付録F Cosminexus DABroker Libraryのスプール情報の内容

Cosminexus DABroker Libraryのスプール情報の調査方法について説明します。

Cosminexus DABroker Libraryのスプール情報には,次の種類があります。これらの情報は,<Cosminexus DABroker Libraryの運用ディレクトリ>¥spool(Windowsの場合),または<Cosminexus DABroker Libraryの運用ディレクトリ>/spool(UNIXの場合)に出力されています。

表F-1 Cosminexus DABroker Libraryのスプール情報

スプール情報の種類対応するファイル
メッセージログdabsv.log
dabsv.logold
拡張データベースアクセストレースdb_accessディレクトリ下のファイル
エラートレースdabevttrcerr1.txt(ログ出力用ファイル)
dabevttrcerr2.txt(バックアップ用ファイル)※1
ExceptionトレースログJ2EEサーバ名称+MTrc.logおよびJ2EEサーバ名称+MTrcOLD.log
イベントトレース※2dabevttrcXXX1およびdabevttrcXXX2
XAトレースdb_xainfo.log

注※1 これらのほか,ワークファイルが,dabevttrcerr1.txt.lockという名称で作成されます。

注※2 DABroker for C++をインストールしている場合に出力されます。


それぞれの情報について説明します。

また,このほか,Cosminexus DABroker Libraryのログとしては,次のJDBCドライバのトレースが取得できます。これらのトレースは,アプリケーション開発時に設定されている場合だけ出力されます。

<この節の構成>
付録F.1 メッセージログ
付録F.2 拡張データベースアクセストレース
付録F.3 エラートレース
付録F.4 Exceptionトレースログ
付録F.5 イベントトレース
付録F.6 XAトレースの取得形式
付録F.7 JDBCドライバのトレース(JDBCインタフェースメソッドトレース)
付録F.8 JDBCドライバのトレース(Cosminexus DABroker Libraryとのイベントトレース)