1.2.2 リソース接続とトランザクション管理の機能

リソース接続とトランザクション管理の機能を次の表に示します。システムの目的に合った機能を選択してください。機能の詳細については,参照先を確認してください。

表1-3 リソース接続とトランザクション管理の機能とシステムの目的の対応

機能名システムの目的Java EE標準への準拠参照先
信頼性性能運用・
保守
拡張性そのほか標準拡張
コネクションプーリング3.14.1
コネクションプーリングで使用できる機能3.14.2
コネクションシェアリング・アソシエーション3.14.3
ステートメントプーリング3.14.4
ライトトランザクション3.14.5
インプロセストランザクションサービス3.14.6
DataSourceオブジェクトのキャッシング3.14.7
DB Connectorのコンテナ管理でのサインオンの最適化3.14.8
コネクションの障害検知※1※13.15.1
コネクション枯渇時のコネクション取得待ち3.15.2
コネクションの取得リトライ3.15.3
コネクションプールの情報表示3.15.4
コネクションプールのクリア3.15.5
コネクションの自動クローズ3.15.6
コネクションスイーパ3.15.7
トランザクションタイムアウトとステートメントキャンセル3.15.8
トランザクションリカバリ3.15.9
障害調査用SQLの出力3.15.10
オブジェクトの自動クローズ3.15.11
リソースアダプタのライフサイクル管理※23.16.1
リソースアダプタのワーク管理※23.16.2
メッセージインフロー※23.16.3
トランザクションインフロー※33.16.4
管理対象オブジェクトのルックアップ※23.16.5
コネクション定義の複数指定※23.16.6
コネクションプールのクラスタ化機能
(コネクションプールの一時停止・再開・状態表示)
3.17
リソースへの接続テスト3.18
ファイアウォール環境での運用のための機能3.19

(凡例) ○:対応する  -:対応しない

注 「Java EE標準への準拠」の「標準」と「拡張」の両方に○が付いている機能は,Java EE標準の機能にアプリケーションサーバ独自の機能が拡張されていることを示します。「拡張」だけに○が付いている機能はアプリケーションサーバ独自の機能であることを示します。

注※1 Connector 1.0の場合は「拡張」です。Connector 1.5の場合は「Java EE標準」です。

注※2 Connector 1.5仕様に準拠したリソースアダプタを使用する場合だけ使用できる機能です。

注※3 Connector 1.5仕様に準拠したリソースアダプタのうち,TP1インバウンドアダプタを使用する場合だけ使用できる機能です。