14.2.3 スケールイン開始前にスナップショットログ出力処理時間分の猶予を設ける
実行可能JAR/WARプロセスをオートスケーリング構成のマシン上で実行している場合,本製品がスナップショットログの収集処理をしている間は,できる限りマシンがスケールインされないようにする必要があります。
- ユーザスクリプトによる閉塞をすることで自動的にスケールインされないように構築している場合
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このケースに該当する場合は,実行可能JAR/WARプロセスの停止後にスケールインを実行するスクリプトが実行されるように設定してください。これによって,スナップショットログ出力処理が終わるまでスケールインされないようにできます。
- オートスケーリンググループからの切り離しと同時にスケールインに遷移するように設定している場合(マネージドサービス側で管理)
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スナップショットログの出力に掛かる時間を確保できる,十分な猶予時間を設定してください。猶予時間とは,障害を検知されたマシンがオートスケーリンググループから切り離されてから,OSのシャットダウンが開始されるまでの時間を指します。