9.4.1 Managementイベントによる処理の自動実行の設定手順

Managementイベントによる処理の自動実行の設定手順を次の図に示します。

図9-5 Managementイベントによる処理の自動実行の設定手順

[図データ]

図中の1.~5.について説明します。

  1. 実行環境でManagementイベント発行の設定をします。
    Managementイベントの発行を有効にして,Managementイベント発行時の動作を設定します。詳細については,「9.4.2 実行環境での設定」を参照してください。
  2. Managementイベント発行用メッセージIDリストファイルを設定します。
    リストファイルで,Managementイベント発行対象となるメッセージを指定します。詳細については,「9.4.3 Managementイベント発行用メッセージIDリストファイルの設定」を参照してください。
  3. Managementイベント発行機能を利用する各機能の設定をします。
    Managementイベント発行機能を利用して,Management ServerにManagementイベントを通知する機能の設定をします。
    次に,設定したManagementイベントに対応するManagementアクションを実行するための設定をします。詳細については,「9.4.4 Managementイベント発行機能を利用する各機能の設定」を参照してください。
  4. Managementアクション実行用プロパティファイルを設定します。
    プロパティファイルで,Managementアクションの定義,メッセージIDとManagementアクションとのマッピングなどをします。詳細については,「9.4.5 Managementアクション実行用プロパティファイルの設定」を参照してください。
  5. Managementアクション実行コマンドの設定をします。
    Managementアクションとして実行するコマンドを記述するコマンドファイル(バッチファイルまたはシェルスクリプトファイル)を作成します。詳細については,「9.4.6 Managementアクション実行コマンドの設定」を参照してください。