付録F.7 JDBCドライバのトレース(JDBCインタフェースメソッドトレース)

J2EEアプリケーションまたはバッチアプリケーション開発時に,Cosminexus DABroker LibraryのAPIを使用して,JDBCドライバのトレースを出力するように設定できます。

ここでは,JDBCドライバのトレースのうち,JDBCインタフェースメソッドのトレースについて説明します。

<この項の構成>
(1) 出力形式
(2) 出力項目

(1) 出力形式

JDBCインタフェースメソッドのトレースの出力形式を次に示します。斜体は可変の情報です。

[DABroker for Java Version 2] [JDBC Interface メソッド状態][JdbcDbpsvクラス名.メソッド名] 引数または戻り値=

JDBCインタフェースメソッドのトレースの出力例を次の図に示します。

[図データ]

(2) 出力項目

JDBCインタフェースメソッドのトレースの出力項目について,次の表に示します。

表F-13  JDBCインタフェースメソッドのトレースの出力項目

項目説明
[DABroker for Java Version 2]Cosminexus DABroker Libraryのトレースであることを示します。
[JDBC Interface メソッド状態]使用したJDBCインタフェースメソッドの状態を示します。
Entry:メソッドの呼び出し
Return:メソッドの戻り
[JdbcDbpsvクラス名. メソッド名]使用したJDBCインタフェースメソッドの「クラス名.メソッド名」を示します。
引数または戻り値=該当する「クラス名.メソッド名」の引数の値,または戻り値が出力されます。
引数の場合,引数名=の形式で出力されます。
戻り値の場合,Return=の形式で出力されます。