4.1.1 本製品を組み込んだ実行可能JAR/WARの起動方法
本製品を組み込んだ状態で実行可能JAR/WARを起動するには,次に示すとおり,本製品が提供するプロセスモニタ起動スクリプト(starter.sh)を指定する必要があります。
$ sudo /opt/hitachi/ucars/bin/starter.sh [<Javaパス>] [<JavaVMオプション…>] -jar <実行可能JAR/WARファイルパス> [<アプリケーション引数…>]
<Javaパス>を省略すると次の優先順で利用可能なJavaVM起動コマンドが採用されます。
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/opt/Cosminexus/jdk17/bin/java
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<環境変数JAVA_HOMEの値>/bin/java
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環境変数PATHに含まれるディレクトリに存在するjava
uCosminexus Application Runtime with Java for Spring Bootに同梱されている日立JavaVMで起動する場合,<Javaパス>を省略するか,またはJavaVM起動コマンドとして「/opt/Cosminexus/jdk17/bin/java」が採用されるように<Javaパス>を指定してください。
root以外のユーザで実行可能JAR/WARを実行する場合は,sudoコマンドに「-u <実行ユーザ名またはユーザID>」オプションを付けて起動するか,または実行ユーザでログインしているシェル上でsudoコマンドを介さないで起動してください。
なお,同一マシン内に,同時に起動する実行可能JAR/WARが複数ある場合は,プロセスモニタのHTTP機能の受付ポート番号が同一マシン内で重複しないように設定する必要があります。起動する前にconfig.properties(本製品の設定ファイル)のmonitor.rest.portプロパティを変更してください。
- 重要
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Javaのセキュリティマネージャは使用できません。
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実行可能JAR/WARの起動にPropertiesLauncherを使用している場合は,loader.pathプロパティの指定について制限があります。詳細は「20.1.3 プロセスモニタ機能の制限事項」を参照してください。
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