4.2.5 ほかのJ2EEアプリケーション内にあるEnterprise Beanをコンポーネントインタフェースによって呼び出す方法
(1) 同一J2EEサーバ内のほかのアプリケーションで動作するEnterprise Beanの場合
次の手順で呼び出します。
- 呼び出し元のEJB-JARファイルまたはWARファイルに,呼び出し先Enterprise Beanのリモートホームインタフェース,リモートインタフェースおよび各インタフェースで使用するユーザ作成クラスを含めます。
- J2EEサーバ用ユーザ定義ファイルに次に示すプロパティを指定します。
usrconf.propertiesのejbserver.deploy.stub.generation.scopeキーに「app」を指定します。
usrconf.propertiesについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「15.3 usrconf.properties(Javaアプリケーション用ユーザプロパティファイル)」を参照してください。
- J2EEサーバ用ユーザ定義ファイルに次に示すプロパティを指定します。
usrconf.propertiesのejbserver.rmi.localinvocation.scopeキーに「all」または「none」を指定します。
usrconf.propertiesについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「15.3 usrconf.properties(Javaアプリケーション用ユーザプロパティファイル)」を参照してください。
- ネーミングの切り替え機能を使用してcorbanameで始まる,ほかのJ2EEアプリケーション内のEnterprise Beanのルックアップ名を指定します。
指定方法については,次に示すマニュアルの個所を参照してください。
- サーバ管理コマンドを使って操作する場合
マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「9.3.1 ほかのEnterprise Beanのリファレンス定義」
- Server Plug-inを使って操作する場合
マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「18.2.1 ほかのEnterprise Beanのリファレンス定義」
指定例を次に示します。
corbaname::NamingHost:900#HITACHI_EJB/SERVERS/MyServer/EJB/MyApplication/MyBean
(2) ほかのJ2EEサーバ上で動作するEnterprise Beanの場合
次の手順で呼び出します。
- 呼び出し元のEJB-JARファイルまたはWARファイルに,呼び出し先Enterprise Beanのリモートホームインタフェース,リモートインタフェースおよび各インタフェースで使用するユーザ作成クラスを含めます。
- J2EEサーバ用ユーザ定義ファイルに次に示すプロパティを指定します。
usrconf.propertiesのejbserver.deploy.stub.generation.scopeキーに「app」を指定します。
- ネーミングの切り替え機能を使用してcorbanameで始まるほかのJ2EEアプリケーション内のEnterprise Beanのルックアップ名を指定します。
指定方法については,次に示すマニュアルの個所を参照してください。
- サーバ管理コマンドを使って操作する場合
マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「9.3.1 ほかのEnterprise Beanのリファレンス定義」を参照してください。
- Server Plug-inを使って操作する場合
マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「18.2.1 ほかのEnterprise Beanのリファレンス定義」
指定例を次に示します。
corbaname::NamingHost:900#HITACHI_EJB/SERVERS/MyServer/EJB/MyApplication/MyBean