Cosminexus アプリケーションサーバ V8 アプリケーション開発ガイド
jarコマンドを使用して,Enterprise BeanやDDをEJB-JARファイルにアーカイブします。EJB-JARファイルにアーカイブする場合のディレクトリ構成,およびjarコマンドの指定例を示します。
表14-3 jarコマンドによるアーカイブ時のディレクトリ構成(EJB-JAR)
| ディレクトリ名またはファイル名 | 説明 | 必須 |
|---|---|---|
| / | アーカイブ内のルートディレクトリです。 | ○ |
| *.class | Enterprise Beanのクラス,Enterprise Beanのホームインタフェース,コンポーネントインタフェース,ビジネスインタフェース,およびそれらが依存するそのほかのクラス(インタフェース)のクラスファイル(*.class)をパッケージ名に従ったディレクトリ階層で格納します。 | ○ |
| /META-INF/ | 管理情報を格納するディレクトリです。jarコマンドによって自動的に作成されます。 | − |
| ejb-jar.xml | EJB仕様で規定されたDDです。 | ○※ |
| MANIFEST.MF | マニフェストファイルです。jarコマンドのmオプションを指定することで,アーカイブ内に自動的に作成されます。 | − |
カレントディレクトリおよびサブディレクトリに次のようにファイルが用意されているとします。
com/mycorp/account/Account.class com/mycorp/account/AccountEJB.class com/mycorp/account/AccountHome.class com/mycorp/account/InsufficientBalanceException.class META-INF/ejb-jar.xml |
このとき,次のようにコマンドを実行すると,「MyEJB.jar」という名称のEJB-JARファイルが作成されます。
jar cf ..\MyEJB.jar .\ |
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