付録E.1 Cosminexus DABroker Libraryで取得できるログの種類と出力先

Cosminexus DABroker Libraryでは,トラブルシューティングに使用するログとして,スプール情報を取得します。スプール情報として取得できるのは,次の情報です。

また,これらのログは,アプリケーションサーバのログに日立トレース共通ライブラリ形式(マルチプロセス)で出力されます。日立トレース共通ライブラリ形式のログの出力形式および出力項目については,「5.2.1 日立トレース共通ライブラリ形式のログの出力形式と出力項目」を参照してください。また,日立トレース共通ライブラリ形式のログを参照する場合の注意事項については,「5.2.2 日立トレース共通ライブラリ形式のログを参照する場合の注意」を参照してください。

「<Cosminexus DABroker Libraryの運用ディレクトリ>¥spool下」(Windowsの場合),または「<Cosminexus DABroker Libraryの運用ディレクトリ>/spool下」(UNIXの場合)のすべてのファイルをコピーして保存してください。<Cosminexus DABroker Libraryの運用ディレクトリ>とは,「<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥DAB」(Windowsの場合),または「/opt/DABroker」(UNIXの場合)のことです。なお,環境設定によって出力先を変更している場合は,変更した出力先のファイルをコピーして保存してください。

Cosminexus DABroker Libraryのスプール情報のうち,Exceptionトレースログは,運用開始前に取得のための設定をしておく必要があります。Exceptionトレースログ取得の設定については,「付録E.2 Cosminexus DABroker Libraryのログ取得の設定」を参照してください。