バッチアプリケーションの実行環境の構築・運用には,Smart Composer機能を使用できます。Smart Composer機能を使用すると,バッチアプリケーションの実行環境を,少ない手順で一括して構築・運用できます。
Smart Composer機能では,一つの業務処理を実行するサーバの集合を,サービスユニットとして扱います。また,バッチサーバをJ2EEサーバとして扱います。
Smart Composer機能でバッチアプリケーションの実行環境を構築する場合は,サービスユニット内にJ2EEサーバだけを構築するシステム構成パターンを選択して構築します。また,一部のパラメタに,バッチサーバ特有の値を設定します。
Smart Composer機能によって構築するバッチアプリケーションの実行環境の例を,次の図に示します。
図5-8 Smart Composer機能によって構築するバッチアプリケーションの実行環境の例
バッチアプリケーションのジョブをスケジューリングする実行環境の構築・運用にも,Smart Composer機能を使用します。この場合も,バッチサーバをJ2EEサーバとして扱います。Smart Composer機能の構成定義パターンのうち,CTMを使用するパターンのシステムを構築します。
なお,バッチアプリケーションのジョブをスケジューリングするシステムの場合,次のどちらかの製品が必要です。