Management Server,運用管理エージェント,およびアプリケーションサーバを起動・停止するためのスクリプトファイルを作成します。また,スクリプトファイルでクラスタの監視方法を決めておく必要があります。スクリプトファイルの作成については,使用するOSのマニュアルを参照してください。
ここでは,ホスト単位管理モデルを対象にした系切り替えの監視対象および監視方法について説明します。
ホスト単位管理モデルを対象にした系切り替えで実施する監視方法を次に示します。
使用する運用または環境に合わせて,次のどちらかの方法を使用してください。
なお,論理サーバを監視対象とする場合は,「(a) 監視対象」の注意事項を参照してください。
Management Serverのプロセスの有無を監視します。監視するプロセス名を次に示します。
表22-3 監視するプロセス
監視対象 | プロセス名 | |
---|---|---|
Windowsの場合 | UNIXの場合 | |
Management Server | mngsvr.exe | mngsvrctl |
運用管理エージェント | adminagent.exe | adminagent |
論理サーバ | mngsvr.exe | mngsvrctl |
Management Serverのプロセスの有無および存在しているプロセスが稼働しているかどうかを監視します。Management Serverで次のコマンドを実行して確認します。
クラスタソフトウェアの環境設定については,使用するクラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。