バッチサーバのログは,ログの出力先,ログサイズ,ログレベルを変更できます。変更できる項目と,項目に対応する簡易構築定義ファイルのパラメタを次の表に示します。なお,これらのパラメタは,簡易構築定義ファイルの,バッチサーバ用のユーザプロパティに設定します。
表3-10 バッチサーバのログ取得の設定項目
項目 | 対応する簡易構築定義ファイルのパラメタ |
---|---|
ログの出力先 | 論理J2EEサーバ(j2ee-server)の<configuration>タグ内のejb.server.log.directory |
ログサイズ |
|
ログレベル | 論理J2EEサーバ(j2ee-server)の<configuration>タグ内のejbserver.logger.enabled.* |
なお,論理J2EEサーバ(j2ee-server)の<configuration>タグ内に,ejbserver.logger.systemlog.enabledパラメタでtrue(デフォルト値)を指定した場合,またはこのパラメタの指定を省略した場合は,バッチサーバの起動,停止および異常終了のメッセージがイベントログ(UNIXの場合は,syslog)に出力されます。
それぞれの設定項目の詳細については,「3.3.6 J2EEサーバのログ取得の設定」を参照してください。その際に,「J2EEサーバ」を「バッチサーバ」に置き換えてお読みください。
また,簡易構築定義ファイルに指定するパラメタの詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.6 簡易構築定義ファイル」を参照してください。