次の手順に従って,旧バージョンからアプリケーションサーバ 08-70へ移行してください。
それぞれの手順について説明します。
旧バージョンからの仕様変更を確認します。機能の変更や追加に伴い,旧バージョンで使用している機能,使用条件,使用方法によっては,次の作業が必要となります。
なお,互換性を保つためのオプションが提供されている場合もありますが,推奨のオプションではありません。詳細については,「12.2.3 旧バージョンからの仕様変更の確認」を参照してください。
移行前にアプリケーションサーバの動作環境,動作状態などを確認します。詳細については,「12.2.4 移行前の確認」を参照してください。
移行前に定義ファイルなどをバックアップします。詳細については,「12.2.5 定義などのバックアップ」を参照してください。
次に示す構成ソフトウェア以外の,他構成ソフトウェアの移行を準備します。
移行の準備の詳細はそれぞれの他構成ソフトウェアのドキュメントを参照してください。なお,ここで準備した情報を基に,「(8) 他構成ソフトウェアの移行実施」で他構成ソフトウェアを移行してください。
使用しているアプリケーションサーバの全構成ソフトウェアをアップグレードインストールします。
定義情報,DD情報などを継続して利用できるようにするため,Webコンテナサーバの移行コマンドを実行します。実行する移行コマンドはcjenvupdateコマンドで,J2EEサーバを移行する場合と同じです。
移行コマンドの実行については,「12.1.7 J2EEサーバまたはバッチサーバの移行コマンドの実行」を参照してください。このとき,J2EEサーバをWebコンテナサーバと読み替えてください。
手動で定義などを修正します。機能の変更,追加に伴い,互換性を保つためのオプションが提供されています。旧バージョンで使用している機能,使用方法,使用条件によっては,次の作業が必要となります。
詳細については,「12.2.6 手動による定義などの修正」を参照してください。
他構成ソフトウェアを移行します。移行の詳細はそれぞれの他構成ソフトウェアのドキュメントを参照してください。なお,「(4) 他構成ソフトウェアの移行準備」で準備した情報を基に移行を実施してください。
移行後にアプリケーションサーバの動作確認を実施します。