Management Serverを利用してJP1/IMと連携することで,JP1の集中監視ができます。
この節では,システムの集中監視の概要について説明します。
システムの集中監視は,業務システム全体のリソースの状態を監視することで,障害の発生を検知して原因を究明,対策したりできる運用方法です。JP1/IMと連携することで実現できます。JP1/IMは,企業情報システム全体を統合管理する基盤になるプログラム群です。JP1/IMでシステムの集中監視をする場合は,次のプログラムを利用します。
JP1/IMのシステムの集中監視の詳細については,マニュアル「JP1 Version 8 JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド」,またはマニュアル「JP1 Version 9 JP1/Integrated Management - Manager 運用ガイド」を参照してください。
また,JP1/IM - CMでシステムの構成定義および管理をする場合については,「13. システムの構成定義および管理(JP1/IM - CMとの連携)」を参照してください。
なお,この章では,JP1のプログラムやシステムと,Cosminexusのアプリケーションサーバのプログラムやシステムとを区別しやすいように,アプリケーションサーバのことをCosminexusと呼びます。例えば,アプリケーションサーバの運用管理サーバのことを,Cosminexusの運用管理サーバと呼びます。