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uCosminexus Application Runtime for Spring Boot ユーザーズガイド

26.4.3　統計情報ログ

統計情報出力機能が取得した情報は，統計情報ログへ出力します。統計情報ログの詳細について説明します。

〈この項の構成〉

(1)　統計情報ログのファイルパス

統計情報ログはカテゴリごとに作成します。統計情報ログが存在しない場合，最初に出力するタイミングでファイルを作成します。

統計情報ログのファイルパス
${stats.log.filepath}_＜統計種別＞_＜yyyy-MM-dd形式の日付＞.log
デフォルトのファイルパス
${common.base}/ucarstats_＜統計種別＞_＜yyyy-MM-dd形式の日付＞.log

カテゴリと，＜統計種別＞の文字列との対応を次の表に示します。

表26‒6　カテゴリと＜統計種別＞の対応

カテゴリ

＜統計種別＞

JavaVM

jvm

メモリ

memory

コードキャッシュメモリ

memory_codecache

コードヒープメモリ

memory_codeheap

Tomcat

tomcat

Hikari Connection Pool※1

hikaricp

シリアルGC※2

serialgc

パラレルGC※2

parallelgc

G1GC※2

g1gc

ZGC※2

zgc

Generational ZGC※2

zgcgen
注※1

実行可能JAR/WAR形式の場合にだけ出力されます。

注※2

JavaVMのメモリ管理方式に対応したカテゴリだけ出力されます。

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(2)　統計情報ログの出力内容

統計情報ログにはヘッダとヘッダに対応するレコードを出力します。MBeanサーバから値を取得できた場合，指定されたログ出力インターバルが経過するごとにレコードを1行以上出力します。

ヘッダとレコードのフォーマットはCSVです。統計情報ログの文字コードは，Javaのバージョンによって異なります。

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(3)　ヘッダの詳細

ヘッダを出力するタイミング

ヘッダを出力するタイミングは，次のとおりです。

  • プロセスモニタが起動してから最初にレコードを出力するとき

  • 日付が変わって新しい統計情報ログに最初にレコードを出力するとき

ヘッダの出力内容

ヘッダの出力内容は，次のとおりです。

Date,ObjectName,"＜ヘッダ名＞"[,"＜ヘッダ名＞"]…

ヘッダの各列は，「Date」，「Object Name」，および各統計情報のヘッダ名です。統計情報のヘッダ名はダブルクォーテーション（"）で囲みます。ヘッダ名にダブルクォーテーションが含まれている場合，ダブルクォーテーション2つ（""）に置き換えます。

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(4)　レコードの詳細

ログファイルのヘッダを出力したあと，レコードを出力します。

レコードの形式

レコードの形式は，次のとおりです。

  • 1レコード1行で出力

  • 日時は，プラットフォームのデフォルトタイムゾーンを使用

レコードの出力内容

レコードの出力内容を次の表に示します。

表26‒7　レコードの出力内容

レコードの列

列のヘッダ

出力内容

1列目

Date

統計情報を取得した日付と時刻が，「<西暦>-<月>-<日>△<時>:<分>:<秒>」形式で出力されます。

注　△：半角空白

2列目

ObjectName

次のどちらかが出力されます。

  • 取得したObject Name

  • 空文字

3列目以降

"＜ヘッダ名＞"

統計情報ログにカテゴリごとの統計情報をMBeanサーバから取得し，ダブルクォーテーション（"）で囲んで出力されます。

統計情報の値が取得できなかった場合，ダブルクォーテーションで囲まない空文字列が出力されます。統計情報の値は，使用するJavaVMのバージョンまたはオプションによっては，取得できないことがあります。

