このマニュアルは,Cosminexus(コズミネクサス)のアプリケーションサーバの機能について説明したものです。このマニュアルでは,システムの保守のための機能,旧バージョンから移行するための機能,および旧バージョンの製品との互換のための機能について説明します。
アプリケーションサーバでは,次に示すプログラムプロダクトを使用してシステムを構築,運用します。
このマニュアルでは,これらのプログラムプロダクトの構成ソフトウェアのうち,次に示す構成ソフトウェアについて説明しています。
なお,オペレーティングシステム(OS)の種類によって,機能が異なる場合があります。
対象読者
このマニュアルは,アプリケーションサーバのシステムを設計,構築または運用する方,およびアプリケーションサーバで動作するアプリケーションを開発する方を対象としています。
次の内容を理解されていることを前提としています。
ご利用の製品ごとの用語の読み替えについて
ご利用の製品によっては,マニュアルで使用している用語を,ご利用の製品名に読み替える必要があります。
次の表に従って,マニュアルで使用している用語をご利用の製品名に読み替えてください。
ご利用の製品名 | マニュアルで使用している用語 |
---|---|
uCosminexus Application Server Standard-R | Application Server |
uCosminexus Developer Professional※1 | Application ServerおよびApplication Server Enterprise |
uCosminexus Developer Standard※1,※2 | Application Server |
uCosminexus Service Architect※1 | Application ServerおよびApplication Server Enterprise |
uCosminexus Service Platform |
注※1 テスト環境で使用している場合にだけ読み替えが必要です。
注※2 uCosminexus Developer StandardとApplication Serverには一部機能差があります。機能差については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション開発ガイド」の「付録D Developer Standard使用時の注意事項」を参照してください。
図中で使用している記号
このマニュアルの図中で使用している記号について次に示します。
文法で使用している記号
このマニュアルで使用している記号について次に示します。
記号 | 意 味 |
---|---|
[ ] | この記号で囲まれている項目は省略してもよいことを示します。複数の項目が横に並べて記述されている場合には,すべてを省略するか,記号{ }と同じくどれか一つを選択します。 (例1) [A] 「何も指定しない」か「Aを指定する」ことを示します。 (例2) [B|C] 「何も指定しない」か「BまたはCを指定する」ことを示します。 |
< > | この記号で囲まれている項目は,該当する要素やファイルなどを指定したり,該当する要素が表示されたりすることを示します。 (例1) <プロパティ> プロパティを記述します。またはプロパティが表示されます。 (例2) <ファイル名> ファイル名を指定します。 |
CUIおよびGUIの説明で使用している記号
このマニュアルのCUIおよびGUIの説明で使用している記号について次に示します。
記号 | 意味 |
---|---|
| | 横に並べられた複数の項目に対する項目間の区切りを示し,「または」を意味します。 (例) A|B AまたはBを指定することを示します。 |
{ } | この記号で囲まれている複数の項目のうちから一つを選択することを示します。項目が横に並べられ,記号|で区切られている場合は,そのうちの一つを選択します。 (例) {A|B|C} A,BまたはCのどれかを指定することを示します。 |
[ ] | この記号で囲まれている項目は画面名または画面に表示されている項目であることを表します。 |
[ ]-[ ] | -の前に示したメニューから,-の後ろのメニューを選択することを表します。 |
< > | <>内の名称がユーザの環境によって異なることを表します。 |
「 」 | 入力値,可変値,またはメッセージなどを表します。 |