6.7.3 性能解析トレース・CTMで使用するコマンドの監査ログの出力ポイント

性能解析トレース・CTMで使用するコマンドの監査ログの出力ポイントについて説明します。

<この項の構成>
(1) サーバプロセスを起動・停止するコマンド
(2) プロセスへの通信・共有メモリへのアクセスを実行するコマンド
(3) 情報を参照するコマンド

(1) サーバプロセスを起動・停止するコマンド

サーバプロセス(デーモン)を起動・停止するコマンドの監査ログの出力ポイントを次の図に示します。

図6-12 監査ログの出力ポイント(サーバプロセスを起動・停止するコマンド)

[図データ]

この図に示した監査ログの出力ポイントと出力される監査ログのメッセージIDの対応を次の表に示します。

表6-24 監査ログの出力ポイントとメッセージIDの対応(サーバプロセスを起動・停止するコマンド)

コマンド図中の番号出力される監査ログのメッセージID
cprfstart1KFCT81000-I
4KFCT81001-I
KFCT81002-E
cprfstop1KFCT81020-I
4KFCT81021-I
KFCT81022-E
ctmdmstart1KFCT91000-I
4KFCT91001-I
KFCT91002-E
ctmdmstop1KFCT91020-I
4KFCT91021-I
KFCT91022-E
ctmstart1KFCT91040-I
4KFCT91041-I
KFCT91042-E
ctmstop1KFCT91060-I
4KFCT91061-I
KFCT91062-E

なお,それぞれのコマンドがリクエストを送信するサーバプロセス(デーモン)ごとに,図中の「2」および「3」で出力されるメッセージが異なります。サーバプロセスの種類と図中の「2」および「3」で出力されるメッセージIDの対応を次の表に示します。

表6-25 サーバプロセス(デーモン)の種類とメッセージIDの対応(サーバプロセスを起動・停止するコマンド)

サーバプロセス(デーモン)図中の番号メッセージID
PRFデーモン2KFCT81010-I
KFCT81030-I
3KFCT81011-I
KFCT81012-E
KFCT81031-I
KFCT81032-E
CTMドメインマネジャ2KFCT91010-I
KFCT91030-I
3KFCT91011-I
KFCT91012-E
KFCT91031-I
KFCT91032-E
CTMデーモン2KFCT91050-I
KFCT91070-I
3KFCT91051-I
KFCT91052-E
KFCT91071-I
KFCT91072-E

(2) プロセスへの通信・共有メモリへのアクセスを実行するコマンド

プロセスへの通信・共有メモリへのアクセスを実行するコマンドの監査ログの出力ポイントを次の図に示します。

図6-13 監査ログの出力ポイント(プロセスへの通信・共有メモリへのアクセスを実行するコマンド)

[図データ]

この図に示した監査ログの出力ポイントと出力される監査ログのメッセージIDの対応を次の表に示します。

表6-26 監査ログの出力ポイントとメッセージIDの対応(プロセスへの通信・共有メモリへのアクセスを実行するコマンド)

コマンド図中の番号出力される監査ログのメッセージID
ctmstsstart1KFCT91080-I
3KFCT91081-I
KFCT91082-E
ctmstsstop1KFCT91100-I
3KFCT91101-I
KFCT91102-E
2KFCT91091-I
KFCT91111-I

注※ この表で示しているすべてのコマンドに共通で出力されるメッセージです。

(3) 情報を参照するコマンド

情報を参照するコマンドの監査ログの出力ポイントを次の図に示します。

図6-14 監査ログの出力ポイント(情報を参照するコマンド)

[図データ]

この図に示した監査ログの出力ポイントと出力される監査ログのメッセージIDの対応を次の表に示します。

表6-27 監査ログの出力ポイントとメッセージIDの対応(情報を参照するコマンド)

コマンド図中の番号出力される監査ログのメッセージID
cprfgetpid1KFCT84000-I
2KFCT84001-I
KFCT84002-E
ctmgetpid1KFCT94000-I
2KFCT94001-I
KFCT94002-E