3.17.2 使用するリソースアダプタ

ルートリソースアダプタおよびメンバリソースアダプタで実行できるコマンド,設定の概要,および注意事項について説明します。

<この項の構成>
(1) 実行できるコマンド
(2) DB Connectorの設定
(3) ルートリソースアダプタについての注意事項
(4) メンバリソースアダプタについての注意事項

(1) 実行できるコマンド

ルートリソースアダプタおよびメンバリソースアダプタごとの,コマンドの実行可否を次の表に示します。なお,これ以外のコマンドについてはどちらのリソースアダプタでも実行できます。

表3-77 ルートリソースアダプタおよびメンバリソースアダプタのコマンドの実行可否

コマンドリソースアダプタの種類
ルートリソースアダプタメンバリソースアダプタ
cjstartrar
cjstoprar
cjtestres
cjlistrar
cjclearpool×
cjlistpool×
cjsuspendpool×
cjresumepool×

(凡例) ○:実行できる  ×:実行できない


(2) DB Connectorの設定

ルートリソースアダプタおよびメンバリソースアダプタのDB Connectorで設定する項目を次の表に示します。

表3-78 ルートリソースアダプタおよびメンバリソースアダプタのDB Connectorで設定する項目

設定項目リソースアダプタの種類
ルートリソースアダプタメンバリソースアダプタ
トランザクションサポートレベル× ※1
ログ取得の可否
データベース接続情報
DB Connector固有の設定(ステートメントプールなど)
セキュリティ情報(ユーザ名,パスワード)× ※2
コネクションプールサイズ×
クラスタコネクションプール固有の設定

(凡例)○:設定が必要 ×:設定は不要 -:設定項目がない

注※1 一つのクラスタコネクションプールを構成するメンバリソースアダプタのトランザクションサポートレベルは,すべて同じにする必要があります。

注※2 一つのクラスタコネクションプールを構成するメンバリソースアダプタのユーザ名は,すべて同じにする必要があります。


DB Connectorの設定の詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「4.2 データベースと接続するための設定」,またはマニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「4.1 Connector属性ファイル」を参照してください。

(3) ルートリソースアダプタについての注意事項

(4) メンバリソースアダプタについての注意事項