4.2 トラブルシューティングで使用する資料の種類(snapshotログを使用しない場合)

アプリケーションサーバの構成ソフトウェアが出力するログなどの資料を,snapshotログを使用しないで個別に取得することもできます。この節では,トラブル発生時に必要な資料を個別に取得する場合の方法について説明します。snapshotログを使用した資料の取得については,「2.3.3 snapshotログの収集」を参照してください。

snapshotログを使用しない場合に,個別に取得する必要がある資料と参照先を次の表に示します。

表4-2 取得が必要な資料(snapshotログを使用しない場合)

取得する資料参照先
アプリケーションサーバのログ(J2EEアプリケーションを実行するシステムの場合)4.3
アプリケーションサーバのログ(バッチアプリケーションを実行するシステムの場合)4.4
EJBクライアントアプリケーションのシステムログ4.5
性能解析トレース4.6
JavaVMのスレッドダンプ4.7
JavaVMのガーベージコレクションログ4.8
メモリダンプ4.9
日立固有のJavaVMログ(日立JavaVMログファイル)4.10
JavaVM出力メッセージログ(標準出力またはエラーリポートファイル)4.11
OSの状態情報とOSのログ4.12
OSの統計情報4.13
アプリケーションサーバの定義情報4.14
J2EEサーバまたはバッチサーバの作業ディレクトリの内容4.15
アプリケーションサーバのリソース設定情報4.16
Webサーバログ4.17
JavaVMのスタックトレース情報4.18
明示管理ヒープ機能のイベントログ4.19
注※
EJBクライアントアプリケーションを実行するシステムの場合に取得してください。