20.1.5 プロセスモニタ機能適用後の終了ステータス
プロセスモニタ機能適用後の終了ステータスについて説明します。モニタ対象である実行可能JAR/WARプロセスの起動失敗時と,停止時の終了ステータスを次に示します。
- 実行可能JAR/WARプロセスの起動失敗時の終了ステータス
-
モニタ対象である実行可能JAR/WARプロセスの起動に失敗した原因によって,終了ステータスが異なります。プロセスの起動に失敗した原因とその終了ステータスを次の表に示します。
表20‒1 実行可能JAR/WARプロセスの起動に失敗した原因と終了ステータス 原因
終了ステータス
利用可能なJavaの探索に失敗
101
config.properties(本製品の設定ファイル)のI/Oエラー
config.properties(本製品の設定ファイル)のバリデーションエラー
プロセスモニタの一時領域へのアクセスエラー
セキュリティマネージャが設定されている
その他のモニタ対象起動前のエラー
102
稼働監視機能によるモニタ対象の停止要求発生
110
プロセスモニタ終了時点で,モニタ対象が停止していない
103
上記以外の原因
プロセスモニタ機能を適用していないときのモニタ対象の終了ステータスと同じ値
- 実行可能JAR/WARプロセス停止時の終了ステータス
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実行可能JAR/WARプロセスが停止したときの終了ステータスは,原則,プロセスモニタ機能を適用していないときの終了ステータスと同じ値となります。ただし,Linuxの場合,SIGTERM以外の受信可能なシグナルをプロセスモニタが受信した場合は,SIGTERMシグナルを送信したときと同じ値になります。