7.22.2 JMS Connectionインタフェースのトレース取得ポイントと取得できるトレース情報

<この項の構成>
(1) トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル
(2) 取得できるトレース情報

(1) トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表7-116 JMS Connectionインタフェースでのトレース取得ポイントの詳細

イベントID図中の番号トレース取得ポイントレベル
0xA60E1Connection.createSession(transacted,acknowledgeMode)の処理開始A
0xA60F4Connection.createSession(transacted,acknowledgeMode)の処理終了A
0xA6101QueueConnection.createQueueSession(transacted,acknowledgeMode)の処理開始A
0xA6114QueueConnection.createQueueSession(transacted,acknowledgeMode)の処理終了A
0xA6121TopicConnection.createTopicSession(transacted,acknowledgeMode)の処理開始A
0xA6134TopicConnection.createTopicSession(transacted,acknowledgeMode)の処理終了A
0xA6145Connection.close()処理の開始A
0xA6158Connection.close()処理の終了A
0xA6162セッション作成直前のCJMSPブローカーによる呼び出しA
0xA6173セッション作成直後のCJMSPブローカーによる呼び出しA
0xA6186コネクションの切断直前のCJMSPブローカーによる呼び出しA
0xA6197コネクションの切断直後のCJMSPブローカーによる呼び出しA

(凡例)A:標準

注※ 図7-76の番号と対応しています。


JMS Connectionインタフェースでのトレース取得ポイントを次の図に示します。

図7-76 JMS Connectionインタフェースのトレース取得ポイント

[図データ]

(2) 取得できるトレース情報

JMS Connectionインタフェースで取得できるトレース情報を次の表に示します。

表7-117 JMS Connectionインタフェースで取得できるトレース情報

図中の番号イベントIDレベル取得できる情報
インタフェース名オペレーション名オプション
10xA60EAトランザクションAck モード
0xA610A
0xA612A
20xA616A
30xA617A
40xA60FA
0xA611A
0xA613A
50xA614A
60xA618A
70xA619A
80xA615A

(凡例)A:標準 -:該当なし

注※ 図7-76の番号と対応しています。

注意事項
イベントIDの0xA618と0xA619はMessage-driven Beanアプリケーションを停止している間にも出力されます。

参考
Acknowledgementモードは数値で出力されます。数値は,Acknowledgementモードの種類ごとに対応しています。対応を次に示します。
  • AUTO_ACKNOWLEDGE = 1
  • CLIENT_ACKNOWLEDGE = 2
  • DUPS_OK_ACKNOWLEDGE = 3
  • SESSION_TRANSACTED = 0
それぞれのモードの数値はJMS仕様で定義されています。