11.4 受信バッファのプーリングの設定

Cosminexus DABroker Libraryを使用する場合,実行したSQLに対して返却される実行結果を格納する領域をプールして再利用できます。この領域を受信バッファといいます。また,受信バッファをプールするための領域を受信バッファプールといいます。受信バッファをプールすることによって,SQL実行時に受信バッファが頻繁に作成,破棄されることで発生する負荷を削減できます。

また,プールする受信バッファの数を指定できるため,ステートメントプーリング使用時のメモリ占有量を抑制できます。

ここでは,受信バッファの管理と,受信バッファプール数の指定について説明します。

<この節の構成>
11.4.1 受信バッファの管理
11.4.2 受信バッファプール数の指定