1.2.1 ネーミング管理の機能

ネーミング管理の機能を次の表に示します。システムの目的に合った機能を選択してください。機能の詳細については,参照先を確認してください。

表1-2 ネーミング管理の機能とシステムの目的の対応

機能システムの目的Java EE標準への準拠参照先
信頼性性能運用・
保守
拡張性そのほか標準拡張
JNDI名前空間へのオブジェクトのバインドとルックアップ2.3
Enterprise BeanまたはJ2EEリソースへの別名付与(ユーザ指定名前空間機能)2.4
ラウンドロビンポリシーによるCORBAネーミングサービスの検索2.5
ネーミング管理機能でのキャッシング2.6
ネーミングサービスの障害検知2.7
CORBAネーミングサービスの切り替え2.8
EJBホームオブジェクトリファレンスの再利用(EJBホームオブジェクトへの再接続機能)2.9

(凡例) ○:対応する  -:対応しない

注 「Java EE標準への準拠」の「標準」と「拡張」の両方に○が付いている機能は,Java EE標準の機能にアプリケーションサーバ独自の機能が拡張されていることを示します。「拡張」だけに○が付いている機能はアプリケーションサーバ独自の機能であることを示します。