Cosminexus アプリケーションサーバ V8 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)

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11.5.3 DDでの定義(モジュール単位の設定)

Servlet 2.5のモジュールに対するアノテーション参照抑止機能の定義は,web.xmlに指定します。なお,EJB 3.0の場合,<ejb-jar>タグのmetadata-complete属性にはfalseだけが指定できます。

DDでのアノテーション参照抑止機能の定義について次の表に示します。

表11-14 DDでのアノテーション参照抑止機能の定義

項目 DDの種類 指定するタグおよび属性 設定内容
Servlet 2.5 web.xml <web-app>タグのmetadata-complete属性 アノテーション参照を抑止する場合はtrueを設定します。
アノテーションを参照する場合はfalseを設定します。
EJB 3.0 ejb-jar.xml <ejb-jar>タグのmetadata-complete属性 アノテーションを参照する場合はfalseを設定します。

設定例を次に示します。

設定例(Servlet 2.5の場合)
 
<web-app metadata-complete="true"
  xmlns="http://java.sun.com/xml/ns/javaee"
  xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
  xsi:schemaLocation="http://java.sun.com/xml/ns/javaee http://java.sun.com/xml/ns/javaee/web-app_2_5.xsd"  version="2.5">
  :
</web-app>
 
太字の部分がアノテーション参照抑止機能の設定です。

DDのmetadata-complete属性の指定を省略した場合,またDDを省略した場合は,metadata-complete属性にfalseを指定した場合と同様に動作します。