ここでは,J2EEサーバおよびバッチサーバの移行コマンドであるcjenvupdateコマンドの実行について説明します。バッチサーバの場合は,「J2EEサーバ」を「バッチサーバ」と読み替えてください。
J2EEサーバの移行コマンドを実行すると,J2EEサーバの作業ディレクトリ内のファイルを変換する前にバックアップを作成します。このマニュアルでは,バックアップされた作業ディレクトリのことを,バックアップ作業ディレクトリと呼びます。バックアップ作業ディレクトリには,移行前の情報(ファイル)が残ります。移行コマンドの実行が終了したとき,バックアップ作業ディレクトリは自動的に削除されません。
cjenvupdateコマンドを実行します。cjenvupdateコマンドの実行形式を次に示します。
cjenvupdateコマンドを実行すると,作業ディレクトリおよびユーザ定義ファイルが移行されます。なお,cjenvupdateコマンドのログは,06-00以降,次の場所に出力されます。
cjenvupdateコマンドの詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjenvupdate(作業ディレクトリおよびユーザ定義ファイルの移行)」を参照してください。