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(5)　統計情報ログの出力例

統計情報ログの出力例を次に示します。

ObjectNameが空文字の場合
Date,ObjectName,"GC.Minor.Count","GC.Minor.Time","GC.Major.Count","GC.Major.Time","Eden.Used","Eden.Committed","Eden.Max","Eden.Peak.Used","Eden.Peak.Committed","Eden.Peak.Max","Survivor.Used","Survivor.Committed","Survivor.Max","Survivor.Peak.Used","Survivor.Peak.Committed","Survivor.Peak.Max","Old.Used","Old.Committed","Old.Max","Old.Peak.Used","Old.Peak.Committed","Old.Peak.Max"
"2024-01-03 14:13:07",,"549","600","6","669","13592921","23592960","23592960","23592960","23592960","23592960","370688","2883584","2883584","2818048","2883584","2883584","43943744","58720256","58720256","56488208","58720256","58720256"
"2024-01-03 14:13:17",,"549","600","6","669","12814808","23592960","23592960","23592960","23592960","23592960","370688","2883584","2883584","2818048","2883584","2883584","43943744","58720256","58720256","56488208","58720256","58720256"
"2024-01-03 14:13:27",,"550","604","6","669","7414808","23592960","23592960","23592960","23592960","23592960","370688","2883584","2883584","2818048","2883584","2883584","43943744","58720256","58720256","56488208","58720256","58720256"
"2024-01-03 14:13:37",,"551","614","6","669","8491848","23592960","23592960","23592960","23592960","23592960","370688","2883584","2883584","2818048","2883584","2883584","43943744","58720256","58720256","56488208","58720256","58720256"
ObjectNameを出力する場合
Date,ObjectName,"CodeCache.Used","CodeCache.Committed","CodeCache.Max","CodeCache.Peak.Used","CodeCache.Peak.Committed","CodeCache.Peak.Max"
"2024-01-03 14:13:07","java.lang:type=MemoryPool,name=CodeCache","13592921","23592960","23592960","23592960","23592960","23592960"
"2024-01-03 14:13:17","java.lang:type=MemoryPool,name=CodeCache","12814808","23592960","23592960","23592960","23592960","23592960"
"2024-01-03 14:13:27","java.lang:type=MemoryPool,name=CodeCache","7414808","23592960","23592960","23592960","23592960","23592960"
"2024-01-03 14:13:37","java.lang:type=MemoryPool,name=CodeCache","8491848","23592960","23592960","23592960","23592960","23592960"

