Cosminexus アプリケーションサーバ V8 機能解説 保守/移行/互換編
日立トレース共通ライブラリ形式のログの出力形式と出力項目について説明します。
アプリケーションサーバのログは,日立トレース共通ライブラリ形式で出力されます。
日立トレース共通ライブラリ形式のログの出力形式を次に示します。
番号 日付 時刻 AP名 pid tid メッセージID 種別 メッセージテキスト CRLF
日立トレース共通ライブラリ形式のログの出力項目を次に示します。
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| 番号 | トレースレコードの通番を示す4けたの番号が出力されます。 |
| 日付 | トレースの取得日付が「yyyy/mm/dd」の形式で出力されます。 |
| 時刻 | トレースの取得時刻が「hh:mm:ss.sss」の形式で出力されます。 |
| AP名 | プログラムを示す文字列が出力されます。 |
| pid | プロセスIDが出力されます。 |
| tid | スレッドIDが出力されます。 |
| メッセージID | メッセージIDが「XXXXnnnnn-Y」の形式で出力されます。 |
| 種別 | トレース出力の契機となったイベント種別が出力されます。 |
| メッセージテキスト | メッセージテキストが出力されます。付加情報が付くこともあります。 |
| CRLF | レコードの終端符号(0x0D,0x0A)が出力されます。 |
図5-1 Microsoft Excelを利用した日立トレース共通ライブラリ形式のログの表示例
All Rights Reserved. Copyright (C) 2008, 2011, Hitachi, Ltd.