ここでは,リソースアダプタログを取得するための設定について説明します。リソースアダプタのログを取得するために必要な設定は次の二つです。
- ログ出力の有無の設定
サーバ管理コマンドで,リソースアダプタ単位でのログ出力の有無を設定します。cjgetrarpropコマンドでConnector属性ファイルを取得し,<property>タグでLogEnabledにtrueを指定します。ファイル編集後に,cjsetrarpropコマンドで編集内容を反映させます。なお,リソースアダプタをデプロイする前にプロパティを定義する場合は,cjgetrespropコマンドとcjsetrespropコマンドを使用してください。
Connector属性ファイルについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「4.1 Connector属性ファイル」を参照してください。コマンドについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」を参照してください。サーバ管理コマンドの操作については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「3. サーバ管理コマンドの基本操作」を参照してください。
- ログのサイズ,面数,ログレベルの設定
簡易構築定義ファイルの論理J2EEサーバ(j2ee-server)の<configuration>タグ内に,次のパラメタで,リソースアダプタのログのサイズ,面数を設定します。
- ejbserver.connector.logwriter.filesize
リソースアダプタのログファイル1面当たりの最大サイズ(単位:バイト)を指定します。
- ejbserver.connector.logwriter.filenum
リソースアダプタのログファイルの面数を指定します。
また,J2EEサーバのログの出力レベル(ログレベル)がリソースアダプタのログレベルになります。J2EEサーバのログレベルの設定については,「3.3.6(3) ログレベルの変更」を参照してください。
- 注意
- CJMSPリソースアダプタの場合,ログサイズ,面数,ログレベルの設定方法が,ほかのリソースアダプタと異なります。詳細は,「3.3.15 Cosminexus JMSプロバイダのログ取得の設定」を参照してください。