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(6)　カテゴリごとのレコードの出力内容

ここでは，次に示すカテゴリごとのレコードの出力内容を示します。カテゴリについては，「表26‒6　カテゴリと＜統計種別＞の対応」を参照してください。

表26‒8　カテゴリがJavaVMの統計情報ログのレコードの出力内容

＜ヘッダ名＞

出力内容

LoadedClassCount

ロードされているクラス数（現在値）

LoadedClassCount.high

ロードされているクラス数（前回のログ出力以降に取得できた値の最大値※）

LoadedClassCount.low

ロードされているクラス数（前回のログ出力以降に取得できた値の最小値※）

FileDescriptorCount

開かれているファイルディスクリプタ数（現在値）

FileDescriptorCount.high

開かれているファイルディスクリプタ数（前回のログ出力以降に取得できた値の最大値※）

FileDescriptorCount.low

開かれているファイルディスクリプタ数（前回のログ出力以降に取得できた値の最小値※）

ProcessCpuLoad

プロセスCPU負荷（現在値）

ProcessCpuLoad.high

プロセスCPU負荷（前回のログ出力以降に取得できた値の最大値※）

ProcessCpuLoad.low

プロセスCPU負荷（前回のログ出力以降に取得できた値の最小値※）

SystemCpuLoad

システムCPU負荷（現在値）

SystemCpuLoad.high

システムCPU負荷（前回のログ出力以降に取得できた値の最大値※）

SystemCpuLoad.low

システムCPU負荷（前回のログ出力以降に取得できた値の最小値※）

CpuLoad

CPU負荷（現在値）

CpuLoad.high

CPU負荷（前回のログ出力以降に取得できた値の最大値※）

CpuLoad.low

CPU負荷（前回のログ出力以降に取得できた値の最小値※）

FreeSwapSpaceSize

空きスワップスペースサイズ（単位：バイト）

CommittedVirtualMemorySize

コミットされた仮想メモリ量（単位：バイト）

FreePhysicalMemorySize

空き物理メモリ量（単位：バイト）

FreeMemorySize

空きメモリ量（単位：バイト）

ThreadCount

デーモンスレッドと非デーモンスレッドの数（現在値）

ThreadCount.high

デーモンスレッドと非デーモンスレッドの数（前回のログ出力以降に取得できた値の最大値※）

ThreadCount.low

デーモンスレッドと非デーモンスレッドの数（前回のログ出力以降に取得できた値の最小値※）

PeakThreadCount

ピーク時のデーモンスレッドと非デーモンスレッドの数
注※

モニタ対象プロセス起動後の初回出力時には現在値が出力されます。

表26‒9　カテゴリがメモリの統計情報ログのレコードの出力内容

＜ヘッダ名＞

出力内容

Heap.Used

ヒープメモリのメモリ使用量（単位：バイト）

Heap.Committed

ヒープメモリのコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Heap.Max

ヒープメモリの最大メモリ量（単位：バイト）

NonHeap.Used

非ヒープメモリのメモリ使用量（単位：バイト）

NonHeap.Committed

非ヒープメモリのコミットされたメモリ量（単位：バイト）

NonHeap.Max

非ヒープメモリの最大メモリ量（単位：バイト）

FinalizeCount

ファイナライザの保留数

Metaspace.Used

メモリプール（Metaspace）のメモリ使用量（単位：バイト）

Metaspace.Committed

メモリプール（Metaspace）のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Metaspace.Max

メモリプール（Metaspace）の最大メモリ量（単位：バイト）

Metaspace.Peak.Used

メモリプール（Metaspace）のピーク時のメモリ使用量（単位：バイト）

Metaspace.Peak.Committed

メモリプール（Metaspace）のピーク時のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Metaspace.Peak.Max

メモリプール（Metaspace）のピーク時の最大メモリ量（単位：バイト）

CompressedClassSpace.Used

メモリプール（Compressed Class Space）のメモリ使用量（単位：バイト）

CompressedClassSpace.Committed

メモリプール（Compressed Class Space）のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

CompressedClassSpace.Max

メモリプール（Compressed Class Space）の最大メモリ量（単位：バイト）

CompressedClassSpace.Peak.Used

メモリプール（Compressed Class Space）のピーク時のメモリ使用量（単位：バイト）

CompressedClassSpace.Peak.Committed

メモリプール（Compressed Class Space）のピーク時のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

CompressedClassSpace.Peak.Max

メモリプール（Compressed Class Space）のピーク時の最大メモリ量（単位：バイト）
表26‒10　カテゴリがコードキャッシュメモリの統計情報ログのレコードの出力内容

＜ヘッダ名＞

出力内容

CodeCache.Used

メモリプール（CodeCache）のメモリ使用量（単位：バイト）

CodeCache.Committed

メモリプール（CodeCache）のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

CodeCache.Max

メモリプール（CodeCache）の最大メモリ量（単位：バイト）

CodeCache.Peak.Used

メモリプール（CodeCache）のピーク時のメモリ使用量（単位：バイト）

CodeCache.Peak.Committed

メモリプール（CodeCache）のピーク時のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

CodeCache.Peak.Max

メモリプール（CodeCache）のピーク時の最大メモリ量（単位：バイト）
表26‒11　カテゴリがコードヒープメモリの統計情報ログのレコードの出力内容

＜ヘッダ名＞

出力内容

CodeHeap.NonProfiled.Used

メモリプール（CodeHeap 'non-profiled nmethods'）のメモリ使用量（単位：バイト）

CodeHeap.NonProfiled.Committed

メモリプール（CodeHeap 'non-profiled nmethods'）のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

CodeHeap.NonProfiled.Max

メモリプール（CodeHeap 'non-profiled nmethods'）の最大メモリ量（単位：バイト）

CodeHeap.NonProfiled.Peak.Used

メモリプール（CodeHeap 'non-profiled nmethods'）のピーク時のメモリ使用量（単位：バイト）

CodeHeap.NonProfiled.Peak.Committed

メモリプール（CodeHeap 'non-profiled nmethods'）のピーク時のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

CodeHeap.NonProfiled.Peak.Max

メモリプール（CodeHeap 'non-profiled nmethods'）のピーク時の最大メモリ量（単位：バイト）

CodeHeap.Profiled.Used

メモリプール（CodeHeap 'profiled nmethods'）のメモリ使用量（単位：バイト）

CodeHeap.Profiled.Committed

メモリプール（CodeHeap 'profiled nmethods'）のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

CodeHeap.Profiled.Max

メモリプール（CodeHeap 'profiled nmethods'）の最大メモリ量（単位：バイト）

CodeHeap.Profiled.Peak.Used

メモリプール（CodeHeap 'profiled nmethods'）のピーク時のメモリ使用量（単位：バイト）

CodeHeap.Profiled.Peak.Committed

メモリプール（CodeHeap 'profiled nmethods'）のピーク時のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

