4.3.5 アプリケーションのユーザログの取得

アプリケーションのユーザログは,日立トレース共通ライブラリ形式で出力するように設定している場合に取得できます。ユーザログには,次の2種類があります。

<この項の構成>
(1) J2EEアプリケーションのユーザログの取得
(2) EJBクライアントアプリケーションのユーザログの取得

(1) J2EEアプリケーションのユーザログの取得

J2EEアプリケーションのログの出力先については,次のディレクトリに,簡易構築定義ファイルの論理J2EEサーバ(j2ee-server)の<configuration>タグ内にejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名>.pathパラメタで指定したプリフィックスを持つファイル名で出力されます。なお,<ハンドラ名>には,キーの値を区別するためのハンドラ名が指定されています。

なお,J2EEアプリケーションのユーザログ出力の設定については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編」の「12.8 J2EEアプリケーションのユーザログ出力の設定」を参照してください。

(2) EJBクライアントアプリケーションのユーザログの取得

EJBクライアントアプリケーションのユーザログの出力先については,次のディレクトリにEJBクライアントアプリケーションのシステムプロパティのejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名>.pathキーの値で指定したプリフィックスを持つファイル名で出力されます。なお,<ハンドラ名>には,キーの値を区別するためのハンドラ名が指定されています。

EJBクライアントアプリケーションでユーザログを出力するためのシステムプロパティの設定方法については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編」の「12.10 EJBクライアントアプリケーションのユーザログ出力の設定(cjclstartapコマンドを使用する場合)」,またはマニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編」の「12.11 EJBクライアントアプリケーションのユーザログ出力の実装と設定(vbjコマンドを使用する場合)」を参照してください。