Cosminexus アプリケーションサーバ V8 機能解説 保守/移行/互換編
ここでは,Windowsの場合に,ユーザダンプを取得するための設定について説明します。
ワトソン博士を使用してユーザダンプを取得する場合は,ワトソン博士を使用できるように設定しておいてください。ワトソン博士のオプションとして「ダンプ シンボル テーブル」「すべてのスレッド コンテキストをダンプ」「クラッシュ ダンプ ファイルの作成」を設定します。ワトソン博士の使用方法についてはOS付属のマニュアルなどを確認してください。
また,プロセスがハングアップした場合にユーザダンプを取得するために,Microsoft社が提供しているuserdump.exeを入手しておきます。詳細はMicrosoft社のホームページなどを参照してください。
cjstopsvコマンドの-fdオプションを使用してユーザダンプを取得する場合は,環境変数「CJMEMDUMP_PATH」にユーザダンプの出力先ディレクトリを指定しておいてください。ユーザダンプのファイル名は,cjmemdump.dmpです。
環境変数「CJMEMDUMP_PATH」の設定例を次に示します。
set CJMEMDUMP_PATH=C:\temp |
なお,環境変数「CJMEMDUMP_PATH」を指定する場合には,次の点に注意してください。
mngsvrutilコマンドのサブコマンドdumpを使用してユーザダンプを取得する場合は,プロセスがハングアップしたときにユーザダンプを取得するために,Microsoft社が提供しているuserdump.exeを入手しておきます。詳細はMicrosoft社のホームページなどを参照してください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2008, 2011, Hitachi, Ltd.