Cosminexus アプリケーションサーバ V8 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)

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3.6.2 使用できるJ2EEコンポーネントおよび機能

ここでは,データベース接続で使用できる機能について説明します。

データベース接続で使用できるJ2EEコンポーネントおよび機能を,データベースごとに次の表に示します。

表3-21 使用できるJ2EEコンポーネントおよび機能

項目 HiRDB Oracle SQL Server XDM/RD E2
Oracle9i Oracle10g Oracle11g
J2EEコンポーネント Servlet/JSP
Stateless Session Bean
Stateful Session Bean
Entity Bean(BMP) ×
Entity Bean(CMP1.1) × × × × ×
Entity Bean(CMP2.0) ※1 × × × × ×
Message-driven Bean(onMessageメソッドからのデータベースアクセス)
使用できる機能 コネクションプーリング
コネクションプールのウォーミングアップ
コネクションプールの情報表示(cjlistpoolコマンド)
コネクションプールのクリア(cjclearpoolコマンド)
リソースへの接続テスト
コネクションの障害検知 ※2
ステートメントプーリング ※3 ※3
ステートメントキャンセル ※4 ※4 ※4
ステートメントsetQueryTimeoutメソッド ※5 ※5 ※5 ※6 ×
コネクションIDのPRFトレース出力 ×
障害調査用SQLの出力
コネクションプールのクラスタ化 × × ※7 ※7 × ×

(凡例)○:使用できる  ×:使用できない  △:一部制限あり

注※1 CMP2.0の機能である,CMR機能は利用できません。

注※2 DB ConnectorのselectMethodプロパティをdirectに設定した場合は使用できません。

注※3 HiRDB自動再接続機能とステートメントプーリング機能の併用はできません。

注※4 Oracle9i,Oracle10gまたはOracle11gでOracle JDBC Thin Driverを使用して接続する場合は,接続形式がMTS接続のときに使用できます。専用接続では使用できません。

注※5 Oracle JDBC Thin Driverを使用する場合,MTS接続は有効に働きますが,専用接続には制限があります。詳細はオラクルのサポートサービスにお問い合わせください。

注※6 ステートメントsetQueryTimeoutメソッドは,SQL Server 2005またはSQL Server 2008の場合だけ使用できます。SQL Server 2000の場合は使用できません。

注※7 RAC機能を使用している場合で,Oracle JDBC Thin Driverを使用して接続するときに使用できます。