13.7.2 修正パッチを適用したDockerfileを作成する
「12.4 Dockerイメージをビルドする」で作成した「(B) 本製品をインストールするDockerイメージ」をベースイメージとして,「(B') 本製品の修正パッチを適用したDockerイメージ」を作成します。
本製品の修正パッチを適用したDockerイメージ用のDockerfileの例を次に示します。下線部分については,使用する環境やベースイメージに合わせて変更してください。
# Base image [1.] FROM tomcat:10.1.42-jre17-ucars1.20 # Update uCARS [2.] RUN mkdir /tmp/ucars-patch WORKDIR /tmp/ucars-patch COPY <修正パッチのアーカイブ(PACK_TAR.Z)のパス> ./ RUN gunzip -S .Z PACK_TAR.Z -c | tar xvf - RUN ./UPDATE -f; [ $? -eq 1 ] && true WORKDIR / RUN rm -rf /tmp/ucars-patch
- [説明]
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ベースとなる「(B) 本製品をインストールしたDockerイメージ」を指定します。
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本製品の修正パッチをコンテナ上に展開してUPDATEプログラムを実行します。「-f」オプションを付けて実行してください。なお,UPDATEプログラムの実行結果(戻り値)が”1”であれば,正常にパッチ適用が成功しています。
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