XAインタフェースでのトラブルシュート情報は,XAトレースファイルとして次のファイルに出力されます。
XAトレースファイルの出力形式を次に示します。斜体は可変の情報です。
日付 時刻 プロセスID:スレッドID イベント種別:XA関数名 rmid=rrrr flags=ffff RMName="nnnn" xa_info="iiii" xid=[ffff:gggg:bbbb:dddd] count=cccc return code=rrrr
XAトレースファイルの出力例を次に示します。
XAトレースファイルの出力項目について,次の表に示します。
表F-12 Cosminexus DABroker LibraryのXAトレースの出力項目
項目名 | 説明 |
---|---|
日付 | 出力した年月日(YYYY/MM/DD)が出力されます。
|
時刻 | 出力した時刻(hh:mm:ss:nnnnnn)が表示されます。
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[プロセスID:スレッドID] | プロセスIDとスレッドIDが出力されます。 |
[イベント種別:XA関数名] | イベント種別と,XA関数の名前が出力されます。
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rmid=rrrr | RMIDが出力されます。 |
flags=ffff | フラグパラメタが出力されます。 |
RMName="nnnn" | RM名称が出力されます。 |
xa_info="iii " | XA文字列が出力されます。 この項目は,XA関数が,xa_open(),またはxa_close()の場合だけ,出力されます。 |
xid=[ffff:gggg:bbbb:dddd] | XIDが出力されます。 この項目は,XA関数が,xa_open(),またはxa_close()以外の場合だけ,出力されます。 ffff:フォーマットIDが出力されます。 gggg:グローバルトランザクションID長が出力されます。 bbbb:ブランチ修飾子長が出力されます。 dddd:XIDデータが出力されます。 |
count=cccc | リカバリ情報取得カウントが出力されます。 この項目は,XA関数がxa_recover()の場合だけ,出力されます。 |
return code = rrrr | XA関数の戻り値が出力されます。 この項目は,イベント種別が"end"の場合だけ出力されます。 |