12.8.3 リロード時のクラスローダの構成

リロード時のクラスローダの構成は,ローカル呼び出し最適化の範囲によって異なります。ローカル呼び出し最適化の範囲とクラスローダの構成の対応を次の表に示します。なお,クラスローダの構成については,「付録B クラスローダの構成」を参照してください。

表12-11 ローカル呼び出し最適化の範囲とクラスローダの構成の対応

項目ejbserver.rmi.localinvocation.scopeキーの値
allappnone
ローカル呼び出し最適化の範囲同一J2EEサーバ内となります。同一アプリケーション内となります。範囲はありません。
クラスローダ構成ローカル呼び出し最適化時のクラスローダ構成になります。デフォルトのクラスローダ構成になります。デフォルトのクラスローダ構成になります。

注※ usrconf.propertiesに指定するキーです。


リロード機能では,ApplicationClassLoader以下,またはWebappClassLoader以下のクラスローダを入れ替えます。EJB-JARをリロードする場合,デフォルトのクラスローダ構成で,次のファイルをロードします。

EJB-JARをリロードするためにApplicationClassLoaderを入れ替える場合は,下位にあるWebappClassLoader,およびJasperLoaderも入れ替える必要があります。したがって,EJB-JAR,ライブラリJAR,参照ライブラリをリロードする場合は,WARを含めたリロードになります。