11.9.1 Cosminexus DABroker Libraryを使用する場合に使用できるJ2EEコンポーネントおよび機能についての注意事項

ここでは,データベース接続で使用できる機能について説明します。

データベース接続で使用できるJ2EEコンポーネントおよび機能を,データベースごとに次の表に示します。

表11-52 使用できるJ2EEコンポーネントおよび機能

項目HiRDBOracleXDM/RD E2
Oracle9iOracle10g
J2EEコンポーネントServlet/JSP
Stateless Session Bean
Stateful Session Bean
Entity Bean(BMP)×
Entity Bean(CMP1.1)××
Entity Bean(CMP2.0)※1××
Message-driven Bean(onMessageメソッドからのデータベースアクセス)
使用できる機能コネクションプーリング
コネクションプールのウォーミングアップ
コネクションプールの情報表示(cjlistpoolコマンド)
コネクションプールのクリア(cjclearpoolコマンド)
リソースへの接続テスト
コネクションの障害検知※2
ステートメントプーリング※3※3,※4
ステートメントキャンセル※5※6※6※7
ステートメントsetQueryTimeoutメソッド××××
コネクションIDのPRFトレース出力※7
障害調査用SQLの出力
コネクションプールのクラスタ化××××

(凡例)○:使用できる  ×:使用できない  △:一部制限あり

注※1 CMP2.0の機能である,CMR機能は利用できません。

注※2 Cosminexus DABroker Libraryを使用して接続する場合,HiRDBのバージョンが07-01以前でグローバルトランザクション(XATransaction)のときは使用できません。

注※3 HiRDB自動再接続機能とステートメントプーリング機能の併用はできません。

注※4 XDM/RD E2 11-02以降のバージョンとCosminexus DABroker Library 03-13以降を使用する場合にだけステートメントプーリングを使用できます。

注※5 グローバルトランザクション(XATransaction)のときは使用できません。

注※6 データベースのサーバまたはクライアントがWindowsで,接続形式が専用接続であるときは,使用できません。

注※7 ステートメントキャンセル,およびコネクションIDのPRFトレース出力は,DABroker経由の場合,XDM/RD E2 11-02以降で使用できます。