CodeHeap.Profiled.Peak.Max

メモリプール（CodeHeap 'profiled nmethods'）のピーク時の最大メモリ量（単位：バイト）

CodeHeap.NonMethod.Used

メモリプール（CodeHeap 'non-nmethods'）のメモリ使用量（単位：バイト）

CodeHeap.NonMethod.Committed

メモリプール（CodeHeap 'non-nmethods'）のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

CodeHeap.NonMethod.Max

メモリプール（CodeHeap 'non-nmethods'）の最大メモリ量（単位：バイト）

CodeHeap.NonMethod.Peak.Used

メモリプール（CodeHeap 'non-nmethods'）のピーク時のメモリ使用量（単位：バイト）

CodeHeap.NonMethod.Peak.Committed

メモリプール（CodeHeap 'non-nmethods'）のピーク時のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

CodeHeap.NonMethod.Peak.Max

メモリプール（CodeHeap 'non-nmethods'）のピーク時の最大メモリ量（単位：バイト）
表26‒12　カテゴリがTomcatの統計情報ログのレコードの出力内容

＜ヘッダ名＞

出力内容

WebModule.Error.diff

Webアプリケーションのすべてのサーブレットのエラー数（前回のログ出力値からの増加値※1）※2

WebModule.Time.diff

Webアプリケーションのすべてのサーブレットの累積実行時間（前回のログ出力値からの増加値※1）※2

WebModule.Request.diff

Webアプリケーションのすべてのサーブレットのリクエスト数（前回のログ出力値からの増加値※1）※2

WebModule.MaxTime

Webアプリケーションのすべてのサーブレットのリクエスト最大実行時間※2

ActiveSessions

Webアプリケーションのアクティブなセッション数※2

ExpiredSessions

Webアプリケーションの期限切れになったセッション数※2

RejectedSessions

Webアプリケーションの拒否されたセッション数※2

ThreadPool.Count

スレッドプールが保持するスレッドの総数（現在値）※2

ThreadPool.Count.high

スレッドプールが保持するスレッドの総数（前回のログ出力以降に取得できた値の最大値※1）※2

ThreadPool.Count.low

スレッドプールが保持するスレッドの総数（前回のログ出力以降に取得できた値の最小値※1）※2

ThreadPool.Busy

リクエスト処理中のスレッド数（現在値）※2

ThreadPool.Busy.high

リクエスト処理中のスレッド数（前回のログ出力以降に取得できた値の最大値※1）※2

ThreadPool.Busy.low

リクエスト処理中のスレッド数（前回のログ出力以降に取得できた値の最小値※1）※2

ThreadPool.ConnectCount

スレッドプールの現在の接続数※2

ThreadPool.MaxThreads

スレッドプールの最大接続数※2

DataSource.Active

アクティブ状態の接続数（データソース）※3

DataSource.Idle

アイドル状態の接続数（データソース）※3

DataSource.Wait

接続を待機しているスレッド数（データソース）※3

DataSource.MaxSize

最大接続数（データソース）※3

DataSource.Returned.diff

返された接続の総数（データソース）（前回のログ出力値からの増加値※1）※3

ConnectionPool.Active

アクティブ状態の接続数（Tomcat JDBC Connection Pool）※3

ConnectionPool.Idle

アイドル状態の接続数（Tomcat JDBC Connection Pool）※3

ConnectionPool.Wait

接続を待機しているスレッド数（Tomcat JDBC Connection Pool）※3

ConnectionPool.MaxSize

最大接続数（Tomcat JDBC Connection Pool）※3
注※1

モニタ対象プロセス起動後の初回出力時には現在値が出力されます。

注※2

実行可能JAR/WAR形式，かつ，設定ファイルのstats.jmx.systemproperty.mbeanregister.embedded-tomcat.enabledプロパティにfalseを指定した場合は，出力されません。

注※3

WARデプロイ形式の場合だけ出力されます。

表26‒13　カテゴリがHikari Connection Poolの統計情報ログのレコードの出力内容

＜ヘッダ名＞

出力内容

HikariCP.Active

アクティブ状態の接続数（Hikari Connection Pool）※

HikariCP.Idle

アイドル状態の接続数（Hikari Connection Pool）※

HikariCP.Wait

接続を待機しているスレッド数（Hikari Connection Pool）※

HikariCP.MaxSize

コネクションプールの最大接続数（Hikari Connection Pool）※
注※

Spring Bootが生成したorg.springframework.jdbc.core.JdbcTemplateクラスのBeanを使用してデータベースへアクセスした場合に出力します。ただし，設定ファイルのstats.jmx.systemproperty.mbeanregister.hikaricp.enabledプロパティにfalseを指定した場合は，出力されません。

