Cosminexus アプリケーションサーバ V8 ファーストステップガイド

[目次][用語][前へ][次へ]

3.5.2 システムに対する操作

セットアップウィザードで構築したシステムを停止または起動したい場合,運用管理ポータルをおよびコマンドを使用します。なお,「3.4 サンプルプログラム(jsptag)を実行します」の操作が完了した時点では,システムは起動された状態になっています。

操作手順について説明します。

<この項の構成>
(1) システムを停止したい
(2) システムを起動したい

(1) システムを停止したい

システムを停止する方法について説明します。なお,運用管理エージェントを停止する前に,Management Serverを停止します。

操作手順

  1. Webブラウザを起動して,次のアドレスに接続します。
    http://localhost:28080/mngsvr/index.jsp
    運用管理ポータルのログイン画面が表示されます。
  2. 管理ユーザIDに「admin」と入力して[ログイン]ボタンをクリックします。
    [運用管理ポータル]画面が表示されます。
  3. [論理サーバの起動/停止]をクリックします。
    [論理サーバの起動/停止]画面が表示されます。

    [図データ]

  4. 左のツリーペインで,[DefaultDomain]をクリックします。
    [論理サーバの稼働状況]画面が表示されます。

    [図データ]

  5. [一括停止]タブをクリックします。
    [一括停止]画面が表示されます。

    [図データ]

  6. [実行]ボタンをクリックします。
    論理サーバが一括停止します。一括停止が完了したことは,[ログの表示]画面に表示される「KEOS20015-I 一括停止を終了します。」というメッセージで確認できます。なお,[ログの表示]画面は[ログの表示]タブをクリックすると表示されます。
  7. Management Serverを停止します。
    Windowsの場合
    コマンドプロンプトを起動して,次のコマンドを実行します。
    "%COSMINEXUS_HOME%\manager\bin\mngsvrctl" stop
    UNIXの場合
    次のコマンドを実行します。
    /opt/Cosminexus/manager/bin/mngsvrctl stop
    コンソールに「"KEOS10111-I Management Server service ended from command line."」と表示され,Management Serverが停止します。
  8. 運用管理エージェントを停止します。
    Windowsの場合
    次のコマンドを実行します。
    "%COSMINEXUS_HOME%\manager\bin\adminagentctl" stop
    UNIXの場合
    次のコマンドを実行します。
    /opt/Cosminexus/manager/bin/adminagentctl stop
    コンソールに「"KEOS21201-I The administration agent has stopped."」と表示され,運用管理エージェントが停止します。

(2) システムを起動したい

停止したシステムを起動する方法について説明します。なお,Management Serverを起動する前に,運用管理エージェントを起動します。

操作手順

  1. 運用管理エージェントを起動します。
    Windowsの場合
    コマンドプロンプトを起動して,次のコマンドを実行します。
    "%COSMINEXUS_HOME%\manager\bin\adminagentctl" start
    UNIXの場合
    次のコマンドを実行します。
    /opt/Cosminexus/manager/bin/adminagentctl start
    コンソールに「"KEOS21200-I The administration agent has started."」と表示され,運用管理エージェントが起動します。
  2. Management Serverを起動します。
    Windowsの場合
    次のコマンドを実行します。
    "%COSMINEXUS_HOME%\manager\bin\mngsvrctl" start
    UNIXの場合
    次のコマンドを実行します。
    /opt/Cosminexus/manager/bin/mngsvrctl start
    コンソールに「"KEOS10110-I Management Server service has started from command line."」と表示され,Management Serverが起動します。
  3. 運用管理ポータルにログインして,[論理サーバの稼働状況]画面を表示します。
    表示方法については,「(1) システムを停止したい」の操作手順1.〜4.を参照してください。
  4. [一括起動]タブをクリックします。
    [一括起動]画面が表示されます。

    [図データ]

  5. [実行]ボタンをクリックします。
    論理サーバが一括起動します。一括起動が完了したことは,[ログの表示]画面に表示される「KEOS20010-I 一括起動を終了します。」というメッセージで確認できます。なお,[ログの表示]画面は[ログの表示]タブをクリックすると表示されます。