20.2.4 プロセスモニタ機能適用後の終了ステータス
プロセスモニタ機能適用後の,Tomcat起動失敗時と停止時の終了ステータスについて説明します。
- Tomcatの起動失敗時の終了ステータス
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本製品を組み込んだTomcatの起動に失敗した原因とその終了ステータスを次の表に示します。
表20‒4 Tomcatの起動に失敗した原因と終了ステータス 原因
終了ステータス
環境変数JRE_HOMEの値不正
101
config.properties(本製品の設定ファイル)のI/Oエラー
config.properties(本製品の設定ファイル)のバリデーションエラー
プロセスモニタの一時領域へのアクセスエラー
セキュリティマネージャが設定されている
その他のTomcat起動前のエラー
102
稼働監視機能によるTomcatの停止要求発生
110
プロセスモニタ終了時点で,Tomcatが停止していない
103
上記以外の原因
プロセスモニタ機能を適用していないときの終了ステータスと同じ値
- Tomcat停止時の終了ステータス
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Tomcatの停止時の終了ステータスは,原則,プロセスモニタ機能を適用していないときの終了ステータスと同じ値となります。ただし,Linuxの場合,SIGTERM以外の受信可能なシグナルをプロセスモニタが受信した場合は,SIGTERMシグナルを送信したときと同じ値になります。