表26‒14　カテゴリがシリアルGCの統計情報ログのレコードの出力内容

＜ヘッダ名＞

出力内容

GC.Minor.Count.diff

発生したガーベージコレクション（Copy）の回数（前回のログ出力値からの増加値※）

GC.Minor.Time.diff

ガーベージコレクション（Copy）の実行に費やされた時間の合計（前回のログ出力値からの増加値※）（単位：ミリ秒）

GC.Major.Count.diff

発生したガーベージコレクション（MarkSweepCompact）の回数（前回のログ出力値からの増加値※）

GC.Major.Time.diff

ガーベージコレクション（MarkSweepCompact）の実行に費やされた時間の合計（前回のログ出力値からの増加値※）（単位：ミリ秒）

Eden.Used

メモリプール（Eden Space）のメモリ使用量（単位：バイト）

Eden.Committed

メモリプール（Eden Space）のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Eden.Max

メモリプール（Eden Space）の最大メモリ量（単位：バイト）

Eden.Peak.Used

メモリプール（Eden Space）のピーク時のメモリ使用量（単位：バイト）

Eden.Peak.Committed

メモリプール（Eden Space）のピーク時のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Eden.Peak.Max

メモリプール（Eden Space）のピーク時の最大メモリ量（単位：バイト）

Survivor.Used

メモリプール（Survivor Space）のメモリ使用量（単位：バイト）

Survivor.Committed

メモリプール（Survivor Space）のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Survivor.Max

メモリプール（Survivor Space）の最大メモリ量（単位：バイト）

Survivor.Peak.Used

メモリプール（Survivor Space）のピーク時のメモリ使用量（単位：バイト）

Survivor.Peak.Committed

メモリプール（Survivor Space）のピーク時のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Survivor.Peak.Max

メモリプール（Survivor Space）のピーク時の最大メモリ量（単位：バイト）

Old.Used

メモリプール（Tenured Gen）のメモリ使用量（単位：バイト）

Old.Committed

メモリプール（Tenured Gen）のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Old.Max

メモリプール（Tenured Gen）の最大メモリ量（単位：バイト）

Old.Peak.Used

メモリプール（Tenured Gen）のピーク時のメモリ使用量（単位：バイト）

Old.Peak.Committed

メモリプール（Tenured Gen）のピーク時のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Old.Peak.Max

メモリプール（Tenured Gen）のピーク時の最大メモリ量（単位：バイト）
注※

モニタ対象プロセス起動後の初回出力時には現在値が出力されます。

表26‒15　カテゴリがパラレルGCの統計情報ログのレコードの出力内容

＜ヘッダ名＞

出力内容

GC.Minor.Count.diff

発生したガーベージコレクション（PS Scavenge）の回数（前回のログ出力値からの増加値※）

GC.Minor.Time.diff

ガーベージコレクション（PS Scavenge）の実行に費やされた時間の合計（前回のログ出力値からの増加値※）（単位：ミリ秒）

GC.Major.Count.diff

発生したガーベージコレクション（PS MarkSweep）の回数（前回のログ出力値からの増加値※）

GC.Major.Time.diff

ガーベージコレクション（PS MarkSweep）の実行に費やされた時間の合計（前回のログ出力値からの増加値※）（単位：ミリ秒）

Eden.Used

メモリプール（PS Eden Space）のメモリ使用量（単位：バイト）

Eden.Committed

メモリプール（PS Eden Space）のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Eden.Max

メモリプール（PS Eden Space）の最大メモリ量（単位：バイト）

Eden.Peak.Used

メモリプール（PS Eden Space）のピーク時のメモリ使用量（単位：バイト）

Eden.Peak.Committed

メモリプール（PS Eden Space）のピーク時のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Eden.Peak.Max

メモリプール（PS Eden Space）のピーク時の最大メモリ量（単位：バイト）

Survivor.Used

メモリプール（PS Survivor Space）のメモリ使用量（単位：バイト）

Survivor.Committed

メモリプール（PS Survivor Space）のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Survivor.Max

メモリプール（PS Survivor Space）の最大メモリ量（単位：バイト）

Survivor.Peak.Used

メモリプール（PS Survivor Space）のピーク時のメモリ使用量（単位：バイト）

Survivor.Peak.Committed

メモリプール（PS Survivor Space）のピーク時のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Survivor.Peak.Max

