イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。
表7-16 例外が発生した場合のWebコンテナでのトレース取得ポイントの詳細(フィルタのトレース)
イベントID | 図中の番号※ | トレース取得ポイント | レベル |
---|---|---|---|
0x8200 | 1 | リクエスト取得・リクエストヘッダ解析完了直後(Webサーバ経由) | A/B |
0x8201 | 1 | リクエスト取得時・リクエストヘッダ解析完了直後(簡易Webサーバ経由) | A |
0x8202 | 3 | サーブレット/JSPの呼び出し直前 | A/B |
0x8202 | 8 | サーブレット/JSPの呼び出し直前 | A/B |
0x8203 | 2 | リクエストを受信したサーブレット/JSPの実行前に実行されるフィルタの呼び出し直前(web.xmlの<filter-mapping>タグの<dispatcher>タグを省略,または<dispatcher>タグで"REQUEST"を指定したフィルタ) | B |
0x8206 | 6 | RequestDispatcher経由のサーブレット/JSP呼び出し直前 | B |
0x8207 | 8 | 静的コンテンツ呼び出し直前(DefaultServlet) | B |
0x8211 | 1 | リクエスト取得時・リクエストヘッダ解析完了直後(インプロセスHTTPサーバ経由) | A/B |
0x8216 | 7 | エラーページに転送される際に実行されるフィルタの呼び出し直前(web.xmlの<filter-mapping>タグの<dispatcher>タグで"ERROR"を指定したフィルタ) | B |
0x8300 | 12 | リクエスト処理完了直後(Webサーバ経由) | A/B |
0x8301 | 12 | リクエスト処理完了直後(簡易Webサーバ経由) | A |
0x8302 | 4,9 | サーブレット/JSPの処理完了直後 | A/B |
0x8303 | 5 | リクエストを受信したサーブレット/JSPの実行前に実行されるフィルタの処理完了直後(web.xmlの<filter-mapping>タグの<dispatcher>タグで"REQUEST"を指定したフィルタ) | B |
0x8306 | 11 | RequestDispatcher経由のサーブレット/JSP処理完了直後 | B |
0x8307 | 9 | 静的コンテンツ処理完了直後(DefaultServlet) | B |
0x8311 | 12 | リクエスト処理完了直後(インプロセスHTTPサーバ経由) | A/B |
0x8316 | 10 | エラーページに転送される際に実行されるフィルタの処理完了直後 (web.xmlの<filter-mapping>タグの<dispatcher>タグで"ERROR"を指定したフィルタ) | B |
(凡例)A:標準 B:詳細 A/B:標準と詳細で異なる情報を取得
注※ 図7-14中の番号と対応しています。
例外が発生した場合のWebコンテナでのトレース取得ポイントを次の図に示します。
図7-14 例外が発生した場合のWebコンテナでのトレース取得ポイント
フォワード時,またはインクルード時に呼び出されるフィルタを設定した場合のWebコンテナで取得できるトレース情報を次の表に示します。
表7-17 例外が発生した場合のWebコンテナで取得できるトレース情報(フィルタのトレース)
図中の番号※ | イベントID | レベル | 取得できる情報 | ||
---|---|---|---|---|---|
インタフェース名 | オペレーション名 | オプション | |||
1 | 0x8200 | A | HTTPメソッド | URI | - |
B | <セッションID文字数:セッションID:取得方法> | ||||
0x8201 | A | HTTPメソッド | URI | - | |
0x8211 | A | HTTPメソッド | URI | - | |
B | <セッションID文字数:セッションID:取得方法> | ||||
2 | 0x8203 | B | クラス名 | コンテキストルート名 | <セッションID文字数:セッションID:グローバルセッションID文字数:グローバルセッションID> |
3 | 0x8202 | A | クラス名(JSP呼び出しの場合はJSPファイル名) | - | - |
B | コンテキストルート名 | <セッションID文字数:セッションID:グローバルセッションID文字数:グローバルセッションID> | |||
4 | 0x8302 | A | クラス名(JSP呼び出しの場合はJSPファイル名) | - |
|
B | コンテキストルート名 |
| |||
5 | 0x8303 | B | クラス名 | コンテキストルート名 |
|
6 | 0x8206 | B | クラス名 | ディスパッチのタイプコンテキストルート名 | <セッションID文字数:セッションID:グローバルセッションID文字数:グローバルセッションID> |
7 | 0x8216 | B | クラス名 | コンテキストルート名 | <セッションID文字数:セッションID:グローバルセッションID文字数:グローバルセッションID> |
8 | 0x8202 | A | クラス名(JSP呼び出しの場合はJSPファイル名) | - | - |
B | コンテキストルート名 | <セッションID文字数:セッションID:グローバルセッションID文字数:グローバルセッションID> | |||
0x8207 | B | - | コンテキストルート名 | <セッションID文字数:セッションID:グローバルセッションID文字数:グローバルセッションID> | |
9 | 0x8302 | A | クラス名(JSP呼び出しの場合はJSPファイル名) | - |
|
B | コンテキストルート名 |
| |||
0x8307 | B | - | コンテキストルート名 |
| |
10 | 0x8316 | B | クラス名 | コンテキストルート名 |
|
11 | 0x8306 | B | クラス名 | ディスパッチのタイプ コンテキストルート名 |
|
12 | 0x8300 | A | HTTPメソッド | URI |
|
B |
| ||||
0x8301 | A | HTTPメソッド | URI |
| |
0x8311 | A | HTTPメソッド | URI | <入り口時刻><ステータスコード> | |
B | <入り口時刻><ステータスコード><セッションID文字数:セッションID:グローバルセッションID文字数:グローバルセッションID> |
(凡例)A:標準 B:詳細 -:該当なし
注※ 図7-14中の番号と対応しています。