付録A snapshotログの収集対象一覧

ここでは,snapshotログの一括収集を実行する場合に収集対象となる構成ソフトウェアの実行環境ディレクトリについて説明します。なお,収集したZIPファイルを展開すると,収集元と同じディレクトリ構成で展開されます。

snapshotログの一括収集時,アプリケーションサーバで構築したシステムの構成ソフトウェア,ライブラリのログファイルおよび定義ファイルが収集されます。収集対象は,次のファイルを編集すると変更できます。snapshotログ取得の設定については,「3.3.3 snapshotログ収集の設定(J2EEアプリケーションを実行するシステム)」または「3.3.4 snapshotログ収集の設定(バッチアプリケーションを実行するシステム)」を参照してください。

トラブルシューティングに必要な資料とsnapshotログの資料の種類との対応を次の表に示します。

表A-1 トラブルシューティングに必要な資料とsnapshotログの資料の種類との対応

トラブルシューティングに必要な資料snapshotログの資料の種類
アプリケーションサーバのログメッセージログメッセージログ
ユーザログそのほかのログ
例外ログそのほかのログ
保守用ログ保守ログ
EJBクライアントアプリケーションのシステムログメッセージログメッセージログ
ユーザログそのほかのログ
例外ログそのほかのログ
保守用ログ保守ログ
性能解析トレース性能,障害解析トレース
JavaVMのスレッドダンプダンプ
JavaVMのガーベージコレクションのログそのほかのログ
メモリダンプダンプ
日立JavaVMログファイルそのほかのログ
エラーリポートファイルダンプ
OSの状態・ログそのほか
OSの統計情報そのほか
定義情報定義情報
作業ディレクトリユーザデータ
リソースの設定ユーザデータ
Webサーバのログメッセージログ
そのほかのログ
アクセスログ
内部インタフェース
JavaVMのスタックトレースそのほかのログ
明示管理ヒープ機能のイベントログそのほかのログ
注意
snapshotログの一括収集は,デフォルトの状態では構成ソフトウェアのインストール時にデフォルトで作成されたディレクトリを対象に実行します。ログの出力先および作業ディレクトリを変更している場合は,収集先をカスタマイズしてください。
<この節の構成>
付録A.1 snapshotログの収集対象一覧の概要
付録A.2 Cosminexus Component Container
付録A.3 Cosminexus Component Transaction Monitor
付録A.4 Cosminexus DABroker Library
付録A.5 Cosminexus Developer's Kit for Java
付録A.6 Cosminexus Performance Tracer
付録A.7 Cosminexus Web Services - Security
付録A.8 Hitachi Web Server
付録A.9 Microsoft Internet Information Service
付録A.10 uCosminexus Service Adapter for FTP
付録A.11 uCosminexus Service Adapter for Flat Files
付録A.12 uCosminexus Service Adapter for Message Queue
付録A.13 uCosminexus Service Adapter for Object Access
付録A.14 uCosminexus Service Adapter for TP1
付録A.15 監査ログ
付録A.16 そのほかの情報