞれのログの設定をする前に,次の環境変数をシステム環境変数に設定しておいてください。
COSMINEXUS_AUDITLOG_CONF=”<監査ログ定義ファイルの格納場所のパス>” |
また,監査ログを出力する場合は,この節で説明している手順を必ず実施してください。この節で説明している手順を実施しなかった場合,監査ログ定義ファイルに設定した,出力ディレクトリや監査ログファイルに対するアクセス権が適用されません。監査ログ定義ファイルの詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「13.2 監査ログ定義ファイル」を参照してください。それぞれのログの設定手順を次に示します。