19.8.1 アプリケーションサーバを対象にした1:1系切り替えシステムの起動

ここでは,アプリケーションサーバを対象にした1:1系切り替えシステムの起動方法について説明します。

アプリケーションサーバを対象にした1:1系切り替えシステムを起動するには,あらかじめ運用管理サーバを起動しておくことが必要です。運用管理サーバを起動していない場合には,運用管理サーバを先に起動しておいてください。運用管理サーバの起動方法については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「4.1.1 システムの起動手順」およびマニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「4.1.2 システムの起動方法」を参照してください。

アプリケーションサーバを対象にした1:1系切り替えシステムの起動手順を次に示します。

  1. [スタート]メニューの[コントロールパネル]-[パフォーマンスとメンテナンス]-[管理ツール]から,[クラスタ アドミニストレータ]を選択します。
    クラスタアドミニストレータが開始されます。
  2. コンソールツリー(左ペイン)で現用系ノードを選択し,[ファイル]メニューの[クラスタサービスの開始]を選択します。
    現用系ノードのクラスタサービスが開始されます。
  3. コンソールツリー(左ペイン)で予備系ノードを選択し,[ファイル]メニューの[クラスタサービスの開始]を選択します。
    予備系ノードのクラスタサービスが開始されます。
  4. コンソールツリー(左ペイン)で実行系ノードおよび待機系ノードが含まれているリソースグループを選択して,[ファイル]メニューの[オンラインにする]を選択します。
    1:1系切り替えシステムが起動します。