2.4.3 取得方法および調査方法との対応

ここでは,取得が必要な資料の取得方法と調査方法の参照先を示します。また,snapshotログとして取得できる情報の種類についても示します。

表2-7 取得が必要な資料の取得方法と調査方法の参照先

項番資料の種類デフォルト設定のsnapshotログで取得可※1参照先
個別の収集方法調査方法
1メッセージログ4.34.44.55.25.3
2ユーザログ
3例外ログ
4保守用ログ
5性能解析トレース4.65.46.6
6JavaVMのスレッドダンプ※24.75.5
7JavaVMのガーベージコレクションのログ×4.85.6
8メモリダンプ×※24.9※3
9日立JavaVMログファイル※4×4.105.7
10エラーリポートファイル×4.115.8
11OSの状態・ログ4.125.9
12OSの統計情報×4.13※3
13定義情報4.14※3
14作業ディレクトリ×4.15※3
15リソースの設定×4.16※3
16Webサーバのログ×4.17※3
17JavaVMのスタックトレース※3※5×4.185.10
18JavaVMの明示管理ヒープ機能のイベントログ※4×4.195.11
(凡例)○:取得できる ×:取得できない
注※1
snapshotログの収集対象ディレクトリを追加すれば取得できます。
注※2
あらかじめ障害検知時コマンドなどによって出力されている場合だけ収集できます(snapshotログ収集時には,これらのダンプを出力するコマンドは実行されません)。
注※3
保守員が使用する資料です。
注※4
JavaVM起動オプションを指定している場合に出力されます。取得するためのオプションについては,「4.10 日立固有のJavaVMログ(日立JavaVMログファイル)」を参照してください。また,各オプションの詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「19. JavaVM起動オプション」を参照してください。
注※5
UNIXを使用している場合だけ出力されます。