12.8 J2EEアプリケーションの更新検知とリロード

展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーションの場合,構成するファイルを更新すると,更新したJ2EEアプリケーションをリロードできます。リロード機能を使用することで,J2EEサーバを再起動することなく,デプロイ済みのサーブレット,JSPやEJB-JARを動的に入れ替えられるようになります。

また,リロード機能を使用する場合には,通常のJ2EEアプリケーションの入れ替えで必要となる,入れ替え前のJ2EEアプリケーションの停止と削除,入れ替えるJ2EEアプリケーションのインポートとデプロイなどの手順が不要になります。このため,少ない手順でJ2EEアプリケーションを動的に入れ替えられるようになります。

リロード機能は,アプリケーション開発でのテストやシステムの運用中に,修正したJ2EEアプリケーションと動作中のJ2EEアプリケーションを入れ替えたい場合に利用できます。

この節では,J2EEアプリケーションの更新検知とリロードについて説明します。

なお,cosminexus.xmlを含むアプリケーションの場合,J2EEアプリケーションの更新検知とリロードを実行してもcosminexus.xmlの情報は更新されません。

この節の構成を次の表に示します。

表12-8 この節の構成(J2EEアプリケーションの更新検知とリロード)

分類タイトル参照先
解説J2EEアプリケーションのリロード方法12.8.1
リロードの適用範囲12.8.2
リロード時のクラスローダの構成12.8.3
エラー発生時の動作12.8.4
更新検知の対象となるファイル12.8.5
J2EEアプリケーションの更新検知インターバル12.8.6
J2EEアプリケーションの構成ファイル更新用インターバル12.8.7
Webアプリケーションのリロード12.8.8
JSPのリロード12.8.9
ほかの機能との関係12.8.10
コマンドによるJ2EEアプリケーションのリロード12.8.11
設定J2EEアプリケーションの更新検知とリロードの設定12.8.12
注意事項リロードの注意事項および制限事項12.8.13

注 「実装」および「運用」について,この機能固有の説明はありません。


<この節の構成>
12.8.1 J2EEアプリケーションのリロード方法
12.8.2 リロードの適用範囲
12.8.3 リロード時のクラスローダの構成
12.8.4 エラー発生時の動作
12.8.5 更新検知の対象となるファイル
12.8.6 J2EEアプリケーションの更新検知インターバル
12.8.7 J2EEアプリケーションの構成ファイル更新用インターバル
12.8.8 Webアプリケーションのリロード
12.8.9 JSPのリロード
12.8.10 ほかの機能との関係
12.8.11 コマンドによるJ2EEアプリケーションのリロード
12.8.12 J2EEアプリケーションの更新検知とリロードの設定
12.8.13 リロードの注意事項および制限事項