20.1.1 プロセスモニタ機能の概要
プロセスモニタは,アプリケーションの高信頼化を実現するための,各種機能(トレース機能,稼働監視機能,およびスナップショットログ収集機能)を管理します。
本製品が提供する起動スクリプトを利用することで,プロセスモニタを経由して実行可能JAR/WARプロセスを起動します。本製品適用前と適用後の起動オペレーションを次の図に示します。
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プロセスモニタは,モニタ対象である実行可能JAR/WARプロセスとライフサイクルをともにするため,通常の運用でプロセスモニタのプロセスを意識する必要はありません。
- 重要
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Spring Bootの機能であるコンソールへのカラー出力はサポートされていません。ターミナルがANSIをサポートしていても,すべて標準の文字色で出力されます。
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ご使用の環境が次の条件をすべて満たす場合,config.properties(本製品の設定ファイル)のプロパティmonitor.jvm.optionsに「-Dfile.encoding=COMPAT」を指定してください。指定しない場合,モニタ対象の標準出力ログ・標準エラー出力ログ,およびコンソールへのマルチバイト文字出力が文字化けします。
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JDKのバージョンが21以降
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アプリケーションの実行形式が実行可能JAR/WAR形式
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プラットフォームのデフォルトエンコーディングがUTF-8以外
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