メモリプール（PS Survivor Space）のピーク時の最大メモリ量（単位：バイト）

Old.Used

メモリプール（PS Old Gen）のメモリ使用量（単位：バイト）

Old.Committed

メモリプール（PS Old Gen）のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Old.Max

メモリプール（PS Old Gen）の最大メモリ量（単位：バイト）

Old.Peak.Used

メモリプール（PS Old Gen）のピーク時のメモリ使用量（単位：バイト）

Old.Peak.Committed

メモリプール（PS Old Gen）のピーク時のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Old.Peak.Max

メモリプール（PS Old Gen）のピーク時の最大メモリ量（単位：バイト）
注※

モニタ対象プロセス起動後の初回出力時には現在値が出力されます。

表26‒16　カテゴリがG1GCの統計情報ログのレコードの出力内容

＜ヘッダ名＞

出力内容

GC.Minor.Count.diff

発生したガーベージコレクション（G1 Young Generation）の回数（前回のログ出力値からの増加値※）

GC.Minor.Time.diff

ガーベージコレクション（G1 Young Generation）の実行に費やされた時間の合計（前回のログ出力値からの増加値※）（単位：ミリ秒）

GC.Mixed.Count.diff

発生したガーベージコレクション（G1 Concurrent GC）の回数（前回のログ出力値からの増加値※）

GC.Mixed.Time.diff

ガーベージコレクション（G1 Concurrent GC）の実行に費やされた時間の合計（前回のログ出力値からの増加値※）（単位：ミリ秒）

GC.Major.Count.diff

発生したガーベージコレクション（G1 Old Generation）の回数（前回のログ出力値からの増加値※）

GC.Major.Time.diff

ガーベージコレクション（G1 Old Generation）の実行に費やされた時間の合計（前回のログ出力値からの増加値※）（単位：ミリ秒）

Eden.Used

メモリプール（G1 Eden Space）のメモリ使用量（単位：バイト）

Eden.Committed

メモリプール（G1 Eden Space）のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Eden.Max

メモリプール（G1 Eden Space）の最大メモリ量（単位：バイト）

Eden.Peak.Used

メモリプール（G1 Eden Space）のピーク時のメモリ使用量（単位：バイト）

Eden.Peak.Committed

メモリプール（G1 Eden Space）のピーク時のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Eden.Peak.Max

メモリプール（G1 Eden Space）のピーク時の最大メモリ量（単位：バイト）

Survivor.Used

メモリプール（G1 Survivor Space）のメモリ使用量（単位：バイト）

Survivor.Committed

メモリプール（G1 Survivor Space）のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Survivor.Max

メモリプール（G1 Survivor Space）の最大メモリ量（単位：バイト）

Survivor.Peak.Used

メモリプール（G1 Survivor Space）のピーク時のメモリ使用量（単位：バイト）

Survivor.Peak.Committed

メモリプール（G1 Survivor Space）のピーク時のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Survivor.Peak.Max

メモリプール（G1 Survivor Space）のピーク時の最大メモリ量（単位：バイト）

Old.Used

メモリプール（G1 Old Gen）のメモリ使用量（単位：バイト）

Old.Committed

メモリプール（G1 Old Gen）のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Old.Max

メモリプール（G1 Old Gen）の最大メモリ量（単位：バイト）

Old.Peak.Used

メモリプール（G1 Old Gen）のピーク時のメモリ使用量（単位：バイト）

Old.Peak.Committed

メモリプール（G1 Old Gen）のピーク時のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Old.Peak.Max

