2.3 JNDI名前空間へのオブジェクトのバインドとルックアップ

ルックアップの対象になるオブジェクトは,JNDI名前空間の名前と関連づけて管理されます。

J2EEサーバ内で実行するアプリケーションでは,利用したいリソースマネジャや呼び出したいEnterprise Beanなどのオブジェクトを参照するために,JNDIの名前空間で検索(ルックアップ)を実行します。

この節では,ルックアップに使用する名称の種類,バインドされる名称の規則,およびルックアップの仕組みについて説明します。また,JNDI名前空間の確認方法についても説明します。

この節の構成を次の表に示します。

表2-3 この節の構成(JNDI名前空間へのオブジェクトのバインドとルックアップ)

分類タイトル参照先
解説ルックアップで使用する名称の種類2.3.1
EJBのリファレンスが自動的にバインドされる名称2.3.2
JNDI名前空間のマッピングとルックアップ2.3.3
JNDI名前空間の確認方法2.3.4
実装cosminexus.xmlでの定義2.3.5
設定実行環境での設定2.3.6

注 「運用」について,この機能固有の説明はありません。


<この節の構成>
2.3.1 ルックアップで使用する名称の種類
2.3.2 EJBのリファレンスが自動的にバインドされる名称
2.3.3 JNDI名前空間のマッピングとルックアップ
2.3.4 JNDI名前空間の確認方法
2.3.5 cosminexus.xmlでの定義
2.3.6 実行環境での設定