イベントトレースは,DABroker for C++をインストールしている場合に出力されます。
DABroker for C++の機能を使ってデータベースにアクセスする場合のイベントトレースが出力されます。イベントトレースは,次のファイルに取得されます。
なお,イベントトレースファイルが満杯になった場合,ラップアラウンドでトレースが出力されます。この場合は,バックアップファイル(dabevttrccpp2)が作成され,1世代だけ(dabevttrccpp1)が管理されます。
取得するイベントトレースの設定については,「11.6.4 データベース接続の設定」を参照してください。
イベントトレースの出力形式について説明します。
ヘッダ「LEVEL VPID PID TID DATE TIME EVENT」の下に,次に示す形式でトレース情報が出力されます。
レベル 仮想プロセスID プロセスID スレッドID 日付 時刻 動作結果
イベントトレースの出力例を次に示します。
LEVEL VPID PID TID DATE TIME EVENT |
イベントトレースの出力項目について,次の表に示します。
表F-11 Cosminexus DABroker Libraryのイベントトレースの出力項目
ヘッダ | 項目 | 説明 |
---|---|---|
LEVEL | レベル | トレースに出力したレベルが出力されます。 |
VPID | 仮想プロセスID | 仮想プロセスIDが出力されます。 |
PID | プロセスID | プロセスIDが出力されます。 |
TID | スレッドID | スレッドIDが出力されます。 |
DATE | 日付 | 取得した日付が出力されます。 |
TIME | 時刻 | 取得した時刻が出力されます。 |
EVENT | 動作結果 | 実行時の動作結果のログが出力されます。 |