メモリプール（G1 Old Gen）のピーク時の最大メモリ量（単位：バイト）
注※

モニタ対象プロセス起動後の初回出力時には現在値が出力されます。

表26‒17　カテゴリがZGCの統計情報ログのレコードの出力内容

＜ヘッダ名＞

出力内容

GC.Cycles.Count.diff

発生したガーベージコレクション（ZGC Cycles）の回数（前回のログ出力値からの増加値※）

GC.Cycles.Time.diff

ガーベージコレクション（ZGC Cycles）の実行に費やされた時間の合計（前回のログ出力値からの増加値※）（単位：ミリ秒）

GC.Pauses.Count.diff

発生したガーベージコレクション（ZGC Pauses）の回数（前回のログ出力値からの増加値※）

GC.Pauses.Time.diff

ガーベージコレクション（ZGC Pauses）の実行に費やされた時間の合計（前回のログ出力値からの増加値※）（単位：ミリ秒）

ZHeap.Used

メモリプール（ZHeap）のメモリ使用量（単位：バイト）

ZHeap.Committed

メモリプール（ZHeap）のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

ZHeap.Max

メモリプール（ZHeap）の最大メモリ量（単位：バイト）

ZHeap.Peak.Used

メモリプール（ZHeap）のピーク時のメモリ使用量（単位：バイト）

ZHeap.Peak.Committed

メモリプール（ZHeap）のピーク時のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

ZHeap.Peak.Max

メモリプール（ZHeap）のピーク時の最大メモリ量（単位：バイト）
注※

モニタ対象プロセス起動後の初回出力時には現在値が出力されます。

表26‒18　カテゴリがGenerational ZGCの統計情報ログのレコードの出力内容

＜ヘッダ名＞

出力内容

GC.Minor.Cycles.Count.diff

発生したガーベージコレクション（ZGC Minor Cycles）の回数（前回のログ出力値からの増加値※）

GC.Minor.Cycles.Time.diff

ガーベージコレクション（ZGC Minor Cycles）の実行に費やされた時間の合計（前回のログ出力値からの増加値※）（単位：ミリ秒）

GC.Minor.Pauses.Count.diff

発生したガーベージコレクション（ZGC Minor Pauses）の回数（前回のログ出力値からの増加値※）

GC.Minor.Pauses.Time.diff

ガーベージコレクション（ZGC Minor Pauses）の実行に費やされた時間の合計（前回のログ出力値からの増加値※）（単位：ミリ秒）

GC.Major.Cycles.Count.diff

発生したガーベージコレクション（ZGC Major Cycles）の回数（前回のログ出力値からの増加値※）

GC.Major.Cycles.Time.diff

ガーベージコレクション（ZGC Major Cycles）の実行に費やされた時間の合計（前回のログ出力値からの増加値※）（単位：ミリ秒）

GC.Major.Pauses.Count.diff

発生したガーベージコレクション（ZGC Major Pauses）の回数（前回のログ出力値からの増加値※）

GC.Major.Pauses.Time.diff

ガーベージコレクション（ZGC Major Pauses）の実行に費やされた時間の合計（前回のログ出力値からの増加値※）（単位：ミリ秒）

Young.Used

メモリプール（ZGC Young Generation）のメモリ使用量（単位：バイト）

Young.Committed

メモリプール（ZGC Young Generation）のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Young.Max

メモリプール（ZGC Young Generation）の最大メモリ量（単位：バイト）

Young.Peak.Used

メモリプール（ZGC Young Generation）のピーク時のメモリ使用量（単位：バイト）

Young.Peak.Committed

メモリプール（ZGC Young Generation）のピーク時のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Young.Peak.Max

メモリプール（ZGC Young Generation）のピーク時の最大メモリ量（単位：バイト）

Old.Used

メモリプール（ZGC Old Generation）のメモリ使用量（単位：バイト）

Old.Committed

メモリプール（ZGC Old Generation）のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Old.Max

メモリプール（ZGC Old Generation）の最大メモリ量（単位：バイト）

Old.Peak.Used

メモリプール（ZGC Old Generation）のピーク時のメモリ使用量（単位：バイト）

Old.Peak.Committed

メモリプール（ZGC Old Generation）のピーク時のコミットされたメモリ量（単位：バイト）

Old.Peak.Max

メモリプール（ZGC Old Generation）のピーク時の最大メモリ量（単位：バイト）
注※

モニタ対象プロセス起動後の初回出力時には現在値が出力されます。

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(7)　統計情報ログの自動削除

プラットフォームのデフォルトタイムゾーンの日付が変わってから，最初に統計情報ログへ出力するとき，config.properties（本製品の設定ファイル）のstats.log.file-retention-daysプロパティに指定した日数を超える古い統計情報ログは削除されます。例えば，stats.log.file-retention-daysプロパティに7を指定した場合，7日分の統計情報ログを残し，それより前のファイルは削除されます。

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(8)　統計情報ログの出力の省略

統計種別に関するすべての統計情報の値がMBeanサーバから取得できなかった場合，該当する統計種別に対応する統計情報ログの出力は行いません。また，モニタ対象プロセスの起動後に一度も値が取得できていない場合，該当する統計種別に対応する統計情報ログは作成しません。

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