7.15 CJMSPリソースアダプタの設定

CJMSPリソースアダプタは,次のディレクトリ下に,cjmsra.rarとして格納されています。デフォルトの名称は,「Cosminexus_JMS_Provider_RA」です。

Windowsの場合

<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥CC¥cjmsp¥lib

UNIXの場合

/opt/Cosminexus/CC/cjmsp/lib

リソースアダプタのインポートから開始までの手順については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「8.8.3 リソースアダプタのインポートと開始」またはマニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「10.6.2 リソースアダプタのインポートと開始」を参照してください。

CJMSPリソースアダプタには,属性として,次の項目が設定できます。

これらの属性を変更する場合は,CJMSPリソースアダプタに設定するConnector属性ファイルを編集してください。

CJMSPリソースアダプタの属性には,リソースアダプタ単位に指定する項目と,ManagedConnectionFactoryクラス単位に指定する項目があります。CJMSPリソースアダプタで指定する主な属性を次の表に示します。

表7-12 CJMSPリソースアダプタで指定する主な属性

対象Connector属性ファイルのタグ指定する項目
リソースアダプタ単位の属性<resourceadapter>下の<config-property>CJMSPリソースアダプタ全体に影響する属性
  • connectionURL
  • reconnectEnabled
  • reconnectAttempts
  • reconnectInterval
ログに関する属性
  • MsgLogLevel
  • MsgLogFileNum
  • MsgLogFileSize
  • ExpLogFileNum
  • ExpLogFileSize
ManagedConnectionFactoryクラス単位の属性<connection-definition>下の<config-property>コネクションインタフェースごとの属性
  • clientId
  • reconnectEnabled
  • reconnectAttempts
  • reconnectInterval
管理対象オブジェクトの属性<adminobject>下の<adminobject-name>,<adminobject-interface>,<adminobject-class>管理対象オブジェクトの名称,送信先の種類,およびクラスの情報
<adminobject>下の<config-property>送信先の名前(Message-driven Beanのdestination属性に指定する値)
  • Name

なお,Cosminexus JMSプロバイダでは,Connector属性ファイルのテンプレートファイルを提供しています。必要に応じて使用してください。テンプレートファイルの格納先については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「4.1.14 Connector属性ファイルのテンプレートファイル」を参照してください。